こんにちは無藤です。
バイイングで展示会を見て廻っているときに「これ絶対カッコいい!」と思える出会いって時々あるんです。今日ご紹介したい<ALTACRUNA>のアイテムは、まさにディレクターの小林が一目惚れしたムートンコートなんです。
<ALTACRUNA>というヨーロッパの一流メゾンブランド各社を顧客に持つ、イタリアを代表する一流のレザーウエアブランドのアイテム。そのお値段がとても気になるところです。
かなりリッチな雰囲気を醸し出しているムートンダッフルコートです。ダッフルコートというと正統派なトラディショナルスタイルをイメージしますが、このムートンダッフルコートはご覧のように男のダンディズムといいますか洗練された艶っぽさが感じられるのではないでしょうか。
完全に主役となっているムートンコートです。インナーとボトムスはシンプルでいいんです。このムートンコートだけあれば男の艶っぽさが表現しきれてしまう横綱級の逸品です。
そして肝心なお値段を聞いてみると、やはり横綱級のプライス。なんと50万円越えです。
確かに超一流のレザーブランドが手掛けた製品で、しかも現在の円安状況を鑑みた時に当然と言えば当然のプライスだと思います。
しかし、冒頭でお伝えした通り一目惚れのムートンコートです。簡単にあきらめるわけにもいきませんでした。という事でディレクターの小林一押しアイテムという事でとても少ない発注数量ですが展開をすることにいたしました。
<ALTACRUNA> ムートン ダッフル コート
カラー:ライトベージュ
サイズ:48、50、52
価格:¥572,000(税込)
商品番号:24-19-0100-145
最初の画像ではフロントを開けて着用しておりますが、フロントボタンを留めて着るとこのような感じになります。フロントを留めた感じもとてもリッチですね。
実はこのムートンコート、私も欲しいと思っておりますが ……
<PT TORINO> / ROCK ホワイトデニム ジーンズ
カラー:ホワイト
サイズ:28~34
価格:¥39,600(税込)
商品番号:24-21-0045-512
ムートンコートは私も持ってはいるのですが、着こなしの違いなのでしょうか。ムートンダッフルコートには艶っぽさと同じくらいに品格も感じますね。
もちろん私が着ているこのムートンコートもお気に入りの一着なんです。こちらは昨年のヴェネツィアでの一コマです。
細かなディテールを見ていきましょう。まずはダッフルコートといえばトグルボタンです。もちろんリアルホーンボタンです。このトグルボタンのディテールですが、もともとは北欧の漁師たちが着ていた防寒着だったダッフルコートに用いられていたのは漁に使われていた「浮き」で、手袋をしたままでも留めやすい工夫から誕生しました。
そこからファッションコートとしてダッフルコートが進化していった際に、水牛などのリアルホーンボタンが誕生したという経緯があるようです。
袖丈はこのようにターンナップして調節します。ムートンコートはほとんどが長めの袖丈で作られておりますので、このようなターンナップが可愛らしく見えて良いのではないでしょうか。
ジャストの袖丈がご希望の場合にはレザー専門の修理屋さんで袖丈詰めが出来ると思いますが、かなり高額な修理になると思います。袖側を詰める方法と肩をはずして肩山から詰める方法があります。
フードの座り具合もこのようにい雰囲気です。背中に付くくらいにベッタリと寝てしまっていたり、反対にフードが立ちすぎているのはカッコよくありません。
このように首元にちょうどよく馴染んでいるのが良いフードです。これは布帛のダッフルコートでもスエットパーカーでも同様です。
ムートン素材なのでフードの裏側が毛羽立っていて、とてもリッチな雰囲気に見えますね。
シューズは私の好きな<POLPETTA>のスエードサイドエラスティックブーツです。このムートンダッフルコートでしたらやはりブーツを合わせたいですね。
全体的に薄めもカラーコーディネートなので、ダークブラウンスエードで全体に締まりが出ると思います。
それにしてもカッコいいムートンダッフルコートです。ちなみにオーダー数量は48、50、52サイズ各2点づつ合計6点です。
このコートにご興味がございましたら是非ご予約いただきお試しになられてみてください。
いかがでしたでしょうか。
洋服はもとろんカッコいいというのが購入動機の一番手に挙げられますが、プライスというのもとても重要だと思います。
今回はディレクターの肝いりという事で少ない点数ですがオーダーすることが出来ました。是非ともご覧いただきたいアイテムです。
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