<fennica>では、これまで<orSlow>とのタッグで、数々のNEWスタンダードとなるアイテムを製作してきました。
中でも、2015年に製作した“Railroad Jacket”は、<fennica>のユニフォーム的アイテムであり、生産を繰り返したロングセラーアイテムであります。
買い逃してしまった…とのお声もしばしばいただくこちら。
数年追加生産をお休みしていたのですが、リリースから7年経ち、“今着るならこのバランス!”という調整を加え、この夏新たに“ Railroad Jacket 2”としてリリースいたします。

*7月末入荷予定
そもそも、<orSlow × fennica>“Railroad Jacket”はアメリカンワークアイテムである鉄道員のためのユーティリティジャケットを、OLIVEのバックサテン生地で製作したことが始まり。
ワークとミリタリーを融合した<fennica>ならではの提案です。
その後、ユーロワークをイメージしたBLUEを製作したんですよね。
今回改めて製作した2022年モデルの“Railroad Jacket”と過去のモデルとの違いは、フィッティングにゆとりを持たせたこと。
大きく変更したのは、肩幅と身幅、アームの太さです。
わかりやすいように、<orSlow × fennica>“Mechanic Jacket” 紹介ブログと同じく、同じスタイリングで比較してみましょう。
スタッフ前田は身長174cmでSIZE 2。左が2015年モデル(前田私物)、右がNEWモデルです。
肩幅は5cm、身幅は4.5cm(ぐるりと測り9cm)大きく。着丈は、2.5cm大きく変更しました。
アームの太さも平置きでこれくらいの差があります。
バックサテン生地は洗いによって2〜3%縮みが出ますが、肘の曲げ伸ばしで伸びるために、着込んだものと比べると袖丈はあまり変わりませんね。
肩の落ち方やアームの太さの違いは見て取れると思います。
スタッフ藤田は身長175cmでSIZE 3。左が2015年モデル(藤田私物)、右がNEWモデルです。
肩幅は5.5cm、身幅は4.5cm(ぐるりで9cm)大きく。
そして着丈は+0.5cmとやや控えめの調整。短めの着丈がポイントのRailroad Jacketなので、SIZE 3のみ、あえてSIZE 2と同じ着丈61.5cmにしています。
アームもこの通り太さがあり、SIZE 3は着丈に対して、よりゆとりあるフィッティングが楽しめます。
2015年リリース時は春で、カットソーやシャツとのコーディネートが楽しめるアイテムでしたが、今回のサイズバランス調整で、スウェットシャツやセーターとのコーディネートも難なく叶います。より通年で楽しめるバランスになりました。
OLIVEはこれまで同様バックサテン生地。製品洗いを施しているので、はじめからアタリが出た着込んだ風合いを楽しめます。
更に経年でフェードしていき、やや鈍い光沢が生まれるんですよね。(左が着込んだものです。)質感もやわらかくなり、着心地の良さと愛着が増しますよ。
BLUEはコットンサージ生地。2015年モデルと生地を変えたことに加え、ボタンもメタルボタンからBLACKのプラスチックボタンに。
また、SALMON PINKの糸で施していた閂留めは他の糸と同じGRAYに変更。コントラストを弱くしたことで、よりデイリーに楽しみやすくなりました。
今着るならばどんなスタイリングをしましょう?ということで、スタイリングのご紹介を改めて。
2015年リリース当時との違いは、ふたりともボトムにボリュームを持たせているところ。
スタッフ前田は、インナーに<marimekko>のボーダーカットソー“Pitkahiha”をチョイス。
カットソーはタックアウトして、ジャケットとの着丈の差を楽しみます。ボーダーを取り入れるスタイルは、シーズンテーマ“1970’s in JAPAN”にもハマりますね。
スタッフ藤田はタイドアップスタイルに。
前田の明るいトーンに対して、ダークトーンで秋を意識した装い。
タイドアップスタイルは2022年秋冬のスタイルのキーでもあるんですよね。
ノーカラーのデザインを活かして、レイヤードを様々にお試しいただけたらと思います。
ちなみにSIZEは、0(XS)〜3(L)のユニセックス。スカートやワンピースとのコーディネートもおすすめですよ。
本日より、店頭またはお電話、オンラインショップにてご予約受付中です。
【fennica 展開店舗】
[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304
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通年で楽しめる<orSlow × fennica>のNEWスタンダードをぜひ。
Mori