<傳tutaee>のPOP UP SHOP、『浴衣の季節』の会期も7/24(日)までと、残りわずか。
皆さま思い思いの一着をお求めいただき、誠にありがとうございます!
美しい注染は、纏うことはもちろん、夏の外出の強い味方としても。
ということで、先日のブログでも触れましたが、この期間でしかご覧になれない<傳tutaee>の日傘をご紹介いたします。

<傳tutaee>長日傘 キツネノタスキ
価格:¥19,800(税込)
商品番号:66-66-7009-975
<傳tutaee>の日傘の魅力は随所に詰まっていて。まずはこの昭和の紳士が持つステッキのように真っ直ぐ伸びた竹のハンドル。

並べてみると自然素材だからこそ、節の違いに個体差があって良いですね。それぞれ注染の雰囲気に合わせたタッセルも素敵。
日本独自の染色技法である注染は、表裏が同じように染め上がります。

<傳tutaee>長日傘 ツタエノタスキ flower
価格:¥20,900(税込)
商品番号:66-66-7012-975
そのため街を彩るだけでなく、差して見上げた時にも美しい染色を目で楽しむことができるんですよね。
毎年1、2柄ずつ増やしてきたという<傳tutaee>オリジナルの注染。これまではデザイナーの合田知勢子さんの手描き図案をもとに製作されてきましたが、今年は新たな試みとして、テキスタイルデザイナー 安原ちひろさんによる図案から2柄製作されました。
優しい花を描く、安原さんならではの“flower 1”。


生成り色は注染ならではのぼかしが美しく、黒色はコントラストがはっきりと。同じ柄でも印象が変わります。
もうひとつの“flower 2”。

スッと伸びたたんぽぽの茎は、注染で表現できる限界の細さの線で描かれます。

“flower 1”同様、カラーで見え方の異なる柄ですね。
これまで製作されたものも豊富に揃います。合田知勢子さんにより万年筆や筆で図案を描き、職人が手彫りで型を作り、手仕事で染色された注染の数々。
年月をかけ、ゆっくり積み重なった地層をイメージした“段々々”。

筆で一本一本描いた線を図案をもとに型を作った“横縞。”

大樹の静かで神秘的な力強さに思いを抱いたという“オノドリム”。

手描きによる柔らかな線が良い表情の“きりん”。

波のつぶつぶを泡と見立てて線画で表現した“波泡”。

図案を筆で描くことでかすれや太さに強弱の出た“桝”。

敢えて型を使わず、職人の手加減により線を描いた“たて棒”。


染めた後折り畳むことで生まれる染料の溜まりも狙って作られた注染です。
幾重にも重なった古典的なむじな菊をベースに、強弱をつけ構築した“菊”。


注染で表現しきれないこの繊細な線は、同じ染工場で捺染により表現されています。
また、これまでにない、ハンドルに鹿の角をあしらった日傘も。

<傳tutaee>長日傘 モミジノテング
サイズ:親骨50cm
価格:¥30,800(税込)
商品番号:66-66-7013-975
<傳tutaee>長日傘 モミジノキツネ
サイズ:親骨43cm
価格:¥27,500(税込)
商品番号:66-66-7014-975
一年かけて立派に成長した鹿の角は春に生え変わります。五穀豊穣の象徴とも言われる、この自然の恩恵を意匠に取り入れた、一つとして同じものがない素敵な日傘。



鹿の角を研究しバランスを見ながら丁寧に持ち手と石突を削り出し、欠片で釦を作られています。
鹿の角の造形を活かす麻無地と合わさり、佇まいの格好良い日傘になりました。

もうすぐ東京も暑い夏が戻ってくるよう。
長く続く夏に手放せない日傘。折角ならお気に入りを差して、心も身体も気持ち良く過ごしたいものです。
7/24(日)までの会期中、通信販売も承りますので、お気軽にお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304
『浴衣の季節 vol.5 傳tutaee POP UP SHOP』
会期:7/9(土)-24(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO
Mori
※ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。
