坂本拓磨さんの一斗壺と一斗五升甕-九州のうつわ展-

2024.05.25

fennica STUDIOにて開催中の『九州のうつわ展-Hand Crafts of Kyusyu-も、早いもので明日までとなりました。

今回は、先日のブログでも触れていた<小鹿田焼坂本浩二窯>坂本拓磨さんによる大物、一斗壺と一斗五升甕をご紹介させてください。


9つある<小鹿田焼>の窯元の中で、<小鹿田焼>伝統の大物づくりを継承されている<坂本浩二窯>。

大物は紐づくりを基本に蹴轆轤で挽き上げるのですが、中々労力のいる仕事で腰が据わっていないと挽き切れないのだそう。焼成すると22%程収縮するので、轆轤を挽く時には焼き上がりよりも更に大きいのですから、技術が必要です。

飛び鉋に青地釉と飴釉を打ち掛けた一斗壺。滑らかで張りのある胴の曲線がきれいです。このような形に飛び鉋を施していくのもまた、集中力が必要でしょう。


<小鹿田焼坂本浩二窯>一斗壺
価格:¥49,500(税込)
商品番号:56-71-1162-188






青地釉と飴釉を打ち掛けた一斗五升甕。大胆に打ち掛けられた釉薬の流れは大物だからこそ楽しめる動きですね。


<小鹿田焼坂本浩二窯>一斗五升甕
価格:¥59,400(税込)
商品番号:56-71-1161-188





普段は日々の食卓に並ぶような大きさのうつわをご紹介しておりますが、『九州のうつわ展-Hand Crafts of Kyusyu-』では<小鹿田焼>伝統の大物をご覧いただきたいとご用意いたしました。

大物ならではの迫力を、ぜひ坂本拓磨さんの仕事で体感ください。



『九州のうつわ展-Hand Crafts of Kyusyu-』
会期:5/17(金)-5/26(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO


Mori



ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。