開催中の『浴衣の季節 傳tutaee POP UP SHOP vol.4』より、イベント4度目にして初となる甚平のご紹介を改めて。
長く浴衣を作り続けてきた<傳tutaee>ですが、ブランドとしても初となる甚平。製作は浴衣の延長線上にあるようでいて、また別物なんですよね。
微妙な調節のために何度も線を引き直していただき、<傳tutaee × fennica>の特別な甚平が生まれました。
<傳tutaee × fennica>甚平
価格:¥50,600(税込)
商品番号:66-17-0081-975
夏らしく爽やかな青枡。<傳tutaee>オリジナルの注染はデザイナーによる原画がもとになっているのですが、こちらは原画を筆で描いたことによる線のかすれがポイントとなっています。
左身頃にポケット一つ。下衣には右サイドにポケット一つ。サイズバランスは少し大きめに、丈も膝下にしています。
上衣と下衣、セパレートでも楽しめるというところが浴衣と違って気軽に取り入れられるところですよね。
着物の要素を取り入れたジャケットは、これまで多くのブランドがリリースしていますし、さらりと羽織って難なくワードローブに取り入れていただけるんではないかなと思います。
色柄によってまた雰囲気も変わります。
花びらが幾重にも重なり広がるむじな菊をモチーフにした<傳tutaee>が表現する菊。こちらはブランド初期から作り続けられています。
古典的な柄が粋ですね。繊細な線は捺染の技法で注染と同じ染工場で染め上げています。
一見シンプルな着こなしに見えて首元は“Kimono Sleeve Shirt”をレイヤード。正統派な合わせのみならず、こんなこなしも受け止めてくれます。
こちらの細縞は注染。
青枡同様、筆で描かれた線は手描きならではの味わいが残り、墨黒の色目も相まってやわらかさがあります。
中に“Jamaica Tee”を仕込めば聴こえてくる音楽が変わるように感じますね。
お陰様で完売しましたが、こんな甚平もご用意していました。
目の覚めるカラフルなアフリカンワックスプリント。<傳tutaee>と言えば、アフリカンワックスプリントを取り入れた服作りも定番とあって、自然な流れでご機嫌な甚平が完成。
この通り、上衣だけでも抜群のインパクトでした。
どちらの柄がお好みでしたか?

写真から伝わるかもしれません、<傳tutaee>の甚平はコーディネートがあれこれと浮かぶ楽しいアイテム。ぜひスタイリングページもご覧になってくださいね。
『浴衣の季節 傳tutaee POP UP SHOP vol.4』
会期:7/3(土)-18(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO
Mori