<お直しブログ>マッケイ製法のシューズのソール直し<IL MOCASSINO>

伊藤 大貴 2023.03.06

こんばんは!伊藤です。



先日は<ALDEN>のコインローファーのヒール交換修理をご紹介いたしました。


本日もお直しブログです。

同時に修理に出していたもう一足のシューズを紹介いたしますね。


IL MOCASSINO / スエード ビットローファー
カラー:ブラック
価格:¥37,400(税込)
商品番号:24-32-0146-640


IL MOCASSINO>はスエードのビットローファーです。

こちらを購入したのは約3年前ですかね。

革靴のバリエーションを増やすためにたくさん買い集めていた時期で、何足も同時にレザーシューズを履き慣らすのに足が悲鳴を上げていたタイミングだったので、アンライニングで足あたりの柔らかいこちらのローファーについ逃げてしまうことが多かったです。



そんなビットローファー、雨の日もベビーに履いていたこともあり、とうとうソールに穴が開いてインソールの底が剥き出しになってしまいました。


マッケイ製法の靴でオールソール交換は難しいですし、仮にできてもかなり靴に負担がかかります。

それに¥37,400(税込)のシューズに対して約¥20,000かかるオールソール交換をするかというとそれもまだ微妙だなと笑



と、言うわけで前回のエンツォボナフェのビットローファーと同じようにこちらもハーフラバーを貼りました。




表革よりも手入れをすると水を弾きやすいスエードのシューズなので、雨の日もはいていることがありましたが、さすがにレザーソールだと滑るんですよね。

今回ラバーを張ることで本格的に軽い雨の日でも履けるシューズになりそうです。


今回もお値段は前回のハーフラバー張りと同じく¥3,960(税込)に、既に履いていたのシューズだったのでラバーを取り付けるための土台処理代で¥1,100(税込)で¥5,060(税込)でした。

履き下ろしていない新品にハーフラバーを貼り付ける際は土台処理が必要ないため、¥3,960(税込)となります。



ちなみにシューズのハーフラバー張りに関しても、ビームスでご購入いただいた商品のみのサービスとなります。

ビームス以外で購入されたシューズ、フリマサイトなどの2次流通でご購入されたシューズに関しては、ビームス工房でもご案内できかねますのであらかじめご了承ください。




ハーフラバーソールですが、実際に貼るのか貼らないのか、賛否両論あると思います。

私も前は抵抗感がありましたが、一度Baudoin & Langeのベルジャンシューズにハーフラバーを初めて貼ってからは抵抗感がすっかりなくなりました。なんだかんだこのシューズでハーフラバー3足目ですからね。



履き心地が、側から見える面が、と気にされるのも分かりますが、個人的には履き心地は悪くはならなかったですし(むしろ滑りにくくなり、クッション性も少し良くなったものもあります)、比較的安価な修理代で靴に負担も少なくできるなら全然問題無いかなと思います。

それに靴の底なんて滅多に見られないですからね笑


と言うわけでいいものをより長く使っていくと言う観点でも個人的にはラバーソールは賛成派です。

もしご興味のある方はぜひスタッフまでお問い合わせください。






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