毎週早いもので週末がまたやってきました。
そう、週末はまたつらつらと長い呟きの様な投稿です。
ご機嫌よう、銀座店の新井です。
最近は先週から引き続きのシティポップの雨に身を浴びせ続けてます。
気分はシティポップ前夜
正に僕達が憧れたその時代。
表題のその名曲のジャケットには、日没の空をバックにタツ先生がこちらを指差して撃ち抜く姿。
これからも憧れのその時代を僕らなりのフィルターを通してスタイリングで表現していってしまうんでしょう。
中村大先生のブログでも早速紹介となっているオリジナルピーコート。
<Brilla per il gusto>
ウールカシミヤピーコート
キャメル、ネイビー
¥96,800
品番:2419-0025
10月下旬入荷予定
オンラインにはまだ出てませんので店舗にてご予約絶賛承り中です。週末だけで20件以上予約が入ってましたのでお早めに。
とうとうお目見えのタイミングとなりました。
昨年の冬の終わり頃にコバディレクターに投げっぱなしジャーマンばりに20品番位大量に出した企画の中で真っ先に商品化にあり付けた渾身のコート。
企画書と生地の選定の共有以外は私は何もしてませんが笑、先生方がめちゃくちゃイイ感じに作り込んで頂けたオリジナルコートの名作と言っても過言では無いはず。まだ試着もしてませんがー笑

近年は自分も長い丈のチェスターコートやポロコートなんかは全く着なくなってしまって。バブアーも流石に擦り過ぎて飽きちゃいまして。パンパンのダウンアウターは電車の中で邪魔くさがられ笑、家族でモールに行くと脱いだ時にデカく笠ばって捨てたい衝動にかられ。
シンプルに自分が休みの日や通勤でサクッと着たいのが企画の発端です。そのリアルな気持ちって大体世の中の日本人成人男性のお客様方に話を聞くとおんなじなんですよ。
ウチでやってないなら、古着や他のショップとかブランドでも良いから探し回りましたが、全然イイのが無い!
やはり世の中に無いならウチが真っ先に名作を作るべきですよね。そしてそれを予想を超えるクオリティで作り出して頂けたという。

こうなったら都内のビームスのドレスフロアのマネキンに全部このピーコートを着せて廻ってやろうかと作戦練ってます。ポールの最前線にフェイスアウトで見せる様にもしときましょう笑
私ならどう着るかって?
まずはネイビーをホワイトフランネルワイドパンツ合わせてニューバランス履いてネオウィンターマリンでいきましょう!
そこまで何故にオリジナルに拘るのかは来年にはきっと皆さまご理解頂ける筈。八月ごろに到来した円安為替、物価上昇の煽りはこれから来年に本格化一直線。
もう今までの当たり前がそうじゃなくなってるのはオールデンを筆頭とした高級靴のこの10年での倍近くに跳ね上がった価格でも感じてるはずです。
利益追求による大量生産とは一線を画す妥協なきオリジナルアイテムへの挑戦。勿論舶来品は最高にカッコいいロマンが有りますが、僕らの国内生産オリジナルもカッコイイって胸を張れる時が来たんです。そうです、ライドオンタイムって!そしてこれからも。
表題は正にどストレートなシティポップ代表曲。彼の話の中で先日こんなインタビューがありました。
「好きな音楽を作りたいのであれば、先ずは売れない事には始められない。ようやく売れて自分が作りたい音楽が作ることができたんだ。」
僕も20年洋服に携わって、ようやく売るべきものと作りたいものが形に出来てきた様に思えます。
それでは皆様のビームス各店舗でのピーコートのご予約をお待ちしております
新井