10階建てのラブソング<Barbour>長いブログです

SHUN 新井 2022.11.20

ご機嫌いかがでしょうか、銀座店新井です。


本日は少し浮気して金ボタンサファリで勘弁して下さい。ダブルポイントキャンペーンで忙し過ぎるので機動力重視でズルズルな服装で申し訳ございません。


最近は接客の半分は海外観光客の方々で店内大賑わい。円安で我々は渡航しづらいですが、その代わりにやってきましたインバウンド景気。

最近は銀座の街を歩いても外国語が飛び交ってまして。観光がてらお買い物意欲満々です。先週は韓国、欧米や東南アジアとかでしたが、今週は中国の方も続々と。


Barbour/TRANSPORTオイルドジャケット
カラー:オリーブ、ブラック
サイズ:34〜42
価格:¥50,600(税込)
商品番号:21-18-0148-232

そして不思議と海外の皆様に人気はこのブランドアウター




Barbour/スリムライナーベスト
カラー:ブラック、ブラウン
サイズ:34〜42
価格:¥17,600(税込)
商品番号:21-06-0011-232

自国ではあまり手に入らないのか?日本で買うと今なら3割くらい安い?謎ですがホント人気なので面白いモノです。しかもビームス別注ならまだしもインラインのオイルドタイプを選ぶんですから不思議です。

でも皆さん体型は結構大柄ですし、いつものようにサイズ切れで取り寄せをご案内しても厳しい訳で。。やっぱり情勢は取り寄せ前提の多店舗展開にはなかなか難しい流れなんですよねー。


これからも益々国際化が顕著になり、なんなら日本のブランドを海外にどんどん卸して行くのがアパレルの生き残りのカギに思えて仕方がないっス。

そう考えるとでお直し上げを店舗で対応する我がサルトビームスって事業案は益々に効果を発揮出来るんじゃないかってもう自信満々です。大体皆さん1週間位の日本滞在の方々多いのでその日お渡し可能なクイック仕上げは絶対に必要です。なんなら今やりたいので遅い位ですよ。


値下げをしないでちゃんと正価でお買い上げ頂くように在庫をしっかりと揃える事。取り寄せをせずにちゃんとサイズを揃えておもてなしをする事。直ぐに着れるように仕上げのクイックサービスを充実させる事。それが現状ではなかなか上手くいかないのは勿体無い限りです。

それらがなるべく早く実現出来るように先ずはサルトビームスを実現しなきゃいけません。皆様応援お願い致します。



最近はこのブランドもかなりの認知度、市民権を得たのか着てる人を見ない日は無い程。なんなら電車に乗れば1車両に必ず1人はこのブランドアウター着てる人が見つかるでしょう。でもこれに変わる名作ブルゾンなんてそうそうに見つからない。そしてこのTRANSPORTってまた中途半端な丈感とゆったりバランスにわたしもジワジワと惹かれ出してるから困ったモノです。BEDALEとかもう飽きたなーとか言ってたのにこのモデルの登場には実はおじさんもココロときめいちゃってたんですよね。


でもこのブランドの魅力って多分50代になっても60代になっても存在してると思うし、どの年代になっても着れる英国のロマンみたいなモノが詰まってるからなんでしょうね。英国王室の方々が公務とかで片田舎で馬に乗ってる時とか、おじいちゃんからお子ちゃままでオイルドジャケットを着てるのとか見るとホント素敵です。


わたしの様な庶民は、日光とか那須塩原とかに温泉とか紅葉巡りとかでオイルドジャケット着ていくのが関の山ですがその為にでも買いたくなっちゃいますよねー

旅先でのシチュエーションに合わせて身にまとう服を買うのは、今となっては最高の楽しい贅沢だと気付かされたこのコロナ禍での数年間。

さあこの秋は<Barbour>をまとって何処にいきましょうか。


表題は94年に歌われたイギリスマンチェスターの石の薔薇達のラブソング。その当時の洋楽愛聴仲間達はやれダミ声ボーカルが歌が下手だの、60年代ヘビィロックへのオマージュが強過ぎるだの言われてましたが、これだけ不器用ながらも真っ直ぐに表現するラブソングはやたらと胸に響いちゃったんです。ボーカルとは真逆にギターのカラフルな響きとかタイトでグルービーなドラ厶とベースのマジウマ加減とか全てがそのいっときでしか表現出来なかった様に思える大好きな曲になってます。

ブリットポップムーブメントなんて言われた90年代のイギリスロックシーンに想いを馳せていつかはマンチェスターとかリバプールとか聖地巡りの旅に行きたいものです。

旅のお供は何かって?

勿論<Barbour>のジャケットに決まってます。




それでは銀座でお会いしましょう


新井