こんにちは.
Ohuchiです.
皆様、お家での時間 充実されているでしょうか?少し前の2月末、私の自宅に新しい家族がやって来ました.
彼の名は英名:〝Lou(※私、音楽家のLou Reedが大好きなので)〟・日本名:〝さだはる(主人がどうしても譲れないと言ったので)〟といいます.共通点は辛うじて語尾の発音でしょうか...本人はどっちゃでも構わない様子です(笑)
ブルーグレーの艶やかな毛並みが自慢、人懐っこいく好奇心旺盛の生粋のパリジャン(?)です.写真のように、お洋服のクローゼットに入り込むのが大好きです♡
どうぞ宜しくお願い致します♩
彼が家族に加わってからの私は、毎朝5時起きが日課となっています.
今朝目覚めてから、「きょうはどこを切り口にblogを書こうかなぁ」なんて考えてました.
そうして《moderat(モードラット)》というベルリンの電子音楽グループを聴きながら...あ、映画でも観よう!と、サブスクリプションを起動させたわけです.
ーわたしはロランス(Laurence Anyways)ー2012年の作品です.
ご存知の方も多いかと思いますが、若き鋭才とカンヌ映画祭ノミネートの常連にもなっているグザヴィエ・ドラン監督の作品です.
これを撮ったのが23歳と言うのですから、毎回驚かされるんです.
この映画大好きで、もう何度も!観てるのですが、いつも違った発見や視点があって面白いのが映画ですよね.
80年代後半から2000年代まで所謂【90年代】のモントリオールを舞台に、主人公ロランス・アリア&フレッド・ベレールというあるカップルの約10年間に渡る壮大で切ないラブストーリーが描かれています.そこには、LGBTに対する偏見、あらゆる当時の社会的背景が在り、2人に試練の如く降りかかって翻弄され乗り越えようとする姿があり本当に色々な事を考えさせられます.
見終わったらやっぱり涙が頬でした...今もエンディングで流れるCraig Armstrongの“Let's go out tonight”聴くだけで泣けてきます(笑)
カメラワークもレトロモダンでとても美しく、空からカラフルな洋服が降るシーンやエンディングの枯れ葉舞う秋のシーンは圧巻です.登場人物たちのファッションや流れている音楽も懐かしいものから古典的なものまで沢山!感性高まりますよ◎おすすめです.
さて、この映画の舞台で触れましたが【90年代】というキーワード、これまでも何度もファッションの世界でも注目されリバイバルやネオという視点から再考され繰り返されていますよね.私自身も、当時は青春真っ只中でしたので沢山影響を受けています.
そして、またじわじわとそのムードが再然し始めているそうなんです!
ストリートやカジュアルな服装で捉えてみるのも勿論面白い年代ですが、個人的にはベルギーのアントワープで興ったムーブメントに素晴らしく惹かれました.お洋服、ファッションって愉しいなぁ、やめられないなぁと感じる私的な原点の一つになっています.
この熱はどうやら、次の秋冬シーズンにはより一層加速しそうです!さぁドレスの世界では、どんなお洋服が登場してくるのでしょうか?今からワクワクしますね◎
そこで、本日はこのアントワープに結実すべく(笑)<christan wijnants(クリスチャン ワイナンツ )>のお洋服を一点ご紹介致します.
こちら.
色鮮やかなフラワープリントのキャミソールドレス.
<christian wijnants>DALIA デイジーワンピース
カラー:BLUE/BROWN
サイズ:ONE
価格:¥72,000+税
商品番号:64-26-2056-119
大胆なプリントパターンは彼の得意とするところですが、今回も実に大胆です(笑)
私は、4Bダブルのネイビーブレザーを敢えてメンズサイズで合わせジェンダーレスなスタイルを意識しました.
勿論、一枚でさらっと着ても素敵ですよ◎
デザイナーのchristan wijnantsは時代や民族性を超え多岐に渡る音楽やアートから受ける感性を大切にしながら洋服をデザインしているそうです.今季は、アメリカ人画家Henry Taylorの影響が色濃く、得にカラーパレットに顕著でした.
そんなコレクションの一部ではございますが、<christan wijnants>のお洋服は、BEAMS公式オンラインでも色々ご覧になれますので是非覗いてみて下さい!https://www.beams.co.jp/brand/006145/
映画の中で、主人公ロランス・アリアのこういった台詞があります.「いつかコンピューターの進化と一緒に若い世代にも (苦難を) 超えっていって欲しい」—それから20年経った現在.
どんどんいろいろな事が自由に認められ始め不可能だと思われていた事も実現しつつありますよね!ロランスはずっと信じていたし、未来がしっかり見えていたのかも知れませんね.
そしてこの物語は二人が最初に出会ったシーンで幕を閉じます.
私も改めて、性別や時代や、国境を超えてファッションにもきっとできることがまだまだあると信じて!原点を大切に前へ進んでみようと思いました.何だかまた映画からパワーを頂きました◎
それでは!こちらでお会いしましょう.
Ohuchi.
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