夜更かしの皆さま、こんばんは。
木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。

さて、先週末は・・・

今話題沸騰のEXPEDITION CLUB TALK SHOWへ。
BEAMS PLUSのチーフバイヤーでもあるサミュエル金子が書籍をリリースし、
その後に控えていたEXPEDITION CLUB。
クラシックアウトドアの世界を体感できるイベントであり、連日大盛況だったとのこと。
金子の所有しているクラシックアウトドアウェアのアーカイブを始め、
ユタ州立大学の図書館内に存在する“世界最高峰のアウトドア資料”『Outdoor Recreation Archive』のメンバーが貴重なアーカイブカタログと一緒に来日し、
スタイリストの原田学氏がキュレーションしたアウトドアウェア中心の古着販売。
自分も何度か足を運びましたが、
一度のイベントでこんなにも”クラシックアウトドアの世界を体感”できるイベントはまずないかと。


最後の週末にはスペシャルゲストの方々によるトークショーも開催。
金子を中心に・・・
本イベントに多大なご協力を頂いたスタイリスト原田学氏、
POST OVERALLS デザイナーでもありマニアックな収集癖のある大淵毅氏、
古着屋『Mr.Clean』の代表でもあり古着業界のレジェンドでもある栗原道彦氏。
そして司会進行はBEAMS PLUSディレクターのMZO。
もうこの5名が並ぶ絵面は最初で最後だろう、と思うくらいエキセントリックな面々。笑
いや、もう本当に贅沢なトークショーでした。
その時にしか話されない秘話だったり、
話し手のテンションや実物を見ながら聞けるとても濃密なトークショーでした。

もちろん、今回のイベントで終わりなのではなく・・・
どうやら次もその次も!?もう色々と楽しいモノゴトが進んでいる様です。
是非、今後もこちらのInstagramをチェックして頂ければと思います。
さて、本日は今週末リリースを控えているこちらをご紹介。

Musingwearとのコラボレーションアイテム『Golf Polo Shirt』
アメリカンブランドとしてアンダーウェアから始まり、
その後は世界で初のゴルフウェアブランドとして確立。
BEAMS PLUSでも数年前から春夏のショートスリーブポロシャツを別注リリースさせて頂いておりました。

ゴルフウェアブランドとして始動したのが1955年。
BEAMS PLUS別注として50年代のモデルをベースに
ディテールやロゴはそのブランドらしさ残し
サイズ感やカラー選定を今の時代に合わせて別注をリクエストしております。




ブランドらしさという点では
ゴルフウェア(運動着)としてアイコニックなディテールが多いブランド。
襟のバタつきを抑えるバックボタン、
スイングの稼働を広げる脇下のガセットやラグランスリーブ仕様、
胸ポケットに物を入れた状態でもスイングモーションに干渉しない様に右胸配置。
運動着として当時は合理的に作られたディテールが
Munsingwearのアイコニックな見え方になっているかと。

そして何よりも左胸のペンギンマーク。
リトルピートと呼ばれ、ブランドのシンボルマークでもあります。
当時は広告戦略のキャラクターとして使用され、ブランドには無くてはならない存在に。
当時はもちろんゴルフウェア(ユニフォーム)として着用されていたものを、
BEAMS PLUSではアメリカンスタイルのカジュアルウェアとして幅広く着用して頂きたく別注を提案させて頂いております。
カラーは今年はソリッド3色とそのカラーを拾ったパネルパターン、
そしてリクエストの声が多かった細ピッチのストライプパターンをご用意。

ソリッドカラーは当時のスワッチカラーから抜粋。
今回は昨今の古着ブームや着古された様な加工感の洋服をよく目にしており、
それらのウェアに合う様に褪せた様なカラーをチョイス。

着こんで色が抜けた様なレッドとオリーブ、ホワイトからくすんでいったようなアイボリー系の色と・・・
それぞれ当時のカラーにもネーミングがありRed Hot Red、Fairway Green、Beach Tanといったポップなネーミング。
当時のアーカイブカラーから色を出し、敢えて“やれ感”のあるカラーでご用意。
着込んでいくことでここからリアルなフェード感をよりお楽しみいただけるはずです。
そんなボディカラーにはそっと添えるイメージで
今回はリトル・ピートはボディと同色で馴染ませています。


そしてこの3色を用い、久々にやりたかったパネル仕様。


それぞれ色のテンション感が同じ?だからこそコントラストが効き過ぎず、
馴染みやすいと思っております。
ポップなパネルパターンにはリトル・ピートもネイビー刺繍で主張を。
お次は久々に登場した細ピッチのストライプパターン。


こちらはアーカイブのピッチパターンを踏襲。
ボディ色に対し、細いストライプが走るパターン。
ソリッドよりもぐっとスポーティーな印象になり、インナー使いでも使いやすい柄かと。
主張しすぎず、地味にならない。
自分で言うのもあれですが、今回のバリエーションの中では一番着回しがきく色柄だと思います。


今回、更にカラーや柄だけでなく
サイズ感も今までとは違い微調整を加えています。
タックインした時のブラウジング、
タックアウトした時のボックスシルエット
どちらの着こなしにも
着やすい様にサイズ感を一回り大きくしております。

ネックに対して襟周りをすっきり見せたく、
少しだけバックネックとフロントネックの高低差を詰めています。
特にトップボタンを閉めた時、フロントネックが首にピタッとした見え方に。
ボックスシルエットのボディに対し、コンパクトな首元のフィッティングは
クラシックなムードもしっかりと楽しめるはず。
何はともあれ
早速、店舗スタッフにスタイリングを。
まずはビームス プラス 丸の内から
STAFF OCHIAI



カジュアルなスポーツコートにコンバーチブルのフィールドパンツ。
サファリルックに寄せつつ、ストライプパターンで若々しいスポーティさが印象的。
ポロシャツこなしはやはり鉄板。
STAFF SATO



トラッカージャケットにデニムパンツ。
ワークウェアのユニフォームとスポーツウェアのユニフォーム、
タックインスタイルのTHEなアメリカンカジュアルスタイル。
このBeach Tanがそれらのアイテムと自然に馴染み、スポーティーなアイテムもどことなくシックな印象に。
STAFF KUWATA


ストライプTシャツを羽織る感覚で、タックアウトのシンプルなスタイルに。
デニムパンツにレザーシューズと言ったKUWATAらしいこなしです。
SATO同様にやはりポロシャツ&デニムパンツはマチガイナイ組み合わせ。
そして私はパネルパターンを。


アイテムや柄選びでプレップ感あるゴルフスタイルをイメージ。
インナー使いすれば一見無地、羽織り物を脱げばポップなポロシャツスタイル。
春夏は重ね着に制限がかかるので、色・柄使いは制限をかけずに・・・



そしてもう一枚ソリッドのRed Hot Redも着用。
ミリタリーやアウトドア、それらのフィールドウェアにさらっと合わせるのもお勧めです。
今の時期にはニットベストと合わせるのも、個人的には良いのかと。
Golf Polo Shirt
分かりやすく、直球のネーミング。
もちろんクラシックなゴルフスタイル合わせても良し、
BEAMS PLUSのフィルターを通し、
アメリカンカジュアル、スポーツコートスタイルに合わせるのも良し。
クラシックなディテールを踏襲しつつ、デイリーウェアに寄り添える様に別注いたしました。
今週の金曜日発売。
是非取り扱い店舗、もしくはお取り寄せ等でお試し下さい。
カリスマYANAI