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Coverall Coat… 〜POST O'ALLS×BEAMS PLUS〜

夜ふかしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




先週末はビームス プラス 原宿にて。



JOHN GLUCKOW by WAREHOUSE&Co.×BEAMS PLUSのBeer Jacket&T-Shirtsのリリースに合わせ、

ニューヨークでヴィンテージディーラーとして活躍するジョン・グラッコー氏が来日。








米国プリンストン大学出身のジョン・グラッコー氏のビンテージアーカイブから作成したBeer Jacket。

購入してくださった方にはジョン・グラッコー氏直々にステンシルを入れ、後のBeer Partyの招待券としたモノゴト絡めた発売イベント。



Beer Party??

当時の『ビールを飲む時に汚れない為に羽織っていたジャケット』として。

そのストーリーからビームス プラス 原宿でも閉店後は皆でBeer Partyを。






お陰様でパーティーも大盛り上がり。

ジョン・グラッコー氏を交え、

生産元でもあるWAREHOUSE&Co.からは広報担当であり、ビンテージウェアに造詣が深い藤木氏、

翻訳者でもあり昨今のアメリカンコミュニティの幅を広げているBEAMSのバイヤーGONZO、

そして今回の企画者でもあり、BEAMS PLUSチーフバイヤーのサミュエル金子の4名のスペシャルトークショーも。

物だけでなく、当時のリアルなストーリーが聞ける貴重な機会に。

お陰様で大量にあったビールも全て完飲!!笑

とても素敵な発売イベントでした。

ご購入くださった方、またパーティーに参加頂いた方、

本当にありがとうございました。






さて、このBeer Jacketに続き、

今週末はこちらがリリース。






POST O'ALLS×BEAMS PLUS "Shop Coat"。

このアイテムについてはこのブログと同時刻頃に『プラジオ』にて、



デザイナー大淵氏をゲストに招き、色々とお話を頂きました。

ショップコートをベースにしつつも、大淵氏からはCoverall Coatとも命名。

その話は是非、プラジオをご拝聴くださいませ。



アイテムに関しては・・・プラジオを聞いていただければ、自分からは特にお伝えすることが無いのですが(笑)

せっかくなら、コーディネートを交えてご紹介をさせていただければと思います。





STAFF KIYONO




ビームス プラス 原宿スタッフのアウトドアマンでもあるKIYONO。



ワークウェアらしくデニムトラウザーズで合わせつつも、

インナーダウンやキャップ、ブーツのチョイスで

彼らしいレイヤードをきかせたヘビーデューティーなコーディネート。




ショップコートらしい丈感や生地、一枚仕立てのライトな作りを残しつつ、

ワークウェアを知り尽くした大淵氏がデザイン。





全体的なフォルムや仕様は踏襲しつつ・・・ポケットワークやカフスはカバーオールに。

このやり過ぎず、絶妙な塩梅のディテールアレンジこそPOST O'ALLSの最大の魅力。



プラジオではもっとこの事に深く触れておりますが、

このカバーオールの丈を長くした様なデザインだからこそ『Coverall Coatと呼んでます』と。

コートの丈感なのにコートらしい仰々しさはなく、

袖を通せば新鮮に感じてくれる方もきっと多いのでは!?




なかなか言葉で伝えるのは難しいですが・・・

防寒着としてのコートではなく、カバーオールの延長としてお使い頂けるはず。



ウエストベルトをぎゅっと絞り、男らしいスタイルも楽しめます。

Coverall Coatの名の通り、全ての上からガバっと羽織れるフィッティングであり、

ボタンの開けしめやベルトの使い方で

このアイテムの見え方もガラッと変わります。



自分が着用しているのはインディゴのピンチェック。

大淵氏が提案するスタイルの一つとして

『これらのワークウェアに対し、リラックスしたウェアを合わせる。

ワークウェア直球のスタイルだけではなく、

あくまでも今の世の中で着用するにはこのくらいが洒落てるかと思います』

そんなアドバイスをもとに…





フリースやスウェットパンツ、

自分の気分でもあるリラックスしたウェアにさらっと羽織り、肩肘張らずに着用。



ライトオンスデニムと違い、

白場が見えてくるピンチェック生地は

グレーやオートミールといったスウェットアイテムとの相性は抜群。

となればやはりアスレチックスタイルには是非合わせたい一着。





KIYONOのウエストをぎゅっと絞ったスタイルとは違い、

ベルトを締めなければ裾広がりのAラインシルエットに。

スタイルに合わせ、このベルトの使い方をどうするのか、

些細なことかもしれませんが、印象がガラッと変わる大事なポイント。





とにかく・・・

騙されたと思って一度羽織ってみてください。

この"調子の良さ"がきっと皆様にも伝わるはずです。




そしてSNSのビジュアルでも出てきたこの背面のワッペン・・・



今回のショップコート企画から生まれたスペシャルワッペン。

ブランド初のロゴワッペン!?

こちらに関しては・・・発売当日の朝、ビームス プラス 原宿の公式InstagramにてLIVE配信いたしますので

是非そちらを御覧ください。

Instagram URL:https://www.instagram.com/beams_plus_harajuku?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==

追って配信日時もこちらよりお知らせいたします。




それでは皆さま、今週土曜日の発売をお楽しみに。




カリスマYANAI

夏の続きを ~OLD SOLDIER×BEAMS PLUS~

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




先週末はおめでたい結婚式へ参列。


ビームス プラス 原宿の文ちゃん(BUNTA SAKINO)の結婚式であり、

ありがたくもご招待を頂き、参列させて頂きました。



BEAMS PLUSクルーも勢ぞろい。





久々の結婚式の参列でしたが、

ここまで大規模な結婚式は初めて。

自分よりも一回り位?歳が下ではありますが、とてもしっかりとした姿はとにかく関心でした。

普段の男前な一面はもちろん、人間味ある温かい一面が溢れ、

結婚式から二次会までとにかく素晴らしい結婚式でした。

文ちゃん、これからも末永くお幸せに。





さて今週のブログは今週末リリースのアイテムを。

春夏からの続きで2025Fall&Winter OLD SOLDIER×BEAMS PLUSのご紹介。



以前のブログでもご紹介させて頂いたニューヨーク州ロングアイランドのブランド〈OLD SOLDIER〉。

(以前のブログURL:https://www.beams.co.jp/blog/beamsplus/169284/

今回のコレクションは古いボートマガジンの表紙をプリントデザインに落とし込み、

アメリカらしいノスタルジックなグラフィックプリントで構成しています。




夏はTシャツとコットンのキャップ。

秋冬はシーズンに合わせたウェアに落とし込んでおります。







彼らが選定したマガジンの表紙はどれも雰囲気が良く、荒波やボートレース、はたまたバケーションといった様々な様子が描かれています。

そもそもこのプリントイメージはサミュエル金子と話し合い

『どこか懐かしさを感じさせる絵的なタッチと迫力あるプリント物を着たい』という事がきっかけ。

そこからブランド立ち上げのJames氏とJohn氏の拠点となるボートハウスにお邪魔し、

大量のボートマガジンを目にして『これをプリントに使おう』と企画進行。




基本的には商標権等の問題で、マガジンの表紙をそのまま使う事ができないケースも多いですが、

このマガジンは既に廃刊となり、現在はライセンス等も問題ないとの事で堂々とプリント案に採用させてもらいました。

コマーシャル的なプリントの見せ方や

ノスタルジックなこのタッチがとても良い仕上がりに。





スウェットフーディー


胸にエンブロイダリーの刺繍と背面には今回のテーマでもあるボートマガジンのグラフィックを大きくプリント。





とは言いつつ、やはりまだこの時期は秋らしいスタイルをするのも気温的にはきつく

この季節の変わり目はやはりスウェットフーディー×ショーツのスタイルが個人的にも好きな組み合わせ。

軽快かつシンプルな装いにすれば、このプリントの主張もしっかりと映えます。


スウェットクルー



ボディカラー毎でプリントデザインが異なるモデル。シンプルなボディに対し、大きくプリントされた主張強めのスウェットクルー。





ビームス プラス 原宿スタッフのKUWATAやKITANOがそれぞれのスタイリングでコーディネート。











KITANOの様にシンプルに一丁着しても良し

KUWATAの様に中間着としてスポーツコートの重ね着に使うのも良し。

いずれにしてもここまで迫力あるプリントは

一丁着、重ね着とはずにしっかりと主張してきます。




因みに

こちらの使用ボディはMADE in USA。

アメリカ製ボディにアメリカンなプリント、

ありそうに思えて、昨今殆ど見かけないこの手のプリントアイテム。

ワンシーズンしっかり着込んで、洗濯繰り返して頂ければ、またプリント物特有の風合いが楽しめるはずです。



そしてスウェットアイテムだけでなく、

やはりOLD SOLDIERの人気アイテムでもあるキャップも同時にリリースいたします。





今回ベースとなるのは秋冬らしいフランネル生地のキャップ。

OLD SOLDIERでは初??となるこのウォーム感ある生地使いは

春夏のコットンとはまた違った見え方に。








キャップにはブランドロゴの『OLD SOLDIER』と

今回のテーマに沿った『MOTOR BOATING』のエンブロイダリーを。

単品使いがしやすいアイテムだからこそ、

秋冬のワードローブに添えて頂くのもお勧めです。




今週土曜日にリリース。









Tシャツ同様、直感的に気に入ったボディ、プリントデザインからお選びください。




カリスマYANAI


7/19(土) 同時発売 ~MOTO&KOVALAM Leather Sandal~

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。



帰国後、先週今週は特に展示会、2026年春夏別注の打ち合わせにより・・・気付いたら週末。




今週末は・・・

BEAMS PLUS Instagramでも公開されましたが





MOTO、KOVALAMからBEAMS PLUS別注のレザーサンダルが同時リリース。

クラフトマンシップという言葉が相応しい両ブランド。




量産を得意とするブランドではなく、あくまでもこつこつと丁寧にもの作りをする両ブランドが手がけるレザーサンダル…

カテゴリーとしては同じかもしれませんが、スタイルが全く別物の別注アイテム。




まずはMOTO×BEAMS PLUSの『CROSS STRAR SANDAL』から。

デザイナー本池氏によるスペシャルな一足がリリースされます。



つっかけタイプの上品なレザーサンダル。

特徴的なデザインは甲にかかるアッパーがレザーのバスケット編みとなった上品な仕様。



ソールと甲のストラップのみのレザーサンダル。

シンプルかつ無駄のないディテールに、このクロスされたバスケット編みの装飾がとても上品なルックスに。

足入れは単純に甲に引っかけ、ぐっと足を突っ込むだけ。そんな無駄のないディテールにわざわざレザーの装飾を施しているのがとにかく洒落てます。



クロスされたレザーを見てみると…

やはりレザーのカッティングの端は綺麗に加工され、全体感はとても美しいまとまりです。



ソールにはレザーソール&ビブラムのコンビネーション。足の重心がかかる箇所、いわゆる足に負担がくる部分には厚み抑えたビブラムを貼り、都会の地面でもクッションを感じさせてくれる履き心地に。


アッパーの装飾に対し、ソールの厚みを抑えた上に気の利いたビブラムソール。

ちゃんとクラフトマンシップを感じさせる作りはやはり素晴らしいの一言。

レザーサンダルの中では一番脱着しやすく、モーション少なくして履けるスマートな一足。



早速、ビームス プラス 原宿の名物STAFF KUWATAが着用。



軽快かつカジュアルなこなしのブレザースタイル。

本来だとレザーシューズを合わせるところを、より軽快な抜け感を出す為にレザーサンダルをチョイス。

足元が変わるだけで、清涼感がぐっと増します。

かといって決して足元のバランスが悪くなるわけではなく、このCROSS STRAP SANDALで上品な見た目に。



サンダルのラフさは残しつつ、この上品な見え方はきっとお好きな方は多いはず。



そう言えば、このサンダル、エイジングサンプルがありまして…





手前のエイジングサンプルと奥の新品の状態を比較すると

色が濃くなり、艶が増し、履き込むほどにエレガントになってます。

このレザーについて…

企画考案者のスイーツ佐久間から

アッパー部分に使用したレザーは、MOTOのショップでも常にラインナップされているバケッタ製法で鞣されたイタリアンカウレザー、通称マットバケッタレザーをチョイスさせてもらいました。

その理由としては、自分が実際にそのレザーを長年愛用しており、サンダルとの相性を考慮してリクエストしました。

革の厚みも十分にあるので、裏地なしの1枚で仕上げています。革の側面も非常に美しく、力強さのなかに見え隠れする上品さが魅力です。

最初は表面がやや起毛しているので霧がかったような曇った表情ですが、使い込むごとに霧が晴れたかのようなツヤ感と、表面加工による傷やシミが目立ちにくいという特徴があります。

実際にこのレザーのアイテムを使用し、それをサンダルに落とし込むという考え方。

エイジングのこのストーリーは・・・やはり実際に履いて、試した方だけが見える景色。





対してお次はこちら。



KOVALAM×BEAMS PLUS 『X-STRAP SANDAL』

MOTOとは対象的に、スマートと言うよりもレザーシューズの様な形成されたフォルム。

実は1950年代に英国のシューズメーカーからリリースされてたモデルをベースに、今回はKOVALAMに別注依頼をかけました。



この複雑な構造や通常のサンダルとは違う革使い、KOVALAMデザイナーの砂原氏も最初は『どう作って良いのか分からない…』状態だったとの事。



MOTOと対比するとソールの厚みやアッパーの革使いは無骨なフォルム。



当時のモデルは革は一枚使い。

原型となるオリジナルを踏襲し、サンプルを確認していく段階で『ホールドされるフィッティング』『ソールとアッパーのバランス』が一枚革だとどうしても理想なものにならず、打ち合わせの中でレザーの二枚使いに変更。

アッパーの形がしっかりと形成され、何よりもフィッティングが格段と良くなりました。




ソールには砂原氏が『クッション性と耐久性』のバランスを図り、特注で製作依頼をしたビブラムソール。

レザーサンダルのあの踏み込みの硬さやソールの減りが改善されています。





こう見るとMOTOは無駄を感じさせないエレガントなデザイン、フォルム、

KOVALAMはギア感強めの漢らしいルックスに。





サンダルとレザーシューズ、

どちらの解釈でも着用が楽しめそうです。

日本の気候を考えれば・・・ソックス等と合わせ、11月のコーディネートに差し込んでも面白そう。

今年はこのNEWモデルをしっかり履き込んでいこうと思います。




まだまだお伝えしたいポイントが多いですが…より細かく知りたい方は

デザイナー砂原氏をゲストに招いた『プラジオ』

両モデルについて紹介したビームス プラス 原宿のInstagram LIVEのアーカイブをご覧下さい。




夏はまだまだ長いです。

足元のバリエーションの一つとして、今年は是非レザーサンダルを取り入れてみてください。

決して大衆的でもなければ、大量生産・消耗品的な物ではないクラフトマンシップを感じさせてくれるはずです。




カリスマYANAI


MADE in USA Chino Trousers ~BARRY BRICKEN~

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




さて、先週末は・・・




この時期は毎年恒例のBEAMS PLUSの2026Spring&Summer LOOK撮影を。

今年もまだまだ夏はこれからだというものの・・・

6月後半に控えるファッションウィークのBEAMS PLUS展示会に向けたとても重要な撮影。

来年リリースされるサンプルを用い、BEAMS PLUSチーム全勢力で臨むこのLOOK撮影は

毎度発見と刺激的な一大イベントの一つでもあります。




2026Spring&SummerでBEAMS PLUSディレクターの10周年を迎えるMZO。

撮影現場では常に抜け目ない様に目を向け、指示出しをしています。

まだまだ公開は先となりますが、

MZO率いるBEAMS PLUSのコレクション、今後ともこうご期待くださいませ。





今週はと言いますと・・・

アメリカからやっと届いたこちらの2ブランドがリリース。


モカシンシューズの聖地でもあり、創業から今でも伝統的な製法でモカシンシューズを作り続けているRancourt&Co.と



様々なブランドのOEMを経て、今現在でもアメリカ製のトラウザーズブランドとして現存するBARRY BRICKEN。

先日はどちらもBEAMS PLUSのInstagramアカウントにて公開されましたが、

MADE in USAの2ブランドが今週土曜日にいよいよ発売開始いたします。




Rancourt&Co.の紹介はビームス プラス 丸の内のMr.IVY ManことTAIJIのブログを参考にして頂き・・・

私からはBARRY BRICKENのご紹介を。



BEAMS PLUSではもう長らく取り扱いのあるBARRY BRICKEN。

1960年代にアメリカボルチモアで創業し、70年代にはNYへ進出。

BARRY BRICKENというブランドはもちろん、大手ブランドのトラウザーズも請け負ったり等、

アメリカ製のトラウザーズとしては長い歴史があります。




【別注】BARRY BRICKEN / 1 Pleats Style
カラー:ストーン、カーキ、ブリティッシュカーキ
サイズ:28,29,30,31,32,33,34,36
価格:¥29,700-(税込)
商品番号:38-23-0063-009

BEAMS PLUSでは別注を始め、様々なモデルを仕入れしてきました。

別注モデルとしてはかれこれ8年??位も前からあるロングセラーの1プリーツスタイルのチノトラウザーズ。

これはフロントに1プリーツ入り、裾にかけてテーパードが入るシルエット。

体型問わずに綺麗なシルエットで履けるモデルとして、

未だに人気が絶えない別注モデルです。





そして今回起用したモデルは

BARRY BRICKENのアーカイブから抜粋したプレーンフロント型のDavidと2アウトプリーツ型のSloanの2型。

プレーンフロント型は今までもBEAMS PLUSでも取り扱いはあるものの、

アメリカの生産工場を変更し、BEAMS PLUS用に作成してもらったモデル。






何故わざわざ工場を変更したのかというと・・・

ロングセラーの1プリーツスタイルのモデルが使用している工場に一括し、仕上がりの表情を揃える為。

というの・・・やはりアメリカの工場ではあるものの、

やはり工場が違う事で仕上がりの表情も異なってきます。

このタイミングで1プリーツスタイルの面に合わせるべく、今回の二型もそのような経緯にいたりました。

些細なことなのですが・・・

この工場は縫製や各パーツの作りがアメリカ製らしい大らかな作り。

良し悪し賛否両論あるかもしれませんが・・・

綺麗過ぎない素朴さを残し、

スポーツコートスタイルとアメリカンカジュアルスタイル、

両軸で合わせやすいチノトラウザーズが個人的には好みです。






少々話がそれてしまいましたが、早速モデルの紹介を。




プレーンフロントスタイル



これはパイプドステム型と呼ばれるテーパードを感じさせないストレートシルエット。

ウエストからヒップはきゅっとコンパクトに収まり、

裾幅はしっかりと確保されるシルエット。




60年代のスポーツコートスタイルには

このパイプドステム型が一番模範?的なシルエット。

プリーツモデルよりもディテールはシンプルですが、

その分癖なく着用できるモデルの一つ。

自分も長年愛用してきたDAVID型ですが、

BEAMS PLUSのスポーツコートとの相性はとにかく良いです。





クリースを入れてドレストラウザーズの代役にも

はたまた洗いざらしでよりカジュアルなチノトラウザーズの使い方も。







腰回りの収まりに対し、ストレートに落ちるシルエットはとても心地良いシルエットです。

レングスの長さはクッション?ノークッション?

裾の仕上げはダブル?シングル?はたまたカジュアルなステッチ走らせてタタキの仕上げ?

セオリーはあるかもしれませんが、ここはあくまでもお好みに。



2アウトプリーツスタイル




対して2プリーツスタイルのこちらはくぼみが外側に向いており、

深めのアウトプリーツ仕様。




屈伸運動が入ると、可動域が外に生まれ、ワタリ辺りには快適なゆとりを感じさせてくれます。



これは前述のDAVIDと同じサイズを履き比べると良く実感できるディテール。

座った時に腿に窮屈感を与えず、しっかりと可動域を確保してくれます。

とは言いつつ、やはり今となっては実用性よりも視覚的・ファッション的に重視されてきているディテールの一つ。







特に今回のプリーツは深く、迫力あるフロントスタイルが特徴的です。

プレーンフロントと比べると身幅が広いスポーツコートや短丈のボックスシルエットのブルゾン等と相性が良いです。

DAVID型よりも癖は強いですが、

よりトラウザーズを強調させるのであればこのSLOAN型はとにかくお勧め。

腰回りのボリューム感に対し、

膝まで綺麗なテーパードがかかり、

裾にかけては裾幅がしっかりある迫力あるシルエット。





一見、どちらもベーシックなチノトラウザーズの立ち位置ながら、

好きな人には全く別物なこの2モデル。

冒頭に触れた

テーパードシルエットの1プリーツ型

ベーシックかつスタイル問わずに合わせられるストレートシルエットのプレーンフロント型

そしてクラシックな面持ちで、迫力あるシルエットの2アウトプリーツ型

シルエット、ディテール違いのアメリカ製チノトラウザーズがやっと出揃いました。



全て裾はアンフィニッシュ仕上げ。

お客様の体型・スタイルに合った丈の長さ、裾の仕様を店頭スタッフがしっかりとご案内させて頂きます。





余談ですが、

DAVID、SLOANと言ったモデルネームは

当時、これらの型を流行らした営業マンのネームをとったとか。

決して特筆すべきシルエットやディテールではないものの、

こういった呼称はどこかブランドのアイコニックな一面が見れるポイントです。




普遍的なチノトラウザーズ。

世の中には色々なブランドからチノトラウザーズが出ています。

ただ、何となくこの素朴?大らかな?アメリカ製らしいチノトラウザーズは今となっては少し珍しいかもしれません。




今週末からはモデル毎にサイズと色が山積みになっているかと思いますので、

気になる方は取り扱い店舗にてゆっくりと履き比べ、吟味してください。




私は1プリーツ、プレーンフロントを所有しているので、

早速アウト2プリーツ型を手に入れようかと。

同時リリースのRancourt&Co.と一緒に。




カリスマYANAI

Golf Polo Shirt ~Munsingwear×BEAMS PLUS~

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




さて、先週末は・・・



今話題沸騰のEXPEDITION CLUB TALK SHOWへ。

BEAMS PLUSのチーフバイヤーでもあるサミュエル金子が書籍をリリースし、

その後に控えていたEXPEDITION CLUB。

クラシックアウトドアの世界を体感できるイベントであり、連日大盛況だったとのこと。

金子の所有しているクラシックアウトドアウェアのアーカイブを始め、

ユタ州立大学の図書館内に存在する“世界最高峰のアウトドア資料”『Outdoor Recreation Archive』のメンバーが貴重なアーカイブカタログと一緒に来日し、

スタイリストの原田学氏がキュレーションしたアウトドアウェア中心の古着販売。

自分も何度か足を運びましたが、

一度のイベントでこんなにも”クラシックアウトドアの世界を体感”できるイベントはまずないかと。






最後の週末にはスペシャルゲストの方々によるトークショーも開催。

金子を中心に・・・

本イベントに多大なご協力を頂いたスタイリスト原田学氏、

POST OVERALLS デザイナーでもありマニアックな収集癖のある大淵毅氏、

古着屋『Mr.Clean』の代表でもあり古着業界のレジェンドでもある栗原道彦氏。

そして司会進行はBEAMS PLUSディレクターのMZO。

もうこの5名が並ぶ絵面は最初で最後だろう、と思うくらいエキセントリックな面々。笑

いや、もう本当に贅沢なトークショーでした。

その時にしか話されない秘話だったり、

話し手のテンションや実物を見ながら聞けるとても濃密なトークショーでした。



もちろん、今回のイベントで終わりなのではなく・・・

どうやら次もその次も!?もう色々と楽しいモノゴトが進んでいる様です。

是非、今後もこちらのInstagramをチェックして頂ければと思います。




さて、本日は今週末リリースを控えているこちらをご紹介。



Musingwearとのコラボレーションアイテム『Golf Polo Shirt』

アメリカンブランドとしてアンダーウェアから始まり、

その後は世界で初のゴルフウェアブランドとして確立。

BEAMS PLUSでも数年前から春夏のショートスリーブポロシャツを別注リリースさせて頂いておりました。




ゴルフウェアブランドとして始動したのが1955年。

BEAMS PLUS別注として50年代のモデルをベースに

ディテールやロゴはそのブランドらしさ残し

サイズ感やカラー選定を今の時代に合わせて別注をリクエストしております。









ブランドらしさという点では

ゴルフウェア(運動着)としてアイコニックなディテールが多いブランド。

襟のバタつきを抑えるバックボタン、

スイングの稼働を広げる脇下のガセットやラグランスリーブ仕様、

胸ポケットに物を入れた状態でもスイングモーションに干渉しない様に右胸配置。

運動着として当時は合理的に作られたディテールが

Munsingwearのアイコニックな見え方になっているかと。



そして何よりも左胸のペンギンマーク。

リトルピートと呼ばれ、ブランドのシンボルマークでもあります。

当時は広告戦略のキャラクターとして使用され、ブランドには無くてはならない存在に。

当時はもちろんゴルフウェア(ユニフォーム)として着用されていたものを、

BEAMS PLUSではアメリカンスタイルのカジュアルウェアとして幅広く着用して頂きたく別注を提案させて頂いております。




カラーは今年はソリッド3色とそのカラーを拾ったパネルパターン、

そしてリクエストの声が多かった細ピッチのストライプパターンをご用意。




ソリッドカラーは当時のスワッチカラーから抜粋。

今回は昨今の古着ブームや着古された様な加工感の洋服をよく目にしており、

それらのウェアに合う様に褪せた様なカラーをチョイス。


着こんで色が抜けた様なレッドとオリーブ、ホワイトからくすんでいったようなアイボリー系の色と・・・

それぞれ当時のカラーにもネーミングがありRed Hot Red、Fairway Green、Beach Tanといったポップなネーミング。

当時のアーカイブカラーから色を出し、敢えて“やれ感”のあるカラーでご用意。






着込んでいくことでここからリアルなフェード感をよりお楽しみいただけるはずです。

そんなボディカラーにはそっと添えるイメージで

今回はリトル・ピートはボディと同色で馴染ませています。






そしてこの3色を用い、久々にやりたかったパネル仕様。





それぞれ色のテンション感が同じ?だからこそコントラストが効き過ぎず、

馴染みやすいと思っております。

ポップなパネルパターンにはリトル・ピートもネイビー刺繍で主張を。




お次は久々に登場した細ピッチのストライプパターン。




こちらはアーカイブのピッチパターンを踏襲。

ボディ色に対し、細いストライプが走るパターン。

ソリッドよりもぐっとスポーティーな印象になり、インナー使いでも使いやすい柄かと。

主張しすぎず、地味にならない。

自分で言うのもあれですが、今回のバリエーションの中では一番着回しがきく色柄だと思います。






今回、更にカラーや柄だけでなく

サイズ感も今までとは違い微調整を加えています。

タックインした時のブラウジング、

タックアウトした時のボックスシルエット

どちらの着こなしにも

着やすい様にサイズ感を一回り大きくしております。





ネックに対して襟周りをすっきり見せたく、

少しだけバックネックとフロントネックの高低差を詰めています。

特にトップボタンを閉めた時、フロントネックが首にピタッとした見え方に。

ボックスシルエットのボディに対し、コンパクトな首元のフィッティングは

クラシックなムードもしっかりと楽しめるはず。







何はともあれ

早速、店舗スタッフにスタイリングを。



まずはビームス プラス 丸の内から

STAFF OCHIAI






カジュアルなスポーツコートにコンバーチブルのフィールドパンツ。

サファリルックに寄せつつ、ストライプパターンで若々しいスポーティさが印象的。

ポロシャツこなしはやはり鉄板。




STAFF SATO






トラッカージャケットにデニムパンツ。

ワークウェアのユニフォームとスポーツウェアのユニフォーム、

タックインスタイルのTHEなアメリカンカジュアルスタイル。

このBeach Tanがそれらのアイテムと自然に馴染み、スポーティーなアイテムもどことなくシックな印象に。



STAFF KUWATA




ストライプTシャツを羽織る感覚で、タックアウトのシンプルなスタイルに。

デニムパンツにレザーシューズと言ったKUWATAらしいこなしです。

SATO同様にやはりポロシャツ&デニムパンツはマチガイナイ組み合わせ。



そして私はパネルパターンを。




アイテムや柄選びでプレップ感あるゴルフスタイルをイメージ。

インナー使いすれば一見無地、羽織り物を脱げばポップなポロシャツスタイル。

春夏は重ね着に制限がかかるので、色・柄使いは制限をかけずに・・・







そしてもう一枚ソリッドのRed Hot Redも着用。
ミリタリーやアウトドア、それらのフィールドウェアにさらっと合わせるのもお勧めです。

今の時期にはニットベストと合わせるのも、個人的には良いのかと。




Golf Polo Shirt

分かりやすく、直球のネーミング。

もちろんクラシックなゴルフスタイル合わせても良し、

BEAMS PLUSのフィルターを通し、

アメリカンカジュアル、スポーツコートスタイルに合わせるのも良し。

クラシックなディテールを踏襲しつつ、デイリーウェアに寄り添える様に別注いたしました。

今週の金曜日発売。

是非取り扱い店舗、もしくはお取り寄せ等でお試し下さい。




カリスマYANAI





Handmade Leather Gear ~GHURKA×BEAMS PLUS~

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




さて、このブログが上がっている頃には

4/26㈯に向けて色々とローンチの情報が公開されているはず。

※BEAMS PLUSのオフィシャルInstagramアカウントにて公開

URL : https://www.instagram.com/beams_plus/




まさにMADE in USA祭り。

アメリカ製のトラウザーズとして人気が高いBARRY BRICKEN

マサチューセッツ州ミドルボロウからはアメリカのレザーシューズと言えばのALDEN

そしてコネチカット州からはラゲッジブランドのGHURKA




こんなにも盛り沢山となってしまいましたが・・・

BEAMSで絶賛開催中のポイントアップキャンペーンがあるのであれば

一挙にリリースしてしまおう!

という事で今週4/26の土曜日に一斉にリリースいたします。




本日はそんな中、GHURKA×BEAMS PLUSをご紹介させて頂きます。



まずは・・・


大変お待たせいたしました。

昨年3月にBEAMS PLUSとして取り扱いが再始動したGHURKA。

長らく入荷が無かったのですが、2年前の夏にコンタクトが取れ、新たに取り組みがスタートいたしました。

昨年3月にリリースした際、GHURKAの代表作でもあるNo.5 Examinerをリリース。

※その時のBLOGはこちらをご覧ください

STAFF NIWA :https://www.beams.co.jp/blog/beamsplus/146679/?srsltid=AfmBOoqYyAtIW4dCpg9ioao7Ikzhqrs8QHu2P5ja6KVh-FcuPNyKeIgx

STAFF SAKAMOTO:https://www.beams.co.jp/blog/bpm/146395/?srsltid=AfmBOors8wwZemICJ7hyCtlMUc1N5Yy5WMg4kHXXQ0KgfPZgTIJUN753



No.5 Examiner

GHURKAのNo.~とは、ブランド設立当初から作られてきたモデルを製造No.として管理され、

GHURKA好きの方からしたらNo.~と問いかけると、モデル名が分かる方も中には。

コレクター心をくすぐり、とんでもない量を収集している方もいらっしゃいます。

その中でも群を抜いて人気が高いのがこちらのNo.5 Examiner。



特徴的なフロントの2ポケットに完成されたサイズバランス。

GHURKAの象徴的なアイテムであり、今でも変わらずに人気の高いモデルです。

BEAMS PLUSの別注とは??と思われる方も多くはないはず。

それはこのレザーとコットンツイルのコンビネーションです。

既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、改めてご説明させて頂きます。



新たにGHURKAとコンタクトを取った際、

僕たちがイメージしていたライトブラウンのスムースレザーとコットンカーキツイルのコンビネーションが無く、

代わりにシボがあるブラウンレザーでコンビネーションが展開。

そこでよりGHURKAと言えばのルックスを求め、よりクラシックなSmooth Chestnut Leatherという素材でリクエストさせました。

もちろん、決して古いものを追いかけて作るのではなく、僕らがあくまでも“GHURKAとして抑えておきたいモデル”として別注をかけてます。





ルックスはクラシックに・・・内装は以前のモデルよりも外・内共にオーガナイザーポケットが充実。

ブランドとしてのクラシックかつ優雅なルックスは守りつつ、

今の現代・都市に合わせたディテールのアップデートが図られています。

これはBEAMS PLUSにも通ずる点。




昨年リリースした時はありがたくも早々に完売。

時間を要してしまいましたが・・・やっとアメリカから追加分が到着いたしました。

細かいディテールに関しては、

前述のSTAFF NIWAとSTAFF SAKAMOTOのブログに目を通して頂ければと・・・

持つ事、使う事の満足感はもちろん高いのですが、

所有している事の満足感も満たされるはず。

自分も愛用しておりますが、とにかく所有欲だけで満足してしまうくらい(笑)













仕事での使用、プライベートでの使用、出張での使用・・・

スポーツコートスタイルからアメリカンカジュアル、ミリタリー、フィールドアウトドア・・・

様々なシーンに様々なスタイリングで愛用しています。

今週末、いよいよ追加分をリリースいたします。




そして・・・追加分の再リリースに合わせ、新作も同時リリース。



No.270 Citypack

こちらは昨年11月に初お披露目となった新作。

No.5と同様に、BEAMS PLUSのコンビネーションとしてリリースいたしました。



Citypackとは、No.4 Gearpackと呼ばれる銘品をGearからCityへとアップデートされたモデル。

Gear(ギア)はどちらかというとヘビーデューティな意味合いが強く、

それをCity(都市)向けに作られたモデルです。

現代的な道具(スマホやペットボトル、財布...etc)といった、必要最低限の荷物を、コンパクトに、スマートに持ち運べるPack。

Gearpackはマチと高さがあり、ボリューム感があるのに対し、

Citypackは一回り小ぶりなサイズ感。

アイコニックな外付けのポケットワーク、ショルダースタイルはそのままに、

サイズ感の見直しと内側のオーガナイザーポケットを充実させたモデルです。




こちらもありがたくも早々に完売。。

出遅れた私も買い逃してしまいました…

ただ、今回はこのCitypack第二弾として、BEAMS PLUS別注のオールレザーモデルを製作。

使用したレザーはアメリカ最古のレザータンナーHorween Leather Companyから

Chromexcel Leather Burgundyを採用。

油分を含んだ肉厚なレザーは唯一無二。

実際に物を見たときには

レザーの質が変われば、製品がこんなにも変わるのか

と驚かされる位、雄々しい仕上がりになりました。






第一弾で使用したSmooth Chestnut Leatherの上品さとは対照的に

男らしい重厚感が全面に出ています。

この深みあるBurgundyも経年変化でどんな表情になるのか。

色を補色すればより深みある色合いになり、

補色しなければ色が抜け、陰影ある色になっていったり。

とにかく10年後、20年後の面がとても楽しみです。





コンパクトなサイズ感ながら、

コーディネートに入れるとその存在感は良い意味で強烈。

このサイズ感だからこそchromexcel Leatherとの塩梅が取れているのかもしれません。








春夏の軽快な装いに、

そっと肩にかけて頂くだけで重厚感がぐっと増します。

百聞は一着に如かず

まずは取り扱い店舗にて実際に物を見て頂き、鏡の前で合わせてみてください。





GHURKAの取り扱いはビームス プラス 丸の内、ビームス 神戸、ビームス公式オンラインサイトとなります。

気になる方はお気軽に取扱店舗へお問い合わせください。





カリスマYANAI


素材と色とコーディネート組の楽しさを... ~dip ltd×BEAMS PLUS~

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。



BEAMS PLUSのコレクションも

また、他ブランドとのコラボレーションアイテムも

毎週の様にリリースが続いております。




以前まではビームス プラス 原宿とビームス プラス 丸の内のInstagramから告知をさせて頂いておりましたが、

今はBEAMS PLUSのオフィシャルアカウント(URL:https://www.instagram.com/beams_plus/)から情報を発信させて頂いております。

BEAMS PLUSのリリース情報に関していち早くご覧になりたい方は、是非上記URLのInstagramをご覧になって下さい。



さて、本日はこちらのコレクションをご紹介。



dip ltd

"detail in perfection"(≒完璧なディティール)を掲げ、デザイナー田口 成彦氏が手掛けるブランド。

様々なブランドのデザインをし、実はBEAMS PLUSとしてのブランド立ち上げにもアドバイザーとして関わって頂いた

いわば僕からするとレジェンドクラスの田口氏。

BEAMS PLUSのプロダクトから

今のdip ltdとしての取り組みまで

長らくお付き合いをさせて頂いているデザイナーズブランドです。




そんな長らく取り組みをしているdip ltd×BEAMS PLUSは

2年前の2023 Spring&Summerで”Re.Born”からガラッと雰囲気が一変。

ビームス メン 渋谷のショップマネージャーでもある中尾が商品企画に加わり、

デザイナー田口氏が手掛けるプロダクトを見直し、

他ブランドにはない唯一無二のディテールや製品染、それら全体の雰囲気を再考してリリースされた2023年の春夏コレクション。

dip ltdの前身ブランド”Dezert”時代のプロダクトアーカイブを見直し

フィッティングや生地使い、素材使い、そしてディテール・・・それらをアップデートされた企画。

そこからは毎シーズン、田口氏と中尾がタッグを組んでdip ltd×BEAMS PLUSのコレクションが製作されております。 






ビームス プラス 原宿のInstagramアカウントではLIVE配信をやったり

BEAMS PLUSのラジオ局『プラジオ』では中尾がゲスト出演し、今回のコレクション“Dark Collection”について話してもらったりと

本コレクションの商品説明やストーリを語ってもらっております。



トータルで7モデルを製品染を活かし、グレー、ブラック、コヨーテの3色で構成。

まずはこのブログの前に、Instagram LIVEやプラジオをご視聴頂けると幸いです。



自分からはコーディネートを軸にご紹介。



まずは相方スイーツ佐久間がブラックのベスト、3ボタンスタイルのジャケット、ライナーこなしのリバーシブルカーディガン、ベレー帽の4ピースセット。

プラジオ』で中尾が語るブラックは『BEAMS PLUS』にとって差し色として組み込んだ色。



世の中的にはブラックの衣服は当たり前にあるものの、BEAMS PLUSのラインナップでは殆ど作られないブラック。

そんなBEAMS PLUSのラインナップに"色(黒)を差す"という意味で“Dark Collection”



トップスには3ピースを重ね、ライナー、ジャケット、ベストのレイヤードスタイル。

BEAMS PLUSのネイビー×ホワイトのボーダーTシャツを挟み、重ね着に軽快さを与え

パンツにはBEAMS PLUS Utility Trousersのブラックで色合わせ。





ベストはオーバーベストとして着用。

サイドの編み上げによるサイズアジャスタブルが可能であり、

収能力があるポケットワークがポーチとして機能。

イン・アウト、どちらの着こなしにも使えるベストは

dip ltd×BEAMS PLUSには欠かせられないアイテム。



3ボタンスタイルのジャケットはラペルを付けつつ、スナップボタンやジップで”良い”違和感を感じさせるデザイン。

ラペルジャケット(スポーツコート)の様に着こなせ、

ボタンの留め方や襟の使い方次第ではナイロンのシェルアウター的な使い方もできる!?アイテム。





ライナーにはメッシュ&ナイロンリップストップの2トーンが効いたライナージャケット。

ボタンではなく、ジップアップスタイルのカーディガンというのも、新鮮な”良い”違和感を感じてくれるはず。

反面はソリッドのよりシンプルなスタイルに様変わり。



3ピースかと思いきや今回からヘッドギアが登場。

ハトメ付きであり、アジャスターでサイズ調整が可能なベレー帽タイプ。

中尾が愛してやまないベレー帽を、今回のコレクションで製作したとの事。

ミリタリー由来の形であり、昨今では少し新鮮!?な形。

何よりも製品染のナイロン生地を使ったベレー帽・・・恐らく他では絶対にないモデルでしょう。




4ピーススタイルでカラートーンをマッチングさせたスタイリング。

中尾が提案の様に普段のコーディネートに”差し色”としてブラックを着てみるのも

佐久間の様にカラートーンを合わせて着て頂くのも

お勧めのブラック。




因みに・・・着る順番を変えてみると・・・





ライナーの上にカーディガンを羽織ったノーカラーベスト&ライナージャケットのレイヤードスタイル、その上から羽織るラペルジャケット。

こういった3ピースの順番を変えても面白い見え方に。

同じトーンでアイテムを揃えれば、単品使いはもちろんながら重ね着のアレンジも試してみてください。





続いては3月半ばにビームス プラス 原宿へ異動してきたSTAFF ARIMOTOから。



“Dark Collection”の中では最も淡いトーンのシルバーをチョイス。

ラペルジャケット、ショートスリーブシャツを使い

BEAMS PLUSのMIL Athletic Pantsに同素材の5panel Long Bill Cap、スウェットフーディーでミリタリーアスレチックスタイルに。

BEAMS PLUSから登場した光沢感あるNylon Ripstopの生地感と

dip ltd×BEAMS PLUSの製品染のムラ感あるシルバーの相性は抜群。





ラペルジャケットをトップまでボタンを閉めたミリタリーブルゾン的な着こなしに。

脱いだ際は腰巻きにし、ラフな使い方をコーディネートとして見せるのも良し。

ラペルジャケットとは言いつつも、着方やアイテムの組み合わせ次第では色々な解釈で着用が楽しめます。







インナーにはナイロンのショートスリーブシャツを。

裏はメッシュ張りされ、裾のドローコードやサイドポケット等、

半袖アウター的な見え方も”良い”違和感が。

中尾からも『ショートスリーブではあるものの、着方はアウター的なこなしがおすすめ』との事。

分かりやすいレイヤードが楽しめ、まさにファッション性が高いアイテム。



個人的にもシルバーはARIMOTOの様にアスレチックごなしがおすすめ。

スウェットシャツやナイロン系のアイテムでスポーティーなスタイリングがとても組みやすいです。





自分はコヨーテをチョイスし、ベスト、カーゴパンツ、ベレー帽を用いてスタイリング。



合繊のナイロン素材に対し、綿麻のニットやブロックプリント、モカシンシューズといった素材や柄がクラシックなムードのアイテムを合わせてスタイリング。



実は・・・

2025 Spring&Summer BEAMS PLUSのLookで見られるミリタリーアイテムを用いた新鮮なスタイリング・・・





今までとは違ったコーディネートの組み合わせがとても新鮮で、

ミリタリーアイテムを用いたサファリルック、トラベル、リゾート・・・

そんなスタイルをイメージし、dip×BEAMS PLUSのコレクションを着用。


 




特にコヨーテが一番製品染によるムラ感ある表情が強く、

ニットやブロックプリントといった表情ある天然素材のウェアとも相性抜群。

あまり今まで意識してなかった組み合わせを

BEAMS PLUSのLookからヒントをもらい・・・

今シーズンらしく!?合わせたスタイリングです。




あくまでもミリタリー由来のデザインではあるものの、

それに引っ張られ過ぎず、

ベストをハンティングベストに見立てたり

コヨーテのカーゴパンツを、アウトドアスポーツ的なフィールドパンツとして見立てたり、

サファリルックのこなしでまとめていくのもコーディネートの面白さ。




一見、ナイロン生地×製品染めのアイテムを目にすると

スポーティーな印象が強く持たれてしまうかと思いますが

実際にはBEAMS PLUSの掲げるワーク、スポーツ、ミリタリー、アメリカントラディショナル・・・

それらのカテゴリーアイテムと合わせられる汎用性も大。




コーディネートの幅を探りたい方は・・・

ビームス メン 渋谷の中尾や取り扱い店舗スタッフにご相談ください。




最後に・・・

リフレクターでは無いですが、

店内でフラッシュをたいて撮影してみると。






リフレクターではないものの、

製品染めのせいなのか

ナイロン素材本来の光沢感なのか

とても良い表情に。

百聞は一着に如かず、

是非、皆さまもdip ltd×BEAMS PLUSのウェアを使い、

スタイリングに”良い”違和感をお楽しみくださいませ。




カリスマYANAI



これからの春先と、あとあとの冬支度に・・・〜BATONER×BEAMS PLUS〜

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




今夜のブログは・・・





今週末に控えている

ニットの聖地でもある山形県のニットメーカーである奥山メリヤスの

ファクトリーブランド“BATONER”をご紹介。

1951年創立のニットファクトリーであり、現在は3代目の奥山幸平氏が社長兼ブランドデザイナーを務めております。

既にご存知の方も多いかとは思いますが、BATONERとしてブランドが設立したのは2013年。

3代目となる奥山氏が、バトン(BATON)タッチに造語としてERを付け、バトンを渡していく人という意図で作られたブランドネーム。

とある記事で奥山氏が「自分たちがやりたいことと、次の世代に伝えられるようなモノづくりというのを、自分たち自身が継承人となって日々の営みを行っていく。」が記されてました。

様々なブランドからニットファクトリーとして下請けをしつつも、

よりニットファクトリーとして自分たちの強み、表現方法、そして何よりもファクトリーの活性化としてブランドを設立させたのかと思います。




奥山氏が考えるBATONERのモノづくりは

奇をてらったデザインではなく、

基本中の基本を突き詰め、ベーシックなモノでどれだけ差別化を図れるのか。

それは糸の原料から考えられ、糸の太さや撚り合わせ、そして編地の工夫など・・・

展示会にお伺いすると

毎シーズン“派手さ”は無いものの、常に“新鮮さ”を感じさせてくれます。

ベーシックなラインナップながら、デザイナー奥山氏の拘りには毎回驚かされます。




そんな奥山氏が手掛けるBATONER×BEAMS PLUSのコラボレーション企画。

本日は2025年春夏の別注モデルのご紹介と

2025年冬支度としてのスペシャルイベントのご紹介をさせて頂きます。




まずはこちら。






BATONER×BEAMS PLUS Skipper Knit
カラー:オフホワイト×ネイビーライン、ナンタケットレッド×オフホワイトライン、ネイビーソリッド
サイズ:1、2、3、4
価格:¥35,200-(税込)
商品番号:38-15-0254-905


BATONERの代表的なSIGNATUREシリーズを活かし

BEAMS PLUS別注としてスキッパーポロタイプのニットウェアを製作依頼いたしました。

SIGNATUREシリーズとは綺麗な畦編みシリーズ。

ニットの聖地でもある山形件は特にミドル・ローゲージといったニットを作り出すのが得意とする産地。

上質な手摘みのGIZAコットンを採用。

世界三大綿の一つでもあり、光沢感と滑らかな綿として別名「白いゴールド」とも呼ばれているとか。

そんな上質なGIZAコットンを採用し、特殊な紡績糸で編み立てたSIGNATUREシリーズ。






もっちりと弾力があり、肌当たりの良さがとても魅力的な畦編みシリーズ。

今回、BEAMS PLUSからは襟元が特徴的なスキッパーポロを依頼させて頂きました。

ボタンは無く、Vネックスタイルにボリューム感ある襟が付いてます。

とあるアメリカブランドの古着をベースに、ラインタイプとソリッドタイプの計3色でご用意。

もとのデザインがマリンルックの様な配色であったり、編地も畦編みということもあり・・・

今回のSIGNATUREシリーズとは相性が抜群。



早速着用。





リラックス感と開放感あるネックスタイルに

この畦編みの魅力でもある肉感がマリンルックには最適です。




このウェイトに対してリブは強めにリクエスト。

クラシックなブラウジングスタイルも

このSIGNATUREシリーズの畦編みだとどこか品の良さも感ぜさせてくれます。

まだ気が早かったかもしれませんが、インナーはタンクトップ。

ざっくりとした編地でも、

GIZAコットンの肌当たりの良さをダイレクトに感じさせてくれます。

気温が高くなれば・・・ニットにショーツなんてスタイルも非常におすすめ。





フェードしたブルーデニム

直近でリリースされたBEAMS PLUS TOP-SIDER とQuaker Marine Supply Co.のキャップで

マリンルックでコーディネート。






カラーは自分が着用したWHITE×NAVYに加え

ニューイングランドにあるあの色をモチーフにしたNANTUCKET RED×WHITE

ベーシックかつより大人な雰囲気でさらっと羽織って頂けるSOLID NAVYの3色でご用意。

個人的にも今シーズンの気分にぴったりなニット。

自分はWHITE×NAVYとNANTUCKET RED×WHITEを頂こうかと。




発売日は1/22(土)にリリースいたします。




1/22(土)・・・

そうです、BATONERでは春の新作だけでなく

冬支度に向けてスペシャルなオーダーイベントが同日開催されます。




昨年大反響があったBATONERのヘビーカシミアシリーズの

BEAMS PLUS別注で製作したカウチンセーターオーダーフェア。

今年もやります。



昨年のカウチンセーターに続き、

究極のカシミアニットとして今回リクエストしたのが漁師がワークウェアとして着用していたアランセーター。



ワークウェアから誕生し、それはイギリスからアメリカ、デイリーウェアとしても愛されたニットと言えばのアイコニックなアイテム。

本来は島の羊から紡績された毛糸を、

島の人達が漁師に向けて豊漁や安全を願い、一つ一つ手編みで編まれていたニット。

防寒着として機能する肉厚な糸、凹凸ある立体的な編地。

未だに廃れること無く愛されているアランセーターを

今回は“究極”をつきつめてカシミア100%で編み立ててもらいました。




一般的なアランセーターは紡毛糸と呼ばれる短い毛を紡ぎ合わせて撚られた糸を使い、

毛糸本来がふっくらとしている為、ローゲージニット本来のざっくりとした編地が表現されます。

対象的にカシミアは本来ハイゲージのニットに使われのが一般的。



圧倒的に採取できる量が少なく、高級素材として位置づけされるカシミアは

ローゲージにすることで糸量を多く必要とします。

もちろん、今回は奥山氏には“究極”というお題でリクエストしているので

アランセーター本来の編地をしっかり表現してもらうのを前提に

他のウール糸を一切混紡せず、贅沢にもカシミア100%で糸量を惜しみなく使用。



糸量を増やすことでフラットな見え方では無く、凹凸がしっかりと生まれました。



更に・・・よりクラシック面を追求し、

編み柄と編み柄の隙間を極力詰めております。

そうすることで凹にくる部分の面積を少なくし、凸にくる編み柄部分がより立体的に。

視覚的にも編み柄が間延びせず、ぎゅっと詰まった見え方に仕上がりました。



ネックも当時のスタイルを意識し、

リブを厚く、高さを持たせて男らしいネックスタイルに。

カシミアだからこそ、

ネックが詰まっていてもちくっとする肌当たりや締め付けるような窮屈感は一切感じさせません。




早速、ヘビーデューティーなスタイルを得意としスタイリッシュにウェアを着こなす

相方スイーツ佐久間にWHITEを着用してもらいました。





アランセーター本来のワークウェアという解釈から・・・





ロングビルキャップやオーバーパンツ、モカシンシューズと

いつものようにヘビーデューティなスタイルに。



ただ、インナーはシンプルにカットソーのみ。

ウールのタッチ感が苦手な佐久間も『カシミアだったらノンストレス』との事。

王道のWHITEはコーディネートに困らないはず。




次いで若手のOJIMAが着用。






MOCHAというベージュとグレーの中間色の様な色。

オーセンティックにチノトラウザーズに

色を効かせたBEAMS PLUS TOP-SIDER。

ボリューム感あるトラウザーズに

裾リブのテンションを活かし、ぐっとブラウジングを活かしたクラシックな見せ方。





最後はこちら。

ローゲージニットをこよなく愛するコヴ。




期待を裏切らない直球のアメリカンなカジュアルスタイル。

ジーンズとアランセーター・・・

チノトラウザーズ同様に

この合わせはワークウェアの親和性として相性抜群。

ストイックなBLACKを着用し、色数を抑えた直球スタイルに。

ローゲージ×カシミア100%・・・コヴにとっては大好物の組み合わせ。

是非、店頭で見かけたらこの魅力を是非聞いてみてください。




そんなこんなで・・・

WHITE、MOCHA、BLACKと着用してもらいましたが・・・


それ以外にもなんと選べる色は60色以上。

ベーシックなカラーも良いですが、

アランセーターで見たこと無いようなカラーチョイスができるのも

このイベントの魅力の一つ。







パキっとした原色使いから

淡いペールトーン系のカラーや

メランジの杢糸が選べたりと。

とにかく60色以上もあると“無い色”を探すのが難しいはず。

是非、店頭でじっくりと悩んで頂ければと思います。




また、今回もオンラインでも一部のカラーが受注可能となっております。

先ほどご紹介しましたWHITE、MOCHA、BLACKに加え、杢NAVYもご用意。

アランセーターといえばのオーセンティックなカラー4色お選び頂けます。



店舗では第一便は2/22〜3/2でビームス プラス 原宿、第二便目は3/8、3/9の2日間限定でビームス 名古屋で開催。

ビームス 名古屋はたったの2日間!?・・・何かが起こりそうな予感。




色々々々・・・とお楽しみに。




カリスマYANAI





年内最後のリリースは・・・~Sleevless Parka~

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




さて今週頭には・・・


1月のパリ展示会に向けての2025Fall&Winter BEAMS PLUSのLOOK撮影を。

早朝から集まり、

BEAMS PLUSディレクターMZOを筆頭に、

撮影部隊やヘアメイク、オフィスチーム、モデルが集結。

目を引くファブリックやアイテム、細部にまで拘ったコーディネート・・・

半期に一回のこの撮影も無事終了。

2025年秋冬の公開も乞うご期待下さい。 






さて、本日はタイトルにもある通り、

先週末にリリースされた年内最後の別注アイテムをご紹介。




【別注】MOUNTAIN RESEARCH / Puff Mountain Parka
カラー:アイボリー、イエロー、ブルー
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥96,250-(税込)
商品番号:38-18-0699-249

2024Fall&Winter 

MOUNTAIN RESEARCH×BEAMS PLUS Sleeveless Parka



別注のキーワードとなったのが中綿のマウンテンパーカー。

数多くの別注を手掛けて下さったMOUNTAIN RESEARCHデザイナー小林節正氏と

BEAMS PLUSチーフバイヤーでもあり、ビンテージアウトドアウェアに造詣が深いサミュエル金子により

早速モデルとなるマウンテンパーカーをリサーチ。

数多くのアーカイブからスタイルやディテールをチョイスし、

小林氏のフィルターを通して完成したのが今回の別注モデル。

クラシックアウトドアウェアのアーカイブから選定して配色や機能的なディテールの数々、

そしてMOUNTAIN RESEARCHらしいアレンジがきいたデザイン。



早速、ビームス プラス 原宿のSTAFF OJIMAに着用してもらい、

各ディテールを見ていきましょう。



アイテム名にもありますが

最大の特徴は袖の取り外しがきく"Sleeveless"。

OJIMAはスポーツコートスタイルの上から羽織り

ダウンベスト的な使い方で着用しています。

マウンテンパーカーらしいフロントのポケットワークやフードはありつつも・・・

肘上あたりから覗かせるレイヤードスタイルが特徴的な見え方に。

お気づきの方も多いかと思いますが、

昨年リリースして別注のダウンジャケットを継承し、

今回も袖はデタッチャブル仕様にし、

袖のカラーの切り替えが楽しめる様、フードの内側とカラーマッチができる左袖が付属。



フロントのポケットワークは左右非対称かつサイドはダブルポケット仕様。

ディテールがデザインの一つとして楽しめるのも

マウンテンパーカーの魅力の一つ。





胸にはスマホやグローブ、

はたまたブランドらしく山で着用するならギアを入れたり・・・

あればあるだけ収能できる嬉しいポイント。





サイドにはウォームポケット的な役割の横から入れられたり、

マチ付きの誇張したフラップポケットが付いてたりと

ダブルポケットの作りになっております。

敢えてサイドのポケットを大きくすることで、

立体的かつとても印象的なディテールになります。

袖の持ち運びにも十分な収納力。

気温に合わせてその都度袖を付けたり、外したり。

朝晩と日中の気温の差を考えると、

ポケットに袖を忍ばせておくのは実用的です。







バックスタイルには小林氏が考えたディテールデザインを踏襲。

風の侵入を防ぐために本来はウェストにぐるりと走るドローコードですが

このディテールはバックを絞るだけで

フロントのシルエットを変えずに身体に密着します。

小林氏自身、横から見たフォルムもお気に入りで、

ありそうで無かったオリジナルデザインの一つです。







更に、内側にもビンテージアーカイブから踏襲したディテールを採用。

裾近辺にある薄い生地は

着用した後に内側で留めることで、

より風の侵入を防ぐ仕様に。





フードの形やディテールにも徹底的に拘った作りに。

被り物をしてもすっぽりと収まり、

ネックから口元にかけて襟高の仕様。

更に、フードには外側と内側にドローコードがあります。

外側だけでなく、内側を絞ることでよりフィッティングが向上。

正直、ここまで作り込まれているからこそ

被り物や巻き物無くとも、十分に保温性を感じて頂けるはずです。







もちろんブランドのアイコンでもあるアニマル刺繍も。

フードのトップ、

ジッパーを開くと風の侵入を防ぐ下前立てのマチにもちらりと。

刺繍を入れるためにも、

この下前立てのトップにカーブを付けてアレンジ。

一見するとほんのディテールの一部でしかないのかもしれませんが、

デザイナーの拘りが随所に見られます。




私はイエローをチョイス。




発色の良いイエローにブラックのコントラスト、

力強いインパクトある配色がとても好みです。

左袖は付属のブラックに変更。

イエロー、ブラック・・・

個人的にもこの配色で一番に合わせたいのはミリタリーパンツ。

オリーブやカモフラージュのパンツに合わせ、

OJIMAとは対照的にギアっぽいイメージで着用しています。











冬に映えるウィンターホワイト的なアイボリーベースにバーガンディ

インパクトある力強いカラーのイエローベースにブラック

そしてクラシックアウトドアウェアと言えばのブルーベースにブラック



色選びは悩まれるかと思いますが・・・

直感で良いと思ったカラーをお勧めいたします。

色合わせも良いですし、

思いっきり色を合わせずレイヤードでごちゃつかせるのも良いかと。



取り扱い店舗、もしくはオンラインにてご検討下さい。




カリスマYANAI



Update Classic Down Jacket ~SIERRA DESIGNS×BEAMS PLUS~

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




さて、ただいまBEAMS PLUSに纏わるコトとして

話題となっているBEAMS PLUS Limited Store in Los Angels。



遂にアメリカ本国で開催された期間限定のLimited Storeとなり、

SPERRY TOP-SIDER×BEAMS PLUS以外は全てMade in BEAMS PLUSのアイテム。










元はギャラリースペースとして使われている場所で開催し、

BEAMS PLUSの世界観を表現。

商品はもちろんの事、什器等もしっかりとセットされ店内空間もばっちりの仕上がり。

つい先日自分も現地に行き、商品の搬入から営業時は店頭に在中しておりましたが・・・

非常に多くの方がご来店され、大大大盛況。

BEAMS PLUSのベーシックアイテムから、シーズンコレクションのアイテムまで

とにかく多くの方にご購入いただきました。

日本国内はもちろん、海外での期待値の高さを改めて実感。




短期間ではありましたが、

Los Angelsでの反響を目の当たりにし、より物欲が加速してきています。

年内買い残しがないか?を理由に

自分も店頭で物色中・・・



そんな中、先日リリースされたこちらをご紹介。




【別注】SIERRA DESIGNS / DOWN SIERRA JACKET
カラー:ブラック、レッド
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥77,000(税込)
商品番号:38-18-0650-622


SIERRA DESIGNS×BEAMS PLUS “Down Sierra Jacket”

1966年にSIERRA DESIGNSが発表したSierra Jacketをベースにし、

BEAMS PLUSのアップデートを施したパンパンのダウンジャケット。




クラシックアウトドアウェアと言えば…



BEAMS PLUSチーフバイヤーのサミュエル金子

『超軽量なパンパンのダウンジャケットを作りたい』という事で本企画がスタート。

新型ではあるものの、SIERRA DESIGNSの代表的なモデルを継承し、

実用的でありながら、ファッションとして楽しめるダウンジャケットが完成いたしました。





クラシックなモデルのダウンパック数をそのままにし、

丸みとボリューム感溢れる様にダウンの量を調整。

もちろん、ダウン量は少なくしているのでは無く、今までのBEAMS PLUS別注のモデルよりも増やしております。



生地も限りなく軽量のナイロン素材を探し、

やっと見つかったのがPertex社のナイロンリップストップ生地。

極細のナイロン糸を使用し、高密度に織り上げれております。

特徴としては超軽量、ソフトタッチ、撥水機能、透湿機能、耐久性・・・

とても高機能であり、まさにアウトドアウェアに最適なファブリックの一種。

名だたるアウトドアブランドも使用している生地であり、

クラッシックなダウンジャケットに、高機能ファブリックを採用しております。

決して大げさではなく、、、

袖を通した時の軽く、運動量を邪魔しない柔らかさを体験頂けるかと思います。

ダウンの量を多くしつつも、着心地はとにかく軽く。

企画進行の段階ではここまで軽く仕上がるとは思ってもなく、

着用した時の着心地は皆様にご納得頂けるはずです。




サイズスペックや細かなディテールはBEAMS PLUS別注仕様として、

ファッションとしても今に合ったスペックで修正しています。






着丈はもとのDown Sierra Jacketよりも短くし、

ショート丈のダウンジャケットとして着用して頂けます。

パンパンのダウン量にショート丈、この組み合わせがより今回のフォルムを強調し、

ボトムスのシルエット問わずに着用頂けるバランス。

裾のドローストリングコードで風の侵入を防ぎ、より短丈を強調することも可能です。



フードに関してはDown Sierra Jacketの原型を踏襲し、取り外し可能な仕様に。

フードの大きさや角度は、

多くのアウトドアウェアを見てきたサミュエル金子がサイズや角度を指示し、調整したバランス。

被ったときの頭の収まりや口元までしっかり覆えるサイズです。

顔周りからネックにかけての防寒はばっちり。

また、フードの取り外しはドットボタン式。

通常は取り外した際、ドットボタンの凸部分がむき出しになってしまい、見た目の部分で少々気になってしまポイント。

これもアウトドアウェアのビンテージを参考に、カバーで隠すディテールをアップデート。

フードを外した時でもスタイリッシュな見え方に。




カラーは2色。

クラシックなダウンジャケットには欠かせられないREDと

パーツをワントーンに揃え、アウトドアではなくタウンに馴染むBLACK。



私はREDを。







フェアアイルニット、コーデュロイのショーツをニッカポッカスタイルとして履き、

カントリームードのアウトドアウェアとスタイルに。

クラシックアウトドアウェアをベースにしているからこそ、

トラディショナルな柄や生地とも相性が抜群。

気温がもっと下がればツイードのスポーツコートスタイルにも合わせたい一着。




次いでビームス プラス 原宿の若手、STAFF OJIMA







彼はタイガーストライプのパンツにマウンテンブーツと

ダウンジャケットに負けない重厚感あるボトムスでコーディネート。

やはりミリタリーパンツ×クラシックダウンの組み合わせは外さないですね。



フードを外し、ネック周りもボリューミーなジャカードマフラーを差してコーディート。

顔周りのコーディネートを楽しむ際は、フードを外して色々とアレンジができます。




最後はやはりこの方、サミュエル金子。





クラシックアウトドアスタイル全開かと思いきや

BLACKを着用し、モノトーンのコーディネート。

スウェットシャツにミリタリーパンツ、スニーカーといったアイテムを取り入れ、

ミリタリーアスレチックスタイルに。



フードもこの通り、被り物をしててもしっかりと覆え、ネック周りまでしっかり防寒。

アイテム本来のディテールをしっかり踏襲し、実用性を高める為にアップデートしております。



無彩色のウェアで合わせれば、都会的な見え方でまとまります。

となると・・・グレーのスーツとも合わせてみたり、ウィンターホワイト的な真っ白なニットでコントラストを楽しんでみたり・・・

色々とBLACKの合わせ方が楽しめそうです。





寒い時期はここから長く続きます。

パンパンに詰まったダウンながら、

超軽量に仕上がったダウンジャケット。

3月?4月??まではきっと頼ってしまうであろう一着。

それくらい、この軽さが病みつきになります。



是非、取り扱い店舗にて袖を通してみてください。




カリスマYANAI

















11/3 ビームス プラス 丸の内でお逢いしましょう

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜深夜担当のカリスマYANAIです。



先週末、皆さまは行きましたでしょうか??



TUBEデザイナーの斉藤久夫氏がなんとガレージセールを開催。

BEAMS PLUSだけでなく、BEAMSにとても縁があり、アパレル業界に様々な功績を残している斉藤氏。

そんな斉藤氏がガレージセールをするということでこれは行かない理由がないと思い、迷いなく会場である事務所へ。



業界の方や社内スタッフ、BEAMS PLUSご利用頂いているお客様等・・・

多くの方がご来店され、大繁盛。

混み合っており、忙しいだろうから軽く見よう・・・と思いつつも、結局がっつりと居座ってしまいました。笑



斉藤氏らしい洋服や小物、印刷物、家具、その他雑貨など・・・ついついがっつりと買い物を。

洋服のデザインだけでなく、収集される物選びの視点がとにかく面白く、ずっと一日中滞在できる位の内容でした。

2024年秋冬のTUBE×BEAMS PLUSも店頭に出揃っておりますので、改めて斉藤氏の手掛ける洋服をじっくり見て、袖を通してみてください。








さて、本日は今週末のイベントについて、ざっとご説明を。

BEAMS PLUS MARUNOUCHI 1st Anniversary ~Jazz Festival~が11/3(日・文化の日)に開催いたします。

昨年、有楽町から丸の内へリロケーションオープンを果たしました。

気付けばあっという間に一年が経とうとしており、

今週末の11/3でちょうど一年を迎えます。

これも皆さまの日頃のご愛顧頂いているおかげです。

誠にありがとうございます。





一周年を記念し、昨年のリロケーションオープン時に開催した丸の内仲通りのイベントを今年も開催。



昨年はレザーのワークショップやシューシャインサービス、ブランド様の私物を展示形式としたインスタレーション、ビームス号でのプラジオ、大学生のバンド演奏、Ralph's Coffeeのコーヒー販売・・・とにかくてんこ盛りのコンテンツでイベントを開催。




今年はよりイベントコンセプトを絞り、

丸の内仲通りを音楽で彩らせていただきます。



Jazz Festivalと称し、昨年駆けつけてくれた東京大学のJAZZ研究会 〈UTOKYO JAZZ〉に加え、






〈早稲田大学 モダンジャズ研究会〉と〈一橋大学 モダンジャズ研究会〉の計3大学でJAZZ演奏会を開催いたします。





昨年を振り返るとバンド演奏中は待ちゆく方々が足を止め、演奏に聞き入り、音楽を共有できる場が自然と生まれていました。

当たり前の様に日頃耳にする音楽ではありますが、

路上で聴く生演奏、大学生のフレッシュでひたむきな姿勢は目と耳で楽しんでいただけるはずです。

今年は三大学が集結し、時間が許す限り仲通りを音楽で彩ってもらいます。










そして今回こちらもまた駆けつけてくれます。

Ralph Laurenが手がけるカフェ業態〈Ralph's Coffee〉。

アメリカンクラシックと高級感ある世界観を表現し、ㇲタッフの制服、カップ、グッズ、メニューのネーミング…ドリンクだけの提供ではなく、しっかりと世界観も楽しませてくれます。



グリーンを基調とした移動式トラックのシトロエンが店に横付けし、

皆さまにドリンクを提供して頂けます。

日本では2台しかない、この〈Ralph's Coffee〉仕様の移動式トラック・・・昨年は記念撮影を逃したので、今年こそ車の前で記念撮影を撮りたいと。笑

それくらい、本店以外ではお目にかかれないカフェ車が駆けつけてくれますので、

皆さまも丸の内近辺にいらしたらお立ちよりください。



昨年はホットのラルフズコーヒーのみでしたが、

今回はコールドドリンク、そして紅茶も用意していただけることとなりました。

メニューのバリエーションに加え、

今年は少しだけお土産的な物もご用意していただけるかも・・・との事なので、こちらもお楽しみに。

ドリンクを初め、〈Ralph's Coffee〉の世界観を是非丸の内仲通りで。




店外の丸の内仲通りではJazz Festivalをやりつつ・・・

店内ではイベントに合わせて数多くの別注アイテムをセットしております。




スコットランド・シェットランド諸島から、

今年も無事この日程に間に合うように日本に届きました。

JAMIESON'S × BEAMS PLUS Fair Isle Knit Collection




秋冬のコーディネートを彩ってくれる〈JAMIESON'S〉の伝統的なフェアアイル柄。



フェアアイル柄がリピートしないBEAMS PLUS別注パターンを採用し、配色を全て指定して作られたニットベスト。

新型としてフーディーも登場。

フィッティングを見直し、ゆとりあるサイズに仕上げています。

トラディショナルなフェアアイルパターンにスポーティーなフーディースタイルがとても新鮮。



同色同柄のワッチキャップも用意していますので、そちらも合わせてお楽しみください。

アメリカントラディショナルなスポーツコートのVゾーンに・・・



続きまして、BEAMS PLUS Tailor Lineやスポーツコートフェアでお馴染み

兵庫県神戸市にアトリエを構えるI.J.I Unitからなるテーラーブランド〈JIZI〉からは

JIZI × BEAMS PLUS Shirt Jacket Panel Check



実はI.J.I Unit / JIZIの創立年がBEAMS PLUSと同じく1976年。

両ブランドの25年を祝し、今回初めて〈JIZI〉とのコラボレーションをリリースいたします。

ベースとなるのは1950年代頃のシャツジャケットがベース。

アーカイブを基にディテールは忠実に再現しつつも・・・テーラーブランドらしく型紙を新しく引き直し、より現代的なバランスと快適な着心地になるようにアップデートしています。

当時は大量生産されていたシャツジャケットを、型紙から見直して一人の職人が丸縫いで仕上げた一着。





当時の粗野なウールのタッチ感をイメージして生地を選び、各パーツごとにパネル仕様で配色を組んだBEAMS PLUS別注モデルです。

アメリカンなカジュアルスタイルから、スポーツコート的なタイドアップスタイルまで幅広く楽しんで頂きたいアイテムです。




そして25周年企画はまだ続きます。

お次はアメリカ オレゴン州ポートランド発のブランド〈SETTLEMIER'S JACKETS〉からは

SETTLEMIER'S JACKETS × BEAMS PLUS 25th Anniversary Varsity Jacket





先代のブランドから数えると50年以上もバーシーティージャケットを作り続けている老舗ブランド。

ポートランドに拠点を置き、未だにMADE in U.S.A.を貫いている〈SETTLEMIER'S JACKETS〉。

BEAMS PLUSらしいクラシックなD型パッチポケット&打ち抜きボタン仕様のスタイル。

目を引くのはやはりこの8個のパッチと胸の刺繍。

BEAMS PLUSの25周年アニバーサリーモデルとして、一からデザインをお越し、全て本国でアメリカ製のパッチを製作してもらいました。

創立の年号や25周年をナンバリングで表現したり、

BEAMS PLUSの大切にしている4つのカテゴリーをモチーフデザインで表現したり、

BEAMS PLUSチームを思わせるレタードで表現したり、

背面には今後もより高く羽ばたく意味を込めたウィングフットを表現したり・・・

とにかく惜しみなく、贅沢に盛り込んだ一着です。

迫力満点なアニバーサリーモデルを

スウェットセットアップのアスレチックスタイルやブレザーの上から羽織ったカレッジスタイル・・・





いえいえ、BEAMS PLUSのどんなスタイルにも、さっと羽織って頂きたいバーシティジャケットです。



続きましては待望!?のリバイバル。

〈POLO RALPH LAUREN〉からあの名作チノパンツがリリースいたします。

POLO RALPH LAUREN × BEAMS PLUS POLO CHINO AH-77



2019年 BEAMS PLUSが20周年を迎えた年にリリースされ、大反響があったモデルです。





モデル名となるAH-77とは、1977年公開の映画「アニーホール(Annie Hall)」に由来。アニーホールの衣装は全てミスター ローレンが手がけており、その際にウッデイ・アレンが着用しているチノパンツを再現しながら、シルエットを現代的にアップデート。

更に、今回のモデルはよりクラシックなスタイルとして股上をより深くしてリバイバルいたします。

自分自身もとても気に入っており、サイズ違いで3本所有し、今でも愛用しております。

当時も今も、決して時代の流れに関わらずに愛されているPOLO CHINO。

BEAMS PLUS別注として、アイコニックとなる俳優にフォーカスした名作がいよいよリリースいたします。

アメリカントラディショナルに留まらず、デイリーウェアとして抑えておきたい一本・・・




まだまだ続きます。

BEAMS PLUSと同い年は前述したJIZIだけではございません。

BEAMS PLUSのスウェットと言えば、決して欠かす事のできない〈LOOPWHEELER〉ま実はBEAMS PLUS同様に25周年を迎えます。

LOOPWHEELER × BEAMS PLUS 


LOOPWHEELERの25周年にかけてのスペシャルアイテムが怒涛のリリース。

まずは・・・


『Heavy Weight Collection』からは新色のBLUEが登場。






ヘビーウェイトなのに、着心地をとても軽く感じさせるBEAMS PLUS別注モデル。

着込んでいくことで生地の表情がとても楽しめそうなカラーです。

クルーネックとプルオーバータイプの2型をご用意。



Heavy Weightに続き・・・25周年を記念してつくられた『Mega Loopwheeler』も別注として登場。



ブランド史上、最重量級のウルトラヘビーウェイト。

裏毛のループを見ると、まるでバスタオルみたいな表情が特徴的です。

メガウェイトと称されつつも・・・もちろん着心地の快適さを損なわせないのスペシャルな吊り裏毛。

そんなスペシャルな生地でスウェットアウター的なバランスで着用できるジップアップフーディーと

BEAMS PLUSでも長年しているスウェットパンツにこちらの生地で製作して頂きました。

ジップアップフーディーに関しては、両ブランドの25周年を祝してスペシャルなプリント入りと無地をご用意。

持った時の重さと、着用した時の着心地の良さのギャップを

ダイレクトに感じさせてくれるアイテムです。



更に続きます・・・メガウェイトと対象的な『100年起毛 Crew Neck Sweat』。





100年前の起毛機を使用し、とろとろの生地に仕上がった吊り裏毛。

これは触った時のとろみが凄く、まるでハイゲージのニットの様な柔らかさ。

BEAMS PLUS別注として肩や脇はシームレスのクラシックなドルマンスリーブ型で別注し、

生地の特性と相まって抜群の着心地に。

とにかく・・・袖を通した時には、今までのスウェットとは全然違う!と思わせてくれるスペシャルな生地です。

グレーとネイビーの2色をご用意し、両ブランドの25周年を祝したプリント入りと無地をご用意。



自分がこのアイテムを語るより・・・

このブログが公開される前後に、BEAMS PLUSの『プラジオ』にて


LOOPWHEELER代表の鈴木 諭氏がゲストで登場してくださり、色々と語ってくださったとのこと。

BEAMS PLUSディレクターのMZOとバイヤーのサミュエル金子からも『神回です』とのコメントも。

是非、こちらの収録もお楽しみに。



そして…引き続き今日も11/3の発売アイテムが公開予定…

詳細はビームス プラス 丸の内のInstagram公式アカウントにてご確認ください。

また、どうやらビームス プラス 丸の内のMr.IVY ManことTAIJIからも

明日のお昼ごろにリリース情報を公開するとかしないとか・・・

TAIJIのブログも是非お目通しをお願いいたします。




店外・店内共に

11/3(日・文化の日)は盛り上がりそうです。

後は・・・晴れることを祈るのみ。。

雨天の場合は店外でのBEAMS PLUS MARUNOUCHI 1st Anniversary ~Jazz Festival~は中止となる場合がございます。

こちらの情報に関してもビームス プラス 丸の内のInstagram公式アカウントにて情報をお知らせいたします。

※発売アイテムは天候関係なく、発売いたします




それでは・・・皆さま、11/3はビームス プラス 丸の内でお逢いしましょう。




カリスマYANAI


Designed by HISAO SAITO 〜TUBE×BEAMS PLUS〜

夜更かしの皆さまこんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




さて、先週末はPALACE SKATEBOARDS×BEAMS PLUSのコレクションがローンチスタート。








ゲリラの如く、SNSで公表され、異色のコラボレーションに驚かれた方も多いかと思います。

イギリスのスケートブランドであり、世界的に名を広げているPALACE SKATEBOARDSと、

アメリカンスタイルを提唱しているBEAMS PLUSのコレクション。

プロダクトは全てBEAMS PLUSの生産背景を駆使し、

オリジナルファブリックやストーリーを感じさせてくれるディテールやデザイン。






先週末の土曜日と月曜日は久々にビームス プラス 原宿へお店立ち。

本当に多くの方にご来店頂き、お買い上げ頂きました。本当にありがとうございます。

ビームス プラス 原宿の店内のレイアウトやウィンドウディスプレー、また今回は入口に大掛かりな仕掛けもあります。

本コレクションのウェアはもちろんですが、店頭での店頭表現方法にも注目してみてください。

関西地区ではビームス ストリート 梅田でもお取り扱いがございます。

皆様のご来店をお待ちしております。








今週のブログは2024 Autumn&Winter TUBE×BEAMS PLUSのコレクションから一部アイテムをご紹介。

デザイナー斉藤久夫氏が手掛ける〈TUBE〉。

大手セレクトショップや老舗ブランドなど錚々たるブランドを相手にディレクション・アドバイザーをおこなってきたメンズファッション界の重鎮

そんな斉藤氏は毎シーズンBEAMS PLUSに向けてコレクションを製作頂いております。

今回もスーチングスタイルを取り入れつつ、

カントリームードやウエスタンスタイルのエッセンスを取り込み、

斉藤氏らしいアイテムに仕上げて頂きました。




セットアップスーツ、シャツ、シャツブルゾン、ネクタイ・・・今回も豊富に取り揃えております。

そんなコレクションの中から、本日はいくつかピックアップしてご紹介いたします。



まずはセットアップスーツ。



【別注】TUBE / Flannel Jacket
カラー:GREIGE
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥64,900(税込)
商品番号:38-16-0587-063

【別注】TUBE / Flannel Pants
カラー:GREIGE
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥34,100(税込)
商品番号:38-23-0283-063

【別注】 TUBE / Western Shirt Pannel Gingham Check
カラー:BLUE
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥29,700(税込)
商品番号:38-11-1369-063


グレーとベージュの中間色の様なフランネル生地を使用。

昨今の日本ではなかなかフランネルのスーツを見る機会が少なくなってきましたが、

秋冬のアメリカントラディショナルのスタイルには欠かすことができない生地。

日本の気候に合わせてウェイトを軽くしたり、起毛感を抑えたミルド仕上げの生地だったり・・・

これは個人の好みにはなってきますが、

ウールフランネルはやはり毛足が長く、程よくウェイトがある方が自分好み。

まさに今回は理想的な生地を使用して頂きました。

フランネルらしいウォーム感ある毛足の長さであったり

目が詰まり、程よくウェイトを感じさせてくれる生地。

しなやかなタッチ感はとても品の良さがあります。



組上となるスポーツコートはフロント両サイドにウェルトポケット仕様。

シンメトリーな見え方がとても新鮮で、

片方チーフ、片方ペンやアイウェア等を入れて胸元を彩れます。





フロントは4つボタンスタイル。

留め方次第でVゾーンの見せ方もアレンジできます。

上まで締めてコンパクトにネック周りを飾るのも良し、3つボタン風に下から2つめだけ溜めるのも良し。

ネクタイやボウタイ、ストール、マフラー…色々と楽しめそうです。





ポケットやボタンだけでなく、

ウエストのドローコードも特徴的。

少し絞ればバックスタイルにシャーリングが生まれ、どことなくハンティングのノーフォークジャケットにも見えたり。

ちょっとしたデザインディテールを足し、トラディショナルなアイテムを新鮮に見せてくれます。






組下のトラウザーズはパイプドステムのシルエット。

ヒップや腰回りはコンパクトに、

裾にかけてそのままストレートに落ちるシルエットです。

裾幅も広く、レザーシューズはもちろんのことキャンバスシューズとも相性抜群。

ベージュ?グレー?どちらとも言えないフランネルのトラウザーズは単品使いでも着回しがきくはずです。



シャツはここ数シーズンご好評頂いているウエスタンシャツ。

斉藤氏からは『今回は少しポケットや生地使いで変化をつけましょう』との事で、今までとは違ったウエスタンシャツで製作。





生地は大小異なるギンガムチェックを採用。

ベースは格子が小さいミニギンガムチェックを使い、

襟、前立て、ポケットフラップにはスタンダードな格子サイズのギンガムチェック使い。

ディテールにメリハリをきかせたパネル仕立て。

胸ポケットのフラップも今回から新しく採用。

ディテールデザインとしてアクセントになるポイントです。






シャープなレギュラーカラーやギャザー仕立てのカフス。

斉藤氏らしいドレスシャツのムードも残しています。




次いではスイーツ佐久間に着用してもらったウエスタンジャケットと5ポケット型のコーデュロイパンツ。



【別注】TUBE / Western Jacket
カラー:NAVY
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥67,100(税込)
商品番号:38-16-0588-063

【別注】TUBE / Corduroy 5Pocket Pants
カラー:チャコールグレー
サイズ:S、M、L
価格:¥30,800(税込)
商品番号:38-21-0058-063






組上のジャケットはライトなツイード生地を使い、

ウエスタンヨークやマチ付きポケットを採用したスポーツコート。

特徴的なディテールを残し、あくまでもスポーツコートとして着用できるように斉藤氏がデザイン。

トラディショナルなスタイルにも自然と馴染むウエスタンジャケットです。


生地にはダークトーンのミニチェック。

配色はネイビーやグリーンを使用し、ブラックウォッチ的な配色。

馴染みやすく、コーディネートしやすい色・柄かと思います。

ウエスタンのストーリーを感じさせつつ、カントリーなスタイルもイメージしやすい一着。



ツイードのスポーツコートの様にシャツとタイドアップしたスタイリングでも良いですし、

佐久間の様にニットポロやスニーカーで合わせたスポーティーなこなしもおすすめです。


 


着用しているパンツは太畝コーデュロイ。

ポリエステルとポリウレタン混紡のストレッチ生地を使用。

コーデュロイらしいウォーム感はありつつも、

ベロア生地の様な柔らかいタッチ感。

見た目は5ポケットコーデュロイパンツですが、

履き心地はストレッチによるイージーパンツの様な快適さ。



とても柔らかく、ドレープ感ある生地の為

シューズにクッションを持たせて履くのがおすすめです。

ベーシックアイテムに見えて、そうでないアイテム・・・斉藤氏らしい遊びの効いた生地使いがとても魅力的です。

今回のカントリー、ウエスタンというキーワードの中で、

組下のパンツとして色々と着回しができる一本です。




まだまだ紹介したいTUBE×BEAMS PLUSのコレクション・・・

ただ、来週のNick 丹羽でもTUBEのアイテムについて書く!?みたいですので

そちらをの記事をお楽しみに。




店頭にはご紹介しきれてないアイテムが多数ありますので、取扱店舗へご来店くださいませ。







カリスマYANAI








Shiny,Airy & Modern...Military set up ~SAGE DE CRET~

夜更かしの皆様、こんばんは。

木曜日深夜担当のJUNICHI YANAIです。




さて先週はビームス プラス 丸の内にて店立ちを。




BEAMS PLUSでも恒例イベントでもあり、毎回ありがたくも大盛況なINDIVIDUALIZED SHIRTSのカスタムオーダーフェア

体型に合わせたフィッティングで、好きな生地や襟型、カフス、ポケット等など・・・それらをアメリカ本国で生産されるシャツメーカー。

自分も前回のサイズを一新したオーダー品が上がり、非常に満足な仕上がりに。

今回もこのオーダースペックでオーダーをしようかと思っております。

ビームス プラス 丸の内では10/5(土),6(日)の2日間で開催。

気になる方はお電話もしくは店頭にてお問い合わせ下さい。

ビームス プラス 丸の内

東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 丸の内仲通りビル 1F

TEL:03-5220-3151


そして関西地区ではその後にビームス 神戸にて開催いたします。

10/12(土),11(日),19(土)20(日)の4日間開催。

関西地区の方も是非こちらのイベントを楽しみにしていて下さい。

ビームス 神戸

兵庫県神戸市中央区三宮町1-4-3 クレフィ三宮 B1F-1F

TEL:078-335-2720



さて本日はこちらのご紹介を。







SAGE DE CRET×BEAMS PLUS "M-65 Military Jacket & Pants"


【別注】sage de cret / Military M65 Jacket
カラー:グレー、カーキ
サイズ:S、M、L
価格:¥50,600-(税込)
商品番号:38-18-0634-411

【別注】sage de cret / Military Over Pants
カラー:グレー、カーキ
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥31,900-(税込)
商品番号:38-24-0332-411





BEAMS PLUS別注として、ここ数年に秋冬でリリースしてきているミリタリーのセットアップシリーズ。

最大の特徴は無双仕立ての生地使い。

表地と裏地には異素材の生地を貼り合わせ、洗いをかける事で裏に使用している生地が縮み、

表に見えるステッチのパッカリングや生地と生地の間に隙間が生まれます。

立体的であり、ふっくらとした生地感が本別注のポイントでもあります。





表地のナイロンとポリエステル素材のシャンブレー生地。

とても軽く、柔らかい生地感に加え、玉虫の様な独特な光沢感を放つ生地。

裏地にはレーヨンブロードクロスを使い、縮率の効果だけでなく、滑りや肌当たり等の着心地をアップデート。

どちらも薄手の生地でありながら、生地と生地の間に空気が入り、中綿が入っているかの様なふっくらとした生地感です。





ミリタリーらしいコヨーテカラーと、都会的なチャコールグレーの二色でご用意。






昨年はフライトジャケットとオーバーパンツをベースにしたモデルをリリースし、瞬く間に完売。

今年はジャケットもパンツも改めてデザインを変更してリリースしました。



ベースとしたのは通称モッズコートと呼ばれるM-65のフィールドコートとその組下のカーゴタイプのオーバーパンツ。

ジャケットはデザイナー千田氏のバランスでディテールをアレンジし、軽快に見せる為にショート丈にデザインしたモデルです。



ミリタリーのディテールは残しつつ、ハーフコート位に設定した丈感はとてもスポーティな見え方です。

内側のウエストドローコード、裾のドローストリングでシルエットの変化も楽しめるのも、このショート丈にしたポイントの一つです。




パンツは今まではカーゴポケットがつかないプレーンなオーバーパンツを採用していましたが、

今回からジャケットのM-65に合わせ、カーゴタイプのM-65 Field Pantsに変更。



裾にかけてのテーパードシルエットはそのままに、サイドのカーゴポケットの立体的なディテールが今までと違う印象になります。

縫製によるステッチのパッカリング、エアリーな生地、膝のダーツやカーゴポケットのディテール・・・生地とディテールの相性がとにかくマッチングした"美シルエット"のミリタリーパンツ。




ミリタリーのセットアップと聞くと男臭さやコスプレ感といったイメージが強く出てしまうものの、

決してそうは見えないモダンなミリタリーセットアップに。




ビームス プラス 原宿のSTAFF KUWATAに早速着用してもらいました。







セットアップを着用し、V-NECKのニットベストをミリタリーニットベスト?はたまたスポーツ解釈のクリケットベスト??的なこなしに。

コヨーテカラーからキャメル、オートミールといった柔らかいトーンのインナー使い。

ドローコードによる生地の寄りが映え、ディテールが映えるバックスタイルも魅力的です。





パンツはブランドらしい美シルエット。

ウエストからヒップ周りにはゆとりを持たせ、腿から裾にかけてのテーパードシルエットが効いています。

快適な履き心地と美シルエットを両立させた秀逸なパターン。



色数を絞り、ミリタリー×スポーツのトレーニングスタイルでコーディネート。

生地の特性上、コンパクトにまとめてバッグの中とかに常備させても良さそうです。

コーディネートに困った時は・・・一旦セットアップで着用いただければ様になる

SAGE DE CRET×BEAMS PLUS "M-65 Military Jacket & Pants"

気になる方は取扱店舗もしくは近隣店舗へお取り寄せ下さい。







最後に・・・

今週のVゾーンを。




新作で入荷したケーブルのニットタイ。

カジュアルに楽しめる一本として、

楽しみにしていたネクタイです。

ボタンダウンシャツにケーブル編みのセーター

スタンダードな組み合わせだからこそ、

その組み合わせをネクタイでも良いのでは!?と。

プレップ感あるスタイルにはまさに持ってこいのモデルです。

今年の冬は今まで以上に自分なりのVゾーン作りを楽しんでいこうかと思います。





カリスマYANAI





Jacket,Coverall&Coat... ~SAGE DE CRET×BEAMS PLUS~

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




さて、インディアンジュエリー放浪記でお馴染みコヴァ ヤジーやプラジオ部長の藤井からもありましたが、

先週末予定していたBEAMS PLUS LIMITED STORE at NAGOYAに関して、

台風10号の影響により開催が叶えず申し訳ございませんでした。



コヴァ ヤジーのブログやプラジオ『MZOとサミュエル金子のAll Night BEAMS⁺ #157』でも触れていましたが、

様々なイベントコンテンツを次回に延期するのと、更なるアップデートを加えて次期開催できるよういたします。

名古屋で皆さまとお会いできる事を楽しみにしております。





いよいよ9月に入り、日中はまだしも朝晩は秋を感じさる気温になってきました。

秋物も店頭に続々と入荷してきており、

この時期が一番物欲が掻き立てられる時期となってきました。

先日、ビームス プラス 丸の内へ少し顔を出した際、

BEAMS PLUSのレジメンタルストライプの追加と新色がずらり。

英国の大学や軍のレジメンタルストライプのアーカイブから柄を選定し、

BEAMS PLUS仕様のナローな大剣幅&コンパクトなノットが楽しめるネクタイ。

早速自分も2色チョイス。

いよいよスポーツコートフェアの開催も今週末に控えておりますので、

ご来店予定の方は是非ネクタイコーナーもチェックしてみてください。





さて、本日はここ2年愛用しているモデルの別注が入荷しましたのでご紹介。





SAGE DE CRET×BEAMS PLUSの6ボタン ダブルブレステッドジャケット。

リラックスしたフィッティングと生地との相性がとにかく好きで、

ここ2年リリースされていたモデルを愛用していました。





【別注】sage de cret / 6 Button Double Breasted Jacket Herringbone
カラー:オリーブ
サイズ:S、M、L
価格:¥57,200-(税込)
商品番号:38-16-0581-411



BEAMS PLUSとも長らく付き合いがあるSAGE DE CRET デザイナー千田氏。

ワークやミリタリーといったウェアから、トラディショナルなジャケットスタイルといった幅広いカテゴリーのウェアを作られ、

ディテールの足し引きやシルエットバランスの美調整、そして製品洗いがかかったプロダクトが魅力的です。



そんなディテールの足し引きとシルエットバランス、肩ひじ張らずに着用できるのが今回のジャケット。

ジャケットと聞くと少し堅苦しさも感じさせられるかと思いますが・・・決してそんな事はなく、思いっきりカジュアルユースとして着用頂きたいアイテムです。



ダブルブレステッドに対し、3パッチの箱ポケット。

ジャケットとして見たことありそうで、見たことないこの仕様は

カバーオールのポケットディテールらしさをジャケット風に落とし込んだのかと。





ノーベントや袖の簡易的な筒袖仕様がよりそう思わせてくれます。



ゆったりとしたフィッティングは重ね着が楽しめる様、袖から背中までキュプラ生地の総裏仕立て。

着用した時の滑りの良さは、着心地の軽さも感じて頂けます。





今回の生地はウールリネン素材のヘリンボーン生地。

ツイードライクながら、生地の軽さやドレープ感ある柔らかさはツイードの重さは全くないです。

着用を重ねるごとで毛羽とシワが入り、よりウーリーな表情に変化していきます。

オリーブ×ブラックによるシックなヘリンボーン織りも大人な見え方に。




全体のサイズ感はというと

裾にかけて広がりを見せる所謂Aラインのシルエット。

単純にオーバーサイズというわけでもなく、

身幅の広さに対し、肩幅やアームホールがすっきりと見える絶妙なバランス。

全体的に大らかな作りではあるものの、こういったメリハリを感じさせてくれるバランスは

デザイナー千田氏の絶妙なパターンだからこそ。



まだまだ日中は暑いのでカットソーやシャツといった軽めのインナー合わせがお勧めですが、

もっと寒くなれば中綿物やスウェット、ニット、デニムジャケット・・・好きな様にレイヤードが楽しめます。





ろまんす吉澤はシャンブレーワークシャツにミリタリーパンツ、

自分はデニムシャツとオーバーオール、

共にカバーオール的な解釈で着用。

重ね着をすればするほど、この長めの着丈がアウターっぽく見せてくれます。

どことなくハーフコートっぽく見え、冬場はハーフコート的な立ち位置にも。




今回のオリーブ×ブラックのヘリンボーン生地は

デニムやミリタリーパンツといったヘリテージなアイテムで合わせるのがお勧めです。

ベースとなる形はダブルブレステッドのジャケットではあるものの、

コーディネート次第ではカバーオールとして着用したり

重ね着としてハーフコート的な使い方をしたり

とにかく自由気ままに着れるのがお気に入りのモデルです。




よりジャケットスタイルとして楽しみたい方には・・・



同生地でベスト、パンツも今回はBEAMS PLUSで買い付けをしております。

3ピーススタイルとしても絶対に洒落ているはず・・・





肩ひじ張らず、カジュアルユースとして着用して頂きたいダブルブレステッドのジャケット。

今時期から冬場まで長い時期楽しめる一着ですので

是非、取り扱い店舗もしくはオンラインショップをご利用ください。




カリスマYANAI









BEAMS PLUS 25周年を記念して・・・PEG "Vertifield Shirt"

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。




先週からスタートいたしましたSETTLEMIER'S JACKETSのカスタムオーダーフェア。



先週末は自分もビームス プラス 丸の内に店立ち。

予想を遥かに超える盛り上がりに、正直驚きました。

ブランドとしての創業は30年ではあるものの、

先代のブランドから数えると60年近くもバーシティジャケットを作り続けています。

ポートランド オレゴン州で未だにアメリカ製として作り続け、

伝統と革新を大切にしているブランドの一つです。

何よりも高品質なレザーやメルトンの素材使いや、

着用した時のフィッティングバランス等、

全体的な雰囲気の良さは実感して頂けるはずです。

今週末の8/25までの開催ですので、是非ビームス プラス 丸の内へご来店下さい。



そして皆さまは既にご覧になられましたでしょうか?




BEAMS PLUS 2024 AUTUMN&WINTER COLLECTION 36STYLE LOOK

いよいよ2024年の秋冬もスタートしました。

LOOKを参考に気になるアイテムやお気に入りのスタイリングをチェックしつつ・・・

自身の冬の装いを妄想するのが楽しみな時期です。

店頭には続々と新作の入荷が始まっています。

アイテムによってはもう店頭在庫が無くなっていたりと・・・国内・海外問わずにBEAMS PLUSへの注目度の高さを感じさせられます。

まずは是非、上記の36スタイルをご覧くださいませ。




それでは本題へ。

今週末発売のPEG "Vertifield Shirt"のアイテム紹介を。






【別注】PEG / Vertifield Shirt
カラー:ブルー
サイズ:XS、S、M、L
価格:¥31,900(税込)
商品番号:38-11-1376-334


"PEG〈ピー・イー・ジー〉"

2024年で25周年を迎えるENGINEERED GARMENTSとBEAMS PLUS。

両ブランド共に1999年創立のブランドであり、取り組み自体は2003年からスタートいたしました。

PEGとはそのスタート時に使われていたコラボレーションネーム。

共に迎える25周年を記念し、ENGINEERED GARMENTSとBEAMS PLUSのコラボレーションネームとして"PEG"を復活させました。




PEGという存在は数年前にNICK丹羽から譲り物から初めて知りました。

『これは昔にBEAMS PLUSとBEAMS PLUSの別注で』

どこを探してもENGINEERED GARMENTSやBEAMS PLUSのネームは無く、

当時を知らない自分からすると正体不明のブランド。

タグを見て唯一わかるのがNEW YORKとMADE IN U.S.Aということ。

そんなPEGが25周年のタイミングで復活し、いよいよそのPEGが再スタートいたします。





ENGINEERED GARMENTSとBEAMS PLUS

この両ブランドを繋げたのが”BEAMS のレジェンド”舘野 史典。

このAll Night BEAMS PLUSスタート時から読んで頂いている方は

もしかするとぴんと来る方もいらっしゃるかと思います。

5年前、BEAMS PLUSの20周年アイテムとして

BEAMS PLUSディレクターのMZOが書いたこちら『BEAMS PLUS 最後の20周年アイテム』の回に出てきた館野。

もうこの世を去ってしまい、残念ながら自分自身が関わる事ができなかったレジェンドスタッフ。

BEAMS PLUSの創生期から関わっており、数多くのブランドとの繋がりを作ってくれた大先輩の一人。

そんな館野が最初のENGINEERED GARMENTSとの取り組みをスタートさせ、PEGというコラボレーションネームを企画してくれました。




そんな第一弾の別注アイテム、"Vertifield Shirt"

今回、PEGの復活を記念し、一番最初にリリースを予定しているのがシャンブレーのワークシャツ。

ENGINEERED GARMENTSのデザイナー 鈴木 大器氏が『舘野さんのスタイルとして、シャンブレーのワークシャツをよく着用し、決して着飾らないスタイルが格好良かった』と。

今回は第一弾としてデイリーウェアとして舘野モデルのワークシャンブレーシャツをテーマに製作依頼。

命名されたのが"Vertifield Shirt"

"Vertifield"・・・舘(縦の=Vertical)野(=Field)の造語であり、まさに舘野の名前をとったネームに。

ENGINEERED GARMENTSの鈴木大器氏が考えるデイリーウェアとしてのワークシャンブレーシャツ、いよいよ今週末にリリースいたします。




あくまでも舘野のデイリーウェアをキーワードに

シャンブレーワークシャツのクラシックなディテール表現しつつ、ブランドらしいデザインディテールが落とし込まれています。






マチ付きの裾、袖口のストームカフスや猫目ボタン。

ワークシャツとしての基本的なディテールを残し、ワークウェアとしてのユニフォームらしさを感じさせてくれる一着です。





フロントはフラップポケットを採用し、左胸ポケットは袋ポケットに。

左右対称に見えるかと思いきや、左右非対称のディテールとなってます。

ディテールが生まれた経緯としては、胸ポケットに物を入れた時の蒸れを解消する役割があったとか。

サイドには隠しポケットの様な小窓があったり、ペン差しがあったり。

前述にあった、鈴木大器氏の舘野が愛用していたワークシャツ。

ベーシックであり、今の時代もファッションとしてスタンダードなウェア。

そんなイメージでデザインされたのではと思います。






フィッティングはPEGとしての別注フィッティング。

ゆったりとした身頃とアームホールに加え、長めの着丈。

個人的にも一丁着として様になり、クラシックになり過ぎないサイズ感です。



スタイリングは…今回の舘野(Vertifield)として、BEAMS PLUSのディレクター名を造語にしたアイテムでユニフォームをイメージしたスタイリングに。





ネイビーブレザーとしてのMid Field BlazerとフィールドパンツをミックスさせたGlass Field Pant。

アメリカンウェアをベースにして作られ、未だにアップデートされながら継承されている別注アイテム。

勝手な解釈ではありますが、ENGINEERED GARMENTSとBEAMS PLUS両ブランドのユニフォーム的なアイテムとして捉えています。



今回よりPEGとしてVertifield Shirtが加わり、ジャケット、パンツ、シャツの3ピースのユニフォームが揃いました。

まずは自分が思うENGINEERED GARMENTSとBEAMS PLUSのユニフォーム的なこなしで楽しみたいと思います。





今後はENGINEERED GARMENTSとBEAMS PLUSのコラボレーションはPEGとなります。

舘野が亡き今、当時のPEGについて語られるのはもちろんENGINEERED GARMENTS デザイナーの鈴木大器氏のみ。

PEGというブランドを鈴木大器氏に、BEAMS PLUSチーフバイヤーのサミュエル金子の取材記事が雑誌9/16発売の雑誌『2nd〈セカンド〉』にて記されています。

PEGの真相を知って頂く為にも、是非こちらの雑誌も一読下さい。




2024秋冬よりPEGが再始動。

第一弾として8/24(土)"Vertifield Shirt"がリリース。

取扱店舗、弊社オンラインショップにてご利用下さいませ。



カリスマYANAI

フロリダ州キーウェストの海を・・・~MOJITO×BEAMS PLUS~

夜更かしの皆さま、こんばんは。

木曜日深夜担当のカリスマYANAIです。

 


スイーツ佐久間ファンの皆さま、申し訳ございません。

彼が現在アメリカ出張に出向いている兼ね合いで、

今週も自分がAll Night BEAMS PLUSを担当させて頂きます。



スイーツ佐久間のInstagramを覗くと…



空港からのスタイリングや・・・



ニューヨークの街並みとの写真




はたまた、ここはどこだ!?と思わせるようなボートハウスでの一コマや



サミュエル金子とまさかのボートで移動してたり・・・



この撮影スポットは皆が大好きなとあるブランドのオフィスでのショットや・・・




BEAMS PLUSディレクターのMZOも合流し、早々たるメンツとの集合写真であったり・・・





お決まりのニューヨーク・タイムズスクエアでの様子だったり・・・




現地での様子が垣間見える投稿はとても楽しいです。

これからサミュエル金子&スイーツ佐久間コンビはメイン州へ移動とか・・・

是非。スイーツ佐久間ファンの方は

こちらのInstagramを覗いてみてください!





と、海外出張組みの帰りを待ちながら

今週もブログを書かさせて頂きます。







MOJITO×BEAMS PLUS


MOJITO / 別注 ABSINTH SHIRT Key West
カラー:Key West
サイズ:S、M、L、XL
価格:¥38,500-(税込)
商品番号:38-11-0869-697

MOJITO / 別注 GULF STREAM SHORTS
カラー:NATURAL
サイズ:S、M、L、XL、XXL
価格:¥37,400(税込)
商品番号:38-25-0122-697


2025年春夏のMOJITOとのコラボレーションでは

アーネスト・ヘミングウェイが愛した釣りであったり、その土地からインスピレーションを得たアイテム。

年に2回開催されるBEAMS PLUSの別注企画会議では

MOJITOラバーでもあるリチャード佐藤が声を上げ、叶った企画。

文豪でもあるアーネストヘミングウェイが愛した釣り。

MOJITOデザイナーでもある山下氏と共に

実際に釣り上げられていた魚やその土地の海、色彩等を打ち合わせしながら・・・

今回もBEAMS PLUS別注としてプリントの版から起こして

オリジナルのプリントファブリックを製作して頂きました。




ブランドの定番でもあり、顔ともなっているアブサンシャツ。

今回テーマとなったのは『Key West〈キー・ウェスト〉』。

キー・ウェストとはフロリダ州にある都市であり、

実際にヘミングウェイが釣りをする場所としても知られていた土地です。

澄み渡った海からは魚やサンゴ礁が覗かせ、色彩豊かな海中を今回は柄の色として表現しています。




魚のモチーフはキー・ウェストに存在し、

実際にヘミングウェイが釣っていたとされるカジキマグロ、

またその海で見られるシイラをモチーフにしております。

海中のブルー、覗かせるサンゴ礁のイエロー、そしてその海とヘミングウェイに纏わる魚を

今回はシアサッカー生地にプリントを施しました。




実は今回の別注に関しては

キー・ウェストの海をイメージしつつも

更にバックボーンとして実際にあったビンテージのシャツからもインスピレーションを得ています。



BEAMS PLUSきってのビンテージフリークでもある

サミュエル金子の私物。



シアサッカー生地には、海中が描かれたプリントが施されてます。

海面に覗かせる様々な色彩を表現した一枚。

今回、シアサッカー生地にプリントを施したのもここがポイントでした。



シアサッカー生地の凹凸が

揺らいでいる海面の様に・・・モチーフのストーリーとプリントの見え方がとてもマッチした生地です。





対して今回のキー・ウェストのアブサンシャツに合わせて製作してもらったのが

シャツ同様に定番でもあるガルフストリームショーツ。







特徴的なウェスト回りや裾のデザインディテール、

プリーツ入りのワイドなショーツ。

昨年も大変ご好評であったBEAMS PLUS別注用の"ロングタイプ"、かつ通常では展開が無いXXLで製作依頼をいたしました。

通常のガルフストリームショーツと比較し、

レングスが長く、

幅広いサイズレンジでお選び頂けます。



タックアウトでも

迫力あるディテールを強調するならタックインスタイルでも。

アブサンシャツとガルフストリームショーツ。

もはやブランドとしては鉄板の組み合わせ。

今回はトップスが海中のモチーフならと思い、

白浜をイメージしたナチュラルカラーでリクエスト。





素材にはリネンと和紙の混紡素材を使う事で

とてもドライな肌当たりと着用による自然なシワが楽しめます。

決してホワイトパンツ程に気恥ずかしくなく

ベージュ程粗野に見えない絶妙なナチュラルカラーです。





MOJITOらしく漢臭くも、清涼感を感じさせるアブサンシャツ&ガルフストリームショーツ。

いよいよ夏本番にさしかかってきた今日この頃。

既にサイズ欠けしてしまっている物ございますが・・・

夏服の候補として是非お試し下さいませ。







それでは

来週はきっとスイーツ佐久間の海外出張報告!?のブログが見れるかも。

是非お楽しみに。





カリスマYANAI