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〈FIIO〉新時代のポータブルカセットプレイヤー「CP13」


皆様、こんにちは!

ビームスレコーズ高荷です。



今回は、ビームスレコーズにて新しくお取り扱いを開始する〈FIIO〉のポータブルカセットプレイヤー「CP13」ご紹介いたします!





〈FIIO〉はFI (FIDELITY) と IO (1 and 0, Digital)に由来し、その設計品質と安定した製造品質が高く評価されている世界最大級のポータブルオーディオ機器ブランドです。そんな本ブランドがレトロでありながらも新しいデザインコンセプトを持たせた「復刻シリーズ」第一弾として開発したのが「CP13」。懐かしさだけでなく優れた品質を追求し、音質・デザインにとことんこだわった新時代のカセットプレーヤーです!






カラー展開はブルー、ブラック&ホワイト、トランスペアレントの3色。





FIIO / CP13 ポータブルカセットプレイヤー
カラー:ブルー
価格:¥19,800(税込)
商品番号:29-74-0068-859






FIIO / CP13 ポータブルカセットプレイヤー
カラー:ブラック&ホワイト
価格:¥19,800(税込)
商品番号:29-74-0068-859






FIIO / CP13 Transparent ポータブルカセットプレイヤー
カラー:Transparent
価格:¥19,800(税込)
商品番号:29-74-0069-859



アルミニウム合金製のボディが放つ美しいメタリックな色合いと角型ながらも丸みを帯びたフォルムが魅力的です。

長時間のバッテリー駆動が可能で、一回の充電で最大13時間再生。サイズも厚さ31.8mmという薄さとコンパクトさが実現されており、通勤通学はもちろんのこと、旅行先などでも大活躍しそうな一台です!




皆さんが気になっているであろう音質面にも触れておきます!

一般的なカセットプレーヤーでは1.8Vや3V電源で駆動すモーターが使われるところ、CP13は4.2V電源で駆動する高電圧モーターを採用。この高電圧モーターが再生速度を安定させ、カセットテープの音源をより忠実に再現することを可能にしています。また、オーディオ回路は磁気テープヘッドから信号増幅に至るまで完全にアナログ回路で構成されおり、よりピュアなアナログ音質を実現しています。



デザイン、音質共に妥協したくない方はマストバイの一台。店頭にてサンプルもご用意しておりますのでご視聴して、気になる方は是非店頭におこしくださいませ。




それでは!




シーズナブル・レコメンデーション【2022 SUMMER】



こんにちは。


ここ数日気温が一気に上がり、いつの間にか夏のような暑さが続く日々ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今年の夏は、昨年に比べて続々と海外アーティストの出演が決定しているフェスやライブが多く、既にチケットを取って予定を立てている方も多いのではないかと思います。また、まだまだ気が抜けない状況で、悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。そんな方に向けて、『フェスシーズンにかけて聴きたい音楽』と題したPICK UPより、来日予定のアーティストや、それとは関係なくともフェス気分で楽しめる作品をご紹介したいと思います。


それでは早速ご紹介していきます!






【2LP】Khruangbin / Mordechai Remixes <Dead Oceans>
価格:¥5,060(税込)
商品番号:29-07-0267-512

(写真右)


今年11月に来日公演を行う、60~70年代のタイ・ファンクに影響を受けた作品をリリースし、2019年には初の来日公演、そしてフジロックにも出演しているテキサス発のトリオバンド、クルアンビン(Khrunagbin)。彼らが2020年にリリースした3rd アルバム『Mordechai』のリミックス・アルバムです。個人的に、リミックス音源を聴く際は少し勇気がいります。特にオリジナルの楽曲が好きであればあるほど、聴けなくなってしまったり、かといってリミックスを聞いてまた違う感覚でオリジナルを楽しみたいという気持ちもあったり、、。そんな人に快くお勧めしたいのが今作。

それまでの音楽性と、更に西アフリカ、インド、パキスタン、韓国など古今東西、様々な土地の音楽的要素を吸収しながら、ほぼ全編にボーカルを取り入れた彼らの中でも大胆な変化を遂げた『Mordechai』。この収録曲を、L.A.を拠点とするシンガーソングライター Kadhja Bonetや同じく同地のビートメイカーKnxwledge、更にYMOや中森明菜をはじめとした日本の音楽から影響を受けていて先日も日本に来ていたキャメロン・ルー率いるユニット Ginger Root、Khruangbinと同様2019年にフジロックで圧倒的なステージを魅せていたマルチ天才音楽家Quanticなど、様々なジャンルや国籍のリミキサー10名がアレンジを施しています。最高のミックス・バランスなので、何でも聴かれる方やバラエティ豊かなBGMを探されている方などに大推薦です。まだ未聴の方は是非!



【通常盤12"】Khruangbin & Leon Bridges / Texas Moon <Dead Oceans>
価格:¥3,960(税込)
商品番号:29-67-0049-512

【限定カラー・ヴァイナル仕様12"】Khruangbin & Leon Bridges / Texas Moon <Dead Oceans>
価格:¥4,070(税込)
商品番号:29-67-0050-512


(写真左)


また、今年リリースされた同郷のソウル・シンガー、Leon Bridgesとの共作『Texas Moon』も必聴です。また11月に開催されるライブは、7/9(土)から一般チケットが発売されています。もうすでに東京公演のチケットは完売しているようですが、是非気になる方はチェックしてみてください!いずれにせよ、お早めにがオススメです~




【CASSETTE】Black Country, New Road / Ants From Up There <Ninja Tune>
価格:¥2,090(税込)
商品番号:29-69-0027-813

続いてご紹介するのは、今年フジロックに出演予定のUKを拠点に活動するポストロックをベースに唯一無二のサウンドを鳴らすバンド、ブラック・カントリー・ニュー・ロード(Black Country New Road)略してBC,NRによる最新アルバム。一般的にバンドで使われている楽器(ギターやドラム、ベースなど)に、BC,NRはヴァイオリンやサックス、キーボードをふんだんに取り入れているのが特徴的。更には、ヴォーカルのアイザックによる、”シュプレヒゲザング”という音程とリズムのみを保ち、絶対高音は歌い手の選択にまかせ、純粋に歌うというよりはむしろ語るように歌う事を求めた声楽の演奏方法を用いた歌声によって彼らの個性が更に際立って見えていたのではないでしょうか。そんなアイザックは、今作を発表後、メンタルヘルスが原因でBC,NRを辞めています。


個人的にまさにその魅力的な声に釘付けになったため、このタイミングでアイザックが辞めてしまい悲しいですが、新生BC,NRがこれからどのようなサウンドになるのか全く想像がつかないのでとても楽しみです。今後はライブなどでアイザックが居た頃の曲は演奏しないと現メンバーは割り切って公言していて、フジロック前には新しいアルバムを掲げて来るとのこと。BC,NRの魅力は他にも沢山ありますが、メンバーのチェックシャツにデニムといったナチュラルで着飾らないファッションスタイルには特に惹かれるものがあります◎。イギリスの音楽やカルチャーがお好きな方は是非!





【LP】Jameszoo / Blind <Brainfeeder>
価格:¥3,740(税込)
商品番号:29-67-0121-813


続きまして、少し不気味な顔のイラストが印象的なこちらのアルバムは、オランダを拠点に活動するプロデューサー、ジェイムスズー(Jameszoo)による最新アルバム。L.A.ビート・シーンの代表格、Flying Lotus主宰のレーベル<Brainfeeder>からのリリースです。ジャズ、とも、エレクトロニック、とも包容できない摩訶不思議なサウンドを披露していく本作は、以前こちらのブログでご紹介した事もあるドラマーRichard Spavenをはじめ、ピアニストKit Dwanesや、フリー・ジャズシーンの中心的存在であるサックス奏者 Evan ParkerなどUKジャズシーンを轟かせているプレイヤーたちをはじめ、アメリカ、ドイツ、スイスの気鋭たちも参加。本作のプレスリリースでは、下記のような本人の言葉が引用されています。


『音楽やそのほかの芸術では、アーティストが重視される。どの作曲家が、どのソリストが、その演奏家が、そして、それらの間の重点の移動が、私たちが聴くものに色を付けている。これを回避するようなものを作ることは可能だろうか? 能動的で客観的なリスニングをうながすようなプロジェクトはできないだろうか?』


非常に興味深い問いから、この作品の制作が始まっていますが、何故今回のテーマでこの作品を紹介させてもらったかと言いますと、コンピューターの自動演奏ピアノを使用して、人間の手では演奏するの事の出来ないフレーズを正確に演奏するなど、既存の音楽からの脱却を図った画期的なサウンドを聴いていると、まさにフェスやライブといった現実から離れた空間、つまり異次元へと連れて行ってくれるような感覚を覚えるからです。大げさに聴こえるかもしれませんが…、割と真面目です。モロッコ出身の盲目のコンテンポラリー・ダンサー、Saïd Gharbiを採用した「music for bat caves」のMVも素晴らしいので是非ご覧ください!


以上、少し長くなってしまいましたが、この夏にフェス気分で楽しめるアルバムをご紹介させて頂きました。

店頭でも気軽にご視聴いただけますので、是非お近くにお越しの際は、お立ち寄りください!

最後までご覧頂き、ありがとうございます。皆様のご来店、心よりお待ちしております!


近日中の出勤日↓

【7/19,20,24,26,27,31】


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シーズナブル・レコメンデーション【2021 AUTUMN】

こんばんは。

気温が下がり、季節の移り変わりが始まったと思いきや、台風が過ぎて秋とは名ばかりの暑さになったりと不安定な気候が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。本日は、春、夏とご紹介してきた、ビームス公式サイトのピックアップページで毎シーズン更新している「シーズナブル・レコメンデーション」から、「秋の訪れを感じさせるノスタルジーな音楽」と題してピックアップしたタイトルをいくつかご紹介したいと思います。

テーマの通り、秋は風景や気候の変化などから、どこか悲しくなったり、懐かしさを覚えるというようなイメージがあります。春、夏と比べ、気温が低くなり日照時間もさらに短くなると、体感だけでなく気持ち的にも寂しさが感じられますよね。ちなみに、体内時計とともに日中に活動することで多く分泌されるという、幸福ホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されにくくなることでそのように感じるという説もあるようです。余談ですが、それを知ってから、わたしは休日に散歩や公園に行って日に当たる時間を増やしたりして、セロトニンを分泌するように心がけていたり……。これによってかなり充実した時間を過ごせるので、寂しさを感じる方はぜひ外に出て新鮮な空気を吸いながら、今からオススメする音楽でも聴いてみてはいかがでしょうか。

それでは、前置きが長くなりましたが、本題の今年の秋にオススメな哀愁漂うノスタルジーな音楽を厳選してご紹介します!


♦︎深みのある音空間が堪らないDavid Bowieトリビュート集



V.A. / Modern Love <BBE>
価格:¥3,740(税込)
商品番号:29-07-0269-512

【2LP】V.A. / Modern Love <BBE>
価格:¥6820(税込)
商品番号:29-07-0271-512

これまでも数々リリースされているデヴィッド・ボウイの新たなトリビュート作品。今注目を集める気鋭のアーティストが揃いに揃った話題の1枚です。過去にニルヴァーナがカバーしたことでも知られる「The Man Who Sold The World」は、ロンドンのエレクトロニック・バンド、ザ・ヒックスがアレンジ。オリジナルよりオーガニックで柔らかいエレクトロニック・サウンドに仕上がっていたりと、全体を通してソフトで穏やかな雰囲気を保ちつつ、各々のスタイルに昇華させたボウイの楽曲を改めて新鮮な感覚で楽しむことができます。のどかな秋の風景にもしっくりハマって気持ちいいです……。


♦空想の惑星をテーマに制作されたエモーショナルなロック/フォーク作品




【CASSETTE】Squirrel Flower / Planet (i) <Tugboat Records>
価格:¥2,090(税込)
商品番号:29-74-0311-526

アメリカはボストン出身のシンガー・ソングライター、エラ・ウィリアムズ(Ella Williams)のソロ・プロジェクト、スクワレル・フラワー(Squirrel Flower)による2ndアルバムのカセット。囁くような穏やかな歌声から始まり、徐々にギターのリバーブが増すにつれて力強い歌声に変化し、シネマティックに展開する「I'll Go Running」など、ダイナミクスの効いたサウンドと繊細かつ表情豊かな歌声が堪りません。仕事や学校で疲れた日の帰りの電車など、自宅までの帰路に聴きたくなるような、癒しとパワーを与えてくれる個人的にもイチオシの作品です。


♦心地良いレイジーさと多幸感が共存する完成度の高い1枚





Chet Faker / Hotel Surrender <BMG>
価格:¥2,090(税込)
商品番号:29-08-0349-494

価格:¥3,850(税込)
商品番号:29-08-0350-494

キャッチ―なメロディと軽快なパーカッションの音色が印象的なリード曲M-2や、スウィングピアノのイントロから始まるグルーヴィーなM-3、セクシーな要素が垣間見える歌声が絶妙なメロウ・ナンバーM-9まで、カラフルなサウンドを披露する本作は、約5年間の活動休止を経て、昨年10月に復活したメルボルン出身のシンガー・ソングライター、ニック・マーフィー(Nick Murphy)のプロジェクト、チェット・フェイカー(Chet Faker)の最新アルバム。全体を通して、ハッピーなムードが充満しているのですが、それだけでなくしっかり深みのある音楽に仕上がっていて、さすがの一言です。

そのほかいくつかタイトルをピックアップしていますので、気になる方は冒頭のリンクからご覧ください。

また、Spotifyにて毎月更新しているプレイリスト「Monthly Picks」や、ビームスの音楽好きスタッフがセレクトしている「Staff Picks」も幅広いジャンルや国のアーティストの作品を選んでいますので、そちらもぜひ併せて楽しんでいただければと思います!


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