こんにちは無藤です。本日は、いつものドレスクロージングのおすすめから離れまして、熱狂的なファンが多くいらっしゃるカジュアルブランド「AUBERGE オーベルジュ」から、今シーズン、ビームスが別注を依頼したモデルをご紹介させていただきます。オーベルジュは日本のカジュアルブランドで、デザイナーの小林学氏が考える「最高水準の日本国内の素材」と「当時の縫製技術の研究と追及」を洋服に詰め込んだ、単なる既製服というよりは、小林氏の「作品」と言っても良いくらいの素晴らしいブランドです。小林氏はアメリカのデニム・ミリタリー・ヨーロッパの古着にまで、すべてに精通しており、毎回展示会に伺うたびに「すごいな~、こんな人いるんだな~」と感心させられてしまいます。その小林氏に別注をお願いしてから製品サンプルが仕上がってくるまで、とても楽しみにしておりました。

まずはこちらから。当社のクリエイティブディレクターである中村達也が、このところ注目している「80年代~90年代のパリのメンズファッション」から、カナディアンコートをお願いしました。本日、おススメをご紹介してくれるのは、ビームス 六本木の斎藤龍治くんです。このようにホームスパンのパンツでコーディネートすると、まさに当時のパリのイメージでしょうか。表生地は「ギザコットン」を使用しています。ギザコットンとは、エジプトのギザ地方で栽培されているコットンで長い繊維長を持つことが特徴の世界三大コットンです。さすが、小林氏です。素材のチョイスから手抜きが全くありません。その高級素材を揉んだり叩いたりする加工を施し、「くたっ」としたこなれ感を出しています。
オーベルジュ / 別注 カナディアンジャケット
カラー:ブラウン
サイズ:38~44
価格:¥121,000(税込)
商品番号:24-18-0179-608

ベルトをするとこのような感じです。とても雰囲気のある一着に仕上がりました。襟のボアは、ウールとアルパカの混紡糸を使用しており、防寒性にも優れています。寒い時などには襟を立てて着られても良いかと思います。

裏地には、ウールを編み立てた裏地がついています。軽いのにとても暖かいコートです。最近は、このようなカナディアンコートも探すと売っていないことが多く、古着屋で探すと袖が太かったり着丈や身幅が大きかったりと、なかなか良いものに出会えないとの事で当社の中村が別注をした渾身のコートに仕上がりました。

続いて、私がご紹介するのは、今や古着市場でも高騰してなかなかコンディションの良いものに巡り合う事のできないモッズコートです。このコートも古着屋で探すと汚れが気になるのと、もともと軍物のため、袖がもの凄く太かったり身幅もダブダブというケースがほとんどです。そこで、小林氏にモッズコートを少し現代的にアレンジしていただく別注を依頼した一着です。こちらは当社の小林ディレクターが、「男のマスターピースコレクション」という事をテーマに企画した商品です。着ている姿を見て頂くと、身幅もちょうど良く、袖もすっきりとしたデザインになっています。ただし、ディテールについてはアメリカのM51コート(モッズパーカ)のディテールを踏襲した本格派となっています。
オーベルジュ / 別注 モッズコート
カラー:ブラック、オリーブ
サイズ:38~44
価格:¥176,000(税込)
商品番号:24-19-0074-608

バックスタイルはこのように、モッズパーカの特徴であるフィッシュテール(先割れした後ろ裾)がもちろんついており、より本格的なデザインだという事がお分かりいただけると思います。このフィッシュテールは、軍服として使用していたころに、この紐をパンツにむずびつけて裾がばたつかないようにするためのディテールだという事ですが、現在では、単なるディテールのひとつですね。

インナーは取り外しのできるコットン・ナイロンのライナーがついています。冬にはライナーがあったほうが暖かいですが、春先などはライナーを外していただければ、スリーシーズン位着れるコートとして重宝すると思います。細かいファスナーやドットボタンにも、小林氏のこだわりを感じます。
いかがでしょうか、まだまだおすすめのアウター、ギフト、たくさん取り揃えております。是非お近くのビームスの店舗をご覧になられてみてください。
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