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fennica meets 本間織布

秋の空気に変化したこの頃。

<fennica>では、今季テーマに掲げる“Interwoven Culture”のキーとなる織物を使用した特別なアイテムが揃います。


春夏シーズンに<fennica>オリジナルウェアを初お披露目し、中でもご好評だった“French Court Work Jacket”、そして秋冬シーズン新たに製作した“Easy Pants”と“Pullover Shirt”、更に<MASTER&Co.>とのコラボレーションで製作した“Rail Man Bag”がラインアップします。

キーとなるのが兵庫県西脇市黒田庄町にある<本間織布>。


播州は<fennica>でもこれまで播州織のプロダクトをご紹介してきましたが、先染めのシャツ地の産地として有名ですね。

<本間織布>ではシャツ地はもちろん、鞄に使われるような帆布やドビー織素材を作られてきました。

帆布で有名な岡山では、ほとんどが無地や後染めで作られていますが、<本間織布>は帆布では珍しい先染めで作られるため、発色が良く染色堅牢度も高い生地を織ることができます。先染めはチェックやシャンブレーなど表現が多彩であることも魅力ですね。


今現在製造されていない貴重なシャトル織機を使用して織り上げる生地は、手織りのようにゆっくりと丁寧に時間を掛けることで、表面に凹凸が生まれ、ふっくらとあたたかみある表情になります。


この魅力溢れる生地を織られているのが<本間織布>二代目 本間香芳理さん。長年織布工場に勤めた先代の本間勉さんが、オイルショック後の1970年代、工場が閉鎖したことをきっかけに引き継いだ工場を、ファッションや素材に携わる仕事を経験された本間香芳理さんが、義理のお祖父様である先代が亡くなったあとに継承を決意されたそうです。


先代が作り続けた生地を受け継ぎ、播州らしい素材や強みを活かしながら枠にとらわれない素材作り、環境に配慮したモノづくりを発信されています。


<本間織布>から生まれる様々な生地を見せていただく中、<fennica>ではこのヘリンボーン生地に注目。緯糸の密度や色を変えることで、先染めならではの交織を様々なバリエーションでご覧いただけるよう製作しました。


こちらの“French Court Work Jacket”は前述のとおり春夏シーズンに製作したモデル。モデル名にフランス語で短いを意味する“Court”が付けられていますが、短めの着丈とその中におさめられた大きなパッチポケットのユニークなバランスがポイントです。ポケットのカラーを変えることでこのポイントが際立ちますね。


<fennica>本間織布 Herringbone French Court Work Jacket
サイズ:S,M,L
価格:¥38,500(税込)
商品番号:56-18-0012-392


こちらのジャケットに使用したヘリンボーン生地は、経糸が綿、緯糸がウールのリバーシブル。経糸は全てのアイテムに共通して太い糸を双糸にして強度を持たせています。本来綿糸は、短繊維の集まりで糸が切れやすく糊付けで補強するのですが、この工程が不要になるため糊剤もそれを落とす大量の水を使わずに済みます。環境へ配慮したモノづくりの姿勢が伺えますね。


ウールサイドには起毛加工を施すことで、ベールをかけたような表面感に。あたたかみと柔らかさが生まれます。表裏まったく別物のように見える面白い質感です。

生地の糸はボディに淡色のBROWN × CLOUD、ポケットは濃色のBROWN × CHOCOの色目を使用。春夏シーズンの藍染めや泥染めとはまた違った表情で楽しむことができます。


新たにお披露目する“Easy Pants”は、“French Court Work Jacket”と合わせた際にバランスの良いパンツとして、ボリュームを持たせたシルエットで製作。深めに入ったインプリーツもポイントです。


<fennica>本間織布 Herringbone Easy Pants
サイズ:S,M,L
価格:¥27,500(税込)
商品番号:56-23-0020-392


こちらのヘリンボーン生地は、糸の本数を減らして生地の密度を小さくし、緯糸に空紡糸を使用することで硬さが削ぎ落とされ、洋服として仕立てた際に柔らかで肌馴染みの良い素材に仕上がっています。


空気紡績で撚られた空紡糸は、バラバラの繊維を空気の噴射で繊維を引き揃えて撚ると外側だけに撚りが掛かり、中は撚られないため膨らみのある糸になるんだそう。太い糸だからできる技法です。


緯糸にはOLIVE GREENの糸をリクエストし、BROWNとの絶妙なコンビネーションを表現しました。


ウエストと裾にはドローコードを配しているため、ウエスト位置や裾のこなし具合でシルエットに変化をつけることができますよ。


もう一つ、パンツとセットアップとしても着られる新たなモデル“Pullover Shirt”です。ロシア軍のスリーピングシャツをモチーフに街着として楽しめるデザインにアップデート。ストレス無く着られるよう広く開いたネック周りはレイヤードのパターンを広げます。


<fennica>本間織布 Herringbone Pullover Shirt
サイズ:S,M,L
価格:¥27,500(税込)
商品番号:56-11-0017-392


こちらの生地は“Easy Pants”と同じヘリンボーン生地を使用。


こういった袖口のタックも、生地に動きが出て質感の良さが見えてきますね。


“French Court Work Jacket”、“Pullover Shirt”、“Easy Pants”の3型は、9/29(金)11:00よりオンラインショップ含む<fennica>各店にて発売します。

発売までしばしお楽しみにお待ちください。


そして…既に店頭に届いているのがこちら、<MASTER&Co. × fennica>“Rail Man Bag”。<MASTER&Co.>で定番で作られている1940年代アメリカの鉄道員バッグがモチーフのトートバッグです。


<MASTER&Co.× fennica>本間織布 Herringbone Rail Man Bag S
価格:¥18,150(税込)
商品番号:56-61-0239-158



<MASTER&Co.× fennica>本間織布 Herringbone Rail Man Bag L
価格:¥25,300(税込)
商品番号:56-61-0238-158


生地は一見ウェアと同じように見えるかと思いますが、バッグに適した硬さと柔らかさを表現するため、空紡糸は使用しながら生地の密度を高くしています。


緯糸には墨黒を使い、OLIVE GREENとは違ったコントラストが出ています。

この質感の違いは、ぜひ店頭で触れていただきたいですね。


<本間織布>との出会いによって生まれた特別なアイテムの数々をワードローブに加えていただけたら嬉しいです。



下記<fennica>店舗に並びます。お問合せもぜひお待ちしております。

【fennica 展開店舗】

[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階 / TEL:078-335-2720


Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

fennicaの2023年秋冬は、“Interwoven Culture”

毎日暑い日が続きますね。

梅雨明けも目前、夏本番もこれからという今ですが、既に次のシーズンが待ち遠しいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ということで、タイトル通り<fennica>の2023年秋冬シーズンのご紹介です。

ディレクター 菊地とバイヤー 渡辺によりテーマを表現したLOOKを交えてご覧いただきましょう。


2023年秋冬シーズン、<fennica>では「Interwoven Culture」をテーマに掲げ、様々な文化やデザインを織り交ぜたスタイルを提案いたします。

特に織りものに関しては、杉綾織りや網代織りなど、日本でも馴染みのあるクラシックなデザインを多く揃え、それを現代に馴染むスタイルにアップデートした新たな紹介を試みます。

また、日本だけでなく世界各地のデザインを取り入れたアイテムも混ぜ合わせ、クラフト感を感じられるコレクションを展開します。


そして、2023年春夏シーズンに初となる<fennica>オリジナルウェアを製作しましたが、秋冬シーズンも新たな出会いから生まれた渾身作をお届け。


新たな出会いというのが、兵庫県西脇市黒田庄町にある<本間織布>。シャトル織機という手機を機械化した力織機を使用しています。

今では製造されていない古く貴重な機械で、近年のシャトルレス織機に比べ、スピードが遅く生産性が悪いのですが、手織りのようにゆっくりと時間を掛けて丁寧に織ることで、表面にふっくらとした凹凸感と、あたたかみある風合いの生地が生まれます。


播州は主に先染めのシャツ地の産地として知られていますが、<本間織布>では先代の時からシャツ地以外にも鞄などに使われる頒布生地等を先染めで作っていました。


今回製作した素材は、先染めされた経糸を使用したスペシャルなヘリンボーン生地。

経糸は太い糸を双糸にして強度を持たせているので糸が強く、糊付けの工程が不要で糊剤を落とす大量の水も使うことがないので環境にも配慮しています。


緯糸の密度を変えたり、緯糸の色や素材を変える事で様々なヘリンボーン生地を展開し、先染めならではの交織が堪能できるコレクションです。

こちらは春夏シーズンに製作し、お陰様でご好評だった“French Court Work Jacket”と同型。


【予約 / +15%ポイント還元】<fennica>本間織布 Herringbone French Court Work Jacket
サイズ:S,M,L
価格:¥38,500(税込)
商品番号:56-18-0012-392


ヘリンボーンの組成を綿 × ウール × ポリエステルのリバーシブルに仕上げ、起毛加工を施したウールサイドと質感のコントラストが楽しめます。

トートは生地の密度を高くしたヘリンボーン素材に。緯糸に炭黒の空紡糸を使用することで、しっかりとした硬さの中に柔らかさと奥行きある質感に仕上がっています。 

【予約 / +15%ポイント還元】<MASTER&Co. × fennica>本間織布 RAIL MAN BAG S
価格:¥18,150(税込)
商品番号:56-61-0239-158


形は1940年代のアメリカン鉄道員バッグからインスピレーションを受けた“RAIL MAN BAG”。元々<MASTER&Co.>で作られているデザインで、<fennica>では初のコラボレーションです。


【予約 / +15%ポイント還元】<MASTER&Co. × fennica>本間織布 RAIL MAN BAG L
価格:¥25,300(税込)
商品番号:56-61-0238-158


タフなワーカーズバッグの雰囲気にヘリンボーンの質感がマッチ。使い込んでいくことでまた良い表情となる姿が想像できます。


<fennica>オリジナルウェアは今回、福岡県久留米市<宝島染工>の美しい染色でも。


天然染料を100%使用し、昔ながらの染色技法や手作業で染色加工を今に表現する<宝島染工>。

<fennica>ではこれまで藍染めのダシキをはじめとした夏のウェアをスペシャルオーダーしてきましたが、秋冬の装いにも素敵な染色がのりました。


この一言で表し難い独特な黄色は、渋木染め。東南アジア原産ヤマモモ科の常緑高木の樹皮を染料として使用しており、アルミ媒染でこのような黄色に発色させているんですよ。

デザインは新型で、ロシア軍のスリーピングシャツをベースにボディバランスをアップデートしています。レイヤードも色々と楽しめそうですね。


【予約 / +15%ポイント還元】<fennica>渋木染め PULLOVER SHIRT
サイズ:S,M,L
価格:¥38,500(税込)
商品番号:56-11-0016-392


こちらはヘリンボーンのご紹介にもあった“French Court Work Jacket”を墨染めで仕上げたアイテム。


【予約 / +15%ポイント還元】<fennica>墨染め French Work Court Jacket
サイズ:S,M,L
価格:¥40,700(税込)
商品番号:56-18-0013-392



墨汁は松など油分の多い木と菜種油などの油脂を不完全燃焼させて得た煤と膠を練り合わせて作ったものです。


墨汁の濃度によって仕上がりをコントロールし、このような色の濃淡を表現。均一でない味わいある表情に惹かれます。


同じく墨染めを施した“China Jacket”。こちらは春夏シーズンに半袖で製作したアイテムをロングスリーブに。素材は同じ太番手の麻を使用し、コットン100%の“French Court Work Jacket”とは違った表面感が楽しめます。


【予約 / +15%ポイント還元】<fennica>墨染め China Jacket
サイズ:S,M,L
価格:¥39,600(税込)
商品番号:56-18-0014-392


継続のデザインは“Basque Shirt”も。


春夏シーズンに奄美大島のテーチ木染めと藍染めでご紹介しましたが、今季は渋木染めと泥染めで登場です。

秋冬のカラーパレットに渋木染めのイエローが新鮮に映りますね。


【予約 / +15%ポイント還元】<fennica>渋木染め Basque Shirt
サイズ:S,M,L
価格:¥16,500(税込)
商品番号:56-14-0017-392


こちらは奄美大島の<肥後染色>で染め上げた泥染め。テーチ木染めと泥染めを丹念に繰り返すことで生まれる深みのある色目が素敵です。


【予約 / +15%ポイント還元】<fennica>奄美大島 泥染め Basque Shirt
サイズ:S,M,L
価格:¥18,700(税込)
商品番号:56-14-0018-392


パターンonパターンというのも<fennica>らしいスタイルの一つ。お馴染み<BAG’n’NOUN>とのコラボレーションで、定番モデル“Spindle Bag”のレオパードを製作しました。


【予約 / +15%ポイント還元】<BAG'n'NOUN × fennica>Leopard Spindle Bag S
価格:¥6,600(税込)
商品番号:56-61-0251-443


同じサイズでフェイクスエードのソリッドカラーも新たに登場です。ベーシックカラーのBEIGEとBLACKで、様々なスタイルにあわせていただきやすいでしょう。

【予約 / +15%ポイント還元】<BAG'n'NOUN × fennica>Fake Suede Spindle Bag S
カラー:BEIGE,BLACK
価格:¥7,700(税込)
商品番号:56-61-0250-443



今季はサイズをSとLでなく、SとMで製作。Mのサイズバランスも良いんですよね。見た目に反して大容量なので、Mでも充分おでかけに対応できるかと思います。

【予約 / +15%ポイント還元】<BAG'n'NOUN × fennica>Fake Suede Spindle Bag M
カラー:BEIGE,BLACK
価格:¥9,900(税込)
商品番号:56-61-0252-443


そして毎シーズン心待ちにしてくださっている方も多い、<Jamieson’s Knitwear × fennica>のセーター。

これまでも、素晴らしい手仕事とカルチャームーブメントのエッセンスを掛け合わせることで、長く愛していただけるタイムレスな提案をしてきましたが、今季も<fennica>ならではのセーターに仕上がっています。


アフリカ フルベ族が寒い季節に着用する毛織物“カーサ”のパターンを表現していただきました。フェアアイルとはまた違った幾何学模様が着こなしを楽しくします。

こちらは80年代の<marimekko>のピッチの太いストライプからインスピレーションを得た2トーンセーター。細いストライプでは表現できないモダンな印象になるようにとリクエストしたアイテムです。






色目はホックニーの絵画からインスピレーションを受けた3つのカラーバリエーション。鮮やかな色を纏うことを秋冬でも楽しんでいただけたら幸いです。

色やパターンに遊び心を感じるアイテムは<O’NEIL OF DUBLIN>でも。長らく<fennica>の定番としてクラシックなキルトスカートをご紹介してきましたが、初めて特別にオーダーしたアイテムが届きます。


【予約 / +15%ポイント還元】<O’NEIL OF DUBLIN × fennica>Kilt Long Skirt
カラー:STRIPE GREEN/BLACK, STRIPE BLUE/CHARCOAL, BLACK/LOWLOUGH
サイズ:8,10
価格:¥36,300(税込)
商品番号:56-27-0003-764


膨大なスワッチの中から選び抜いたコンビネーション。ロングスカートでは、サイドにソリッドカラー、フロントからバックにかけて英国のクラシックなストライプを配置。


あるいはソリッドカラーからビビッドなチェックがのぞく、今までにない仕上がりを具現化できました。


そしてブラッシュドウールの質感とオレンジが効いたスペシャルなクレイジーパターンも。トラディショナルなキルトスカートを作り続ける<O’NEIL OF DUBLIN>だからこそ、こういったレイヤーが活きてきます。


【予約 / +15%ポイント還元】<O’NEIL OF DUBLIN × fennica>Kilt Skirt
サイズ:8,10
価格:¥41,800(税込)
商品番号:56-27-0004-764


これまで定番カラーをお求めいただいた方にもぜひお試しいただきたいです。




秋冬が待ち遠しくなるラインナップが揃いました。まだご紹介しきれていないアイテムも控えております。

<fennica>が表現する“Interwoven Culture”を、どうぞお楽しみに。



商品番号とともにご紹介した13のアイテムは、本日7/14(金)から7/26(水)までの期間開催の、「公式オンラインショップ限定 予約アイテム”先トク”+15%ポイント還元キャンペーン」対象アイテムです。

少し先のお買い物を、ぜひお得にお楽しみください。


お問い合わせや店頭でのご予約は是非下記<fennica>店舗で承ります。

【fennica 展開店舗】

[東京 新宿]BEAMS JAPAN 5階 / TEL:03-5368-7304
[兵庫 神戸]BEAMS KOBE B1階 / TEL:078-335-2720



Mori


ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。