タグ「Pilgrim Surf+Supply」の記事

Day Of Mountain

7月の海の日に続き、8月は山の日の祝日があります。今年はスポーツの祭典で山の日も移動していましたが、本来は8/11が山の日となります。祝日法を確認すると山の日は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨とするとありました。


山の楽しみ方は沢山あります。標高の高い山の山頂を目指す登山や、なだらかな山道を歩きながら自然を楽しむハイキングの他に、クライミングやマウンテンバイクなど様々です。もちろんキャンプも山の恩恵があるからこそ、行えるのだと思います。僕はトレイルランばかりですが、山の日をきっかけに何か新たなことを初めて見るのも良いなと思いました。


Pilgrim Surf+Supplyでは様々なアウトドアギアの取り扱いがございます。いつもは一番奥の部屋にレイアウトされているアウトドアギアも、この時期はPilgrim Surf+Supply KYOTOの象徴スタッキングテーブルにレイアウトしています。アウトドアのシーンだけでなく、普段の生活の中でも活躍するアイテムを取り揃えておりますので是非店舗へお越しください。


話は山の日に戻りますが、アクティビティを楽しむことができるのは、自然があるからです。この美しい自然を維持していくためにも、例年各地で発生している異常気象からくる自然災害について考える必要があります。原因の一つである地球温暖化は、CO2を大量に含む温室効果ガスの増加が影響しています。家庭での節電や再生可能エネルギーの活用、移動はなるべく徒歩や自転車を活用するなど、出来ることから少しづつでも良いので行動していかなくてはいけないと感じます。また土砂災害においては、温暖化以外に林業が原因になっている場合もあるそうです。<Pilgrim Surf+Supply>が行った環境保護団体への寄付先『特定非営利活動法人 自伐型林業推進協会』がそういった問題にアプローチした活動を行なっています。興味のある方は是非調べてみて下さい。


それではまた次回…

6'6" ELLIS ERICSON EDGE 1st MODEL

前回からの続きです・・・


本日は先日入荷したEllis Ericson Edge 1st Modelを改めてご紹介させていただきます。

こうやって改めて見てみると、前回ご紹介させていただいたHOTWIRE REDのワイドポイントが、如何に後方に下がっているかがよく分かりますね。


6'6" ELLIS ERICSON EDGE 1st MODEL

SIZE : 6’6” x 21 1/8 x 2 7/8

特徴的なのは、幅21 1/8。手に持った感じは、気持ちやや幅が細め、といった印象。この辺りについては後で詳しくご説明させていただこうと思います。


ロッカーは、どちらかと言えばHOTWIRE REDの方が気持ちスムーズに入っていると思います。

ロッカーがより効いている方がターンのレスポンスは良くなる、という仕組みです。


そしてこのEdge Boardには、実は知られざる秘密が隠されているのです。

こちらのシェイパーEllis Ericson直筆の墨入れされた文字にご注目ください。

「CHRIS・PILGRIM・KYOTO」

実はこのEdge Board、我らがPilgrim Surf+Supplyの生みの親、Chris GentileがEllisに直々にオーダーしていたEdge Boardなんです。では何故クリスのオーダーボードがここにあるのか?その辺りにも少し触れておきます。今からおおよそ約2年〜3年ほど前に話は遡ります。元々クリスとエリスは、昔から仲の良い関係を築いていたのですが、エリスが日本の代理店をRIDEの柴田さんに任せたという情報をクリスが受け、クリスが来日しているタイミングで柴田さんと実際に会うという話になったのがはじまりでした。その時クリスが「Ryo(私)、お前も来い」という事で皆で晩御飯を一緒に食べに行った時の話です。そこでクリスは自分自身用にエリスのエッジボードを柴田さんに依頼していました(依頼していたのは会食後の事ですが)。そのオーダーボードがこちらのエッジボードなのです。次回の来日時に日本でオーダーボードを引き取って、日本の波で試してからニューヨークに持って帰る。それがクリスの狙いでした。しかしながら、その願いは叶わず、お蔵入り寸前だったボードを急遽日本で販売する事になった、という経緯が実はあったのです。今現在クリスは、これと全く同じボードを新たにオーダーしていたので、きっとニューヨークの波に乗りまくっていることでしょう。ちょうどピルグリム サーフ+サプライ 京都のOPENに合わせてオーダーしたタイミングだったので、エリスからの京都店オープンおめでとうという粋な計らいで「KYOTO」という文字が入っています。


通常販売のボードには見られない、バリーさん(Barry McGee)のディケールも、スペシャルなポイントです。これが出来るのも、クリスとエリスの関係性があってこそなので、通常我々には入手する事の出来ないディケールのエッジボードが、ここで手に入れられる事になりました。


詳しいディティールは前回もご説明させていただいておりますので、今回は割愛させていだたこうと思います。


クリスがチョイスしたカラーは、おそらく「Purple Rose」だと思います。この何とも言えないペールトーンの優しいパープルとブルーを混ぜたような色味がナイスカラーです。


お馴染みのパワーブレードフィンもエリスエッジにはマストです。


先程、幅について「気持ちやや細め」というお話をさせていただきましたが、何故そう思うかと聞かれれば、これまで私の知っている限りのエッジボードの中では、このクリスがオーダーしたエッジボードが一番幅が細いです。そこにもクリスのこだわりがあって、何故幅を通常のエッジボードより気持ち細くしたのか、私にはある程度理解というか、想像ができます。その理由はクリスのホームポイントでもあるニューヨークの波(RockawayやLong Beach、New Jerseyなど)に大きく関係していると思います。結構前に、私が行ったニューヨークでのサーフィンについてのBLOGを書いたことがありますが、そこで「ニューヨークの波は結構掘れて速い波が多い」という話をしました。勘の鋭い方はもうお気付きでしょうね。速くて掘れる波に適したボードはいくつかあるんですけど、ザックリ言うと「幅が広いボードよりも、幅が狭いボードの方が圧倒的に安定感があって良い」ということです。ビッグウェーブにはガン、上記リンクのBLOGでクリスは11'1"のグライダーをチョイスして、実際に誰よりも多くテイクオフしてました。すなわち、クリスがこの幅をチョイスした大きな理由は、「比較的に速くて掘れるニューヨークの波に対応し易い幅でオーダーした」という部分が大きいと私は思っています。もちろんクリス本人に確認した訳ではありませんが、クリスが来日する度に一緒にサーフィンをしてきて、ニューヨークの波も経験してきた私には、それが理解できます。そしてクリスはやっぱりサーフィンが大好きなんだなぁって改めて思いましたし(そりゃあそうですけどね)、理に叶ったボードチョイスは流石の一言に尽きます。そしてこのエッジボードを日本の波で使用するにあたっては、紛れも無く大きい波でこそ、このボードの持つ最大の魅力が存分に感じれることでしょう(とは言いつつも、小波は小波で踏むだけでグングン走っていきますので、大きい波が苦手な方もご安心ください)。個人的にはサイズの上がった千葉北や鎌倉方面のリーフでも試したいですが、宮崎などのサーフトリップにも持っていきたい一本ですね。絶対良いはずですし、こう書いていて自分が欲しくなってきちゃいました、、、


という訳で、

Ellis Edge 1st MODEL for Chris Gentile Special Edition

No. 3675-0170

ピルグリム サーフ+サプライにて発売中です。




それではまた次回





Day Of Sea

最近、海の日について考えることがあったのですが、そもそも海の日ってどんな祝日なのかと気になり調べてみました。

海の日は、1996年に施行された日本の国民の祝日で7月の第3月曜日となっております。今年は祝日の異動があり7/22(木)となっています。

国民の祝日に関する法律第2条には、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨としているとありました。

僕の中で海の日といえば、夏休みの始まりや、海開きがされる日といった楽しいイメージばかりで、海に感謝する様な過ごし方をしたことはありませんでした。

どこか自分ごとにならなかった海洋プラスチック問題も、ここ数年でより身近に感じるようになりました。無理のない範囲で、出来ることから少しずつ行動に移そうと思っています。

湘南エリアに住む、森田さんヒロミチに刺激されて、海に行ったときにビーチクリーンを行いました。


日本海も沢山のプラスチックゴミに溢れており、太平洋では見たことのないハングル文字のゴミが多く見受けられました。ここまで辿り着いた現実を目の当たりにし、改めてプラスチックゴミ問題の深刻さを感じさせらせました。

先日より<Pilgrim Surf+Supply>では、各店舗にウォーターサーバーの導入、来店されたお客様がご自由に利用いただけます。導入したウォーターサーバーは日本が世界に誇る浄水器メーカー<Cleansui>がPilgrim Surf+Supplyの店舗向けにカスタムしてくださったスペシャルなもの、本当においしい水が飲めるんです。

こういった給水スポットが増えることで、マイボトルをお持ちの方々が気軽に水を汲めるようになりますので、マイボトルを持ち歩くということがより一層推進されれば良いなと。マイボトルの普及はペットボトルの消費を抑え、海洋プラスチック問題に対するポジティブなアプローチになると信じています。

お買い物や近くに来られた際は、おいしい水を汲みにお立ち寄りください。


店舗では種類豊富なボトルも取り揃えております。



ピルグリム サーフ+サプライ 京都では、7/22(木)の海の日から7/25(日)でビーチサンダルカスタムオーダー会を開催します。



3色のフッドベットと12色の鼻緒からお好みのカラーを選んでカスタムできます。悩んで選んだビーチサンダルには愛着があり、僕も大切に履いています。海洋プラスチック問題を受けて、モノやモノ選びへの考え方が徐々に変化してきました。ぜひお気に入りの一足を作りに来てください。


それではまた次回…

6'2" ELLIS ERICSON EDGE HOTWIRE RED

前回からの続きです。


久しぶりのニューボードのご紹介です。

一昨年のEDGE OF A DREAMの発表から、瞬く間に一躍「Edge Board」を再び世界中に広げた立役者となったEllis Ericson。そのEllisのEdge Boardが今回3本Pilgrim Surf+Supplyに入荷いたしました。渋谷店での前回入荷分は早々にSOLD OUT。そこからオーダーをしていた分がようやく店頭に到着いたしました。もちろんシェイプはEllisのオールハンド、ラミネートは日本のファクトリーで行われています。


そして今回、Pilgrimでは初のお披露目となる「HOTWIRE RED」というニューモデルのご紹介です。RIDE SURF+SPORTに足繁く通っていらっしゃる方や、RIDEの柴田さんのBLOGを熟読している方はもう既にご存知かと思いますが、こちらでも改めてご紹介させていただきます。


SIZE : 6’2” x 21 3/8 x 2 7/8

まずはこのHOTWIRE REDが、1stモデルのEdge Boardと比べてどのように変わったのか、今回はその辺りをメインに個人的な主観を含めてお届けさせていただきます。HOTWIRE REDのアウトラインについて、1stモデルとの大きな違いは大きく分けて3つあります。

1. ノーズが丸い 

2. ワイドポイントがやや後方にズレている 

3. テール幅が広い

上記した3つのポイントが、1stモデルとの大きな違いと言えるでしょう。ではこの3つの特徴がどのような性能を発揮しているのか、考えてみます。まずこのHOTWIRE REDを一言で表現するのならば、「パフォーマンス重視のEdge Board」。この言葉がしっくりくると思います。このワードを頭の片隅に置いていただくと、これからの説明が理解し易いはずです。1. のノーズが丸くなっている意図は、スピードが持ち味のEdge Boardにおいて(一般的なサーフボードよりも遥かに速いスピードを持っています)、「風の影響を受けにくくする為のデザイン」と「スピーディーなライディング時でも安定したターンを可能にしている」という点です。前述したパフォーマンス重視のEdge Boardとは、言い換えれば1stモデルと比較して「ターンがし易くなった」ということになります。そのターンをより快適に操作する為の効果的なディティールがこの丸みを帯びたノーズなのです(ノーズが尖っていない分、風の影響を受けにくいという原理です)。2. のワイドポイントが後方にズレたということは、ボードを回す(ターンをする)際のウエイト(重さ)が後方に下がり、ノーズ(前方)が軽くなったことによって、よりアグレッシブなターンを可能にしてくれているのです。3. の幅が広くなったテールにおいては、もう少し後に出てくるテールの画像のところで改めてご説明いたします。


厚みが2 7/8という事もあり、けっこうしっかりとした厚さが感じられると思います。そしてこの厚みこそがスピードを出す為の水面に接する部分であり、浮力があればその反発でグングン進んで行くという仕組み。Edge Boardはロッカーを強めに入れるというよりかは、ボトムの真ん中あたりから、ノーズとテールに向かって薄くシェイプしている。というような印象です。この辺も比較的厚みのあるボードならではのディティールかと思います。


1stモデルと比べると、HOTWIRE REDのテール幅はやや広く、テール幅が広い分(テイクオフの時に幅があるとテールを波が押してくれる)、波をキャッチする事に優れています。かと言って小波用に特化したボードという訳ではありません。EllisのEdge Boardは、「波のサイズが上がれば上がるほど機能する」という事を念を押してお伝えしておきます。それでいて小波でも普通のショートボードでは抜けられないようなセクションも抜けられるのですから、大抵のサーファーなら誰しもがそんな夢のようなサーフボードに、いつか乗ってみたいと考えていると思います。


そしてテール部分、ボトム側のエッジが終わる位置にご注目ください。


※画像手前がHOTWIRE RED、奥2本が1stモデル

HOTWIRE REDは、1stモデルよりも高い位置でエッジを終わらせている事がこの画像から見てとれます。ここが重要なポイントです。

前述した「パフォーマンス重視のEdge Board」を分かり易く言い換えると、「1stモデルよりも遥かに動かし易い」または「ターンがし易くなった」という事になります。では何故このエッジが高い位置で終わってる方が動きがいいのか考えてみます。それはターンをする時の水の抵抗(引っ掛かり)によるところが大きいです。基本的にターンをする時は、テール部分に後ろ足を置いて、テール(後ろ)を軸にノーズ(前)を動かしてサーフボードを回転させます。1stモデルのようにエッジをテールエンド(一番下の最後)まで入れた時にターンをすると、エッジがあるとどうしても少し引っ掛かりのようなものが感じられます。それはそうです、エッジは簡単に言うと「段差」みたいなものですから、シンプルにその段差で水の抵抗を受けてしまう事は避けられません。では逆にHOTWIRE REDのテールエンドならどうなるか、答えは簡単です。エッジを高い位置で終わらせているので、1stモデルに見られた“引っ掛かり”のようなものが無くなり、シンプルにエッジが無い分、スムーズにテールが滑り易くなり、ターンのレスポンスが非常に良くなる仕組みに変貌を遂げているのです。EllisのinstagramのHOTWIRE REDに乗っている動画をよく見ると、このEdge Boardをスラスター並みに動かしながら乗っている動画もあったりするので、気になる方はぜひチェックしてみてください。ただでさえ1stモデルの発表から、「こんなに速くて動くエッジボードは過去に見た事が無い」と世間を賑わせたにも関わらず、それに満足せず、さらなる操作性能の向上に努めたEllis。この男のサーフボードへの飽く無き探求心は、何処まで行けば辿り着くのか、とどまるところを知りません。


この部分がエッジです。まるでレイル(側面)とボトムの間にもう一つのレイルがあるかのようなデザインが大きな特徴とも言えます。では何故エッジボードがスピードに特化したデザインなのか?この辺りにも少し触れておこうかと思います。一般的にスピードが速いサーフボードってどんなデザイン?と聞かれたら、私なら「ガン」とか「グライダー」などの「細くて長いサーフボード」を頭に浮かべます(日本では海外ほど、殺人級のサーフィン可能なビッグウェーブはそうそうお目にかかれないので、「ガン」は特に日本人サーファーの所持率は極端に低いでしょう。「グライダー」も長さが11ft以上あるので、小さい家が多く、道路も狭くて車も小さければ、日本だと持ち運びや収納場所に困るので、これも所持している人はほとんどいないと思います)。では何故「細くて長いサーフボード」が速いのか、それはサーフボードが水面に接する面積によるところが大きいです。このエッジボードで考えるならば、波の上を滑走している時にボードと水面が接しているのは、エッジとエッジとの間(カラーが入っているボトム部分)になります。このHOTWIRE REDの幅は21 3/8ですから、滑走中の水面に接している部分がエッジとエッジの間となると、21 3/8の幅よりも細い面積で滑走している事になります。分かり易いかどうかは分かりませんが、船で例えて考えてみます。めちゃくちゃデカイ豪華客船と1人乗りのジェットスキーでは、どちらの方がスタートのスピードが速いか?恐らく大体の方がジェットスキーと答えると思います。この原理でサーフボードに置き換えると、幅広のロングボードは小波にこそ安定感あるテイクオフと安定したライディングを楽しめる一方で、サイズが上がってグリグリに掘れた波ではテイクオフですら危ういです。その一方で幅が細く厚みの少ないトライフィンは、サイズとパワーのある波でこそ機能しますが、ヒザモモ程度の小波では浮力が少ない分テイクオフですら危ういです。話が少し逸れてしまいましたが、エッジボードのスピードをもたらしているのは、あのエッジとエッジとの間が、波の上を走っている時の水面に接している部分であるからこそであり、それこそがスピードに特化したEdge Boardの大きな特徴と言えるのです。


そしてEllis Edge Boardはこちらのパワーブレイドフィン無しでは完成ではありません。このフィンあってこそ、今までにあり得なかったEdge Boardでのアクションが可能になります。※こちらのフィンは別売ですが、単品での販売は致しかねます。ボードとセットという認識でお考えください。


このボードのレングス(ボードの長さ)を選ぶポイントは、だいたいフィッシュボードを選ぶ感覚で長さを選ぶと入り易いそうです。Pilgrim Surf+Supplyでは、最近6ft台のフィッシュボードだったり、ミッドレングスの問合せをよく受ける関係で、6'2"ftのレングスをチョイスしました。短過ぎず長過ぎず、それでいて安定感もあってターンも容易。通常HOTWIRE REDは6'0"以下でのオーダーしか受けていませんが、今回はあえてより様々な波とあらゆるレベルのサーファーに楽しんでもらいたいという願いから、このサイズでご提供させていただきます。

どちらかと言えば、ロングボードやミッドレングスメインで普段サーフィンをしている方には1stモデル、ショートボードやフィッシュボードメインの方にはHOTWIRE REDモデルをオススメいたします。


6'2" ELLIS ERICSON EDGE HOTWIRE RED


気になる方は店頭スタッフまでお気軽にお問合せください。




それではまた次回





ジャズのジャンル

実はジャズにはいろいろなサブジャンルが存在しているんです。


19世紀末頃に誕生した音楽と言われており、現代まで続く長い歴史の中で様々な派生のジャンルやサブジャンルが生まれることは当然の流れであったでしょう。

1960年代にはジャズは世界で広く認知され、多くのアーティストが世に輩出され、様々なジャンルが乱立します。

そんな長い歴史のなかで、登場してきたサブジャンルを代表的なアーティストと一緒にザックリとご紹介します。

是非ジャズを聴く際の参考にしてみてください。


先ずは最も一般的なジャズのイメージで想像されるジャンルから。


・『スウィング』

大人数の編成でのバンドでの演奏が最大の特徴

カウント・ベイシーの「Dinner with Friends」は皆さん某飲料のCMで聞き覚えがあるのでは。

大所帯のバンド演奏なので、楽譜通りに進行していく点も特徴。

映画「スウィングガールズ」で登場するバンドの演奏はこのジャンル。


・『ビバップ』

スウィングに飽きたミュージシャンたちが新たな音楽として生み出したジャンル。

即興性が高く、アドリブが多いことが特徴。

マイルス・デイビスは皆さんご存知だと思います。



・『モダンジャズ』

1940-60年代ごろまでのジャズの総称。

だいたいビバップと同じアーティストを指すことが多い。

ジャズという言葉で想起されるアーティストの多くがこの年代・ジャンルに属していると思います。


この3つがジャズの根幹をなしており、現代のジャズの系譜に繋がります。

そしてモダンジャズ以降は様々なジャンルが登場します。


・『ボサノバ』

ブラジル発祥といわれており、60年代ごろのアメリカで大流行。

スタン・ゲッツの「The Girl from Ipanema」は非常に有名。

リゾート感やリラックス感の漂う独特な音楽。



・『フリージャズ』

モダンジャズに限界を感じたアーティストたちが既存の音楽理論には基づかない新たな表現を模索したことで成立したジャンル。

以前ご紹介したサン・ラーはこのジャンルに分類されることが多いです。




・『フュージョン』

ジャズを基本としながらも、クラシック・ファンク・ラテンなどを融合させた音楽。

ハービー・ハンコックの代表作「Head Hunters」はフュージョンの幕開けとなった作品。




・『アシッドジャズ』

イギリスのクラブシーンから生まれた。ファンクやソウルの影響を色濃く受けている。

ジャミロクワイの「Tavelling Without Moving」に収録されているVirtual Insanityは某カップ麺のCMでも使用され日本でも聞き馴染みのあるかたは多いのでは。



他にも細かく見ていけばジャンルはたくさんありますし、聴く人によってどのアーティストをどのジャンルに分類するかも違ってきます。

色々聞いてみてお気に入りのジャンルを見つけてみてください。

“DUAL”Solo Exhibition by Tokunaga Keiichiro.

現在Pilgrim Surf+Supply KYOTOでは、こちら“DUAL”Solo Exhibition by Tokunaga Keiichiro.が開催中です。



今回は徳長さんから伺った作品の話や、僕の勝手な憶測、徳長さんのことなどを紹介させていただきます。個展のタイトル「DUAL(デュアル)」はPilgrim Surf+Supplyのコンセプト“都会と自然のデュアルライフ”にも含まれている言葉です。徳永さんは今回のPilgrim Surf+Supplyでの展示を、このテーマのもと様々な表現で作品を作ってくださっております。


こちらの作品は原画と共に、デジタルプリントのクリア用紙を重ねた作品です。このパンデミックにより世の中のデジタルへの解釈が大きく変化しました。デジタルというと、どこか心のこもっていない感じがありますが、これからはどの様にデジタルを取り入れ、どう工夫し伝えていくかを考えていかなくてはいけない。そんな思いと共に描かれております。



どの作品もキュビズムの技法で心のバランスが表現されています。良い日があれば、うまくいかない日だってある。人の優しさに救われることがあれば、人の嫌な部分に落ち込む日もあります。どちらかに傾くのではなく、バランスを保つこと、その日の状態を維持することの大切さが伝わります。



昨年中目黒で開催された、初めての個展。その頃の徳長さんは自身のバランスを少し崩していたようで、前回の展示は全てモノクロの作品でした。しかしその個展の開催で、久しぶりに沢山の人に会い、気持ちが楽になったそうです。このキャンバスの作品はその前回の展示の直後に描かれており、上側は対照的なカラフルな作品に、下側はモノクロの世界の中に花が添えられて明るくなっています。


こちらの作品だけは販売を行なっておりません。このキャンバスは、徳長さん宛に先輩からいきなり送られてきたそうです。このキャンバスが個展を始めるきっかけになり、今後も個展の度に塗り替えて使用していくそうです。今回はPilgrim Surf+Supplyでの開催ということで、よく見るとサーフィンをしている人がいたりします。

これは徳長さんと僕で行った、搬入の際の一枚です。一緒に作業するのは初めてで、緊張しましたが、とても良い時間になりました。徳長さんの優しさを感じれる作品を是非見に来店下さい。


現在全ての作品が売約済みとなりましたが、8/1まで展示を行っております。


SEKI

Roy Ayers

皆さんの好きな音楽のジャンルはなんですか?


ポップス、ロック、ファンク、レゲエ、ヒップホップ、ジャズ...いろいろなジャンルの音楽がありますよね。


今回はジャズとファンクを融合させ、現代のヒップホップにも大きな影響を与えるアーティスト、Roy Ayer(ロイ・エアーズ)をご紹介します。




Roy Ayersはヴィブラフォン(鉄琴)の奏者であり、作曲家であります。

彼はファンクとジャズを融合させ、独特の新たな音楽ジャンルを打ち立てます。

そのため、アシッドジャズやネオソウルを語る上では彼の存在は欠かせません。


非常に多くのヒップホップのアーティストからサンプリングやカヴァーされていることでも有名です。

2pac、Common、Nas、A Tribe Called Quest, D'Angeloなど名だたるアーティスト達が彼から影響をうけています。


ジャズとファンクを自身の作品においては融合させ、その優れた楽曲で、ジャズとピッフポップ・R&Bに架け橋をかけた絶大な影響力を持つアーティストと言えるでしょう。




メロウなリズムに乗った鉄琴の印象的なフレーズは一度聞くと忘れらません。

そんな印象深いフレーズを世にたくさん送り込んできたからこそ、ヒップホップのサンプリング元として多くのアーティストに愛されているのでしょう。

"Everybody Loves the Sunshine"の「my life, my life, my life...」と繰り返すフレーズなどは非常に有名なので、ご存知の方も多いと思います。

私はこの曲を聴くとタイトルにもある太陽を思い出すので、雨の日によく聞いて気分をあげています。

(梅雨入りしたので再生する頻度がガツンと増えそうです。)



(このアルバムが彼の作品ではもっとも有名なので、ご存知の方もたくさんいるとおもいます。)



ジャズは多くの音楽に影響を与えてきました。なので、ジャズを聞いていないように思っていても、実はいろいろなところで聞いてるかもしれませんね。

The Another Energy

先日、森美術館で開催されている「アナザーエナジー展」に行ってきたので、今回はその感想を共有させていただきます。


とその前に、最近のアート界の重要な動きとして、女性のエンパワーメントというものがあります。

「Do woman have to be naked to get into the Met. Museum?(女性は裸にならなければ美術館に入れないのか)

というメッセージを掲げたGuerrilla Girls(ゲリラガールズ)に代表されるアクティビスト/アーティストたちの影響で、アート世界のジェンダーギャップに注目が集まっています。

ルネサンスの興った15世紀から現代、21世紀まで可視化されていなかった巨大な壁に穴を開ける重要な転換点になると思います。



そんなアート界の動向を踏まえて開催されたのが「アナザーエナジー展」です。

展覧会では70代以上の女性作家16名の作品が展示されています。

彼女らはアート界のジェンダーギャップを体験しながらも、信念をもって表現し続けてきた作家たちです。


このエキシビジョンで画期的だと感じたのは、作家のインタビュー動画がそれぞれの展示スペースの入口で流されていたという点です。

これによってわたしたち観客は深い理解を持って作品を鑑賞することができるようになるのです。

私はまず作品を動画を観ずにまず鑑賞して、その後動画を見てから一周するという流れでこの展覧会をまわりました。

すると普段だと自分の感性で完結しているところ、さらに作家の視点を加味して作品を楽しむことができました。



この動画があることで、わたしたち鑑賞者は作家とコミュニケーションを取る事ができると感じました。


そんな素敵な展覧会で私が個人的に気になった作品を一つご紹介します。

それがこちら、



作家名・作品名:ロビン・ホワイト《大通り沿いで目にしたもの》
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際」ライセンスの下で許諾されています。


巨大な樹皮製の布「タパ」にモチーフや模様が施された至ってシンプルな作品です。

これはアーティストが個人で作り上げたものではなく、彼女が移住したキリバス共和国の地元の女性たちとの共同作業によって生み出された作品です。

欧米諸国から持ち込まれ、日本を含む先進国では当たり前となった個人主義の観点に囚われた私たちには新鮮に映る、太平洋の集団を自己のアイデンティティーとする視座を提示してくれます。


その他にもたくさん気になる作品はあったので是非皆さんも足を運んでみてください。

“THE SURFER'S JOURNAL'S VIEW OF EPOCH-MAKING MOMENTS”

前回からの続きです


現在好評開催中のこちらのイベント、“THE SURFER'S JOURNAL'S VIEW OF EPOCH-MAKING MOMENTS”

そして今回は、雑誌OCEANSとのサーフィンを共通項とする3社合同企画にて、Pilgrim Surf+Supplyの店舗にて開催しております。このスペシャルなイベントの開催を記念して、トリプルコラボレーションT-shirtsも同時リリース。早速初日からご来店してくださったお客様も多数いらっしゃり、我々も嬉しい限りです。本当にありがとうございます。


THE SURFER'S JOURNAL × OCEANS × Pilgrim Surf+Supply

Color:WHITE, OLIVE, BLACK

Price:¥8,250(inc.tax)


気になるトリプルコラボレーションT-shirtsがこちら。THE SURFER'S JOURNALの本国(アメリカ)版第2弾の旧ロゴをバックプリントに配し、ファンにはたまらない仕様になっているスペシャルなT-shitsをリリースいたしました。数に限りのある限定アイテムになりますので、気になる方はお早めにお問合せください。

※こちらは6/21(月)より、Pilgrim Surf+Supply Online Shopでも販売をスタートしています。


さらにはスペシャルT-shirtsをご購入いただいたお客様に、アーティスト花井佑介さんが特別に書き下ろしてくださったスペシャルステッカーをノベルティとしてプレゼントいたします。※T-shirts1枚の購入につき、1枚のステッカーを差し上げます


そしてこちらがPilgrim Surf+Supply渋谷店の入口WINDOW。過去のTHE SURFER'S JOURNALのアーカイブを吊るすような大胆な発想で、手前味噌ではありますが、かなり良い感じにレイアウトされています。


こちらが店内の様子です。


創刊者である、スティーブ・ベズマンさんのお話や、


スティーブ・ベズマンさんの後に編集長に就いた、スコット・ヒューレットさんや現日本版編集長の井澤さん、


日本版副編集長の高橋  淳さん、日本版マネージング・ディレクターのジョージ・カックルさんの非常に興味深い内容も必見です。


店内では、過去のアーカイブも販売しておりますので、GETしときたい号を今のうちに探しておくのもアリかと思います。

THE SURFER'S JOURNALとは、一体どんなサーフィン誌なのか、個人的な主観で一言で表現するのならば、「世界一のSURF雑誌」というのがまず頭に浮かんできます。その理由を簡単にまとめると、大きく分けてこの3点がずば抜けていると私は感じています。

1. 写真がとてもキレイ

2. 文章も素晴らしい

3. まるで教材のような知識の宝庫

写真に関しては、これはもはやサーファーのみならず、誰が見ても素晴らしく、家に飾ったとしても申し分ない写真ばかりが目に飛び込んできます。文章においても、まるで短編の小説を読んでいるかのような、とても引き込まれる内容がとにかく豊富。そしてこれを読んでサーフィンの勉強も出来るほど、知らなかった知識が数多くここに掲載されているのです。はっきり申し上げますと、THE SURFER'S JOURNALを超えるサーフ誌は世界中どこを探しても絶対にないと自分は断言できます。個人的にもサーフィンについての歴史やカルチャーを学ばせていただいたのは、このTHE SURFER'S JOURNAL無しでは考えられなかったと思います。

そんな素晴らしいTHE SURFER'S JOURNALと、日本を代表するファッション誌OCEANSとのトリプルコラボレーションイベントは、6月27日(日)までの開催です。

まだご覧になられていない方は、このスペシャルな機会にぜひご来店ください。




それではまた次回





WESTERN HYDRODYNAMIC RESEARCH

前回からの続きです


今回は、6/4(金)から6/13(日)までPilgrim Surf+Supplyの店頭にて開催される、こちらのイベントのお話をさせていただきたいと思います。


既にNEWSページにはUPされているのをご存知の方も多いとは思いますが、「イマイチ何をやってどんなイベントなのか分からない」と思っている方も少なくないと思ったので、個人的な主観満載でお届けいたします。


まずは簡単なブランドリリースから。

生粋のカリフォルニア・ニューポートビーチローカルとして育ったパット・タワジーが2017年に実験的にスタートしたプロジェクトは、クレイグ・ステシックにより<Western Hydrodynamic Research (ウェスタン ハイドロダイナミック リサーチ)>(*以下<WHR>)と言う名称を授かり、2020年より本格的にスタート。

ビーチユーティリティとして機能的かつ実用的な用品を製作することにフォーカスしながら様々な人々にビーチライフを知って楽しんでもらうために、細部にアイデアを盛り込んだ商品が特徴のブランド。その<WHR>がこの2021年夏、「ピルグリム サーフ+サプライ」(渋谷)と「ピルグリム サーフ+サプライ 京都」でのポップアップショップを皮切りに、日本での展開を本格的にスタートします。

ポップアップショップでは、ブランドコレクションを豊富にご覧いただけるほか、今回の取り組みのために作られた、コラボレーションTシャツも発売します。Tシャツのデザインには、デザイナーであるパット・タワジーが直筆のハンドリトゥンで施したブランドロゴをバッグプリントに配しスペシャルな1枚に仕上げました。

また、週末に開催されるワークショップではご購入アイテム、もしくはお持ち込みいただいたご私物に<WHR>のブランドアイコンであるアイレットとバンジーコードを取り付けることができます。


という内容。


これはちょっとした裏話になりますが、WHRのデザイナーであるパットさんは、あのトム・サックスさんのサーフィン仲間の1人なんだそうです。その関係性があって、実はトム・サックスさんもWHRのお手伝いをしている。という事で、なにやら面白そうな気配がプンプン感じられてきますね


イベント内容としては、持ち込みの私物もしくは、ご購入したアイテムにアイレットを取り付けて


バンジーコードを装着。


さらにはこんなことも出来ちゃったりします。


こちらは参考画像なので、CAP限定ではありません。どんなアイテムのどこに穴を開けてコードを通すかは、皆さんの自由です。ただし、あまりにも厚手の生地だと穴が開けられない場合もございますので、そこは自己責任でお願いいたします。一昨年には本国のPilgrim Surf+Supplyでこのイベントを開催して、かなり大盛況だったという報告も受けています。


皆さまお誘いあわせの上、当日はPilgrim Surf+Supplyへお越しください。


開催期間:2021年6月4日(金)〜6月13日(日)

※WORKSHOPは6月5日(土)・6日(日)の開催となります。

京都店でも同時開催しますが、京都府の条例により、WORKSHOPの開催は見送ることとなりました、ご了承ください。



それではまた次回





Ramsey Lewis

Pilgrim Surf+Supplyのお店にはたくさんのレコードがあります。

その中で、私が一番オススメしたいアーティスト、Ramsey Lewisというジャズピアニストを今回はご紹介します。




Ramsey LewisはChess Recordsから1956年にデビューしました。

デビューして暫くはトリオ「Ramsey Lewis Trio」で活動します。

このトリオでリリースした『The In Crowd』はグラミー賞のインストゥルメンタルの部門で最優秀賞を受賞しています。

(ちなみにChess RecordsはブルースやR&Bの超名門レーベルとして有名です。)

ブルースの名門レーベルからのデビューだからか、彼のサウンドからはブルースやR&Bの根底に流れる独特のグルーヴを感じます。



(Chess Records内のジャズレーベルがCadetです。そのため、Cadetのクレジットが付いています。)

その後、トリオのメンバーは入れ替わり、ファンク界の頂点「Earth, Wind & Fire」のリーダーであるMaurice Whiteとも共演します。


1972年にColumbia Recordsに移籍します。

そして移籍したColumbia Recordsで彼の代表作である『Sun Goddes』を1974年にリリースします。

このアルバムはMaurice Whiteをプロデューサーに迎えてレコーディングされ、当時のビルボードチャートではソウル部門・ジャズ部門でそれぞれ1位・ポップス部門では12位を獲るほどの大ヒットとなります。


彼の音楽はフュージョンに分類されることが多いです。

Maurice Whiteがトリオのメンバーにいたということからも分かる通り、彼の音楽はジャズをベースにしながらも、ファンクやポップスのエッセンスをふんだんに織り交ぜたものになっています。

『Sun Goddess』に収録されているパーカッションのサウンドはファンクの骨子とも言えるでしょう。


Chess時代の音源はグルーヴ感満載のジャズプレイヤーという印象ですが、移籍後は様々なジャンルのサウンドを取り入れ、意欲的な作品を多く発表しています。


レコードのアートワークも独創的でなんだか少し笑えるところが彼の作品の魅力の一つだと思います。



わたしの一番のお気に入りが『Another Voyage』です。

ソウルフルでメロウなジャズを思う存分楽しめる一枚になっています。



BLUE NOTE RECORDS

みなさんはBlue Note Recordsというレコード会社をご存知でしょうか。

Jazzを語る上でBlue Note Recordsは外せない絶対的な存在でしょう。

今回はそんなJazzの歴史において絶大な影響力を誇った会社についてご紹介します。


Blue Note Recordsという名前はブルーノートスケールというジャズやブルースでよく使用される音階が存在するのですが、そこから命名されています。

このレーベルの存在によってブルーノートスケールはジャズの代名詞となり、多くの喫茶店やジャズクラブの名前の由来となっています。

その中でも最も有名なのが、ブルーノート・ジャズクラブでしょう。

日本にもクラブがあるので、こちらの”ブルーノート”を耳にした事のある方は多いのではないかと思います。

(ただレコード会社のブルーノートとジャズクラブのブルーノートは直接的な関係はありません。)



1939年の創設以来、Blue Note Recordsは数々の実績を残していきます。

このレーベルが輩出したアーティストはジャズの歴史において非常に重要視されています。

アート・ブレイキー、ジョン・コルトレーン、セロニアス・モンク、ソニー・ロリンズなど現代でもジャズといえばで名前の挙がる巨人ばかりです。


Blue Note Recordsのリリースした音源を聞けば主要なモダンジャズのアーティストは網羅できるほど、膨大な録音を残しています。



Blue Note Recordsは今もジャズを発信し続けており、最近ではノラ・ジョーンズやロバート・グラスパーらと契約を結び、新たなジャズのあり方を模索し続けています。

このジャズの歴史をそのままレコード会社にしたようなレーベルといえるでしょう。

Blue Note Recordsが非常に重要視される理由は納得いただけたでしょう。





ジャズは気になるけど何を聞いたらいいかわからないという方はまずはBlue Note Recordsの音源から始めるのも、一つだと思います。


桂離宮

京都に来てあっという間に一年が経ちました。コロナ禍の中、転勤してきたので、まだ本来の活気ある街の姿が見れていないのは残念ですが、ここ数年で建築や民芸品などに興味を持ち始めたこともあり、京都生活はとても充実しております。

今回はその中でも想像以上の素晴らしさに感動した「桂離宮」について、少し書きたいと思います。

桂離宮は皇族の別荘であり、日本に現存するたった二つの離宮のうちの一つとなります。数寄屋造りの建造物と回遊式庭園からなる、日本の伝統文化を感じれる空間になっています。1615年に創建され、1622年頃に今の姿まで整えられたと言われています。それから老朽化による修復はあるものの、建築以来、一度も火災に合っていないので、当時の姿を見て楽しむことができます。





桂離宮は至るところに細かな工夫がされており、そのレベルが非常に高く衝撃を受けました。まずは、御幸道の苑路です。「霰こぼし」という手法の敷石になっており、平な面の路面に仕上がっています。雨の日には石と石の隙間から水が抜けるので水はけが良く、雨でも歩行がしやすくなっています。機能的なだけでなく、様々な形の石が綺麗に敷き詰められた路面はとても美しいです。



次は松琴亭の柱です。





何本か柱があるのですが、一本だけ違う種類の木を使っていたり、枝分かれしているものを使っていたりします。細かな工夫を施された美しい建物なのですが、その緻密さの中にこういった遊び心が取り入れられております。この考えは、店舗のレイアウトや自身のスタイリングなんかに取り入れてみたいと感じました。





灯籠に関しても、ひとつひとつ違った形をしており、庭園を回りながら灯籠を探すのが楽しくなってしまいました。全部で24個あるそうです。次回は全部見つけられるか数えてみたいと思います。

これは4月に行ったときの写真なのですが、キリシマツツジがとても綺麗でした。初めて行ったときは冬だったので、その頃と比べると全く違った表情の桂離宮が楽しめました。


この蘇轍山も冬の時期は、寒さ対策による藁を被せられていました。桂離宮は季節や天候による違いだけでなく、参観時の案内人の説明や紹介してくれる部分が違ったりもします。これも楽しみの一つで、僕も2回参観しているのですが、違った説明の部分も多くあり、案内人に楽しまさせてもらったと同時に、桂離宮にはそれだけ多くの拘りが詰まっているのだと感じました。


桂離宮は予約が必要になります。確認したところ現在8月まで予約が埋まっているようでした。しかし当日申し込みもあります。先着順にはなりますが、僕が初めて行ったときには空きがあり、2度目の参観は当日券でした。

僕には説明が難しく、簡単な紹介になってしまいましたが、京都に訪れた際は是非行ってみてください。

最後は衝立松で締めたいと思います。この松の役目は実際に桂離宮で体験してみて下さい。


それではまた次回…

The Kinks

みなさんは"British Invasion(ブリティッシュインベイジョン)"という言葉を聞いた事がありますか?

ブリティッシュインベイジョンは1960年代半ばにアメリカにイギリスのポップカルチャー(音楽など)が流入してきて、大きな流行となったことを指します。(イギリスの文化的侵略)


もともとブリティッシュインベイジョンの発端はアメリカの文化がイギリスで流行したことに端を発します。

イギリスでアメリカのブルースやジャズ、ロックンロールが人気になったことで、自分達でもその音楽を表現しようとして国内でアメリカのカルチャーに影響を受けたバンドが数多くうまれます。

その結果、アメリカの音楽とは違った、イギリス流のブルースやロックンロールが生まれる事となりました。

それが今度はアメリカに輸入されて非常に大きなムーブメントとなります。



このブリティッシュインベイジョンで様々な卓越したバンドが世界的に有名になります。

例えばビートルズ、例えばローリングストーンズなど伝説的なバンドが誕生します。


そのなかのひとつが今回ご紹介する”The Kinks”です。

1964年にレイとデイヴのデイビィス兄弟によって結成されました。

(ちなみにThe Beatlesは1960年、The Rolling Stonesは1962年)

The Kinksの曲でもっとも知名度が高いのが「You Really Got Me」でしょう。

様々なところで使われているので耳覚えのあるかたも多いのではないでしょうか。

現代のロックミュージックで欠かせない歪んだギターサウンドは彼らの発明ではないでしょうか。


The KinksはThe BeatlesやThe Rolling Stonesの影に隠れてしまっていますが、大きな影響を後世に残しています。

Van HalenやThe Jam、Oasis、Blurなどロック史に名を残し、全世界にファンがいる数々のバンドに尊敬されています。

The Kinksの曲をカヴァーしたアーティストを挙げていくとキリがないほどたくさんいます。

今日のブリットポップ、UKロックを形作ったのはThe Kinksだといっても過言ではないでしょう。



(上がThe Kinks・下がThe Jam 『David Watts』がカヴァーされています。)


それではまた次回・・・

京都一周トレイル®︎ 京北コース

今回が京都一周トレイル最後となります。京北コースです。京北地域は、9割以上が森林地帯になっており、夏でも涼しく、緑に恵まれた地域です。前回同様、素敵な杉の木が所々で見られました。




このコースは京北地域を一周回るルートで、この時は38km、累積標高1700mと走りごたえのある内容でした。

京都一周トレイルは、どのコースも共通しているのですが、本当に自然が豊かです。今回も沢山の自然に触れることができました。




「滝又の滝」




ランニング仲間のないTさんと裏に見えるのが、「魚ヶ渕の吊橋」です。大型の鮎が釣れるポイントとしても人気のスポットみたいです。



「パラグライダー離陸場」残念ながら雲が多いのですが、見晴らしがとても良く、辛い登りを終えた後のこの光景は気持ちが良いです。




京北は少しアクセスは悪かったですが、のどかで心が落ち着くとても良い場所でした。




春木さんも気持ち良さそうな表情をしてます。




この日春木さんはニューシューズを履いていたので記念に一枚撮らせてもらいました。Pilgrim Surf+Supply>のスタッフから絶対的な信頼を置いている、inov-8(イノヴェイト)>です。このモデルはトレイルラン用のモデルでスポーツやアウトドア用品ならではのカラーリングが良いですね。<Pilgrim Surf+Supply>ではこちらの商品は展開外ですが、タウンユースやハイキング、キャンプなどで使いやすい他のモデルを展開しております。



こちらはPilgrim Surf+Supply>の別注カラーで、既にサイズが欠けてしまっておりますが、サイズ合う方にはお勧めです。

是非チェックしてみて下さい。

Ellis Ericson Edge Board

前回からの続きです。


こちらのボードを心待ちにしていた方も少なくないのではないでしょうか。今回は巷で話題の、Ellis Ericson Edge Boardのご紹介です。こちらもPilgrim Surf+Supply Kyotoでのお取扱いになります(渋谷店では、昨年の入荷から瞬く間に完売。今月末に追加入荷が控えておりますので、そちらもぜひ楽しみにしていてください)。さて何からお話をするべきか、正直このBLOGで全て完結させることは、恐らく無理であろうこのエッジボード。お伝えしたいことが多過ぎるので、掻い摘んで分かり易くお届けできればと思います。


まずはじめに、エッジボードとは何なのか?1960年代後半から1970年代初頭に、鬼才George Greenoughが開発したと言われている、元々は長い歴史を持つデザインの一つ。現代サーフにおいて、Georgeさんが成し得た功績は、皆様もご存知の通り、ここでは言い切れ無いほどに多大な影響を世界中に及ぼしてきました。昨今では、AndreiniやAndrew Kidman、そしてEllis Ericsonが当時のEdge Boardのデザインにフューチャーし、新たな開発に取り組んだことで、一躍Edge Boardというデザインが再び世に知れ渡ることになりました。


Ellis Ericson Edge Board 7'0" x 21 3/8" x 3

鬼才George Greenoughが元々持っていたテンプレート(パターンと言えば分かりやすい)を使用し、エリスとジョージさんが共作で製作をはじめたのが、こちらのEllis Edge 1st model。Edge Boardの魅力はなんといってもテイクオフの速さ、そしてライディング時のスピード。自らシェイプしているエリス本人でさえも、そのスピードに驚いてしまうほど、その圧倒的な速さは折り紙付きです。そこにこれまでのEdge Boardには無かった、高い操作性能(よく動きます)が加わるのですから、サーフボードもどんどん進化が進んでいる事が伺えます。


デッキ面はこのようにWHITEで統一。エッジがあるボトム面にカラーを入れているのもポイントです。ちなみにPilgrim Surf+Supplyで展開しているカラーは限定カラーなので、他では展開していないカラーになる。いわばスペシャルカラーでのご提供です。では7'0"のEdge Boardがもたらす魅力とは何なのか。通常7'0"のミッドレングスボードで大半の方が想像するのは、「ショートボードだとやや物足りないスモールコンディション用」という風に捉えている方も少なくないはずです。ではこのEdge Boardはどうなのか?それは波のサイズが大きければ大きいほど本領を発揮するボード。それに加えてパワーの無い小波でもグングン走っていく。というなんとも信じがたいフレーズが出てきます。「あらゆる波に対応するマジックボード」みたいなフレーズはよく耳にしますが、このボードを既に持っていて実際に乗っている方の話を聞いてみると、「もうこのEdge Boardはもはやそんな次元のレベルではない」というような、かなり興奮した感じで皆口を揃えて同じような事を言っています。7'0"のEdge Boardは、ミッドレングスが得意な方、またはトライしたい方にお勧めできます。私自身は元々ショートボードからツインフィッシュ、ミッドへと移行したタイプなので、そんな方にもぜひお勧めしたいと思います。


Ellis Ericson Edge Board 5'8" x 20 3/4" x 2 3/4

サイズレンジから見ても、こちらはよりショートボードに近い感覚でサーフィンが出来るEdge Board。今までのEdge Boardで、ここまでレングスの短いEdge Boardは個人的に初めて見ました。


それにも実はちゃんとした理由があって、これまでのEdge Boardはどちらかと言えば、「Edgeを活かしたスピード重視のサーフボード」というのが主流でした(これはこれで私は好きなんですけど)。何故今EllisがEdge Boardを作って、これだけの脚光を浴びているのか、それはこれまでに不可能だったバーティカルな動き(縦の動き)にも対応出来るように改良をした、というのも大きな理由です。分かり易く言えば、今まではスピード特化型しかなかったボードに、コントロール性能を加えた、という事です。簡単そうに聞こえるかもしれませんが、EllisはこのEdge Boardを製作するにあたり、5年間研究を重ね、その完成系としてこのEdge Boardを満を持して世に送り出しました。言わば、今まで誰も成し遂げる事が出来なかった事を、Ellisがやってのけた。それが時代の風雲児として一躍脚光を浴びている要因の一つなのです。そしてこの5'8"のEdge Boardは、サイズからも読み取れるように、いわゆるショートボードが得意な方にお勧めしたいです。ただし、厚みが2 3/4と通常のショートボードに比べると厚いので、浮力は十分にあります。体重80kgの男性でも難無く乗りこなせるボードという事も追記しておきます。


もちろん全てにおいて、ハンドシェイプ。Edge Boardは、その特異な形状から通常のデザインのサーフボードと比べて、シェイプするのに何倍もの時間がかかります。そしてラミネートに関しても、通常のサーフボードの2倍から3倍の時間を要し、さらにはかなり難易度の高い技術が必要なので、シェイプもラミネートも簡単に出来るファクトリーも実は世界基準で見ても、非常に少ないのです。こちらのラミネートは日本で行われており、Ellis自身も実際に日本のラミネートファクトリーを訪れ、そのクオリティの高さに驚いたそう。なので日本に入ってくるEllisのEdge Board(年間40本までしか入ってきません)は、Ellisがオーストラリアでシェイプを終えた後に空輸で日本へ、着後日本のラミネートファクトリーにて完成させる。そういう流れになります。


そしてもう一つ。Ellis Edge Boardはこのパワーブレイドフィン無しでは完成とは言えません。TRUE AMESに特別に製作してもらったBarry McGeeのアート入りフレックスフィンが必要不可欠となります(※単品での販売はしておりませんので、ご注意ください)。サイズは7'0"も5'8"も全て共通の7.8です。

Ellis Edge Boardのパワーブレイドフィンの付ける位置は、フィンボックスの一番後ろに装着します。ここ、とても重要です。以前に、フィンは前方に付けると回転性が増し、後方に付けると直進性が増す、という話をしました。ということは、このEdge Boardはフィンを一番後方に付けているから、直進性に特化したボードになるのか?という疑問が出てきます。しかし、答えはNo。このEllis Edgeに関してだけ言えば、フィンは最後尾に設置し、パワーブレイドフィンのフレックス性能の高さを活かし、操作性を高めているのです。通常サーフボードを操作するポイントは、フィンの真上に後ろ足を置いて、ターンをするのが基本です。例えばフィンの上では無く、フィンの付けた位置よりも前方に後ろ足を置いてターンをしようとすると、全くボードが動いてくれないのです。多くのサーファーは、この内容はすぐに理解できると思います。しかしこのEllis Edgeに関して言えば、フィンを付けた真上に足を置くのではなく、フィンの付けた位置よりも、前方に後ろ足を置いてターンをします。そんなことはこれまでの常識から言えば、到底あり得ない話なのですが、その基本的な理念が良い意味で一切通用しない、全く新しいサーフボードということになります。それでいてこのEdge Boardの特徴でもある操作性能の高さ(リッピングも可能です)を考えると、もはや異次元としか言い様がありません。これまでの常識を大きく覆したシェイパー、その張本人がEllis Ericsonなのです。そしてこのBLOGでは正直お伝えできない部分(実際のライディングレポート等)に関しましては、Ellis EdgeマスターでもあるRIDE SURF+SPORT代表、柴田さんのBLOGもぜひチェックしてみてください。


簡単ではありますが、以上でPilgrim Surf+Supply Kyotoにあるサーフボードのご紹介を終わります。手前味噌ではありますが、とても面白いボードが揃っていると思います。Joe FalconeとEllis Ericson、実はニューヨークとオーストラリアの距離感がありながらも、JoeとEllisは良き友人同士でもあります(確か歳も近かったような)。新進気鋭のシェイパーとして世に名を馳せるEllisと、今ではMade in New YorkのローカルヒーローJoe。2人が織り成す見応えあるラインナップを是非お見逃しなく。




それではまた次回