タグ「小鹿田焼」の記事

久々に…

こんばんは大岡です。



シーズンの狭間。

暑さも相まって

今回は趣向を変え…



こちらの逸品をフォーカスすることと…

しました。




今回フォーカスしたアイテムはこちら。


【九州のうつわ展】小鹿田焼 / 坂本浩二窯 尺2寸皿
価格:¥19800(税込)
商品番号:56-71-1145-188



先日、某朝の情報番組内にて

弊社にて様々な品々を日本に紹介。


私も大変影響を受けた

テリー・エリス

北村恵子、両氏が出演。


そこで取り上げていた『小鹿田焼』




私も大好きな焼物の産地

民陶『小鹿田』


シーズンの狭間

弊社レーベル・fennicaのラインナップから

こちらの逸品を紹介することとしました。



番組内でも作り手は

『近くにある一品』

『目立たなくて目立つ器』

『土と会話しながら、器の成形』など


世のスピード感に対して300年間変わらない手法で作られている点。


言葉の節々に感じられる、実直な人柄も相まって、出番を増やしたくなりました。



今回取り上げた大皿は尺2寸という

いつになく立派な…

そして風格を感じる逸品。


皿の中心は刷毛をリズミカルに…


皿の縁はキリッとした返し。


力強い櫛描きと…

サッと流した緑・飴の釉薬がアクセントになった素晴らしい大皿。


刷毛目と焼き具合も良好。


しっかりとした作り

作り手の腕の良さも感じられる…

素晴らしい大皿。


シンプルな器、故に他の器との相性や馴染みの良さも

小鹿田焼の人気がある所以に感じます。



そんなことを想いながら写真の撮影を行っていたところ…


こちらのスタッフが現れました。


そんな彼が今回の逸品に

興味と懇願?してきた為

購入することとなりました。




昨年結婚を果たし

今春ビームスF/インターナショナルギャラリー ビームススタッフとして

共に働いている三浦。


これからの季節冷たいそうめんに…


炒めモノなどを豪快に盛ることなど

をアドバイス。


記念に写真を撮りました。


ウインブルドンテニスを制覇した際の盾を…

という感じにも見えてきました。



ウィンブルドンテニス繋がりで…

こちらの画像を用意してみました。


元祖・ウィンブルドンテニスの盾、代表?

として過去、当ブログで取り上げました

川田晋吾。


彼は新入社員として2年は当店配属。


現在は二子玉川の店舗にて勤務してます。


その際、投稿したブログは見つけられませんでした((笑)


遡って頂けたら見つかると思います。


少し脱線しましたが…


身の回りが豊かに…

同時に使って完成される逸品。


洋服同様、身の回りのものも

自身の審美眼に叶ったモノ


そして自身の人柄が垣間見れる

モノ選びをしたいものですね。


割れても補修してでも使いたい逸品。


気になられた方は弊社オンラインサイト

新宿・ビームス ジャパン・fennicaフロアーに

足を運んでみてください。


それではまた。


勝手に30選 30分の4 番外編 その3

ビームスF/インターナショナルギャラリー ビームスのブログをご覧いただきありがとうございます。細田です。


本日はある日の

選定名誉顧問とスタッフ阿由葉のやり取りを

レポートいたします。

お付き合いくださいませ。




『まずはニッコリの表情をいただきました。


Instagramフォロワー数「5桁」の持ち主』



 選定顧問曰く洋服の話より…

インテリアや身の回りの物事について話すことが多くなってます。

ということで…


すでにAALTOスツールも一脚購入。

自身の価値観が大幅に変わらなければずっと長く愛用できるであろう一脚を所有。

世界中の公共施設から自宅まで幅広く愛用され続けているスツール60

世界中にコレクターや中古市場も確立されてます。


再活用しやすいシンプルな構造も相まって、90年間変わらず生産し続けているという実績があります。




『話を戻し、こちらの一枚は…

真剣な眼差しの彼

「普段見られない厳しい表情で…

器と格闘?の一枚となりました。

目線を着用している服に着目すると…

イタリア人のように、袖釦を二つ開けて着用。

スポーティーなスーツであれば二つ釦外していても何ら違和感を感じません。』



こちらの一枚は…


選定名誉顧問曰く

「『ファイナルアンサー』との呼びかけに対し…

スーッと右手に手が伸び…の画。


「ファイナルアンサー」

ではなく…

更に左手のもう逸品を再度検証。


こちらの一枚は…


『声掛けできる感じは無く…

いつになく緊張感と真剣さを感じる「彼」』




『さて本題に話を戻し…

ファッション・コンシャスな彼は

どちらを選んだ?か…

「もう一度、服の話をしよう」のついでに…



「身の回りのモノも、自分らしく格好の良いモノにするには…」

をテーマに店舗にお越しの際は会話することもオススメしてます。


彼のように美意識の高さが前面に出ているヒトであれば…

身に付けるもの以外にも気を向けているはず。』





選定名誉顧問より…ファッション・コンシャスな彼に一言。


・「小鹿田焼」を服装に例えると『美しさより正しい』陶器である

とのこと。


・地元の素材を使い、一子相伝限られた集落の職人が家族と共に

コツコツと作られている数少ない民陶


・手間と労力、天候に左右されやすい登り窯の焼成。


先日の投稿でお伝えしたように




作り手を励ます為にも…

皆様に手を取ってもらい、使うシーンに合わせたものを1点でも多く揃えて頂けたら

今回投稿した甲斐があります。』




当店来店時にどのような「オチ」になったのでしょうか。

是非スタッフ阿由葉に聞いてみてください。


自身のInstagram及び弊社ブログにて

小鹿田焼の魅力について投稿してます。


併せてご覧ください。


それではまた。

細田

勝手に30選 30分の4 番外編 その2

ビームスF/インターナショナルギャラリー ビームスのブログをご覧いただきありがとうございます。細田です。


本日は…

ある日の選定名誉顧問と

私のやり取りをレポートしました。

お付き合いくださいませ。



『前回のワールドベースボールクラッシック優勝の余韻から

こちらの彼(私)が再び登場してくれました。』



『下記写真は市民大会の副賞楯を持ちニンマリの彼』


『どこかで見覚えがあるアイテムを…



持ってニンマリの彼。

厳しい暑さの中でのプレーが続き…

若干日焼けしている「彼」』




『無事に「市民大会?優勝」を記念に

挨拶からの…音頭?を託された際の一枚。』



こちらの一枚も見覚えのある一枚。




『製作され100年は経っているであろう…「キャプテンチエア」


そんな歴史の重みを感じる座面に置かれた逸品を


この度すべてお引き取りとなりました。


ありがとうございます。


英国人におけるドレスシューズに纏わる言葉を引用し

「安い器を買うほど裕福ではない」精神で

今回選んだ逸品は、シンプルで丁寧に

手仕事でコツコツと作られた逸品。


決して色あせることなく、革靴のように使い続ける事によって

器に艶や風合いが増し、同時に愛着も沸いてくる事でしょう。』



そんな『白球を追い求めている彼に一言。


・『小鹿田焼』を服装に例えると『美しさより正しい』陶器である

とのこと。


・地元の素材を使い、一子相伝限られた集落の職人が家族と共に

コツコツと作られている数少ない民陶


・手間と労力、天候に左右されやすい登り窯の焼成。

先日の投稿でお伝えしたように


作りてを励ます為にも…

是非皆様に手を取り、使うシーンに合わせたものを1点でも多く揃えて頂けたら

今回投稿した甲斐があります。


また新たに動きが見られた際は投稿いたします。』


最後までご覧いただきありがとうございました。



細田

勝手に30選 30分の4 番外編 その1

ビームスF/インターナショナルギャラリー ビームスのブログをご覧いただきありがとうございます。細田です。


今回はこちらから。


2021年に

勝手に30選名誉顧問が投稿をしたブログ。


そのブログ内に登場した逸品を

この度2年ぶりに振り返りたいと思います。


詳しくはこちら。

メンプレ×fennica×小鹿田焼×英国…其の2


選定顧問が

現在も週に1回愛用しており

2年間という時間の経過で

どのように変化したかをレポートいたします。


まずはこちら。


<BEFORE>

特筆する点として、緩やかにカーブしているのでパスタ、煮魚、チャーハン、炒めものなど

国をまたいだ料理にも十分に対応できる

というコメントから。




<AFTER>

『週一ペースで愛用。

しっかりと作られている為、割れや欠けも無く使っています。

割れや欠けた際も洋服同様お直しする事も可能です。

器の修理用語は「金継ぎ」という名称です。

因みに弊社では「金継ぎ」の修理は行ってませんのであしからず。』



<BEFORE>

『購入後2年くらい愛用、器の中心の輪っかが

油が染みてグレーがかってきています。

器の輪っかの箇所は専門用語では『蛇の目』と呼ばれてます。』


器の周りに彩られた、緑の釉薬が擦れた表情が気に入っているとの事です。


<AFTER>

『更に二年の月日が経った状態。

器の中心「蛇の目」が更に使い込まれたことによるグレーがかり

より風合いが増してきました。

購入時に比べ「蛇の目」の部分もざらつきがあったものから→

油と器の洗いを繰り返した結果、表面が更にツルツルとした状態となりました。』

購入時より、より一層愛着が増してきたとの事です。




裏の高台も丁寧な処理をされてます。


詳しくはこちら

メンプレ×fennica×小鹿田焼×英国…其の1



<BEFORE>

大盛りカレーを食べる際に出番の多いと言っていた皿は



<AFTER>

上記の内容通り『蛇の目』がツルツルに。

購入時より愛着が湧いてきているとの事です。


<BEFORE>購入時より2年目



<AFTER>購入時より4年目



器の裏側の釉薬の流れ、登り窯でなければ出せない表情。



ということで

いいことずくめな民陶「小鹿田」


沢山の方々にお手に取って、使っていただきたい逸品です。


BEAMSの製品同様、末永く愛用出来る事間違いなしの…

選定顧問お勧めの「小鹿田焼」


私も今回のレポートで初めて知ったことが多く、より興味が沸きました。


それではまた。


細田

勝手に30選 30分の4 その3

ビームスF/インターナショナルギャラリー ビームスのブログをご覧いただきありがとうございます。細田です。



今回はこちらから。

『勝手に30選』


30分の4に選定した商品についてフカボリいたします。


小鹿田焼 / 7寸皿
価格:¥4,180(税込)
商品番号:56-71-0571-188

小鹿田焼 / 5寸皿
価格:¥2,200(税込)
商品番号:56-71-0573-188

まずはこちら。

以前展開していたサイズより小ぶりなサイズが二型入荷いたしました。

向かって左手が7寸皿、右手が5寸皿です。



私はご意見番に教えていただき

初めて知りましたが、

小鹿田焼と言えば

・飛び鉋

・刷毛目

の技法が有名です。


上記二つの技法も弊社フェニカではお取り扱いがございます。


ご意見番曰く

以前は8寸のサイズを展開していたとのことです。


過去に選定顧問は<fennica>が特別に注文した逸品を選んでいます。

詳しくエピソードはこちらをご参照ください。

メンプレ×fennica×小鹿田焼×英国…其の1


選定顧問

『表面がグレーがかった表情。

高温で焼かれた風合い、櫛にて模様つけ、力強さが伺えます。

櫛の模様付けの上を緑と飴色を施し、盛るものに馴染みの良さがアクセントに。

内側には指で円を…模様付け。

こちらは線に勢いがありあまって…

線が二本になってます。

1点1点の違いを探す喜び

職人のいきいきした作陶した様子も連想されます。』



また、

器の裏側に目を向けると

手仕事ならではの、釉薬の流れ具合。


器を支える「高台」の処理もしっかり行っています。


実際に使用したご意見番曰く

手の馴染みも良いとの事です。



続いてこちら(右)は

更にコンパクトなサイズ。


小鹿田焼 / 5寸皿
価格:¥2,200(税込)
商品番号:56-71-0573-188

こちらも上記の内容通り

飛び鉋・刷毛目の小鹿田焼スタンダードモノではなく英国のエッセンスを感じる逸品をセレクト。


弊社スペシャルアイテム。


続いて…

選定顧問は質実剛健・使って馴染むもの、アマノジャク精神も相まった

こちらの逸品をセレクトしました。


最後にこちらの逸品を選定。

小鹿田焼 / ビアカップ
価格:¥3,960(税込)
商品番号:56-71-0575-188

選定顧問

『夏は冷凍庫に冷やした上で…

・ビール

・水割り焼酎

あまり馴染みがありませんが…

恐らく

・ハイボールにも相性が良い

陶製のコップ。


温度を保ったまま、美味しく飲めるが最大のメリット。

冬は焼酎お湯割りもオススメです。


ハンドメイドで作られている為、器の重さ、焼き物の表情などに

想いを寄せながら味わう一杯…

そんなゆったりとした気持ちでお酒を嗜むことをお勧めします。


内側には釉薬を施していない為、飲み物の風合いを逃さず味わえる事でしょう。』




小鹿田ではフリーカップと呼ばれています。


読んで字のごとく…

『使い方はご自由にどうぞ…』と言ったカップです。



勝手に30選選定顧問より改めて『小鹿田焼』について一言を頂戴しました。


『7月上旬、九州地方を襲った大雨の影響を受け

国の重要無形民俗文化財の指定を受けている

小鹿田焼の里にも被害がでてしまってます。


今回紹介した逸品は大雨被害を受ける前に作られたもの。


上記の状況を加味すると、次回弊社で小鹿田焼の製品が入荷するまでは

かなりの時間を要すると思います。


作りてを励ます為にも…

是非皆様に手を取っていただき、使うシーンに合わせたものを1点でも多く揃えて頂けたら

今回投稿した甲斐があります。


今回は日々の生活に一番馴染むであろう、3アイテムを選定しました。


ご自身用、もしくは日頃お世話になった方へのプレゼントにも

価格面と手仕事の良さが味わえるのが小鹿田焼です。』



私も購入したいと思います。


弊社では新宿・神戸の<fennica>店舗及びオンラインサイトにてご覧いただけます。


選定顧問が選んだアイテムの商品コードを

明記しておりますのでお買い物の際に

参考としていただけけたら嬉しいです。


それではまた。



細田

勝手に30選 30分の4 その2

ビームスF/インターナショナルギャラリー ビームスのブログをご覧いただきありがとうございます。細田です。


今回はこちらから。




選定顧問「O」

「・時代を超越。

・一期一会のモノ選びから始まり…同時に手のぬくもりを感じること。

・経年変化を楽しめること。

・使って完成するもの。

・少し無理をすれば手に入れられる良心的な価格。


といった選定基準をクリアしていた為

勝手に選定いたしました。」



過去弊社ブログにて『小鹿田焼』についての投稿がございました。

気になられた方はこちらを参照ください。




STAY HOME期間を…有意義に過ごす為に。


メンプレ×fennica×小鹿田焼×英国…其の1


メンプレ×fennica×小鹿田焼×英国…其の2


メンプレ×fennica×小鹿田焼×英国…其の3


メンプレ×fennica×小鹿田焼×英国…其の4


ということで

今回は過去の復習も兼ねた投稿となりました。


次回以降

『勝手に30選』

30分の4に選定した商品について

更にフカボリいたします。


それではまた。


細田

〈小鹿田焼〉ピッチャーと蓋物



こんばんは、阿由葉です。



今回はちょっと趣向を変えまして、こちら。







〈小鹿田焼〉のうつわのご紹介です。

〈小鹿田焼〉は大分県日田市の小鹿田皿山地区において1705年に開窯された陶器。

開窯以来、文化や製法を10軒の窯元の人々が一子相伝で今日まで守り続けています。




最近私もうつわに興味を持ち、その手にも精通する当店ご意見番Oに勧められた2つの小鹿田焼を購入しました。




まずこちら。



坂本浩二 × fennica / 別注 小鹿田焼 ピッチャー 8寸
価格:¥15,950(税込)
商品番号:66-99-4473-188

英国の陶芸家バーナード・リーチをテーマに、〈小鹿田焼〉坂本浩二窯にスぺシャルオーダーした指描きの飴釉ピッチャーです。


バーナード・リーチは昭和29年に小鹿田に滞在した際、たくさんの作品やデザインを残しています。


〈小鹿田焼〉とバーナード・リーチのエッセンスがかけ合わさった逸品です。











色と曲線が大変美しいです。










自分は花が好きで普段からよく買うので、

基本的にこのピッチャーは花瓶として使っています。


もちろん本来のピッチャーとして、

今時期であれば冷たい飲み物を入れて卓上に置いておくもよしです。







坂本浩二 × fennica / 別注 小鹿田焼 7寸広口蓋
価格:¥17,600(税込)
商品番号:66-99-4474-188


こちらもピッチャー同様、

バーナード・リーチをテーマに<小鹿田焼>坂本浩二窯にスぺシャルオーダーした飴釉の蓋物です。













バーナード・リーチが1954年に小鹿田に訪れた際に作ったパン容れがベースになっています。


確かに、レストランでたまにこういう陶器にパンが入っていることがありますよね。






色はこちらのとの2色。



実際の用途としては、

もちろん食べ物を入れるもよし、

我が家では1歳半の息子がとにかく卓上の物を散らかすので、細々とした物をこの中に収納しています。









力強さがあり日常使いに適していながら、

フィット感・手取りの良さや色合い、

そして曲線美。


皆さんの日々の生活にそっと馴染み少しだけ豊かにしてくれるアイテムです。


お値段もリーズナブルなので、是非ご覧くださいませ。





そしてさらに詳しいことは、

こちらのご意見番O の連載ブログをご覧くださいませ。








今回はこの辺で。



こちらのフォローと、




Instagramのフォローも宜しくお願い致します。





それでは。




阿由葉





WEBよりビームスFへの【取り置き・取り寄せ申し込みサービス】を承っております。

+】を押すと後から探し易いですよ。レーベルやスタッフのフォローも是非お願い致します。



メンプレ×fennica×小鹿田焼×英国…其の4

こんばんは大岡です。


引き続き裏街道から。


小鹿田焼を掘り下げた投稿は、今回が最後になります。



最後に選んだ逸品はこちら。


<小鹿田焼×fennica>

7寸 広口蓋 

品番:66-99-4474-188

¥16,000+税


英国人陶芸家が小鹿田の地で制作したものを…フェニカ流にアレンジした蓋物。



英国人陶芸家が手掛けた物は

高さ40センチもある大きな蓋物です。


さらに掘り下げると

1954年小鹿田の地で制作。


もともとパン容れとして作られたモノ。


当時小鹿田の陶工には馴染みのなかったであろう「パン」


「西洋人が食べるパン?なる食べ物は…

こんな容器にいれて保存?」


小鹿田の陶工並びに作業に携わった人達にとって…

様々な想いを、きっと巡らせたことでしょう。



約60年の時を経て、今の生活空間に馴染むよう寸法などを見直した逸品。



私もこれこそスペシャルな逸品と思い…

すぐに購入いたしました。


使い方は…

残念ながら、パン容れとした使い方ではなく…

あまり取り出さない、こまごましたモノを入れてます。




ということで、メンズプレシャスの内容を掘り下げと、あらたに紹介したかった今回の逸品を…取り上げ終了いたします。


コロナウィルスが収束したら、是非訪れたい…

「小鹿田の地」

「重要文化的景観」

「日本の音風景100選」

にも選ばれている…

民陶、小鹿田。

皆様も機会があれば、民陶「小鹿田焼」の器を…

そして足を延ばして大分県日田市の小鹿田を訪れてみることをお勧めいたします。


それではまた。








メンプレ×fennica× 小鹿田焼×英国…其の3

こんばんは大岡です。


引き続き裏街道から…


小鹿田焼を紹介するにあたり

必ず?アイコンとして取り上げられる型であり…

小鹿田焼愛好家であれば、こちらの逸品の所有は必須?となっている…

そんな逸品を今回はご紹介いたします。



私も様々な手法と模様付けをした、小鹿田焼のピッチャーを所有してます。


小鹿田のアイコンでもある「ピッチャー」


昭和初期、当時日本人には馴染みのなかった…

「ピッチャー」


英国人陶芸家が小鹿田の地で作陶。


その際に小鹿田の陶工にアドバイスしたと言われている、ピッチャーの制作と…

当時の日本人には馴染みがなかったピッチャーの取っ手の付け方を伝授。


脈々と小鹿田の地で受け継がれている…

小鹿田のピッチャー。


大分県の山間の地で…

英国のエッセンスが加わった…

とても優美なシルエットのピッチャーが産まれることとなりました。



そんな英国のエッセンスが加わった逸品はこちら。

<小鹿田焼×fennica>

ピッチャー8寸

品番:66-99-4473-188

¥14,500+税


こちらが今も受け継がれている、英国のピッチャー作りを参考に作られているピッチャー。


用いる為に自然と産まれた、西洋のピッチャーのハンドル付けを「Ontayaki」で表現。




優美なシルエットが特徴な物を、靴に例えて見ると…

エンツォ ボナフェのプレーントゥ

「DI  COSIMO」のような…

ドレッシーな佇まいと優美なトゥシェイプを兼ね備えたところが近い感覚がします。



二本の線だけが模様となった…

シンプルなピッチャー。


人差し指と中指の二本の指を上から下に向かって…

勢い良く引っ掻いた模様付けである…

「指描きの手法」



ちなみに3色展開してます。


こちらは飴釉。


登り窯の焼成。


釉薬を変えると、がらりと違った印象を受けます。

窯の中の温度や火のあたり具合で仕上がり具合が千差万別。


一期一会の世界ということですね。


しっかりとそして頑丈に…

持ち手の掴みやすさと指の通しやすさを加味した優美なシルエット。


水を注ぎこむ、口回りもぬかりなく

注ぎやすさと用いる為の美しさも兼ね備えた


「小鹿田焼のピッチャー」


こちらの逸品は「白」


清潔感と凛とした佇まい。


部屋や生活空間に溶け込む、優しい雰囲気の「白」


服のイメージから連想するとフランス人が好むモノトーンコーディネート。


服の着こなす際に、極力色数を減らした装いを好む方には、きっと好まれるであろう…

白のピッチャー。



上記のように、力加減・釉薬・登り窯の焼成との作用で指搔きにバラツキがでる所も、選ぶ醍醐味である…

「登り窯の焼物」


今回ご紹介したものより、小ぶりなピッチャーのご用意もあります。


私のオススメは…

「大は小を兼ねる」ので、今回紹介したサイズの大きいモノをオススメいたします。


大きなもののほうが置いた時の迫力と存在感を醸し出せます。




普段ご自身では選ばないであろう…

ピッチャー


お世話になった方への贈答品として


そしてご自身用に。


置いておくだけで、空間のアクセントになります。


使い方は特に決まりはありませんので、花を活けても良し。

ピッチャーにたっぷり水を入れた上で、レモンを数個入れて…

レモン水に使うも良し。


掘り下げると楽しく

そして使う楽しみを得られる

ハンドメイドの製品。


特に今回ご紹介したピッチャーはとても小鹿田らしさが詰まった逸品。


弊社オンラインショップにも載せてますので気になられた方は合わせてご覧ください。


それではまた。

メンプレ×fennica ×小鹿田焼×英国…其の2

引き続き裏街道から…

今回はこちらの一品を掘り下げたいと思います。

<小鹿田焼×fennica>

深皿色8寸

品番:66-99-4470-188

¥6,500+税


<BEFORE>

白を基調とした器に…

緑と飴のシンプルな絵付けが好印象な一品。


どんな盛り付けでも対応できる一品。


手仕事で…

一点一点コツコツと作られた、器になりますので…

程よく重量感があります。


靴に例えると…

ALDEN バリーラスト

コードバンブラウンのプレーントウ

といった感じでしょうか?


バリーラストのコードバンプレーントゥといえば…

・シンプルなデザインと履きやすさ。


・ドレスからカジュアルな装いに対応できる汎用性の高さ。


・アメリカ製の靴に感じる、無骨なところ。


・外羽根でダブルソール。


・コバの張った感じが…

「いかにも」と思えるところなど…


今回ご紹介した一品には、上記の要素とあいまった印象を受けます。


バリーラストのプレーントゥが好きな方には…

是非使っていただきたい?

一品。


<AFTER>

前回取り上げた一品に比べ、出番はやや少ない

一品。


特筆する点として、緩やかにカーブしているので…

パスタ、煮魚、チャーハン、炒めものなど…

伊·中·日…

国をまたいだ料理にも十分対応できることでしょう。

<AFTER>

皿の中心に釉薬が着かないよう、あらかじめ輪っかを入れ制作している、数少ない民陶「小鹿田」


<BEFORE>

どんな料理でも、きっと引き立つだろうシンプルな一品。


<AFTER>

英国人陶芸家が小鹿田の地で制作。


その時に…

計算した模様?

それとも…

無心で絵付けした?モノ

など

様々な想いを巡らせ…

そんな会話も挟みながらの食事。


おうち時間を推奨している、このご時世だからこそ、ゆったりとした会話を楽しみながら使える…

オススメの一品。




今回ご紹介した一品は…

複数の枚数が必要な方にも十分対応できるほどの枚数をストックしてます。


飲食店を経営されている方にも、是非使っていただきたい一品。



こちらは別注品の中で最大サイズ。

約30センチの尺皿


こちらは残り僅か。


弊社オンラインショップに、詳しい寸法など明記してますので併せてご覧くださいませ。


それではまた。



メンプレ×fennica×小鹿田焼×英国…其の1

こんばんは大岡です。


引き続きこちらから。


裏街道を…

まっしぐら。


技術の進歩。

こんな画像の加工も手軽に行える…

便利な世の中となりました。



英国人陶芸家が日本の風景・風土を感じ…

そして小鹿田の地の技法を巧みに操り、出来上がった物から…

こちらも英国を拠点に活動している弊社フェニカディレクターのアレンジを加えた一品についてBEFORE・AFTERと題して

検証⇒投稿へとつなげたいと思います。




今回取り上げた一品はこちら。


<小鹿田焼×fennica>

別注 深皿 櫛描き 8寸

品番:66-99-4468-188

¥6,500+税


向かって

左:BEFORE

右:AFTER



<BEFORE>

皿の中心に丸く、釉薬を削り取ったところを


「蛇の目・ジャノメ」と呼びます。


枚数を重ねて、焼物を効率よく焼くための手法でもある「蛇の目」


「蛇の目」の技法で重ね焼きを行っている窯。


皿を重ね薪をつかった登り窯の焼成。


土造りから一貫した、昔ながらの製法に拘った小鹿田の陶器。



<AFTER>

約2年前に購入。

登場する回数は週1・2程度。


ご覧のように、中央わっか(蛇の目)の箇所が様々な油がしみこみ…

日々の洗いの繰り返した結果、新品の時より蛇の目のザラつきが取れてまいりました。


蛇の目の部分も当初は白。

現在はグレーに変化してまいりました。


櫛で模様付けした間に一本筋が入りました。

使っていたら貫入の筋が入ってました。


手仕事の器を洋服に例えると…

リジットデニムのサイドのアタリとか…

ヒゲや蜂の巣ができた…

に近い感覚だと思います。


靴やデニムは愛用するにあたり言われていることとして

「育てる・育てがえがある」アイテムと言われてます。

その感覚に近い行為です。


ということで…

購入時に比べ愛着がましてきました。



<AFTER>

サイズも1プレートに収まる寸法。


1寸

約3㎝に換算。

24㎝の器です。




以前「大盛カレー」を食べたので、うっすらと黄色跡が残ってます。


香辛料の強いものは色移りすることがあります。




洗いの回数を重ねれば目立たなくなりますが、気になる方は「飛び鉋」の手法の皿か

蛇の目のない、所謂「上乗せ」の物をお勧めします。


民芸をコンセプトにしている、カレー屋さんでは…

上記の飛び鉋の模様の器で出されることが多いです。



ということで…

いいことづくめな「小鹿田焼の器」


自宅で過ごす時間が多くなってますので、手仕事でコツコツと作られたモノ。

ご自身の琴線に触れた「オンリーワン」のモノを使う…

そんな有意義な時間を作る事をオススメします。


それではまた。

STAY HOME期間を…有意義に過ごす為に。

こんにちは大岡です。


1月11日11時11分の1並びにこだわりをみせた…

今回の投稿。


「福男」にあやかりたい…

そんな期待に満ちた…

2021年がスタートしました。


セールもひと段落。


「新入荷商品のご案内」


「セール商品のご紹介」



「スタイリング」


以上

3つの項目が、弊社スタッフ投稿では多く取り上げられてます。


そんな、飽和状態の横一線?であり…

均一?な投稿に…


・飽き飽きしている方。

・お腹を?満たしている方も多いことでしょう。




平成世代には、理解されないであろう…

昭和世代に多い「あまのじゃく」精神。


そんな「あまのじゃく」世代を代表?して…

こちらの事柄に注目することにしました。


令和3年を迎えて…

気づいた方も多いと思いますが…



投稿の「画像と撮り方」をアップデート。


コツコツと

そして…

常に前へ!


「日々進化すること」を心がけてます。


内輪話になりますが…

「弊社スローガン MAKE A …を実戦!」

が正しいかもしれません。




そんな斬新?な画像処理が功を奏し?


見方によっては、古着屋?で見かける…

スケートブランドが得意?としている…

いわゆる、90年代初頭の…

「グラフィックな柄シャツ」に…

だんだんと見えてきました。



ボヤキのような、前置きはさておき。


ここからが「本題」


「シーズンの谷間」


「STAY HOME」

を推奨している…

今の状況にピッタリなアイテムに注目。


投稿してまいります。


それでは早速、こちらから。


ブログの復活を遂げる、きっかけとなった

「メンズプレシャス 2020 Autumm」

の掲載ページから…


誌面では紹介しきれなかった、箇所箇所の掘り下げ…

そして外出自粛期間を充実させる為の…

「身の回りにおいてほしいアイテム」に注目。


生活の質を高める為のモノについて取り上げてみます。


新作商品やセール商品の情報を求められている方には

響かない内容となりますので…

「あしからず」


それでは、次回以降の投稿をお楽しみに!


それではまた。

メンプレ〜セカホシ

こんばんは。


ブログ「復活?」投稿で…

話題沸騰中の大岡です。


今回もこちらから。

こだわる男のモノ語りマガジン

「メンズプレシャス」



「好きこそ物の上手なれ」を実践。

このようなページに携わることができた、前回の投稿から…

今回はさらに掘り下げてみます。



・良質な素材を使い、手仕事で作られたモノ。

使っていく中で、そのモノが完成されるモノ。

・英国人における、気に入った物を長く愛用する姿勢。


「安い靴を買うほど裕福ではない」など


英国人における考え方、時には言い回しに…

共感することがあります。


モノを選ぶ際も、この基準に満たさないモノには手を出しません。




弊社ドレスクロージングの販売員として、世界で指折りのビスポークシューメーカー

「ジョージクレバリー」を知ることが出来たこと。

同時に誂えられたこと。


エレガントな足下のお供は…

ミュージシャンからダイアナ妃の父、スペンサー伯爵をも手掛けたビスポークテーラー

「ファーラン ハーヴィー」

ピーターハーヴィーの服に袖を通す事が出来たこと。

適正なサイズの見方、自分らしい素材選びから着こなしまで構築する、きっかけとなりました。


時代と相まって…

良い時代に散財しました。


そんな自分自身における、スタイルの形成に繋がった、ビスポークメーカーを日本にはじめて紹介したのが、フェニカディレクターのテリーエリス、北村恵子の両バイヤー。



そんな二人の選んだモノは、飽きずに長年使いたくなるような物が多いことが特筆する点としてあげられます。

自分自身の1日の流れの中で、フェニカディレクター二人がアイテムを必ずは使ってます。


記憶に残るアイテムとして。

ドレスクロージングの着用時のビスポークスーツとシューズ。


革小物における、ビルアンバーグの製品。


アルヴァ アアルトと柳宗理の製品。


沖縄・小鹿田の器。


フェニカのオリジナル製品。

など…


最近休日のカジュアルなウエアは、完成度の高いフェニカ・オリジナル商品を着てます。


沢山の物に触れ、お客様にもレーベルに捉われる事なく「良いモノ」をご紹介してきた結果「サービスマスター」というポジションをいただける事となりました。


ただの「服好き」「洋服の販売員」だけで終わらず(終わってませんが…)


自分自身の視野の拡がり、成長へと繋がりました。



そんな、私自身を成長と振り幅の広さ。

確固たるスタイル作りのきっかけと影響力をいただいた…

「テリーエリス 北村恵子」

両ディレクター。


この度、NHK総合「世界はほしいモノにあふれている」

に出演することとなりました。


因みに

放送日

11月19日(木)22時30分〜23時15分


再放送日

11月24日(火)午前1時〜1時45分

です。




テーマは「沖縄」


私も大好きな「沖縄」


・ハイブランド

・デザイナーブランド

・ビスポーク

・北欧のインテリア

・柳宗理


様々なブランドの紹介。

北欧ブーム。

日本の手仕事の再評価など…

様々なモノを紹介してきた、二人にとって…

とても大事にしている「沖縄」


どんな話が聞けるか?

私も放送を、今から楽しみにしてます。



お時間がございましたら、是非ご覧くださいませ。


それではまた。








久々の

こんばんは大岡です。


約半年ぶりに投稿することとなりました。


弊社では…

今後必須となるであろう?

SNSでの発信。


そんな昨今の時流に合わせた準備?

どうせやるならば…

「人と被らない投稿」

「良質な物ではあるが、今一歩評価の低い物に注目する」と言った基準を設け、少しずつ投稿できればと思ってます。


それでは、早速。


こちらから。



クラシックな装いを好む方には愛読書となっている?

「メンズプレシャス」



私も「THE RAKE」「メンズプレシャス」は欠かさず愛読してます。


そんなクラシック愛好家が好むであろう

「メンズプレシャス」

今回は三船敏郎の特集からスタート。


ページをめくっていると

こちらの記事に辿り着きました。


まったく「服やレーベルとは関係のない内容」


ではありますが、弊社スタッフにお声をかけていただきました。


読み方はオンタと読みます。




洋服以外でも、なんらかの事柄で一家言持ち合わせている人。情報に惑わされず、個人の見解を持ち合わせている人が…

私が思う、大人な方であり…

ビームスのスタッフである為の…

条件に感じます。


ビームスのスタッフと言えば

卓越したセンスの良さを持ち合わせたかた。

モノの背景を知る姿勢。

そして何事も極めること。

そんな先輩や後輩が多く在籍しています。


「センスの良さ」故に

スタイリストやデザイナーに転身。


衣だけではなく、食や住のスペシャリスト。


様々な分野でマニアックな人、今後活躍するであろう予備軍が控えてます。


詳しくは「BEAMS AT HOME」の名で

書籍化してますので、気になられたかたはご覧ください。




そんなこんなで…20年はドレスクロージングの世界に足を踏み入れて様々な、トレンドやブームに接してまいりましたが…


10代はアメリカ

20代から30代まで英国

40代から国籍に捉われず、自分らしい着こなしの追求に注力してます。

30代中盤より日本の工芸品にも注目してます。




10年間日本の工芸や民藝について時間を費やした結果、このようなページに携われる事となりました。


ただの「服が好き」で終わらなかったところ

これもひとえに、社内における先輩や後輩との交流がなかったら、実現できなかったこと。


そして「好きこそ物の上手なれ」を実践してまいりました。



原宿にお越しのお客様で「小鹿田焼」に興味を持たれた方がいらっしゃれば、お隣のインターナショナルギャラリー ビームス フェニカ コーナーにて、別注品の小鹿田焼を数多く取り揃えてます。


都合が合えば、私が接客、提案もさせていただきます。


ハンドメイド・英国の薫陶を受けた

「小鹿田焼」


お近くにお越しの際は、お手に取ってご覧ください。


次回の投稿は、今回の内容を基に…

もう少し掘り下げてみたいと思います。


それではまた。