いつもありがとうございます。
二子玉川店 斉藤智也です。
「エイジング!」
つまりは、経年変化。エイジングというモノの価値を教えてくれたのは、この
〈Whitehouse Cox〉も、その代表ブランドのひとつですね。
と、いう事で。
今回は〈Whitehouse Cox〉を深くいってみましょう!
たまには活字多めでもよろしいでしょうか。
おつきあいよろしくお願いします!
1875年創業です。
イングランド北西部の町「ウォルソール」。
ここは革のなめしに必要な石灰に恵まれた町のようでした。
ここで、ホワイトハウス氏と、コックス氏のふたりのオトコによって生まれました。
この町は、昔から馬具作りが盛んであり、輸送手段として馬の需要が増した事から、馬具工房として創業したようです。
1900年頃から。
「ブライドルレザー」は、牛革にロウを染み込ませて、革の繊維をひきしめて、しなやかさを保ちつつ、頑丈に仕上げたものです。
このブライドルレザーを使った軍需品を英国に納入したり、乗馬用品を中心に製造していました。
第一次大戦ころから、上流階級向けのカバンなども作り出します。当時は、ブライドルレザーで革小物を作る事は、とても画期的でそれが評判を高めるきっかけともなったようです。
1940年ころ。
戦後は、車の普及によって馬具の需要が減少です。〈Whitehouse Cox〉ではその技術を
革小物や、ペット用品に応用して海外にも展開して行きます。
1980年ころ。
この頃、イギリスの老舗高級百貨店ハロッズで販売中であった、犬用のレザーメッシュのリードに、ラルフ・ローレン氏が惚れ込み、注文を受けてメッシュベルトが誕生したのだそうです!
1988年 日本上陸となります!
〈Whitehouse Cox〉といえばなんといっても、ブランドレザー!ですね。
革の表面に見られる白い粉状のものを
「ブルーム」と呼びます。
これは革に染み込ませたロウが浮かび上がって来たものです。
ブラッシングにより、ツヤツヤになります!
傷だって、えぐみだって、それを含めて長期にわたって愛せるモノっていいですよね。
以前もご紹介させていただきましたが、
右が、わたくしが使用中の
〈Whitehouse Cox〉でございます。
経年変化を見て頂ければと思い再登板です!
気がつけば約12年くらい愛用中です。
入念なお手入れなどは、恥ずかしながらしておらず、たまーにクリームくらいです。
頻繁なメンテナンス無しでもこのツヤ、深み、カタチがコロコロして愛着わきます!
ながく使って、その時が来た時に完成する。
みたいな感じですかね「エイジング!」
こちらはとってもおすすめです。
是非皆さまもいつかの完成を目指して、
ブライドルレザーいかがでしょうか。
長い文章おつきあいありがとうございます。
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【お知らせ】
玉川高島屋SCは、4月8日から食料品フロアを除き休館となっております。
何卒ご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。