その先の完成を夢みて。

斉藤 智也 2020.04.11

いつもありがとうございます。


二子玉川店 斉藤智也です。





「エイジング!」

つまりは、経年変化。エイジングというモノの価値を教えてくれたのは、この

〈Whitehouse Cox〉も、その代表ブランドのひとつですね。





と、いう事で。

今回は〈Whitehouse Cox〉を深くいってみましょう!


たまには活字多めでもよろしいでしょうか。

おつきあいよろしくお願いします!




1875年創業です。

イングランド北西部の町「ウォルソール」。

ここは革のなめしに必要な石灰に恵まれた町のようでした。


ここで、ホワイトハウス氏と、コックス氏のふたりのオトコによって生まれました。

この町は、昔から馬具作りが盛んであり、輸送手段として馬の需要が増した事から、馬具工房として創業したようです。





1900年頃から。

「ブライドルレザー」は、牛革にロウを染み込ませて、革の繊維をひきしめて、しなやかさを保ちつつ、頑丈に仕上げたものです。


このブライドルレザーを使った軍需品を英国に納入したり、乗馬用品を中心に製造していました。


第一次大戦ころから、上流階級向けのカバンなども作り出します。当時は、ブライドルレザーで革小物を作る事は、とても画期的でそれが評判を高めるきっかけともなったようです。





1940年ころ。

戦後は、車の普及によって馬具の需要が減少です。〈Whitehouse Cox〉ではその技術を

革小物や、ペット用品に応用して海外にも展開して行きます。





1980年ころ。

この頃、イギリスの老舗高級百貨店ハロッズで販売中であった、犬用のレザーメッシュのリードに、ラルフ・ローレン氏が惚れ込み、注文を受けてメッシュベルトが誕生したのだそうです!





1988年 日本上陸となります!



Whitehouse Cox〉といえばなんといっても、ブランドレザー!ですね。




革の表面に見られる白い粉状のものを

「ブルーム」と呼びます。

これは革に染み込ませたロウが浮かび上がって来たものです。

ブラッシングにより、ツヤツヤになります!

傷だって、えぐみだって、それを含めて長期にわたって愛せるモノっていいですよね。





以前もご紹介させていただきましたが、

右が、わたくしが使用中の

〈Whitehouse Cox〉でございます。


経年変化を見て頂ければと思い再登板です!





気がつけば約12年くらい愛用中です。

入念なお手入れなどは、恥ずかしながらしておらず、たまーにクリームくらいです。





頻繁なメンテナンス無しでもこのツヤ、深み、カタチがコロコロして愛着わきます!





Whitehouse Cox / ブライドルレザー 3つ折りウォレット
カラー:ブラック、ハバナ、レッド、グリーン、ネイビー、ニュートン
サイズ:ワンサイズ
価格:¥39,000+税
商品番号:21-42-0425-502

ながく使って、その時が来た時に完成する。

みたいな感じですかね「エイジング!」


こちらはとってもおすすめです。

是非皆さまもいつかの完成を目指して、

ブライドルレザーいかがでしょうか。


長い文章おつきあいありがとうございます。


フォローも頂けますと嬉しいです。


ありがとうございます。




【お知らせ】

玉川高島屋SCは、4月8日から食料品フロアを除き休館となっております。

何卒ご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。