こんにちは!
本重です!
今日はアイテム、というよりスタイルのご紹介。
シャツの中にポロシャツをレイヤードするといったスタイル。
こちらは70年代ほどのスナップ。シャツ×ポロシャツのレイヤードは一過性のトレンドではなく、既にスタイルとしてあったものとして存在しています。”スタイル”と言ってもこなしの一つで、これといって決まりがあるわけではなく、むしろ自由なイメージから生まれたもの。「なんかレイヤードしたら面白いかも・・、とりあえずポロシャツインナーに着ておくか・・・。」そんなポジティブな、ファッションの可能性を愉しんだ自然なレイヤードスタイル。
あまり考えず重ねてみる。そんな着こなしが今シーズン気分です。
ただ、あまり馴染みのない方がほとんどだと思います。
ということで今回はコーディネート例をずらっとご紹介。ぜひご参考にされてみてください。

ブレザーにオックスフォードのシャツ、デニムのオーセンティックなアメリカントラッドスタイル。シンプルなマッチングですがインナーにポロを入れることでニュアンス的な動きをつけられます。ほんのりレトロなムードもあり、これだけでこなれ感が出てきますね。

こちらは先ほどとほとんど同じですがポロシャツのレイヤードをピンクに変更。よりプレッピームードが強くなりますね。見える面積が小さいのでさほど主張はなく、ピンクに抵抗がある方でも馴染みやすいのではないかと思います。

こちらはよりスポーティなブレザースタイル。レイヤードは1コーデ目と同じオックスフォードシャツに白のポロシャツ。パンツにミリタリーテイスト、アウターにアクティブなものを重ねて大人のカジュアルムードに仕上げています。ポロシャツの立体感ある首元の表情がこなれた雰囲気に見せてくれますね。

柄シャツでもレイヤードできます。アメリカンムードなチェックにクリームカラーのポロシャツでコントラストを和らげつつ重ねて。ホワイトでも成り立ちますが、馴染ませるような絶妙なグラデーションがよりこなれた空気感を醸し出してくれます。襟×襟×襟のボリューム感ある男らしいレイヤードも色気があって洒落ていますね。

同じようなチェックに濃いトーンのポロシャツをレイヤードするとこのような見え方に。ほとんど主張しない重ね方ですが、あるのとないのとでは印象がガラッと変わってきます。肌の面積も減るので艶っぽくなりすぎない収まり方をしてくれますね。シャツのチェックの色を拾うとすんなり馴染ませられるのでおすすめです。

私もさっそく取り入れてみました。クリームカラーのウエスタンシャツにベージュのカノコポロ。ブラウンのグラデーションで組むことで主張が和らぎ纏まった印象に仕上がりました。フロントの開き具合で見せ方を変えられるのでコーディネートの幅も広がります。今まであまりしませんでしたが、やってみると意外としっくりきました。

こちらはちょっと番外編。ニット×ポロシャツのレイヤード。それもVネックです。クルーネックに比べ開きの深いVネックは、ポロの立体感を活かして見せてくれます。ネイビーを拾って馴染ませ、デニムと繋げてシックに。コートの色を立たせたコーディネートです。

同じニットですが、こちらはホワイトをレイヤード。また印象がガラッと変わりますね。ミリタリージャケットとブレザーのスポーティなコンビネーションなので首元も動きをつけて。ニットがナチュラルベースでホワイトとのマッチングは言わずもがな。スラックスの合わせも大人っぽく洒落ています。
と、レイヤードスタイルで汎用性がさらに広がるポロシャツ。
今シーズン様々なブランドで展開していますが、
中でもおすすめがこちら。
LACOSTE / L1212 ポロシャツ
価格:¥16,500(税込)
商品番号:21-02-0004-462

ELACIO / カノコ ポロシャツ
価格:¥17,600(税込)
商品番号:21-02-0008-205
〈LACOSTE〉と〈ELACIO〉。レイヤードした際の立体感とクタッとした柔らかな質感のバランスが絶妙な感じで見せてくれます。
他のカノコポロもおすすめですが、どこかフレンチなムードも引き出せるのはこの2つならではですね。

個人的にはニットポロをレイヤードしてもい良い感じだと思います。カノコに比べ、ハリがなく滑らかな質感なのでややだらっとなりますがその見え方も良いかと、、、。この辺りはお好みですね。笑
おすすめのポロシャツレイヤード。唐突なトレンドではなくオーセンティックな着こなしです。気分でありながらほんのりレトロ感も感じられ、今の流れにもしっくりと馴染んでくれます。ぜひ一度取り入れられてみてくださいね。
本重

