こんにちは!
本重です!

今日で21秋冬<NAKAMURA NOTE>の解説もラストとなりました。
それでは「カラー」編です。

「まずは外せないのがグレー。モノトーンの流れは続きますが、単なる白黒ではなく、グレーやニュートラルカラーと組み合わせた柔らかなモノトーンというのが21秋冬シーズンでは多く提案されています。」
「秋冬シーズンでは比較的明るいニュートラルカラーですが、大人のリラックススタイルやラグジュアリーなルックスという観点から注目を集めています。主にニットでの提案が多く見られましたね。」

「次にベージュです。ベージュと言っても様々なトーンがありますが、くすんだものよりも綺麗なものが目立ちます。」
「ただ、くすんだものがないという訳ではなく、このアースカラーというところに含まれています。今までニュートラル、ベージュ、ブラウンというカラーリングが主でしたが、そこにアースカラーというややダーティーな色合いが加わってきていますね。」
「次にブラウン。ダークブラウンというよりはミディアムなトーンが中心です。写真に見られるようなタバコカラーなどが多く見られます。」
「先シーズンからの継続のオレンジは様々なアイテムで提案されています。取り入れやすいのはコーデュロイやニットですね。先ほどのブラウンとも相性が良いのもポイントです。」

「こちらも先シーズンから出てきていたレッド系のカラー。展示会では鮮やかなレッドが多く見られましたが、実際に着用するならバーガンディぐらいのトーンが使いやすいと思います。ビームスでもそういったバイイングを行なっています。」
「次にグリーンです。ややライトなトーンのものは春夏から継続しつつ、次の秋冬シーズンではミディアムなトーンも出てきています。ライムやイエローがかったグリーンも注目ですね。」
「最後にイエローとブルー。こちらも継続ですが、どちらのカラーもやや鮮やかな傾向にあります。ロイヤルブルーなどはフレンチの流れからも注目されていますね。」

「小さな流れとして出てきているものもありますが、以上が21秋冬シーズンの大まかな傾向です。」

「ただ、あくまで傾向のお話ですので、どんなアイテムも個人の趣味趣向に合わせて選んでいくというのがベースにあります。そこは必ず大切にされてください。」
約1時間ぶっ通しで解説いただいたディレクター。本当にお疲れ様でした。
さて次回は、、、
21年秋冬にビームスで展開するアイテムのお話です。次回のブログもお楽しみに!
本重