耐熱ガラス工房 Araruna-OKINAWAN MARKET 2023-

2023.02.22

連日お伝えしてきた『OKINAWAN MARKET 2023』も、いよいよ明日からとなりました!

やちむん、ガラス、紅型、泡盛やローカルフードと、沖縄の魅力に触れていただける<fennica>の年に一度の恒例イベント。店頭でも楽しみにしてくださっているお声が伺えて嬉しいです。

今回ご紹介するのは、<白鴉再生硝子器製作所>に続き、取り扱い初となる<Araruna>津田亮さんのガラス。


本部町営市場にアトリエを構える津田さんは関西出身。19歳で日本を飛び出しパリへ。その後<富山ガラス造形研究所>でガラス技法を学び、ニューヨークやハワイ、ドイツでガラス作家のアシスタントを経験と、各地で技術を磨いてきたのだそう。2011年に拠点を沖縄へ移します。


津田さんが扱うのはボロシリケイトグラス。透明度が高く、耐熱性や耐久性の高さもあって、理化学実験器具や、料理用の道具として使われている素材です。

複雑なデザインを表現することもできる性質から、ここ20年ほどはアメリカを中心に装飾品を作る素材としても知られているようです。


津田さんの作品も、グラスなどのテーブルウェアから、生き物や惑星のオーナメントにペンダントトップといった装飾品まで、多岐に渡ります。

瀬底島へ向かう道中、本部町営市場に立ち寄ったディレクター 菊地の目に飛び込んだのが海ぶどうの箸置き。


沖縄の食材や生き物をモチーフに沖縄を表現をするユニークなアートワークを見て、ガラスの幅広さや可能性を感じ、イベントにご用意する運びとなりました。<fennica>で耐熱ガラス自体扱うのが初めてで新たなアプローチでの提案となります。

海ぶどうにゴーヤ、やちむんに乗せると面白いですね。


<Araruna>箸置き 海ブドウ
価格:¥880(税込)
商品番号:66-99-0388-550

<Araruna>箸置き ゴーヤ
価格:¥935(税込)
商品番号:66-99-0389-550


板や棒状のガラスやガラスパイプをバーナーを使って2500度ほどの炎を当て、伸ばしたり膨らませたりカットしたりと魔法のように操って生み出される作品。


このようなユニークなモチーフを作られる一方で、津田さんが最近のめり込んでいるという酒器。菊地も耐熱ガラスの茶器や酒器に興味を持っていたタイミングで、幾つか特別に製作していただきました。

こちらは筒状のコップとマドラー。


<Araruna × fennica>ラインコップ
価格:¥3,630(税込)
商品番号:66-99-0397-550

<Araruna × fennica>マドラー
価格:¥1,210(税込)
商品番号:66-99-0398-550


ファーストサンプルはシンプルなクリアガラスでしたが、やちむんと合わせた時にバランスが良いようにブルーのラインを入れていただきました。


マドラーの先のカラーもブルーとクリアで、コップとマッチするように。泡盛はもちろん、まだ寒い日が続きますから、あたたかいお茶やレモネードなど楽しんでいただけたら嬉しいです。

こちらはちぶぐゎー、古酒盃、片口。

小さな小さなサイズが可愛らしいちぶぐゎーは琉球王朝時代に小さな器で泡盛を飲まれていた歴史があり、現在でも那覇のバーで見ることのできる形。一気に飲まずクース(泡盛の古酒)の香りを愉しみながら舐めるようにちびちびと嗜むのが良いのだそう。


<Araruna>ちぶぐゎー
価格:¥2,200(税込)
商品番号:66-99-0399-550


やや大きな古酒盃は並々と入れず、半分以下ほど入れて愉しむイメージです。口を窄め内部に香りを溜められるように意識して作られているという形。

<Araruna>古酒盃
価格:¥2,530(税込)
商品番号:66-99-0401-550


それぞれモール入りと無しの2タイプで、内側にモールを入れたものは凹みにクースが残るので少しでも長く香りを楽しみたい方におすすめです。透明度が高いので、美しいクースの色もきれいに見えますね。


ちびちびと味わうクースは片口も掌に収まる小さなサイズです。耐久性の高さから、繊細な注ぎ口もこの通り。全て津田さんが液切れを具合を試し納得されたものだけが届いています。

<Araruna × fennica>片口
価格:¥3,630(税込)
商品番号:66-99-0402-550



片口にもブルーのライン入りも製作していただきました。クースの色を邪魔しないよう、上部にアクセントで入っています。

『OKINAWAN MARKET 2023』では、おすすめの泡盛も並びますよ。


沖縄の再生ガラスとは異なるアプローチで、泡盛を嗜む沖縄の文化を<Araruna>の耐熱ガラスでご紹介できればと思っております。


明日は『OKINAWAN MARKET 2023』会期初日11:00オープン。

下記日程で<読谷山焼 北窯>松田米司さん 健悟さん、<室生窯>谷口室生さん、<白鴉再生硝子器製作所>鈴木紳司さんが在店されます!

2/23(祝・木)16:00-20:00
2/24(金)15:00-18:30
2/25(土)11:00-14:00

※予定のため変更となる可能性もございます。予めご了承くださいませ。


貴重な機会となりますので、ぜひお立ち寄りくださいませ。

スタッフ一同心よりお待ちしております。


『OKINAWAN MARKET 2023』
会期:2/23(祝・木)-3/8(水)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

イベントに並ぶ商品は、会期中お取り置き・お取り寄せ・通販ともに不可とさせていただきます。お問い合わせは[☎︎03-5368-7304]へお電話ください。

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『OKINAWAN MARKET 2023』に並ぶ品々は店頭でのみご覧になれるものも多いため、画像リンク先でフォローしていただくと情報チェックが便利です!

▼<fennica>レーベルページ



Mori



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