タグ「OKINAWAN MARKET2023」の記事

鈴木紳司さん-OKINAWAN MARKET 2023-

会期も残すところ2日となった『OKINAWAN MARKET 2023』より、こちらは在店中に撮らせていただいた<白鴉再生硝子器製作所>鈴木紳司さんのお写真です。


一つ持っていただけないかお願いしたところ手にされたのがこちらのぐい呑み。とろっとした感じを出したくて試行錯誤されたという新しい形です。


<白鴉再生硝子器製作所>ぐい呑み
価格:¥3,047(税込)
商品番号:66-99-0394-446


鈴木さんの手が大きいので小さく見えるかもしれませんが、一般的なぐい呑みよりやや大きめのサイズ。ぐい呑みとしてはぐいぐい呑める大きさであり、突き出しなど小鉢のような使い方もできるフレキシブルなサイズです。


鈴木さんが表現されるゆらぎのある表情が独特な魅力を生みます。

天然氷のような滑らかさがきれいで光を通して落ちる影がまた美しいんですよね。


屋号にもある通り再生ガラスで器作りをされる鈴木さん。手前のブルーは窓の廃材から、奥のクリアは、“ザンシロ”の呼び名で親しまれる<比嘉酒造>の残波ホワイトの空瓶から作られたと教えていただきました。

在店中このお話しを鈴木さんから聞いたお客様は、良く飲んでる泡盛からこの器に!と嬉しそうにお求めくださったのも印象的でした。

鈴木さんにも器作りの拘りやお考えについてお話しいただき、在店中ご来店が叶わなかった皆様にもご覧いただけるようビデオにUPしました!ぜひご覧ください。▶︎こちら


手馴染みが良く、撫で回したくなる<白鴉再生硝子器製作所>の器。

日々の暮らしでぜひ使って愛でていただければ嬉しいです。

『OKINAWAN MARKET 2023』
会期:2/23(祝・木)-3/8(水)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

イベントに並ぶ商品は、会期中お取り置き・お取り寄せ・通販ともに不可とさせていただきます。お問い合わせは[☎︎03-5368-7304]へお電話ください。

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『OKINAWAN MARKET 2023』に並ぶ品々は店頭でのみご覧になれるものも多いため、画像リンク先でフォローしていただくと情報チェックが便利です!

▼<fennica>レーベルページ



Mori



ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

谷口室生さん-OKINAWAN MARKET 2023-

今回も開催中の『OKINAWAN MARKET 2023』より。

<室生窯>谷口室生さんに在店いただいた際のお写真です。


手に持っていただいたのは、ここ数年作られている象嵌の技法を用いた8寸皿。

どのようなイメージで作られたのですか?と伺うと、インフィニティからインスピレーションを得た紋様だそう。これまで使われていなかったコンパスを用いて、4つの輪が重なり交わるように表現されています。


<室生窯>8寸皿
価格:¥6,600(税込)
商品番号:66-99-0303-730


今回の象嵌は、理想としている釉薬の具合が表現できたとも教えてくださいました。少し神秘的な雰囲気も纏うこちらの紋様は人気で早々に完売。やはり皆様この表情に惹かれるようですね。

今現在象嵌ですと按瓶と水差しをご覧いただけます。


<室生窯>按瓶
価格:¥9,900(税込)
商品番号:66-99-0082-730

<室生窯>ピッチャー
価格:¥6,050(税込)
商品番号:66-99-0299-730


ストライプとジグザグの幾何学模様。どちらもフォルムがすっとした立ち姿が美しいです。


水差しは一筋二筋流れた釉薬の溜まりと焼き〆のコントラストがまた素敵で…焼成による収縮で素地が覗く上りもまた良いですね。

象嵌を作られる前からも、伝統的な紋様を用いて、組み合わせや配置など室生さんの感性で新たな見せ方を試みてきた<室生窯>の器。

これから生まれる焼き物がまた楽しみになりますね。


室生さんへお話を伺った動画では、象嵌や線彫りと近年取り組まれている技法についてお話しいただいております。

ぜひご覧ください。▶︎こちら

『OKINAWAN MARKET 2023』
会期:2/23(祝・木)-3/8(水)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

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Mori



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松田健悟さん-OKINAWAN MARKET 2023-

今回も開催中の『OKINAWAN MARKET 2023』より。

昨日の松田米司さんに続きまして、<読谷山焼 北窯>松田米司工房 松田健悟さんのお写真です。


こちらのブログでご紹介していた花器をはじめとする健悟さん作のやちむんは、殆どが初日で旅立って行きました。色々チャレンジしてくださった、溌剌とした作品に皆さま心を動かされたのだと感じます。

焼き上がりの気に入っておられる一つを持っていただけませんか?と伺い、すぐ手に取られたのがこちらの8寸皿。


<読谷山焼 北窯>松田米司工房 8寸皿
価格:¥6,820(税込)
商品番号:66-99-0375-526


沖縄の代表的な染付である唐草紋ですが、筆致や釉薬、バランスなど、工房や人によって様々に特色があります。


親方 松田米司さんが金城次郎氏をはじめとする名工の唐草を参考にしてきたように、健悟さんは、米司さんの唐草を表現しつつ、金城次郎作の唐草の雰囲気も出したいなと、ハイブリッドな唐草をこの8寸皿に描いたのだそう。


もちろん形という部分でもそれを表現されていて、健悟さんだからこそ生み出すことのできる焼き上がりとなっています。

こうやって伝統が受け継がれ、また進化していくのでしょう。


健悟さんへのインタビューでこちらの唐草紋についてお話しいただいています。ぜひご覧になってみてください。▶︎こちら


ぜひ唐草紋のそれぞれの違いにも注目してご覧いただければ嬉しいです。


『OKINAWAN MARKET 2023』
会期:2/23(祝・木)-3/8(水)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

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松田米司さん-OKINAWAN MARKET 2023-

『OKINAWAN MARKET 2023』の初日から3日間在店してくださった<読谷山焼 北窯>親方 松田米司さん。


米司さんの素敵な笑顔とお人柄に、益々惹かれる皆様の表情も印象的でした。

ご来店が難しかったお客様へ、米司さんへインタビューを動画に収めましたので、ぜひご覧いただけますと幸いです。▶︎こちら


お写真を撮る際に、ご自身作のやちむんを一つ持っていただけませんか?とお願いしたところ、そばにいらした松田健悟さんが「これが良いよ!」と渡されたのがこちらの按瓶でした。


<読谷山焼 北窯>松田米司工房 按瓶 大
価格:¥15,400(税込)
商品番号:66-99-5311-526


持ち手までが陶土で作られた、沖縄特有の形である按瓶は、元は井戸から水を汲み、台所まで運ぶものとして使われてきました。


なぜ陶土で作られているのかというと、沖縄には深い森林がなく、内地のように蔓が取れなかったことから。現在では小さな按瓶や蔓付きの土瓶も作られますが、やはりこの丸々と大きな按瓶に惹かれてしまいます。

持ち手や注ぎ口も轆轤で形成されるのですが、持ち手は輪っか状に形成した後、途中で切り乾燥させてから本体に付けられていくんですよ。


蓋と本体は長年の勘でサイズを合わせることができ、熟練の成せる技でもあります。蓋を付けたまま窯入れすることで噛み合わせも自然になるのだそう。

沖縄ならではのクリーム色の化粧に大らかに描かれた唐草紋があたたかい。


どしっと立っている、その佇まいに米司さんの姿が重なります。


ぜひ直に見て触れて感じてみてください。


『OKINAWAN MARKET 2023』
会期:2/23(祝・木)-3/8(水)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

イベントに並ぶ商品は、会期中お取り置き・お取り寄せ・通販ともに不可とさせていただきます。お問い合わせは[☎︎03-5368-7304]へお電話ください。

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Ararunaのグラスで楽しむ泡盛と紅茶-OKINAWAN MARKET 2023-

『OKINAWAN MARKET 2023』の初日には<耐熱ガラス工房 Araruna>の作り手である津田亮さんも急遽沖縄からいらしてくださいました!


東京で<Araruna>のガラスをご覧になれるショップは<fennica>だけとのこと。店内の雰囲気を見に来てくださったんです。

こんな感じで注ぐイメージ、と手元のお写真も。


小さな古酒盃やちぶぐゎーに注ぎ易いよう細く先を尖らせた片口は、津田さんが一つ一つ切れの良さを確認して納得のいくものだけが店頭に並んでいます。

<Araruna>の詳しいご紹介は先日のブログをぜひご覧になってみてくださいね。▶︎こちら

<Araruna>の耐熱ガラスと共にご紹介したかった泡盛も並び揃いましたよ。


左から

伊平屋島内で70%以上消費と地元で愛されている<伊平屋酒造所>“照島”、泡盛がお好きな方はもちろんビギナーの方にもおすすめな<高嶺酒造所>“於茂登”、熟成が進むほどフルーティな香りからバニラやカラメルのように変化する<津嘉山酒造所>“國華”、旨味と香り豊かな<識名酒造>“時雨”。

製造から3年以上経過熟成した古酒(クース)も幾つかご用意できました。


透明度の高い耐熱グラスはクースの色を楽しみやすく、古酒盃の窄まった飲み口やちぶぐゎー内側の凹みによって長く香りを感じることができるので、ぜひ<Araruna>と組み合わせてお求めいただければと。

そして、やんばるの山の上にある<金川製茶>の茶畑で無農薬栽培された紅茶もご用意しています。香り高く円やかな“べにふうき”をはじめ、“ゆたかみどり”、“やぶきた”の3種ブレンド。


<Araruna>のコップならホットでも楽しめますね。紅茶の色も楽しめますし、<fennica>では特別にブルーを入れていただいているので、このアクセントも気に入っていただけたら嬉しいです。泡盛の水割りなどにも良いですね。


『OKINAWAN MARKET 2023』は3/8(水)まで開催ですが、ご用意した品々は日々旅立ってますので、お早めのご来店をお待ちしております!

『OKINAWAN MARKET 2023』
会期:2/23(祝・木)-3/8(水)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

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開催中です!-OKINAWAN MARKET 2023-

2/23(木・祝)から開催中の『OKINAWAN MARKET 2023』

イベントを目掛けてご来店いただきまして、誠にありがとうございます!

初日から3日間は、<読谷山焼 北窯>松田米司さん、松田健悟さん、<室生窯>谷口室生さん、<白鴉再生硝子器製作所>鈴木紳司さんが在店。作り手と対面してお話しできることを喜ばれる姿が大変印象的でした。


そして、なんと2日目の2/24(金)には講演会のために東京へいらしていた<読谷山焼 北窯>松田共司さんも立ち寄ってくださったんです!『OKINAWAN MARKET』始まって以来の大変貴重な機会となりました。


書籍「読谷山焼 北窯 四人の親方とやちむんづくり一年の記録」をお求めのお客様へ、一つ一つお気持ちを込めてサインを書かれる米司さん共司さんの姿も素敵で…


そのお人柄に益々惹かれてしまうんですよね。米司さんが伸びやかな蟹を描かれる様子を動画で撮らせていただいたので、ぜひご覧ください。▶︎こちら


こちらは初日OPEN前の店内の様子。


















松田共司さんの切り立ち甕(傘立て)や菅原謙さんの魚紋のやちむん、谷口室生さんの歯ブラシ立てなど、お陰様でお客様のもとへ渡ったものも多いですが、まだまだ見応えたっぷりの店内です。


追加でみそクッキーや泡盛のご用意もできましたので、一度いらした方もぜひまた見にいらしていただきたいです。


また、在店された4名の作り手からお話を伺った動画を準備しておりますので、ご来店が叶わない皆様へも楽しんでいただけましたら幸いです。


次回のブログとビデオをどうぞお見逃しなく!


『OKINAWAN MARKET 2023』
会期:2/23(祝・木)-3/8(水)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

イベントに並ぶ商品は、会期中お取り置き・お取り寄せ・通販ともに不可とさせていただきます。お問い合わせは[☎︎03-5368-7304]へお電話ください。

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Mori



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耐熱ガラス工房 Araruna-OKINAWAN MARKET 2023-

連日お伝えしてきた『OKINAWAN MARKET 2023』も、いよいよ明日からとなりました!

やちむん、ガラス、紅型、泡盛やローカルフードと、沖縄の魅力に触れていただける<fennica>の年に一度の恒例イベント。店頭でも楽しみにしてくださっているお声が伺えて嬉しいです。

今回ご紹介するのは、<白鴉再生硝子器製作所>に続き、取り扱い初となる<Araruna>津田亮さんのガラス。


本部町営市場にアトリエを構える津田さんは関西出身。19歳で日本を飛び出しパリへ。その後<富山ガラス造形研究所>でガラス技法を学び、ニューヨークやハワイ、ドイツでガラス作家のアシスタントを経験と、各地で技術を磨いてきたのだそう。2011年に拠点を沖縄へ移します。


津田さんが扱うのはボロシリケイトグラス。透明度が高く、耐熱性や耐久性の高さもあって、理化学実験器具や、料理用の道具として使われている素材です。

複雑なデザインを表現することもできる性質から、ここ20年ほどはアメリカを中心に装飾品を作る素材としても知られているようです。


津田さんの作品も、グラスなどのテーブルウェアから、生き物や惑星のオーナメントにペンダントトップといった装飾品まで、多岐に渡ります。

瀬底島へ向かう道中、本部町営市場に立ち寄ったディレクター 菊地の目に飛び込んだのが海ぶどうの箸置き。


沖縄の食材や生き物をモチーフに沖縄を表現をするユニークなアートワークを見て、ガラスの幅広さや可能性を感じ、イベントにご用意する運びとなりました。<fennica>で耐熱ガラス自体扱うのが初めてで新たなアプローチでの提案となります。

海ぶどうにゴーヤ、やちむんに乗せると面白いですね。


<Araruna>箸置き 海ブドウ
価格:¥880(税込)
商品番号:66-99-0388-550

<Araruna>箸置き ゴーヤ
価格:¥935(税込)
商品番号:66-99-0389-550


板や棒状のガラスやガラスパイプをバーナーを使って2500度ほどの炎を当て、伸ばしたり膨らませたりカットしたりと魔法のように操って生み出される作品。


このようなユニークなモチーフを作られる一方で、津田さんが最近のめり込んでいるという酒器。菊地も耐熱ガラスの茶器や酒器に興味を持っていたタイミングで、幾つか特別に製作していただきました。

こちらは筒状のコップとマドラー。


<Araruna × fennica>ラインコップ
価格:¥3,630(税込)
商品番号:66-99-0397-550

<Araruna × fennica>マドラー
価格:¥1,210(税込)
商品番号:66-99-0398-550


ファーストサンプルはシンプルなクリアガラスでしたが、やちむんと合わせた時にバランスが良いようにブルーのラインを入れていただきました。


マドラーの先のカラーもブルーとクリアで、コップとマッチするように。泡盛はもちろん、まだ寒い日が続きますから、あたたかいお茶やレモネードなど楽しんでいただけたら嬉しいです。

こちらはちぶぐゎー、古酒盃、片口。

小さな小さなサイズが可愛らしいちぶぐゎーは琉球王朝時代に小さな器で泡盛を飲まれていた歴史があり、現在でも那覇のバーで見ることのできる形。一気に飲まずクース(泡盛の古酒)の香りを愉しみながら舐めるようにちびちびと嗜むのが良いのだそう。


<Araruna>ちぶぐゎー
価格:¥2,200(税込)
商品番号:66-99-0399-550


やや大きな古酒盃は並々と入れず、半分以下ほど入れて愉しむイメージです。口を窄め内部に香りを溜められるように意識して作られているという形。

<Araruna>古酒盃
価格:¥2,530(税込)
商品番号:66-99-0401-550


それぞれモール入りと無しの2タイプで、内側にモールを入れたものは凹みにクースが残るので少しでも長く香りを楽しみたい方におすすめです。透明度が高いので、美しいクースの色もきれいに見えますね。


ちびちびと味わうクースは片口も掌に収まる小さなサイズです。耐久性の高さから、繊細な注ぎ口もこの通り。全て津田さんが液切れを具合を試し納得されたものだけが届いています。

<Araruna × fennica>片口
価格:¥3,630(税込)
商品番号:66-99-0402-550



片口にもブルーのライン入りも製作していただきました。クースの色を邪魔しないよう、上部にアクセントで入っています。

『OKINAWAN MARKET 2023』では、おすすめの泡盛も並びますよ。


沖縄の再生ガラスとは異なるアプローチで、泡盛を嗜む沖縄の文化を<Araruna>の耐熱ガラスでご紹介できればと思っております。


明日は『OKINAWAN MARKET 2023』会期初日11:00オープン。

下記日程で<読谷山焼 北窯>松田米司さん 健悟さん、<室生窯>谷口室生さん、<白鴉再生硝子器製作所>鈴木紳司さんが在店されます!

2/23(祝・木)16:00-20:00
2/24(金)15:00-18:30
2/25(土)11:00-14:00

※予定のため変更となる可能性もございます。予めご了承くださいませ。


貴重な機会となりますので、ぜひお立ち寄りくださいませ。

スタッフ一同心よりお待ちしております。


『OKINAWAN MARKET 2023』
会期:2/23(祝・木)-3/8(水)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

イベントに並ぶ商品は、会期中お取り置き・お取り寄せ・通販ともに不可とさせていただきます。お問い合わせは[☎︎03-5368-7304]へお電話ください。

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Mori



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白鴉再生硝子器製作所-OKINAWAN MARKET 2023-

いよいよ明後日2/23(祝・木)よりスタートする『OKINAWAN MARKET 2023』

今回ご紹介するのは、<fennica>で新たに取り扱うこととなった、イベントで初お披露目となる<白鴉再生硝子器製作所>鈴木紳司さんの仕事です。

光を通し、きらきらと輝く鈴木さんのガラス。なめらかな質感が美しいですね。


鈴木さんは東京生まれですがお母様がうるま市出身で、幼少期から度々訪れる中、小学生の頃に体験した琉球ガラス作りが深く印象に残っていたそう。

北京の大学を卒業後は都内でIT企業に勤め、沖縄に移住後は航空会社に転職と環境が変わる中、ものづくりに携わりたいと進んだのがガラス作りの道。


読谷村で琉球ガラスの体験メインの工房に1年半、<fennica>でもお馴染みの<ガラス工房 清天>で4年修行し、2018年うるま市にて独立されました。

鈴木さんの作るガラスは屋号にもある通り再生ガラス。琉球ガラスは戦後の資源難で米兵が捨てたコーラやビール瓶を再利用したことから始まりましたが、廃材を新たな形に生まれ変わらせられることに惹かれたのだそう。


製作は一から十までお一人で行っていて、原料を収集するところから始まります。

現在、沖縄の再生ガラスは泡盛の空き瓶などが再利用されますが、瓶以外を使う酒造が増えたりお酒離れなのか瓶の回収自体が減少しているとのこと。

蕎麦猪口のクリアブルーは窓の端材を原料に作られています。


<白鴉再生硝子器製作所>蕎麦猪口
価格:¥2,640(税込)
商品番号:66-99-0405-446


一般的な蕎麦猪口より小ぶりで、持ち易さやグラスとしても使っていただけるように考えられています。


とろっとしたガラスが表現したかったというぐい呑み。


ガラスの揺らぎの美しさ、注いだお酒の水面が乱反射する様もきれいで、試行錯誤して納得のいく形に辿り着いたという一品です。


<白鴉再生硝子器製作所>ぐい呑み
価格:¥3,047(税込)
商品番号:66-99-0394-446


こちらはお子様に向けたグラス。


落とすと壊れてしまうものも大事に使うことを知ってほしいと、くびれを付けることで落としにくい形に。小さな頃から手仕事に触れることも素敵なことですよね。


<白鴉再生硝子器製作所>くびれグラス
価格:¥2,640(税込)
商品番号:66-99-0404-446

もちろん大人の手にもフィットして持ち易いので、ぜひ触れてみていただきたいです。底に入れた気泡もポイントになっています。


こちらはそれぞれ、デザートがより美味しく、サイダーが美味しく飲めるようにと作られたガラス。

脚付きでモール入りのデザートカップは、デザートをいただく時間を贅沢なものに。


<白鴉再生硝子器製作所>デザートカップ
価格:¥3,300(税込)
商品番号:66-99-0406-446


ちょい飲みグラスはシンプルなようでいて、揺らぎのある表情によって落とす影が美しく、手仕事の温もりが感じとれます。


<白鴉再生硝子器製作所>ちょい飲みグラス
価格:¥3,168(税込)
商品番号:66-99-0407-446


モール入りの一輪挿しも。


<白鴉再生硝子器製作所>ボトル一輪
価格:¥3,168(税込)
商品番号:66-99-0403-446


胴の膨らみからすっと首が伸びるきれいなフォルム。どんな雰囲気の花や緑も引き立てるだろうと想像できますね。

口縁に片口があり、水も一筋きれいに流れます。

他にないものを作りたいという思いが込められた<白鴉再生硝子器製作所>。


アートとクラフトの間を狙いたいと生み出される、鈴木さんならではのガラスをぜひ見にいらしてください。


下記日程で鈴木さんも在店してくださることとなりました!

◾️鈴木紳司さん 在店日時

2/23(祝・木)16:00-20:00
2/24(金)15:00-18:30
2/25(土)11:00-14:00

※予定のため変更となる可能性もございます。予めご了承くださいませ。


ぜひ作り手から直にお話を伺っていただける機会にご来店ください。

『OKINAWAN MARKET 2023』
会期:2/23(祝・木)-3/8(水)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

イベントに並ぶ商品は、会期中お取り置き・お取り寄せ・通販ともに不可とさせていただきます。お問い合わせは[☎︎03-5368-7304]へお電話ください。

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Mori



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室生窯-OKINAWAN MARKET 2023-

『OKINAWAN MARKET 2023』まで、あと3日。

今回のご紹介は名護に自宅兼工房を構える<室生窯>谷口室生さんです。

福岡出身の室生さん。ご両親が画家で絵画や陶芸教室を開いており、幼い頃から自然とものづくりに触れる環境にあったのだそう。


画家を志しアメリカの大学で学ぶ中、セラミックアートの授業を受けたことがきっかけとなり作陶の道へ進みます。

帰国後やちむんに惹かれた室生さんは、沖縄を代表する名工 山田真萬さんに師事。


5年半修行したのち、名護市にて2010年に独立されました。

真萬さん譲りの伝統的なやちむんを踏襲しつつも、絵柄の組み合わせ方や配置、絵柄の大きさの変化によって、新たな表情を生み出している室生さん。


<室生窯>7寸皿
価格:¥6,050(税込)
商品番号:66-99-0304-730


ご自身も料理好きとあって、沖縄料理はもちろんのこと、どんな料理も似合う懐の深さを感じます。


<室生窯>蕎麦猪口
価格:¥2,090(税込)
商品番号:66-99-0311-730

<室生窯>4寸マカイ
価格:¥2,530(税込)
商品番号:66-99-0308-730



<室生窯>3.5寸ボール
価格:¥2,200(税込)
商品番号:66-99-0313-730


近年はこちらの象嵌のように、スカンジナビアのヴィンテージテーブルウェアを彷彿とさせる雰囲気を纏った新たなアプローチでも楽しませてくださっています。


<室生窯>8寸皿
価格:¥6,600(税込)
商品番号:66-99-0303-730

<室生窯>角深鉢
価格:¥8,800(税込)
商品番号:66-99-0309-730


様々な文化が交わり発展してきた沖縄で、室生さんも様々なインスピレーションを自身の作品に反映されています。


<室生窯>按瓶
価格:¥9,900(税込)
商品番号:66-99-0082-730

<室生窯>ポット
価格:¥8,580(税込)
商品番号:66-99-0083-730

<室生窯>ピッチャー
価格:¥6,050(税込)
商品番号:66-99-0299-730


新しい見せ方をチャレンジされている室生さんへ、<fennica>では今回歯ブラシ立てと石鹸置きを特別に製作していただきました。


<室生窯 × fennica>歯ブラシ立て
価格:¥4,400(税込)
商品番号:66-99-0302-730

<室生窯 × fennica>石鹸置き
価格:¥2,860(税込)
商品番号:66-99-0300-730


水回りの収納は、プラスチック製が大半だと思います。だけれどそれだと味気ない…プラスチックでなければ次に行き着くのが陶器製ということで、メキシコの歯ブラシ立てを愛用するディレクター 菊地がイメージを伝えて製作いただいたもの。


はじめは5つの穴を空けて歯ブラシだけを立てるものでイメージしていましたが、櫛やハサミなどを入れたりフレキシブルに使用していただけるようこのようなデザインに。にっこりスマイルマークのようで愛らしいですね。


室生さんのご提案で蓋を取れるようにしていただいたので、箸立てやキッチンツール入れにも。

石鹸置きは脚を付けて穴を空け水気が落ちるように。

ぜひ水周りもすてきに彩っていただければ嬉しいです。

そして、室生さんの在店も決定いたしました!


◾️谷口室生さん 在店日時
2/23(祝・木)16:00-20:00
2/24(金)15:00-18:30
2/25(土)11:00-14:00

※予定のため変更となる可能性もございます。予めご了承くださいませ。


貴重な機会となりますので、ぜひ会いにいらしてくださいね。

『OKINAWAN MARKET 2023』
会期:2/23(祝・木)-3/8(水)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

イベントに並ぶ商品は、会期中お取り置き・お取り寄せ・通販ともに不可とさせていただきます。お問い合わせは[☎︎03-5368-7304]へお電話ください。

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『OKINAWAN MARKET 2023』に並ぶ品々は店頭でのみご覧になれるものも多いため、画像リンク先でフォローしていただくと情報チェックが便利です!

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ブログ内に記載の価格は、記事公開時のものであり、変更する可能性がございます。

拓美窯-OKINAWAN MARKET 2023-

『OKINAWAN MARKET 2023』まであと4日。

連日ご紹介中のイベントに並ぶ沖縄の手仕事。今回は読谷村瀬名波に工房を構える<拓美窯>比嘉拓美さんをご紹介いたします。


比嘉さんの師は、沖縄を代表する名工であり<fennica>にとって縁深い上江洲茂生さん。

ご実家が営む蕎麦屋で上江洲さんのやちむんを使っていたご縁から20歳で弟子入りし、2000年に独立されました。


当時は象嵌を中心とした作陶をされていたそうですが、自分の仕事を模索する中、現在のスタイルに辿り着いたのだそう。


<拓美窯>5寸皿
価格:¥2,090(税込)
商品番号:66-99-5303-629

<拓美窯>7寸皿
価格:¥4,180(税込)
商品番号:66-99-4799-629


染付に平筆を使って何か描けないかと手を動かしているうちに自然と生まれた鳩の形。はじめのうちは線が硬かったそうですが、空を泳ぐ様な描写で生き生きとしています。イカ釣りを始めてから描くようになったというアオリイカもユニーク。


アウトラインを描いた後に埋めた筆の跡も印象的ですね。

絵付けの前に透明釉を掛けることで発色良く。また、ガス窯での焼成でつるんとした質感です。


<拓美窯>マグ
価格:¥2,200(税込)
商品番号:66-99-4809-629


<拓美窯>4寸マカイ
価格:¥1,870(税込)
商品番号:66-99-4790-629

音楽と釣りが趣味で、「土で作った方が早いから」と、アンプやルアーまでも作り出す比嘉さん。


やちむんの伝統を踏襲しつつも、新たなアプローチをされている比嘉さんに<fennica>では特別にテーブルランプを製作していただきました。


<拓美窯 × fennica>テーブルランプ
価格:¥25,300(税込)
商品番号:66-95-0011-629

※テーブルランプは少量のため、ご購入はお一人様1点までとさせていただきます。


比嘉さんの代表的な仕事である鳩をランプベースに。

ディレクターの菊地にとって部屋で寛ぐ際には暖色の灯りが必要で、<fennica>で新たな提案ができないかと考えていた中、前述のとおりアンプを製作されていた比嘉さんなら電気を通すランプの製作をしていただけるのではと5月に依頼していたものが形となりました。

菊地が本で目にしていた金城次郎作のテーブルランプを比嘉さんももちろんご存知で、すぐにお話が伝わったとのこと。


どこか欧州のデザインを思わせる比嘉さんの鳩により、沖縄のものでありながら、違う土地から生まれたような雰囲気にも見えますね。


暗所ではこのように鳩が浮かびます。


陽のあたるランプも、あかりを灯したランプも、違った表情で和ませてくれるでしょう。

他にも初となる花器が並びます。

それぞれ表情も異なりますので、ぜひお気に入りを見つけにいらしてください。


また、ご来店が難しい方にもお楽しみいただけますように、<拓美窯>も一部を除き2/23(祝・木)12:30よりBEAMS 公式Online Shopで販売いたします。

こちらのブログからも閲覧できるようになりますので、スクロール下にある【お気に入り】を押して見返してみてくださいね。


『OKINAWAN MARKET 2023』
会期:2/23(祝・木)-3/8(水)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

イベントに並ぶ商品は、会期中お取り置き・お取り寄せ・通販ともに不可とさせていただきます。お問い合わせは[☎︎03-5368-7304]へお電話ください。

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北窯 松田米司工房-OKINAWAN MARKET 2023-

会期までいよいよあと5日となった『OKINAWAN MARKET 2023』

昨日の松田共司さんのご紹介に続きまして、今回は<読谷山焼 北窯>松田米司工房のご紹介です。

開窯から30年。山田真萬さん、大嶺実清さんらに続く第二の世代として、読谷山焼の伝統を繋ぎ深化させてきた松田米司さんと、米司さんの長男で工房長も勤める次世代の健悟さん。

伝統を守りながらも時代に合わせ柔軟に進化してきた米司工房から、使って心地良いやちむんが日々生まれています。


リズミカルな筆致が目に楽しいフリーカップや安南鉢。


マカイやカラカラなど、沖縄ならではの形も揃います。


高さのあるマグや新たに作られた樽型のマグ。

そして、<fennica>で特別にオーダーしているイッチン紋と飛び鉋の平皿も届きます。

イッチンで梅紋が描かれ、ぐるりと線を入れることでバランス良く。


<読谷山焼 北窯 松田米司工房 × fennica>縁付き7寸皿
価格:¥5,500(税込)
商品番号:66-99-4431-526


沖縄ならではのクリーム色の化粧に、<小鹿田焼>とはまた違った魅力を持つ大らかな鉋模様。中央の意匠もアクセントになっています。


また、白化粧や飴釉、呉須が勢い良く打ち付けられた平皿も選ばせていただきました。


蛇の目は入れず、皿いっぱいに動きのある釉薬が入ります。

こちらは健悟さん作。米司工房での仕事の傍ら、自身の作品作りに励み、昨年は日本民藝館展3点入選、個展を開催したりと次世代の担い手として活躍されています。

今回4種4様、花器を製作していただきました。


<読谷山焼 北窯 松田米司工房>花器
価格:¥9,020(税込)
商品番号:66-99-0382-526


ディレクター 菊地が目にしていた古い壺屋焼の花器のイメージを伝えたところ、健悟さんの表現でアウトプット、チャレンジしていただいた1点ものです。強く焼かれた緋色も美しいですね。ぜひ手に取っていただけたら嬉しいです。

そして、今回の『OKINAWAN MARKET』では松田米司さんと健悟さんが在店していただけることとなりました!


◾️松田米司さん 健悟さん 在店日時
2/23(祝・木)16:00-20:00
2/24(金)15:00-18:30
2/25(土)11:00-14:00

※予定のため変更となる可能性もございます。予めご了承くださいませ。


このような貴重な機会を設けられたのも、久しぶりのこと。米司さんは『読谷山焼北窯 松田米司と6人の弟子たち展』以来の在店ですね。

作り手から直にお話を伺うことで見えてくるもの、感じられるもの、ぜひこの機会にご体感いただければ幸いです。


ご来店心よりお待ちしております。


『OKINAWAN MARKET 2023』
会期:2/23(祝・木)-3/8(水)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

イベントに並ぶ商品は、会期中お取り置き・お取り寄せ・通販ともに不可とさせていただきます。お問い合わせは[☎︎03-5368-7304]へお電話ください。

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北窯 松田共司工房-OKINAWAN MARKET 2023-

2/23(祝・木)スタートの『OKINAWAN MARKET 2023』に並ぶ手仕事より、今回は<読谷山焼 北窯>松田共司工房をご紹介いたします。

昨年開窯30周年を迎えた<読谷山焼 北窯>。

1992年6月の初窯から登り窯の煙を絶やさず、13連の共同窯を松田米司さん、松田共司さん、宮城正享さん、與那原正守さん、4人の親方と弟子たちとともに守り続けてきました。


伝統と進化を両輪に、美しい手仕事が実践される<読谷山焼 北窯>のやちむんに多くの方が魅了されてきたことと思います。

沖縄の焼き物の良さである力強さ。食卓に並べられるようなやちむんからも、実際に料理を盛り付け、手に持ち、眺めることで感じることのできる魅力ですが、大きな焼き物から放たれる力強さというものをぜひ暮らしの中で感じていただきたいと、今回共司工房にてこちらを買い付けてまいりました。


共司さんの代表的な仕事である、厨子甕をアレンジした切立ちに大胆な打掛を施した作品です。

沖縄の伝統的な骨壷である厨子甕。時代の流れと共に本来の使われ方としての厨子甕は姿を見せなくなりました。

現代において力ある厨子甕を作ることのできる陶工は多くありません。共司さんは厨子甕特有の伝統的な形だけでも残したいと、厨子甕の屋根を取り、四角いフォルムを活かした切立ちを作るようになったといいます。

雑器とは違う土の調合をして、型枠を作り、角を起こし脚を付けるという多くの工程を踏んでできあがる角物。

<fennica>で特別に依頼したこちらは、白化粧、緑釉、飴釉と沖縄ならではの三彩が打ち付けられた角鉢です。


<松田共司 × fennica>角物
価格:¥52,800(税込)
商品番号:66-99-0326-527


厨子甕の表面には蓮の花などの装飾が付きますが、装飾を無くし自由なデザインにしています。脚に向かいややくびれたフォルムも美しい。

もともと底に穴を開けた鉢も作っておられますが、穴を開けず鉢カバーのイメージで作っていただきました。


鉢以外にも花を活けたり、物を入れる受け皿としたり、自由に使っていただけたら嬉しいです。

そして傘立てとして使われることをイメージして作られた切立ち甕。


<松田共司>打掛切立甕
価格:¥71,500(税込)
商品番号:66-99-0324-527


化粧度を打ち付けてから透明釉を掛け、乾燥させた後、筆や藁、手を使ってコバルト釉を打ち付けています。


ダイナミックな加飾は、まさにアートであり、ただそこにあるだけで格好良い。


登り窯での焼成時には、雑器の前に置くことで火の回りをよくする役目も果たすのだそう。

強く焼かれた表情は大物だからこそ感じ取れる魅力がありますね。

伝統の力から生み出されたアートピースともいえるモダンな作品を、ぜひその目で手で触れて体感ください。


『OKINAWAN MARKET 2023』
会期:2/23(祝・木)-3/8(水)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

イベントに並ぶ商品は、会期中お取り置き・お取り寄せ・通販ともに不可とさせていただきます。お問い合わせは[☎︎03-5368-7304]へお電話ください。

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紅型工房べにきち-OKINAWAN MARKET 2023-

2/23(祝・木)より開催の『OKINAWAN MARKET 2023』に並ぶ品々から、今回ご紹介するのは<紅型工房べにきち>。

イベントでのご紹介も3度目となり、多くの方が心待ちにしてくださっていることと思います。


沖縄県立芸術大学への進学とともに沖縄へ移住した吉田誠子(よしだのぶこ)さん。

在学中染色メインに様々な手法を学ぶ中、紅型の持つ明るさに惹かれたのだそう。

卒業後は紅型工房に勤める傍ら自身の作品制作を続け、2010年瀬底島に<紅型工房べにきち>を構えました。

沖縄の美しい自然に囲まれた地で、日々インスピレーションを得ながら紅型で表現される作品の数々。今回新たにお目見えするのが、“シーサー”と“石敢當”です。

吉田さんが以前から製作したかったというシーサー。バイヤーチームが工房へ伺った際はパネルに仕立てる前、質の良い麻をキャンバスに美しく染め上がったところを見せていただくことができました。

獅子を模した沖縄の守り神は、睨みをきかせるような目と大きく開いた口が印象的ですが、吉田さんの描くシーサーはなんとも愛らしい表情をしていますね。

パネルに仕立てたものがこちら。沖縄のカラッとした明るさが伝わってくる作品になりました。

シーサー[21 × 24cm


<紅型工房べにきち>パネル
カラー:シーサー
価格:¥26,400(税込)
商品番号:66-99-0317-788


もう一つ、沖縄の文化に根付く石敢當(いしがんとう)はご存知でしょうか?

T字路や突き当たりなどに設けられる石敢當と刻まれた石碑や石標で、シーサーと同じく魔除けの意味があります。琉球時代から交流のある中国 福建省が発祥とされているそう。


石敢當[26 × 14cm


<紅型工房べにきち>パネル
カラー:石敢當
価格:¥26,400(税込)
商品番号:66-99-0317-788


石敢當も吉田さんの手に掛かると色鮮やかに。波模様に花や鳥が描かれ、沖縄で目にすることのできる風習や自然がぎゅっと詰め込まれたような一枚に仕上がっています。

並べてみるとお分かりいただけるでしょう。こちらは一つ一つ色彩のバランスが異なり、紅型の特徴でもある隈取りという工程で美しいグラデーションが表現されます。

節の入った麻の質感と相まって良い雰囲気ですね。


そして、今回も<fennica>で特別に依頼したパネルを製作していただいていますよ。

昨年ご好評だった“戌”。こちらは元々干支ハガキとして作られていた絵型があり、戌と入っていた部分を沖縄ならではのやちむん、ワンブーに置き換え、サイズや色も変えてパネルに仕立てていただいたもの。

戌[27 × 19.5cm]


<紅型工房べにきち × fennica>パネル
カラー:戌
価格:¥22,000(税込)
商品番号:66-99-0316-788


ワンブーは良く見ると魚紋が入っているんです。昨年は会期早々に完売してしまったので、気になっていた方はどうぞお見逃しなく。


そして、紅型をより身近に感じていただけるようにと製作されて以来人気のポスター。琉球の魚が49種類描かれたポスターと、琉球の鳥が28種類描かれたポスターが今回もイベントに並びます。

<紅型工房べにきち>ポスター 琉球の魚
サイズ:B2サイズ(72.8 × 51.5cm)
価格:¥1,980(税込)
商品番号:66-99-0068-788

<紅型工房べにきち>ポスター 琉球の鳥
サイズ:B2変形サイズ(72.8 × 31.1cm)
価格:¥1,980(税込)
商品番号:66-99-0069-788


暇さえあれば素潜りをして海の生物とのふれあいを楽しまれているという吉田さん。

沖縄に生息する色鮮やかで表情豊かな魚や愛らしい鳥を、吉田さんならではの色彩と線で生き生きと描かれています。


そして、<fennica>ではこのポスターの中から一羽、一匹と選び、一つ一つ仕立てていただいたスペシャルなパネルを今年もご用意しました。


<紅型工房べにきち × fennica>パネル
価格:¥22,000(税込)
商品番号:66-99-0316-788




イソヒヨドリ[19 × 27cm]




カワセミ[24 × 17.5cm]




ノグチゲラ[33 × 15.5cm]






アバサー[19 × 27cm]




ムラサメモンガラ[19.5 × 27cm]


ヒトヅラハリセンボン、“アバサー”は初お披露目となります。膨れっ面のようなおどけた表情が愛らしいですね。

ぜひお気に入りを見つけにいらしてください。


イベントにはタペストリーも並びますのでどうぞお楽しみに!

また、ご来店が難しい皆様にも、吉田さんの美しい紅型を楽しんでいただけますように、<紅型工房べにきち>のパネルとポスターは、2/23(祝・木)12:30よりBEAMS 公式Online Shopでも販売いたします。

こちらのブログからも閲覧できるようになりますので、スクロール下にある【お気に入り】を押しておいていただくと便利ですよ。


イベントもあと一週間。もうしばし、楽しみにお待ちください。


『OKINAWAN MARKET 2023』
会期:2/23(祝・木)-3/8(水)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

イベントに並ぶ商品は、会期中お取り置き・お取り寄せ・通販ともに不可とさせていただきます。お問い合わせは[☎︎03-5368-7304]へお電話ください。

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菅原工房-OKINAWAN MARKET 2023-

いよいよ会期が来週からと迫ってきた『OKINAWAN MARKET 2023』

楽しみにしてくださっている方も多い毎年恒例のイベントが、今年も2/23(祝・木)からスタートします!

今回ご紹介するのは、例年お目当てのご来店も多い<大宜味共同窯>菅原工房、菅原謙さんのやちむんです。

菅原謙さんとは、2015年に<B GALLERY>と同時開催した『読谷山焼北窯 松田米司と6人の弟子たち展』からのお付き合い。米司工房をはじめ大嶺工房や常秀工房など20年間名工のもとで技術を磨き、大宜味村にて独立されました。


<陶藝玉城>、<国場陶藝>、<大海窯>と共同で九連の登り窯を築窯し、2015年4月に初窯焼成。

この登り窯の印象的な赤瓦の屋根や屈まないと入れないような低い天井もそうですが、土づくりや蹴り轆轤での形成など昔ながらのアプローチを踏襲した作陶をされています。


金城次郎を尊敬する菅原さん。古い壺屋焼のような趣きあるやちむんを実直に再現する菅原さんの仕事に、年々お目当ての方が増えているなと実感しています。


今回もお話を伺いながら、素敵なやちむんの数々を選んでまいりました。

伸びやかな魚紋が線彫された筒。

気持ちよさそうに泳ぐ姿がいきいきと描かれています。


<菅原工房>筒
価格:¥5,170(税込)
商品番号:66-99-0332-115


花を活けたり、オブジェとして飾ったり。高さもあるので存在感がありますね。


イッチン紋やエジプト紋など、一つ一つ異なる加飾の筒が並びます。

尺皿も縁までいっぱいに勢いの良い筆致が広がった大らかな仕上がり。


<菅原工房>尺皿
価格:¥19,800(税込)
商品番号:66-99-0330-115


飴・呉須・コバルトなど、菅原さんならではの落ち着いた釉薬の色目が印象的です。


普段は皿立てに立てて飾り、ハレの日にご馳走を盛り付けたい。飾ることも使うことですから、日々目の届くところに置いておきたいものです。

以前ご好評だった陶板も僅かながらご用意できました。和菓子などを出すプレートやアクセサリートレイのような使い方も素敵。


<菅原工房>陶板
価格:¥2,750(税込)
商品番号:66-99-0333-115


沖縄ならではの縁が反り返る形をしたワンブーも。真ん中に山を作るように料理を盛り付けると、絵柄も料理も映えて良いんですよね。


<菅原工房>3.5寸ワンブー
価格:¥1,760(税込)
商品番号:66-99-0342-115

<菅原工房>4寸ワンブー
価格:¥2,200(税込)
商品番号:66-99-0343-115


8寸と大きめの鉢や、7寸の平皿も深さがあり、ワンブー同様に使い勝手が良いでしょう。


<菅原工房>8寸鉢
価格:¥5,830(税込)
商品番号:66-99-0337-115


魚紋や唐草紋、三彩点打ちなど、伝統的な紋様が揃います。




<菅原工房>8寸皿
価格:¥5,280(税込)
商品番号:66-99-0336-115


湯呑みやフリーカップなども紋様、形と様々に。


指を掛けて持ちやすい胴紐が入ったコップや次郎型の飲み口が反り返った湯呑みなど、ずらりと並ぶと目移りしてしまいますね。


羽ばたく鳥の形をしたこちらは箸置き。ペーパーウェイトとして置いても愛らしいです。


<菅原工房>箸置き
価格:¥770(税込)
商品番号:66-99-0354-115



他にも土瓶やマカイなど菅原さんによる様々なやちむんをご紹介します。

同型がいくつかあっても絵柄は一つしかないようなものも多いので、ぜひお気に入りを見つけにいらしてくださいね。


※<菅原工房>のご購入は、お一人様5点までとさせていただきます。


_菅原さんの伸びやかな魚紋はこんなところにも。


次のご紹介もどうぞお楽しみに。


『OKINAWAN MARKET 2023』
会期:2/23(祝・木)-3/8(水)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO

イベントに並ぶ商品は、会期中お取り置き・お取り寄せ・通販ともに不可とさせていただきます。お問い合わせは[☎︎03-5368-7304]へお電話ください。

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『OKINAWAN MARKET 2023』今年も開催致します!

皆様


こんにちは。

寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

今年も楽しみにしていた企画がそろそろお披露目できそうです。







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『OKINAWAN MARKET 2023』

会期:2023年2月23日(木・祝) ~2023年3月8日(水)

場所:BEAMS JAPAN 5F fennica STUDIO


“デザインとクラフトの橋渡し”をテーマに、世界の良品を紹介する〈fennica〉では、毎年恒例となった人気イベント『OKINAWAN MARKET』を、今年も新宿「BEAMS JAPAN」 5Fの「fennica STUDIO」にて開催します。

伝統的な沖縄陶器である“やちむん”をはじめ、紅型作品やガラス製品、食品など、幅広く取り揃えご紹介します。 

また、今回特別に製作頂いた陶器製のランプや花器、石鹸置きなど、器としてだけでなくより生活に馴染み、身近に感じてもらえるようなアイテムも取り揃えました。この機会にぜひ沖縄の魅力を感じて頂ければ幸いです。


取り扱いアイテム:松田米司工房、松田共司工房、菅原謙、室生窯、拓美窯、紅型工房べにきち、Araruna、白鴉再生硝子器製作所、等


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毎年行っている沖縄のイベント、今年もぜひ皆様にご紹介したいアイテムが揃いました。

この後、少しずつご紹介していきますのでぜひ会期スタートまで楽しみにお待ちください。


Kikuchi Yuri