"もやい工藝 日本手仕事展 2018” 〜小鹿田焼(大分)〜

片桐 2018.08.05

こんにちは。今回は大分県日田市の小鹿田焼(おんたやき)について。



“もやい工藝 日本手仕事展 2018”

■ビームス 神戸 B1F

会期:8/10(金)~8/19(日)

営業時間:11:00~21:00


■インターナショナルギャラリー ビームス 2F

会期:8/24(金)~9/2(日)

営業時間:11:00~20:00


【主な取扱い商品】

(焼物)小石原焼、湯町窯、出西窯、宮内窯、嶋田窯、いろは窯、茨城、小代焼、丹波、砥部焼、温泉津、小鹿田焼、龍門寺焼、瀬戸、有田焼、伊賀丸柱

(編成品)岩手、秋田、長野、青森、山形、新潟、宮崎

(木工品)秋田、島根、富山、宮城、岩手、広島

(布製品)山内武志、小田中耕一、

(その他)倉敷段通、杉皮紙、書籍など。


もやい工藝 ( HPはこちら )

久野恵一氏が武蔵野美術大学在学中から民俗学者 宮本常一に師事の後に1971年に北鎌倉で民藝店「もやい工藝」を創業。その後お店は北鎌倉から鎌倉へ移り、現在の店主は二代目の久野民樹氏。現地に赴き、職人さんと直接やりとりし、目で見て選ぶという姿勢は創業当時から変わっていない。手仕事の普及を目指し後世に残していく為の活動も行っている→手仕事フォーラムHP



小鹿田焼は福岡の小石原焼から派生した窯で、飛び鉋や刷毛目、櫛目、流し掛けといった文様が特徴的な焼き物です。小鹿田では一子相伝といってその家の長男が跡を継ぎ、弟子や職人を置かないとい原則が開窯以来、今も続いています。窯を数多く有する九州にあって、昔の面影を留めている、この日田の皿山は風景はとても貴重なものであるといえます。





この一合壺は左が黒木富雄窯、右が坂本浩二窯のもの。小鹿田には現在窯元が10件あり、同じ物を作っても全体のフォルムや大きさ、蓋の形などに違いがあり、それらは各窯元に代々伝わってきた形を表すものなのだとか。昨年の九州豪雨で、陶土作りに使われる唐臼(からうす)が多く破損してしまいましたが、少しずつ修復できているとのこと。






もやい工藝は小鹿田の皿山とは長い間深い関わりを持っており、店頭では必ず何かしら並んでいます。書籍「民藝の教科書①うつわ」にも8ページに渡って記載されています。「民藝の教科書」は今回のイベントで販売が予定されています。こちらも併せてどうぞ。



さて、ここからは日本手仕事展に合わせて入荷予定のものをいくつか。※下記商品のお問い合わせについては神戸店は8/10〜、インタナショナルギャラリー(原宿)は8/24〜から承ります。

包みを解くと、出てきます出てきます。



表とは異なる柄が裏にも。



こちらは少し大きめの浅鉢。7、8寸といったところ。

これらはほんの一部です。何が出てくるか楽しみですね。



"もやい工藝 日本手仕事展 2018”  お問い合わせ先

8/10(fri)〜8/19(sun)▶︎ビームス神戸 Tel:078-335-2720 /営業時間:11〜21時

8/24(fri)〜9/2(sun)▶︎インターナショナルギャラリービームス(原宿)  Tel:03-3470-3948  /営業時間:11〜20時

"もやい工藝 日本手仕事展 2018”  に際して入荷する商品は原則として期間中は元より事前のお取り置きや他店舗への取り寄せ、通信販売等は承り兼ねます。また、商品在庫の確認等のお問い合わせは開催店舗にて初日以降に対応させて頂きます。予めご了承ください。


皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。




International Gallery BEAMS 2F

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