ドレスシャツにもう一つの選択肢を。〜A New Standard in French-Inspired Shirts〜<BEAMS F>

伊藤 大貴 2025.05.13

こんばんは!伊藤です。


さて、本日は新型オリジナルシャツの紹介です。

クラシックを理解し、そこから先を見据える。 まさにその姿勢を体現した<BEAMS F>の新ラインシャツ。構想から完成まで幾度もサンプリングを繰り返し、ようやく製品化に辿り着きました。



BEAMS F / Atelier Line クリーム ポプリン フレンチカラーシャツ
カラー:クリーム
サイズ:37,38,39,40,41,42
価格:¥30,800(税込)
商品番号:21-11-0805-171

BEAMS F / Atelier Line サックス ポプリン フレンチカラーシャツ
カラー:サックス
サイズ:37,38,39,40,41,42
価格:¥30,800(税込)
商品番号:21-11-0806-171

BEAMS F / Atelier Line ホワイト ポプリン タブカラーシャツ
カラー:ホワイト
サイズ:37,38,39,40,41,42
価格:¥29,700(税込)
商品番号:21-11-0807-171

BEAMS F / Atelier Line ロンドンストライプ ポプリン タブカラーシャツ
カラー:ネイビー
サイズ:37,38,39,40,41,42
価格:¥29,700(税込)
商品番号:21-11-0808-171


コンセプトは、フランスのドレスシャツに見られるデザインを踏襲させた日本人の体型に合うドレスシャツ。

フランス製ドレスシャツは本場のシャツは雰囲気があり、襟型などのディテールも魅力的。<BEAMS F>で展開していなくても他社や古着でフランス製のシャツを探して着用しているスタッフも多かったぐらいでした。しかし首回りのフィット感や全体の設計は、日本人の体型には合いにくいのが実情。値段の高騰も相まってワードローブに取り入れるのにハードルの高いシャツでした。




そこで、見た目の美しさと着心地の良さ、その両立を目指した日本的な解釈のフレンチシャツが今回の<Atelier Line>のシャツ。 襟型は2型ご用意しております。




ひとつはフランスでは“フレンチカラー”とも称される定番のレギュラーカラー。

小ぶりなセミワイドのようなバランスはここ最近人気のシャツのそれと特徴が一致していますね。



もうひとつは、クラシックな趣きのあるタブカラー。こちらは襟足が長すぎず、立ち襟のような印象を持たせながら、カラーステイ付きで構築的な首元をつくり出します。


ここ数年<BEAMS F>ではタブカラーのシャツが人気で様々な生地にオーダーしていますが、このカラーステイ付きの端正なバランスというのが新鮮に感じるポイントかと思います。スポーティなタブカラーではなく、より端正でエレガントなタブカラーに仕上がっているかと思います。




素材にも強いこだわりが込められています。 

ホワイトポプリンはシーアイランドコットンを使用。タグもついてますね。


ネイビーロンドンストライプは超長綿仕様。



ブルーポプリン、ベージュポプリンは<THOMAS MASON>社製。

どれも通気性と光沢感を兼ね備えた上質なファブリックばかり。手に取っていただくとよりその素材の上質さを感じていただけるかと思います。

生地によって印象は大きく異なり、シンプルでありながら個性の光るラインナップとなっています。  






縫製は、量産を想定した工場ではなく、本来オーダー品を1点1点作成する日本の工場で行われています。

日本国内の熟練の技術によって、3cm間に24針という極めて細かな運針で仕上げられ、袖付けは後付け(オフセット)することで腕の可動域を自然に確保。見た目の上質さはもちろん、デイリーに着用するシャツということで着心地にもこだわって作られております。


 

サイズ感にも工夫があり、前身頃を小さく、後ろ身頃を大きく取ることで、より日本人の体型にフィットするパターン設計がなされています。また従来の<BEAMS F>のドレスシャツよりも、ネックサイズに対してボディを一回り大きく設計されており、やや優雅なシルエットが、上品な抜け感と現代的なバランスをもたらします。やや、というのがポイント。リアルのフレンチものは日本人体系には緩すぎるバランスなので調整が施されています。

実際に着てみたかったのですが、マイサイズ38は入荷早々他の店舗に旅立ってしまい、試着できませんでした。これはまたの機会に。



広げてみて気づいたのですがフレンチカラーはガントレットボタンなしですね。

タブカラーにはついてました。



個人的に気になるのはホワイトのタブカラー。<Brilla per il gusto>のスナップボタンのタブカラーを愛用しているのですが、ヘビロテしすぎて袖口がほつれてきており、そろそろ新調したいなと思っていたところなんですよね。今季はシャツが本当に豊作。こんなにシャツを購入するシーズン今までなかったです笑

ベージュのフレンチカラーも気になりますが最近新調したばかりだしなぁと悩みどころ。この辺りは予算と相談です。


ちなみに当店で1番予約が入っていたのがベージュでした。入荷初日で残り1着になるまで他店のお取り寄せで取られてしまったので、順当にいけばベージュが1番最初になくなるでしょうね。



と言った感じでドレスシャツにもう一つの選択肢を。〜A New Standard in French-Inspired Shirts〜<BEAMS F>の紹介でした。

ドレスシャツとしての完成度の高さはもちろん、イタリア製のスーツ、ブリティッシュスタイル、さらにはBEAMSオリジナルのスーツにも合わせやすい汎用性を備えているのも、このラインの大きな魅力です。

フレンチ的な要素を軸にしながらも、それを“いま着る服”として再構築したドレスシャツ。特性上量産が難しいため、入荷も極少量です。オンライン掲載はまだ時間がかかりそうなので気になる方はお早めにお問い合わせください。







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伊藤 大貴