金曜日に僕は恋している<ALDEN>長いブログです

SHUN 新井 2022.10.30

ご機嫌いかがでしょうか、銀座の新井です。

ブレザースタイルですがフードシャツにフレアパンツにブーツです。

いつも真面目なブレザースタイルにしようと思うのですが最後にはこんな感じです。ストレスでもあるんですかねー



とうとう10万円超えという大台を突破してしまったドレススタッフの愛好名品、カーフV。



ALDEN/別注カーフVチップ
カラー:ブラック、ブラウン
サイズ:5〜10
価格:¥114,400(税込)
商品番号:23-32-0179-339


20年前の当時は5万円台で販売してた記憶なので倍になってしまうという時代の流れには最早驚愕です。でも何だかそれだけ値打ちが上がってる気がしてまたおかわり君で新品を欲しくなってしまうという衝動を掻き立ててしまうのですから、やはりずっと残る名品と言えるのでしょう。



この前傾斜で脚が出し易くなるホントクセになるフットバランスヒールは中毒性が強いので要注意です。ベテラン年輩スタッフ方がいっつもこのラストをスーツに合わせて履いてた気持ちが四十路になってすご〜く分かる様になりました。



ALDEN/別注コンビサドル
カラー:ブラック
サイズ:5〜10
価格:¥114,400(税込)
商品番号:23-32-0571-339

同じモディファイドラストではこの別注品も買いたくて買いたくて、秋。


コンサバだけどオシャレだよなーって大先輩がダークネイビーのモヘア生地のナポリ仕立てスーツにこれまたナポリ仕立てのブロードのBDシャツでシルクニットタイのブラックでカーフVのブラックをストイックな感じで合わせてたのがメチャクチャ憧れたスタイリング。そして今でもカーフVを履くならやりたい理想の合わせ。上のサドルを代わりに履いてもステキです。


多分これまでに8足はこのブランドを購入してきましたが、諸事情とかで残ってるのはこの一足のみ。


10年近く前に1回だけ銀座店でカタログオーダー会を開催して手に入れたアバディーンラスト、フルストラップローファーのブラックカーフ。コレだけは大好き過ぎるので残ってました。


ショートノーズながら男前にドレッシーな演出をしちゃうアーモンドトウ。しかもカーフのクオリティがヤバい位良いのでポリッシュかけずにクリーム塗って布で磨いただけなのにいい感じのテリ。


このブランドのぽってり感のラストの雰囲気にトウをピカピカに光らせるのは野暮だよなーって思うのでこれ位が丁度イイ。

そもそもパーティーでレディがロングドレス着ている場なんてそうそう無いんすから、トウがやたら光ってるのとか頑張ってる感出ちゃってどうも苦手で。

流石に10年履くとケアしても限界は近いので新調したいですね。値段が倍になっていてもまた買う価値が分かってるので買っちゃうでしょう。ただこんなレアモデルは売ってるの滅多に見た事ないのが1番の問題なんですが。


そんな時にお隣駅の店舗でこれが展開と知って久しぶりの<ALDEN>欲の末期症状の発症中。


ALDEN/別注スエードスリッポン
カラー:ブラック
サイズ:5.5〜9.5
価格:¥114,400(税込)
商品番号:23-32-0023-339


コレはズルい。多分誰でも履き易くてハマるでしょう。大好きな私物ローファーと同じアバディーンラストのオペラスリッポンデザインでブラックスエードという無敵感。こんな反則モデルが限定販売なんて。

そしてスタッフが購入出来る前にマイサイズが完売になるに決まってます。それ位にこのモデルは買いたくても買えない我慢の拷問みたいなもんですよ。

次はシボ革別注お願いしまーす!


値段が倍になろうと<ALDEN>はそれ以上でもそれ以下でも代替えとなる靴ブランドなんて無いんすよ。似せたデザインとか木型のイギリス製の靴は溢れてます。でも本家の代わりになんてなる訳が無い。

それが生意気ながら僕の結論。

オトコナラバーボンを飲め。

オトコナラ黙って<ALDEN>を履け。

バーボンネタは高円寺限定で分かりづらいかな〜



表題は92年発表のイギリスの癒しのロックバンドから生み出された大ヒット曲。

金曜日に恋に落ちる事があるとすれば、僕はこの辛い1週間を乗り越える事ができるんだ。

そんなメッセージをこめて綴られる月曜日への憂鬱とともに始まる1週間。

ひとまず僕は金曜日に<ALDEN>の靴を履いて仕事に出掛けてみようと思います。

いつまでも恋する相棒として。



銀座の街でお会いしましょう。


新井