<NAKAMURA NOTE>2026年春夏ラインナップ説明会<KEYWORD>編

伊藤 大貴 2025.11.21

こんばんは!伊藤です。

先日に引き続き、<NAKAMURA NOTE>の紹介です。




本日は<Keyword>編です。


早速紹介していきましょう!



『Double Breasted...』


ここ数シーズンダブルブレストが増えてますよといってましたが、今シーズンはさらに増えてます。

クラシックなテーラード物だけでなく、羽織感覚で着られるカジュアルなものもあり、ビームスではあまり展開していませんが色物も豊富に提案されていました。

日本ではあまり売れないのですが、ヨーロッパではかなり人気で、ここは日本とヨーロッパの決定的な違いとなっています。


シングルのジャケットって見え方があっさりしているため、変化をつけつのが難しく、柄物や重ね着をしてコテコテにしないと洒落感を出しずらいのですが、ダブルブレストはジャケット自体のボタンがアクセントとなり変化をつけられます。

特に昨今の”クワイエットラグジュアリー”における、シンプルなトーンオントーンの着こなしになってくるとディテールがあり、変化をつけやすいダブルが好まれるのではないかと思います。


ビームスでは今季もダブルブレストのジャケット、スーツを増やしているので、ぜひ積極的に取り入れていただきたいです。

ボタンを外して着ても全く問題ありませんので。



『Pile...』


何年かに一度パイルって流行るんですよね。今年もその傾向があります。

毛足の長いパイルは高温多湿な日本だと敬遠されがちなのですが、ここ最近はヨーロッパも猛暑の影響からか、毛足の短いパイルがいろんなブランドから提案されていました。

ですが毛足の短いものはいいものじゃないとボソボソに見えるんですよね。





ラグジュアリーなブランドの高品質なものだと、毛足が短くてもすごくいい雰囲気になってくれるんですよね。

そういう質の良いパイルは多くなかったのですが、ディレクターリコメンドアイテムでいいものも仕込んでいますのでぜひチェックしていただきたいです。


ヨーロッパのリゾートテイスト感あるアイテムなのでぜひ今シーズン取り入れていただきたいです。



『Seersucker...』


春夏のシアサッカー、秋冬のコーデュロイというぐらいずっと出ている定番ですね。

またかよと思われますが、ずっと無くならないですね。




柄、アイテム問わずバリエーション多め無地、ストライプ、そしてチェックなどちょっとした色柄の変化をつけて出てきていますね。



中にはこんな変わり種も。

またアイテム紹介ブログにて詳しく紹介しますのでお楽しみに。



『Linen...』


素材に関しては圧倒的にリネンが多かったです。春夏のドレスアイテムには欠かせないアイテムになっていますね。

今回ビームスではしっかり奥行きつけております。




ただし、温暖化の影響かリネンの収穫が悪く、ものすごく高騰しており、リネンコットン、リネンウールなどの混紡素材での提案が多くなってきています。

値段を抑えるだけでなく、リネン特有の扱いづらさを軽減する側面もありますので、ご用途やお好みのスタイルに合わせて選んでいただけたらと思います。



『Denim...』


デニム、またはデニム調の素材のアイテムが多く出てきています。

ヨーロッパでもデニムパンツ、デニムジャケットが流行ってきており、ジャケットにデニムパンツ、デニムジャケットをタイドアップでとドレススタイルにうまく取り入れている人もいれば、古着屋風のコテコテのスタイイングをしている人もいました。



次の秋冬の生地をみているとデニム、デニム調の生地の打ち出されており、デニムジャケット、パンツに限らずデニムアイテムが増えてきている印象なので、この流れはこれから継続していきそうです。



『Stripes...』



2、3年前にマルチストライプが流行った時期があり、そこから少し落ち着いてきたかなと思ったらまた最近増えてきましたね。



シャツやスーツに限らず、ジャケット、アウター、ドローコードパンツなどを中心にいろんなアイテムでストライプが出てきています。

ドローコードのストライプパンツなんかは昨年<Brilla per il gusto>のオリジナルのものが好評でしたね。

中にはニットの編み地でストライプを表現しているものもあり、バリエーションが増えてきていますね。




『Border...』


数年前にもボーダー推しだったシーズンがあり、ビームスでもボーダーだらけなんていうこともありましたが笑

またサプライヤーからの提案が多くなってきています。


ベーシックなものはもちろん、昔のデザイナーズブランドであったよなアーカイブ風のボーダーもあり、種類も様々。

ビームスのスタッフもお客様も好きなアイテムなので、いい傾向なのではないでしょうか。



『Glen Plaid...』



定番的なチェック柄の中では最もフィーチャーされているのがこのグレンプレイド。

相変わらず多かったのは変わらないですね。

デニムと同じく、秋冬の生地やプレコレクションでも提案が多く、この傾向はまだまだ続きそうです。



『Tone-On-Tone...』


同系色の濃淡でまとめたシンプルな色使いのワントーンのコーディネートが業界人、ディスプレイの打ち出しで非常に多くみられました。

今まではベージュ、ホワイトなどのナチュラルカラーのワントーンが多かったが、グレーやネイビーなどの色物のワントーンも増えてきた傾向があります。


ビームスのスタッフやお客様コテコテのスタイリングが好きなのでやらないが、世界中の”クワイエットラグジュアリー”のカテゴリからすると今やマスになっています。

だからと言って無理してこういうコーディネートをしてくださいというのではなく、こういう流れがあるというのだけ知っておいてください。




『American Influenced...』


プレッピー、アイビー、ミリタリー、ワークなどのアメリカンテイストに影響を受けたスタイリングがよくみられました。

Pitti会場のカジュアルの人たちは圧倒的にこのテイストの人が多かったです。




こういうヴィンテージウェアの流れは日本が先行して、それがヨーロッパ、アジアでと流れていきましたが、全身ヴィンテージという古着屋さんのような、コテコテはトレンドのピーク過ぎたかなと思います。


ドレスに程よく取り入れ、やり過ぎないように。

コテコテははっきりいってダウントレンドです笑

といった感じで<NAKAMURA NOTE>2026年春夏ラインナップ説明会<KEYWORD>編でした。


明日は<COLOR>編です。

引き続きよろしくお願いいたします。



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もちろん、今後の仕入れや為替の影響でお値段、展開予定は予告なく変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。


ちなみに説明会当日は撮影に集中しており、アイテムやブランドの紹介はこれから録画観ながら順次確認してブログにしていきますので、今日のブログで出てきた商品、これなんですかと質問来てもまだ答えられません。各アイテムの紹介ブログまでお待ちください。






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伊藤 大貴