22SS NAKAMURA NOTE〜ITEM編〜

本重 健吾 2021.12.02

こんにちは!



本重です!




先日行われた2022年春夏商品説明会。


今日は皆様お待ちかねの


 

「NAKAMURA NOTE」をご紹介。まだ製本されていない出来立てホヤホヤです。



それではさっそくいきましょう。


 

ITEM編です。



 

「まずは2022年春夏に見られるアイテムの傾向についてお話しします。」


 

「今回も新型コロナウイルスの影響で国内の展示会にしか出向けていませんが、その分細いところまで見てきています。しっかりと流れを掴んでいただければと思います。」


 

「22春夏シーズンで最も重要なキーワードが”シャツ”です。多くのブランドから様々なテイスト、形で提案されています。


 

「まずはオープンカラーシャツ。」

(NAKAMURA NOTEに関しては基本的には非公開。全てをお見せすることができませんので敢えて微妙にぼかしています。ただ、ぼかす意味ないほど内容書きすぎていますのでぜひ最後までご覧ください。笑)



 

「所謂、開襟シャツですね。これは半袖長袖問わず提案されています。その中でイタリアンなワンピースカラーやカプリシャツなどのバリエーションが見られます。」

 

「次にバンドカラーシャツ。」


 

「これは数年前に流行ったジャケットのインナーとして着用するようなものではなく、一枚でリラックスした雰囲気で着こなすものが今回はメインです。なのでシルエットもシェイプが緩く、ストレートに落ちるようなものがほとんど。素材はコットンからリネンまで様々ですね。」


 

「プルオーバーシャツ。」


 

「22春夏では被りもののシャツが多く展開されています。こういう部分からもシャツがメインの流れであることが分かりますね。インして着用しても良いのですが、リラックスしたタックアウトが傾向であることを忘れないでください。」


 

「ショートスリーブシャツ。」


 

「今まではヨーロッパ的な考えから、暑くても長袖を捲って着ることが大人の男性の当たり前というイメージでしたが、今回は少しアメリカの空気感を入れるような、またはリゾートテイスト的な考えから半袖を一枚で着る傾向があります。イタリアのドレスシャツのブランドからも提案されていますので、見逃せない新鮮な流れと言えますね。」


 

「プリントシャツ。」


 

「先シーズンより出てきてはいましたが、今回はさらに流れが強くなっており、提案していないシャツブランドはないだろうというほどのキーワードです。フラワープリントからバティックプリントまで様々なパターンが見られます。」


 

「その他にもドレスシャツなど細かい部分ではまだありますが、シャツに関しての主な流れは以上です。紹介したものの多くがリラックスした、ゆとりのあるフィッティングのものですが、これはあくまで22春夏シーズンに見られる傾向です。こう着ないといけないなんてことは一切ありません。自分のスタイルで洋服を着ることが最も大切です。そこは見失わないようにしてください。」


 

「次に行きます。ポロシャツです。」


 

「ポロシャツは先シーズンから多く見られましたが22春夏シーズンでは様々な形で提案されており、それに伴って着方も多様化しています。ジャストサイズからオーバーサイズ、襟のボタンを留める留めない、などスタイルに応じた着こなしができます。お好みで自分らしさを出してください。襟型もフレンチカラーからイタリアンな台襟付きまで特に決まりはありません。」


 

「スキッパーポロ。」

 

「これはポロシャツからの派生ですが、大人っぽいスキッパーポロというものが見られます。先ほどのポロよりもややドレッシーに着こなしていくようなイメージです。上品なジャケットやパンツに合わせるスタイルが22春夏シーズンらしく映ります。」

 

「カーディガン。」


 

「カーディガンは今シーズンからの継続ですね。ジャケットの代わりにサッと羽織る着こなしがやはり多く提案されています。春夏ですのでリネンやコットンなど素材も様々。ニットオンニットのアンサンブル的な着方も良いですし、カットソーにシンプルに合わせても楽にキマりますね。」


 

「オーバーシャツ。」


 

「これまでと同じく、ダブルポケットやサファリシャツのようなものが多く見られます。そんな中で注目したいのがシンプルなディテールのもの。ベーシックなものをややオーバーサイズで着こなすスタイルが新たに提案されています。」

 

「次にカバーオール。」


 

「これもカーディガン同様、ジャケットに変わる羽織りものとしての提案という側面が強いですね。なのでデザインはやや大人っぽいシンプルなものがメインです。」


 

「ポイントはアイテムの持つ土臭さを緩和して合わせていくこと。直球のミリタリーではなく、スラックスなどの上品なアイテムとの組み合わせで大人っぽく着こなしていくことがドレスクロージングとしての提案です。」


 

「ライトウェイトジャケット。」


 

「リラックス、リゾート、ビジネスウェアのカジュアル化の流れからテーラードアイテムも軽く仕上げるものが増えています。袖裏をなくすものも多く、より軽くという傾向が非常に強まっていますね。」


 

「リネン&コットンスーツ。」


 

「どのブランドもスーツの提案が少なく、イタリアのサルトもカジュアルウェアを展開しているような状況ですが、唯一テーラードブランドがスーツとして打ち出しているのがこのリネンやコットンのスーツです。所謂しっかりとタイドアップしてというイメージのものではなく、ニットやカジュアルシャツを合わせて愉しんで着るようなものです。」


 

「リラックスパンツ。」


 

「これまで同様、リラックスしたパンツが流れです。今まではシルエットがスリムなものが多かったですが、22春夏シーズンではややゆったりとしたものが出てきています。よりリラックス感が強まっている傾向です。」


 

「ショーツ。」

 

「リゾート的な着こなしに欠かせないショーツも多く提案されています。コーディネートはカットソーやポロシャツでも良いですが、22春夏シーズンのキーワードであるシャツとの組み合わせが特におすすめです。大人っぽく見せられます。」


 

「ミリタリーパンツ。」


 

「こちらも継続の流れです。ここ数シーズン様々な形、ディテールで展開してきましたが、やはりカーゴタイプのものが変わらず人気が高く、提案も多いですね。シルエットでらしさを出していくのがこれからの流れだと思います。」


 

「サンダル。」

 

「これまではサンダルと言ったらグルカサンダルが多かったですが、22春夏ではカジュアルな見た目のレザーサンダルが新鮮です。シャツ、リラックスパンツというキーワードがメインになってくると、やはり足もともリラックス感を出したいですね。カジュアルなデザインですが、レザー素材というところがキモ。あくまで大人っぽい装いでの提案です。」


 

「ライトカラーシューズ。」


 

「後の項目で出てきますが、様々な色やリネンなどの素材が出てきている中でそれに合わせていくシューズとして明るめのシューズが出てきています。先シーズン人気のあったホワイトバックスなども同じイメージですね。軽い合わせの仕上げのアイテムとして、またはアメリカンなテイストとしての要素が強いです。」


 

「コンビシューズ。」


 

「これもリネンのスーツやパンツなどの足もとに持ってくるものとしての提案です。昔のリゾートスタイルのリバイバルでもありますね。リラックスしたシルエットやリゾートテイストな素材感のアイテムとのマッチングが懐かしくも新鮮です。」


 

「エラスティックベルト。」


 

「軽い装いが多くなってくる中でドレス顔のベルトではなんとなく重い、、というようなところからの流れです。ほどよく軽さを演出できるので、リラックス、カジュアルスタイルには重宝します。こういったリラックス中心の流れが提案されるシーズンには毎回と言っていいほど出てくるキーワードですね。」


 

「トートバッグ。」


 

「トートバッグに関してはどんなものが、とういうよりこのトートの形そのものが流れであるというイメージです。なので素材はレザーからコットン、リネン、ディテールもシンプルなものからギミック付きのものまで様々。ビームスでもバリエーション豊富に展開しています。」


 

「デイパック。」


 

「これはさらに崩した、リラックスしたアイテムという流れです。大人っぽいシンプルなものが中心ですが、ミリタリー顔のものや3wayなどのスポーティなものも見られます。スタイルに応じて合わせていってください。」





 

「はい。以上がアイテムの流れです。では次に、、、」
はい、ということでブログも次回に。。




 

次回は「キーワード編」。

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本重





 

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