
深夜1時。
“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”
兄弟、隔週でお届け。
こんばんは。(兄)広志です。
毎度の事ながら、先週末の報告を。
先週は神奈川ダービーの川崎フロンターレ戦。ここ何年かはリーグの覇権を争っている両チームの一戦は大いに盛り上がりました。
いや〜一番負けたくない相手に悔しい結果となりましたよ…怪我による離脱も続出。本職SB不在の後半は押し込まれながらも、GKの一森選手のビックセーブに何度も何度も助けられ、何とか終了間際まで耐え切るも最後の最後に失点。ハードな夏場に、相手への寄せの甘さが多少気になるところではありますが、中断期間明けの次節に向けて期待したいと思います。
本題に。今週はこちらを。

OFF WHITE
BURGUNDY
MUSTARD
NAVY
もう、BEAMS PLUS フリークの方々にはお馴染みでしょう、ホリゾンタルストライプT。必ずや、シーズン毎にバリエーション豊富に取り揃えているラインナップから、今回はこの柄をピックアップ。
ん?と思った方は流石。数々のスクリーンを飾った往年の俳優が、身に纏っていた柄パターンをヒントに作り上げているのでしょうか。
ストライプT自体は、諸説ありますが、古くはあまりいいイメージの柄では無かったようで、労働者や階級の低い方たちとの見分けの為だったともされています。囚人服にも見られる事があったのはそう言う事かと納得しながらも、フランス革命が切っ掛けとなり、自由の象徴とされた(当時は横縞の三色旗)のが後に繋がる国旗のストライプだそうです。
アメリカに於いては国旗に13州横縞ストライプがあしらわれ、人々にとって馴染み深い柄となっていったのでしょうか。それは50年代〜60年代の時代感のある映画から見ても感じるところ。特に子供達が着用されていたシーンは多くあり、戦後のアメリカの黄金時代を過ごした方々にとっても、自由の象徴?定番?アイテムの一つとなっていき、当時のバリエーション豊富な柄パターンから、大衆衣料として生活者にはなくてはならない衣料だったのであろう。
なんて、根拠のない話なんかをツラツラと綴るのはここまでにしておきます。
今回のストライプは、太幅に見せながらも、その構成するストライプの中に更にピッチの細かいストライプ柄を施している。基本となるボディ色が無地になっている事で、生地のネップ感の表情と、コーディネートのし易さから、柄としては取り入れやすいと思っている。
生地はネップ感の強い不均一な糸を使用して編み上げたコットン素材のBEAMS PLUS ファブリック。着古したビンテージムードが、色と非常にマッチ。着心地は柔らかく、涼しげ且つ、肌当たりは良く、見た目の粗野感のあるイメージを裏切ってくれる所は個人的に好み。
柄合わせしたポケット配置で、丁寧な物作りを垣間見れる。
幅広く”こなし”の色合わせをも楽しめるTシャツだと思います。是非お試しくださいますと嬉しいです。
YAMA