いつまでも色褪せない。


深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。山田(兄)です。

前回告知致しました、こちらはお聴きいただけましたでしょうか?

今日blogがアップされるタイミングで3回目の放送。そろそろ、普段の関係性を悟られそうな気配。正志(弟)のハラハラする発言にたじろいつつも、放送事故のないようお届けしたいと思いますので、温かく見守っていただければ嬉しいです。お気軽に感想のレターもお待ちしております。

今日は、この秋冬、特段楽しみにしていたこちらを。


BEAMS PLUS ハリントンジャケット コーデュロイプリント
カラー:チャコールグレー、ブラウン
サイズ:S,M,L,XL
価格:¥30,800(税込)
商品番号:38-18-0002-803

お馴染みのこのジャケット。アメリカを感じさせる衣料を扱う中では必ず取り揃えておいて欲しいもの。英国の匂いは勿論ながらあり、その関係性は切ってもきれないものであり、ハリントンジャケットは、まさしく代表する万能アウター。





運動性ある袖付けに丸みを帯びたシルエット、傘のような背中のヨーク、犬の垂れた耳のような襟、言わずもがなディテールはそのままに、何年経っても色褪せる事の無いデザインは、あらゆるシーンに於いて活躍してくれる。

何年か前、マンハッタンのウォール・ストリートで、電話片手に歩いていた男性の出立ちに感動した事を覚えている。当時、私は典型的な教科書通りのスタイルに拘ったどちらかと言うと保守的なスタイルを好んでいた。その男性は、裏地がフレイザータータンのあのブルゾンに、ブルーのオックスフォードのボタンダウンシャツにチノトラウザーズ、足下はプレントォのレザーシューズ。まさに絵に描いたような人を目の当たりにした時は、普通にいるんだなーと、そんな思い出。

世界基準のスタンダード。そんなデザインも、BEAMS PLUS ならではの工夫を施していますよ。特筆すべくはやはり生地でしょう。繊維を揉みほぐすような仕上げに拘った、やや膨らみのあるコーデュロイ生地に、うっすらとプリントしたBEAMS PLUS ファブリック。コーデュロイの畝がカーテンのように見える為、柄を取り入れ易いというのもいい。




ブラウン、チャコールグレー共に、オリエンタルムード漂う柄で、それぞれは柄違いのデザイン。ややゴージャスとも取れる大判な柄のアプローチは、80年代のムードを感じてしまう。それもその筈、某トラウザーズメーカーで作られたアイテムからヒントを得たのも納得。戦争後の好景気に沸いたムードは50年代も同様で、織りネームや素材使いに特徴が見られる。私見ですが、時代感に似た共通項も多いのかなぁと感じてたりします。

ストレッチを効かせた生地になっているので、あのゴアっとした億劫になる生地では無く、快適な着心地を楽しんでいただけるかと思いますのでお試しいただければ嬉しいです。

YAMA