こんばんは!
週末担当の﨑野と申します!
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
私は先日、学生時代の友人達と集まる機会が何度かあり、久しぶりの再会に、当時の様々な思い出が沢山蘇ってきました。
中学、高校、大学とそれぞれの時代で、友人と楽しい事、辛い事を共に経験してきた事は何よりの財産だなと強く思います。
月日が経ち紆余曲折ありながらも、皆んなが元気に、楽しく日々を過ごすことが出来ていることを当たり前だと思わず、定期的に集まっていくべきだなと思いました。
さて、本題に参ります。
ご紹介させていただくのは、こちら。
2025年秋冬シーズンに向けて、昨年即完したデニムが再入荷いたしました。
1940年代のUSMCのヘリンボーントラウザーズをベースとされたこちらは、渡り幅、裾幅共にややボリュームを持たせたストレートシルエットとなっております。

こちらの生地は、経糸と緯糸でそれぞれ質感の異なるムラ糸を用いて織り上げられています。
生地の厚みは、程良くテンションの効いたハリのある仕上がりなので、季節問わずご着用いただけます。
また、商品名にもある『Double Dye』ですが、経糸を最初にスレン染料と呼ばれる、洗濯や摩擦、日光からの堅牢度に優れたとても万能的な染料で染められています。その後、ロープ染色を行い、インディゴを載せています。
そうする事により、本来のデニムでは加工後や、着用を繰り返した後、所謂たて落ちと呼ばれるような、中白が覗くような仕上がりになりますが、最初にスレン染料でキャメル色に染めていますので、独特な色落ちをご体感いただけます。
こちらは糸の段階での二重染色となっており、製品染めのオーバーダイとは異なります。

ONE WASHはかなり黒味がある状態なので、育て甲斐抜群です。
とはいえガチガチに固いわけではなく、しっとりとしたタッチ感なのも良いギャップ。
個人的に推しポイントなのが、縫い付けに用いられているステッチが、同色の糸となっているため、どこかモダンさも感じられる仕様となっております。
太さはありますが、横から見るとややスッキリ見えるようなフィット感で、カジュアルなジャケットスタイルでのコーディネートもオススメです。
それではスタイリングを。

着用:Mサイズ
ゆとりのあるパンツは、わざとレングスを溜めて履くのが好みなので、サイズアップし、長さと太さを強調させました。
ダークトーンで構成し、モダナイズされたデニムスタイル且つ、Varcity Jacketの持つポップさと、クラシカルな面持ちを共存させました。
シルエットで見ると、パンツのボリュームに対し、ブルゾンはショート丈をチョイスし、メリハリもつけました。
いかがでしたでしょうか。
何本あっても困らないデニムですが、その中でも染色や生地にとてもこだわりの詰まった一着でございます。
是非。
﨑野
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