MOSCOT 定番モデル&似寄りあれこれ

柳井 純一 2022.01.20

ブログをご覧の皆様、おはようございます。

JUNICHI YANAIです。



いよいよ残すところ4日間となりましたMOSCOT TRUNK SHOW(~1/23(日)まで)

例年以上に盛り上がりを見せ、改めて根強い人気を誇るアメリカンアイウェアブランドだと実感しております。

当店スタッフも色々とモデルを悩みに悩み、日々鏡の前で睨めっこしている光景も多々。

ビームス プラス 有楽町のスタイリングページでも各々着用し、モデルの紹介をしておりますのでそちらも是非参考にして頂けたらと思います。




本当に多くのバリエーションを取り揃えているのですが・・・

全くブログでご紹介出来てないので、本日はほんの少しだけモデルをご紹介致します。




MOSCOTと言えばの代表的なモデルとそれに似たモデル。

始めの一本としてオススメのモデルと

数本お持ちの方や少しマニアックなモデルを希望の方へ

本日は比較としてご紹介させて頂きます。




まずはMOSCOTと言えばの・・・



LEMTOSH(下)と

フォルムが似ているTUMMEL(上)。




LEMTOSH・・・1950年代に発表されたモデルで、多くの著名人が愛用している代表的なモデルです。

ウェリントン型のやや丸みある四角形フォルムに加え、華奢になり過ぎないフレームの太さが特徴的です。

クラシックな表情ながら、フォルムに癖が無く、とても顔馴染みし易い一本です。

まさにMOSCOT最初の一本はこちらのLEMTOSHがお勧めです。

実際に本イベントでも一番フレームのバリエーションが多く、様々なカラーフレームや仕様の中からお選び頂けます。




対して前から見た時のフォルムが殆ど同じTUMMEL。



リムの端にあるカシメ(シルバーの留め具でもあり装飾部分)のデザインやリムの大きさ。


LEMTOSH



TUMMEL


実はTUMMELの方はリムの端がフラットになっています。

LEMTOSHよりもややスクエアに近く、丸顔の方によりオススメです。


LEMTOSH



TUMMEL


また、サイドのテンプルもLEMTOSHよりも太く、力強いフォルムです。

全体的にLEMTOSHよりも迫力が増し、少しだけ真面目な印象。

画像だとなかなか違いが伝わり辛いですが・・・掛けて見比べると印象がぐっと変わります。



ウェリントン型をお探しの方・・・

是非このLEMTOSH&TUMMELを見比べてみて下さい。




続きましてはLEMTOSHに次ぎ、人気の高い



MILTZEN(下)と

フォルムが似ているGOLDA(上)。




MILTZEN・・・1930年代にリリースされ、モデル名のミルゼン(ミルツェン)はMOSCOT家の叔父の名前が由来だとか。

丸みあるラウンド型のボストンタイプで、シャープなフレームはLEMTOSH同様にクラシックな表情ながら、癖が少ないモデルです。

ラウンドタイプという事もあり、顔の輪郭が角ばった方にオススメのフォルム。



当店スタッフのISHIKAWAも愛用しており、MOSCOT TRUNK SHOWがある毎に買い足しているとの事。

主張し過ぎないシャープなフレームは、LEMTOSH同様に多くの方に愛用されております。





実は今回・・・こっそりとノーズパッドモデルも入荷してきています。

しかもノーズパッド部分はゴールドメタル・・・

BLACKフレームにゴールド、非常に上品な組み合わせです。





対してフロントの見え方が似ているGOLDA(上)。

こう見比べるとカシメのデザインくらい?かと見えますが、テンプルが特徴的。





アセテートから剥き出しのメタルとなり、ややデザイン性が高い作りに。

個人的にはMILTZENよりも、GOLDAの方がテンションが掛からず、掛け心地は良いです。

恐らくテンプルフレームの細さ、メタル部分がクッション代わりになってくれているのかと。



今回入荷したのはマットなBLACKフレームと、カラーレンズが入ったこちらの計3本のみです。




最後は60'sを彷彿させるこちらの・・・



YUKEL(上)と

フォルムが似ているAIDIM(下)。


YUKEL・・・1960年代にリリースされたアメリカンクラシックなフォルムのブロータイプ。

セルフレームとメタルのコンビとして、馴染みある方も多いかと思います。

ブローとは眉毛(アイブロー)から由来しており、上部のセルフレーム部分が眉毛に見える事で付いたモデル名。

その為、顔が薄い方や目力を強くさせたい方等・・・顔の印象を強くさせる効果もあります。

憧れのモデルではありますが、顔に情報量が集中してしまっている自分には不向きなモデル・・・

このクラシックかつ独特なフォルムは洒落感が強く、ファッション性も非常に高い一本です。

クリングス(ノーズパッド)によるフィット感、細めのテンプルフレーム、鼻が低い日本人の輪郭にもフィットし易い一本です。





対してAIDIMはリム部分がもう少し丸くなり、柔らかい印象のモデルです。



リム部分だけで比較するとYUKELがウェリントン型、



AIDIMがボストン型と言ったところでしょうか。

実は毎回こちらのモデルも人気が高く、特に弊社のレディーススタッフが良く選んでいました。

YUKELよりも顔の印象が柔らかくなり、女性の方にも取り入れやすいブロータイプかと。

その他のテンプルやブリッジのデザイン等は殆どYUKELと変わらずです。




似ているフレームが沢山。

見比べ過ぎて迷走・・・それもMOSCOT TRUNK SHOWの楽しみでもあります。

それくらい豊富なバリエーションでご用意しています。

殆どのモデルが一点物ですので、是非お早めにご検討下さい。



明日は・・・


もし時間があれば本イベントの限定モデルをご紹介していこうかと思います。

皆様のご来店お待ちしております。




JUNICHI YANAI