ブログをご覧の皆様、こんばんは。
ビームス プラス 有楽町のJUNICHI YANAIです。
本日の冒頭は私事をちょろっとお話しさせて頂きます。
この度、9/15を持ちましてビームス プラス 有楽町から異動となります。
約6年半、このお店に居座り続け(させて頂き)ておりましたが、この度内勤へと異動する事が決まりました。
直接お話し出来る方には既にお伝えさせて頂きましたが、改めてブログという場をお借りしてご挨拶させて頂きます。
本当に好きな場所で好きな方々に囲まれ、好きな洋服を自由気ままに楽しませて頂きました。
本当にありがとうございました。
内勤へと異動とはなりますが、引き続きBEAMS PLUSへと携わり、皆様と何かしらでお繋ぎ頂ける環境で働かせて頂きます。
異動を伝えられた時は正直放心状態になりましたが、目的は変わらずに仕事に励めると思い今はずっとソワソワしています。
引き続き、BEAMS PLUSを、ビームス プラス 有楽町をお願い致します。
既存のスタメンに加え、ドレス部門より期待のニューカマーが仲間入りします。
より良いお店になる事はマチガイナイ
そう信じながら異動までの短い期間を楽しみにしています。
自分ごとでだらだら書くのもアレですので…
この辺で。
タイトルにある通り、絶賛開催中のSPORT COAT & William Lockie Order Fairの中で個人的なリコメンドを猛プッシュさせて頂きます。
当店スタッフが日々スタイリングやフォトログでご紹介させて頂き、日々盛り上がりを見せてる今回のイベント。
恒例イベントと言いつつ、内容は毎回刺激的な新鮮味を感じさせてくれる本イベント。
当店のBOSSでもあり、このイベントに情熱を(暑苦しい程に)注ぎ込んでいるSTAFF TAIJI。
当店のInstagramで配信したイベント概要の動画…まだ見られてない方は是非一度アーカイブから見て頂けたらと思います。

そんなオーダーイベント、先日は先程お伝えしたニューカマーとあのマチガイナイ漢、横浜エリア勤務のBEAMS PLUS好きの彼も自身のオーダーしに来店。


あれやこれやと生地を見ては当店スタッフとわちゃわちゃする光景は本当に楽しい。
自分も何をオーダーしようかと…ここ数日間ずっと頭を悩ませていましたが、やっと3〜4生地絞れてきました(結局まだ決めきれてませんが…)。
FOX BROTHERS Sporting Stripes(250 Year Anniversary Fabric)

長年ずっと欲しい欲しいと思っていたクラブカラーを反映したストライプのスポーツコート。
特徴的なストライプパターン、色使いがとても映え、トラディショナルな雰囲気がぐっと楽しめます。
もちろん自分はチームカラーへの執着は全くない為、いつかはこのSPORT COAT Order Fairでそれらのスポーツコートを作りたいと思っていました。
球数が少なく、それでもって自分の体型にフィットする古着は早々と諦めてました。
今回登場したこの生地はカラーと生地の雰囲気がド・ストライク。
コットンウールの上品かつシーズンレスで着用が期待できる本当に魅力的?魅惑的??な生地です。
きめ細かい目面に若干の光沢感、まさに古着屋で見かける様な質感です。
それでもって肌触りがとにかくしなやか。
雰囲気を損なわず、FOX BROTHERSだからこその品の良さが際立つ生地です。


画像ではなかなか伝わらないのですが・・・
細いピッチはネイビーベースにグリーン×マスタードのストライプパターン。
太いビッチはカラーが映える様に間にホワイトが入るパターン。
どちらかはオーダーしようと考えていますが、
まだどちらの生地にしようか絶賛悩み中。。。
こちらはFOX BROTHERSが創業250周年を迎え、
アニバーサリーとして今年リリースされた限定生地です。
もちろん今回限りの生地の為、この期を逃すと・・・
オーダーせずに逃すと後々後悔している自分が目に見えるのでどちらかは必ずオーダーさせて頂きます。
アイビールック、プレップスタイル・・・マストオーダーです。
続きましては
やはり今回力を入れて揃えたのがネイビーブレザー向けの生地バリエーション。
生憎、以前所持していたネイビーブレザーはサイズアウトをしてしまい、この機にオーダーしようと考えています。
オーダーするならこれか・・・という生地がこちら。
FOX BROTHERS Worsted Classics(London Shrunk)


FOX BROTHERSが誇る貴重なアーカイブからセレクトし、復刻させた伝統的なウーステッドファブリック。
ロンドンシュランクと言われる伝統的な毛織物の防縮加工がされており、とにかくしなやかさと目の詰まった生地が素晴らしいです。
ゆっくりと水に浸し、寝かし、自然乾燥させた収縮加工は高級毛織物に用いられるとの事。
BOSSも『RECOMMEND』としてピックアップしていた生地で、
画像からもしっかりと伝わる様に、とにかく綾織りの目がしっかりと映え、ネイビーブレザーに最適なウールサージ。

しっかりと目が詰まり、サージ特有の織りの目が立ちつつも・・・
光沢感と弾力ある質感が感じさせてくれる魅力的な生地。
見た目とは裏腹に・・・と、洋服では良く例えられますが
まさにそれを感じさせてくれる生地です。
それと惹かれる点はもう一つ、
生地のウェイトやタッチ感は秋冬寄りではありますが、昨今の日本の季節の移り変わりを経験していると
自分の中では4月位まで充分着れる生地です。
秋冬にはシェットランドニットやフェアアイルセーターと合わせても生地感はマッチし
春先に着用していても決して重すぎない見え方。

上手く伝えられないのが悔しいですが・・・秋から〜冬を迎え〜春先と…3シーズン着用できる!?とにかく日本の気候には最適な生地です、とお伝えしたいです(笑)
とにかくネイビーブレザーにはBOSSに乗っかり、私もイチオシの生地です。

最後はやはり今回一番のバリエーションが揃ったツイード生地から。
今回は揃いに揃い、お客様から『生地が多すぎて選べないよ』と突っ込まれることが多々・・・(笑)
もちろんBOSSはそれぞれの特徴を捉え、しっかりと用途やスタイルに合わせたバリエーションを用意してくれています。
そんな中・・・個人的に以前にもオーダーしたこちらのバンチ。
W.BILL CLASSIC SHETLAND(MADE in SCOTLAND)

以前からもこのオーダー会では数品番取り扱いしていたのですが、
今回初めてがっつりと生地が揃ったバンチを用意してもらいました。
自分がイメージしていたツイード生地の"粗野感""重厚感""硬さ"とは違い
ふっくらとした優しい風合いに、モダンさを感じさせてくれる色合い。
とにかく柔らかく、着心地がとても素晴らしい生地です。
重ね着し、終日着用していても着疲れを感じさせない…


多くのスタッフもオーダーし、私自身3年前にオーダーしたスポーツコートは着心地の良さにとにかく驚きました。
改めてバンチを眺めていると、ツイードらしいウォーム感溢れるオーセンティックな生地から

人気の高いオーセンティックなヘリンボーン織りのヘリンボーンツイード

シェットランド諸島の風景を表現!?した様な色の糸の組み合わせで独特な色合い、風合いを感じさせる生地や

カントリーさを感じさせるチェックパターン等・・・

とにかく目移りする生地ばかり。
少しだけ補正数値を上げ、ミドルゲージのニットやスウェット等を挟める1着を作ろうか…最終日まで悩むことにします。
残すこところ明日と明後日の2日間。
恒例イベントではありますが、
お好みの生地に出会えるのは一期一会。
是非、この機会にご来店下さいませ。
JUNICHI YANAI