Instagramにて、今夏入荷予定とお伝えしていた、<小鹿田焼>の染め分け皿が届きました!
大分県日田市が運営する小鹿田焼陶芸館に展示された最初期のアーカイブをイメージして、<fennica>が現在9軒ある<小鹿田焼>の窯元の一つ、<坂本浩二窯>坂本拓磨さんに依頼し製作いただいた染め分け皿です。
白泥、青磁釉、飴釉で緩やかに染め分けられ、一つ一つの表情の違いを見つめるのも楽しい。
メインの料理に丁度良い7寸と、取り皿やケーキなど日常で出番の多い5寸をご用意しました。
<小鹿田焼 坂本浩二窯 × fennica>染め分け7寸皿
価格:¥4,950(税込)
商品番号:56-71-0572-188
<小鹿田焼 坂本浩二窯 × fennica>染め分け5寸皿
価格:¥2,640(税込)
商品番号:56-71-0574-188
名陶工 坂本浩二さんの長男で、18歳で<坂本浩二窯>に入り、今年で丸10年となる坂本拓磨さん。
昨年末には2度目となる日本民藝協会賞を受賞した若き担い手である拓磨さんに、<小鹿田焼>の最初期に作られていた染め分け皿を表現していただいたということで、古き良きを今に表現した、ぜひご覧いただきたい器となりました。
私も日本民藝館で古作を目にしたことがあるのですが、今回の上がりは飴色が登り窯の火で良く焼けて素敵だなと感じます。
染め分け皿とともに、定番の器も久々に揃いました。
<小鹿田焼 坂本浩二窯>7寸皿
価格:¥4,180(税込)
商品番号:56-71-0571-188
轆轤を回しながらL字型の金具を当て、表面に刻みを入れていく“飛び鉋”、化粧土を塗布した刷毛を打ちつける“打ち刷毛目”、櫛状の道具で模様をつけた“櫛描き”と、代表的な技法で彩られた平皿。
集落周辺のみで採取される鉄分を多く含む土は黒みがちで、化粧土とのコントラストが際立って美しい。
染め分け皿同様、使い勝手の良い7寸と5寸をご用意しました。
<小鹿田焼 坂本浩二窯>5寸皿
価格:¥2,200(税込)
商品番号:56-71-0573-188
こちらは尺皿。縁に櫛目をめぐらし、内側に飛び鉋がリズミカルに円を描きます。流し掛けられた飴釉と青磁釉の自然な垂れ方もきれいですね。
<小鹿田焼 坂本浩二窯>尺皿
価格:¥13,200(税込)
商品番号:56-71-0570-188
こちらは飯碗と汁碗。
左
<小鹿田焼 坂本浩二窯>4.5寸飯碗
価格:¥3,300(税込)
商品番号:56-71-0576-188
右
<小鹿田焼 坂本浩二窯>4.5寸汁碗
価格:¥4,620(税込)
商品番号:56-71-0577-188
汁碗は腰に僅かな膨らみがあるのが見て取れるでしょう。均整の取れた刷毛目とニ彩の流し掛けがモダンです。
6寸鉢は二彩の流し掛けを内側に。
<小鹿田焼 坂本浩二窯>6寸鉢
価格:¥4,950(税込)
商品番号:56-71-0578-188
釉薬の先が丸く溜まり、なんだか愛らしい。縁の加飾は料理を引き立たせます。
ビアカップは腰から下がやや細くなり、手馴染みの良い形。指描きで大らかに波模様が描かれます。
<小鹿田焼 坂本浩二窯>ビアカップ
価格:¥3,960(税込)
商品番号:56-71-0575-188
内側に釉薬を施さないことで、ビールを注ぐと泡が立ちます。
<小鹿田焼>の陶器でいただくビールは、この時期ことさら格別でしょう。
久しぶりに揃った<小鹿田焼>の器の数々。ぜひお手に取っていただきたいです。
ちなみに、染め分け皿とテーブルコーディネートした、つばきが描かれる手拭いは、石本藤雄さんが手掛ける<Musutakivi>。
新宿にて8/11(金・祝)より開催する『Late Summer Living vol.2』にてお披露目となりますので、併せてご覧ください。
『Late Summer Living vol.2』
会期:8/11(金・祝)-8/20(日)
場所:BEAMS JAPAN 5階 fennica STUDIO
Mori
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