もしも <JERSEY BLAZER>長いブログです。

SHUN 新井 2022.12.04

ご機嫌いかがでしょうか、銀座店の新井です。




ラガーシャツにブレザー。真逆テイストの様なフレアレザーパンツにヒールブーツで。きっとこのボーダーレスがビームスらしいんでしょう。スポーティトラッドとモードエレガンスの混在はやっぱり好きなんです。



最近は地味にインスタライブもやり出しました。自分の声を聞くと嫌なもんですが、それ以上に滑舌の悪さと我ながらゲラで面白い事を言う前に自分で笑っちゃってるから完全に悪ふざけになってます。お聞き苦しいでしょうが何卒今後ともご贔屓頂きますと幸いです。




そして今月より2023年春夏商品の予約も店頭で承っております。

※12月5.6日は承れませんのでご注意下さい。


そしてまた次シーズンも新井企画が登場です。



<Brilla per il gusto>オリジナルブレザー

生地は最高級ロロピアーナ社製ジャージー

品番:2416-0115-015

プライス:¥121,000(税込)

色:ネイビー

サイズ:42〜52

入荷予定2023年2月上旬



今度はロロピアーナ社製高級ジャージー素材を用いたメタルボタンブレザー!!

こんな高級ジャージーを柔らかく綺麗にしかも着やすく縫えるのはリングヂャケットファクトリーオンリーでしょう。

これはだいぶ昔のヤツですがこんな感じのジャージー素材なんて。そもそも自分が1番着たいんです、実は。週に1回はあるんですよ、やたら肩が凝って疲れが取れない日。そんな時にこんな伸び伸びなのにちゃんと見えるスタイリングの振り幅の超ワイドなブレザージャケットがおっさんには最高。

企画時代にも日本の生地でやたらクオリティの高いコットンウールのジャージー素材を見つけたから作りました。しかも完全に自分が着たいからシングルモデルもダブルモデルも。これがまた全部売れ売れだったから世のおっさん代表としてニーズがバッチリハマってた良い例だと思います。

その時は中国大連地区のウチの他のレーベルのジャケットやアウターも縫製してるかなり上手いファクトリーでお願いしましたが、やっぱり伸びるジャージーなので完成までそれは大変でした。

最初は伸び伸びで2サイズ位大きく仕上がってきたり、その次は伸びた分の着丈の裾を切って仕上げてきちゃったり。流石中国の方は合理的なお考えで中々日本では想像出来ない発想で痺れました。胃に穴が開くかと思いましたもん。


そんな感じで今回のロロピアーナのスーパー170の超極細糸なのでそれはもうリングさんの縫製技術の見せ所でしょう。いやいや、ホントな伸びる生地を綺麗に縫い上げるのって経験と技術がいるんですよ。
イタリアブランドでもっと簡素化された接着芯地でカジュアルなジャージージャケットはあるかも知れませんが、日本最高峰ファクトリーでしびれる位に手縫工程を入れた抜群の着心地と、ちゃんとドレステーラードとしての高級感溢れる仕立て上がりになるんですから傑作品番決定としておきましょう。

生産数は50着となりますので、お早めのご予約オススメです。


昨年の9月に銀座店で開催してブレザーばかりオーダーを取ったあのオーダー会も、来春に同じ銀座店で開催出来る可能性も出てきたのでコチラも随時ブログで語りますのでご期待ください。

ちょっと高いよなーとか御意見もありましたが、、イヤイヤ、リングヂャケットさんは世界に誇れる位に仕立てすげーんすよ。私はイタリアファクトリーよりも相性抜群です。そしてパターンオーダーの縫製のが量産品よりもやっぱり手間かけてくれてるのか着心地も良いんですよねー。


勘違いかも知れませんが特に背中が違いますよ、背中が。なのでやっぱり僕はブレザーおかわりをしちゃいそうです。早く春よ来〜い。



表題は71年に発表のアメリカのソフトロックグループの傑出のバラード。シンセとテレキャスターの奏でる誰もが耳にした事のあるロマンティックなイントロだけでも夢見心地な気分にさせてくれる最高の甘さ。

もし世界が回るのを止めて、ゆっくりと終わりに向かうとしても僕はその時を君と過ごしたいんだ。

当てはめられるのは人だけじゃないかもって。

そんな気持ちにさせるブレザーってあるもんです。



それでは銀座でお会いしましょう。



新井