日替わりブログ【オーダーフェアでのオススメ生地】

髙橋 建哉 2022.03.11

こんにちは!


髙橋です!


日替わりブログ、今週もトリを務めさせていただきます。


どうか最後までお付き合いくださいませ。


テーマは【オーダーフェアでのオススメ生地】



それでは早速生地を紹介していきます。


今回私がピックアップしたバンチブックがこちら。




「ヴィターレ・バルべリス・カノニコ( Vitale Barberis Canonico)」


生地産地で世界的に有名なイタリア北部ビエラ地方を本拠とする老舗織物メーカー。

1663年に創業してからこれまで、350年以上もの歴史を持ちます。


そんな歴史あるメーカーのバンチブックを開けると、イタリアらしい圧倒的な色気と異彩を放つ生地がお出迎え。




ウール 90%、シルク10%のソラーロシリーズ。


タテ糸とヨコ糸で異なる色を使い綾織で織り上げた生地。表と裏で色が異なり、光の陰影によって表情を変えます。

この奥行きのある表情が、スタイルを色っぽく上品に魅せてくれます。


さらに、シルク混による品の良い光沢やドレープ感が、エレガントな生地の雰囲気に拍車をかけます。



中でも私のオススメカラーがこちら。




ブラウン系とレッド系の糸で織り込まれた、赤褐色のようなブラウンの生地です。




ブラウンベースに奥底からじんわりと顔を出す赤みが、ヘリンボーンの織り柄と相まって非常にエレガントな雰囲気です。


実は私、数年前にこちらの生地でスーツをオーダーしております。

(弊社のオーダーではありませんが、、、)


こちら。




6ボタン、ダブルブレスト仕様で作りました。


一見派手にみえる生地ですが、実際に仕上がりをみてみると程よい主張で、案外落ち着きがあります。




ソラーロの特徴を活かした裏地の雰囲気も良い感じです。生地タグは内ポケットの中に付きます



実際に、着用時のスタイリングも撮っておきました。





シャンブレーのタブカラーに大柄のプリントタイ、ロングウイングチップのタッセルローファーで、アメリカンライクなコーディネートです。



このようにスポーティーなスタイルはもちろん、エレガントな生地の雰囲気を活かして艶っぽいアイテムを合わせても間違いなさそうです。




日に当たると表情が変わり、より光沢と赤みが増します。

ソラーロの醍醐味ですね。




いかがでしょうか。


色気漂う大人のソラーロ生地。


我が身をもってオススメさせていただきます。



そして、現在開催中の<Custom Tailor BEAMS>オーダーフェアは3月16日(水)まで開催しております。フェア期間中は通常よりもお得にお作りいただけますので、是非この機会にご利用くださいませ。


それでは!


髙橋