こんばんは。
瀬田です。
本日は古本の紹介です。
オープンから大変好評いただいている人気の雑誌から数点紹介いたします。
〈POPEYE〉
パイロット版といえる『Made in USA catalog』を経て、1976年に創刊。ベトナム戦争のドロ沼からの反動で明るく健康的な方向へと舵を切ったアメリカを徹底的に取材。経済成長を遂げた日本の若者を刺激して、海外のモノやコトを一気に広める事となった。2012年のリニューアルにて再びシティボーイ”をブレイクさせたのは記憶に新しい。現在も人気の雑誌として続いている。
〈Olive〉
1981年に『POPEYE』の増刊としてスタート。創刊時は『POPEYE』の妹分らしく“アメリカ西海岸”寄りの内容であったが、83年末頃から「リセエンヌ」をキーワードに”フレンチ・ガーリー”な世界観を獲得。また華やかなファッションイメージにとどまらず文化的な深度もそなえ、サブカルの時代である90年代にも絶大な人気を誇った。惜しくも2003年に休刊となるが、現在でも伝説的雑誌として語り継がれている。
〈MEN'S CLUB〉
1950年代から続いた婦人画報社発行の男性誌。ヴァンヂャケット社および石津謙介氏と共に、アメリカ服飾文化を日本の若者たちに啓蒙。60年代の「アイビー」、70年代の「ヘビーデューティー」、80年代の「プレッピー」などアメリカへの現地取材を重ねて日本のメンズを牽引した。また、この雑誌から世に出た編集者、イラストレーター等も数多く、日本の雑誌文化全体への影響力も計り知れない。
〈anan〉
1970年に平凡出版(現マガジンハウス)によって創刊された女性ファッション誌。フランスの『ELLE』と提携したその誌面は、版型もデザインも画期的だった。創刊から49号までアートディレクターを務めた堀内誠一の仕事は、その後の『POPEYE』『Olive』『BRUTUS』へと繋がってゆく。一時は後発のライバル誌『ノンノ』の影響もあり女学生向けの旅情報などに偏重したが、79年のリニューアルにて、豪華スタイリスト陣による先鋭的なファッションマガジンとして世間を煽った。90年代後半よりファッション要素は弱くなったが、時に刺激的な提案をして物議をかもしている。
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