<BEAMS F >2024年秋冬ラインナップで気になったもの<ジャケット&スーツ編>

伊藤 大貴 2024.06.05

こんばんは!伊藤です。


お待たせいたしました、<BEAMS F >2024年秋冬ラインナップで気になったものの紹介再開です。本日は<ジャケット、スーツ編>です。

早速いきましょう。

※商品に関する情報は関連アイテムとして入力していますが、その商品のオンラインページが作成されるまで下の紹介アイテムとして表示されません。

ブログを見て気になる商品がございましたらブランドと特徴をお近くの店舗スタッフまでお問い合わせいただければお調べできます(お電話の場合は○日のブログの上から○枚目の写真のアイテムと言っていただくとわかりやすいかと思います)。




まずは今季よりジャケットの取り扱いもスタートすることになりました<Fumiya Hirano>から。





シングルはモノトーンのグレンチェックとネイビーのウインドウペーンの2種類。

どちらもブリティッシュな匂いがぷんぷんしますね。

グレンチェックはしっかりとウェイトのあるがっしりとしたツイード生地で、ウインドウペーンはそれよりも少し軽いです。






構築的な肩パットありのショルダー、深めのサイドベント、チェンジポケット付きとディテールもヘンリープールスタイル。ただし襟ミツは吸い付くように詰められている現代的なバランス。こういうバランスのジャケットは増えてきた印象ですが、他のディテールもせめているものが多く、挑戦しにくいというのが欠点でした。こちらは面構えは中庸的なので挑戦していただきやすいかと思います。



もう1型。ダブルブレザーもございます。

こちらもブリティッシュな雰囲気。個人的にはブレザーはチェンジポケット付きのブリティッシュ寄りのもののほうが好みなので、入荷が楽しみです。




こちらは<Chato Lufsen>の新型。

アーカイブを参考に現代的にアレンジしたモデルで、生地は<MOON>のシェットランドウール420gのものを載せたビームス別注モデル。

伊藤、これ買います。



ぱっと見は臭めな印象ですが寄ってみると多色ペーンの入り方が綺麗でどこか洒落た印象を受けるこちらのジャケット。

ほんのりゆるいバランスが今の気分にも通じますね。




襟裏にはフェイクスエードを貼り付けております。重みでペロンとめくれている感じがこなれてていい雰囲気。

袖もラフに捲って着用できます。





<Chato Lufsen>は春夏も好評でした<EASY BORES>にツイード生地を載せたモデルも登場。軽い仕立てでシーズンの早いうちから着用しやすいので、季節感を楽しんでコーディネートしたいという方にはちょうど良いバランスかと思います。くさい雰囲気のヘリンボーンのジャケットですが、軽快な印象、シルバーのメタルボタンがモダンに感じます。




こちらは春夏のMR_BEAMS誌面で西口が着用し、新ブランドながら入荷早々に店頭から姿を消した<Le Barche>。早すぎてブログで紹介できませんでした。

そんな<Le Barche>の秋冬はダークオリーブのウールサキソニー生地で展開予定。

重すぎず軽く羽織れますがハリコシはあり、程よくドレープ感があるため上品でリラックスした雰囲気のジャケットスタイルになります。

インナーやパンツの合わせ方次第でかなり振り幅の広い羽織物として活躍してくれそうです。



同じく<Le Barche>からはこんなものも。

こちらはビームス ハウス 神戸限定商品となる予定ですので詳細は省きます。



こちらは<ALFONSO SIRICA>。

イタリアのテーラード物は軒並み高騰していますがその中でも価格を頑張って抑えてくれています。

昨シーズンのオーダー会で受注をしていたスタッフも数人いたぐらい、注目度も高いですね。

私も<ALFONSO SIRICA>の袖ものはまだ所有したことがないので、興味があります。


比較的ベーシックな無地生地から人気の柄物まで幅広くご用意しております。

決して安くはない買い物だけに、トレンドに左右され辛いものでいいものを持っておくと、長く着用できて相対的にコストパフォーマンスもよくなります。







ジャケットだけでなくスーツもおすすめです。

インポートのスーツの組下はかなり細く設定されている印象ですが、<ALFONSO SIRICA>のスーツはしっかり太さを取ってくれているのが個人的に高評価ポイントです。





ナポリらしい特徴的な雨ふらしの袖ですが、今季から少し控えめになるようにオーダーしています。

村瀬が着用しているネイビースーツの袖ぐらいになるイメージだそうです。

また、シングルスティッチをこばスティッチに変更するなど、ビジネスシーンでも着用しやすくなるように調整をしております。




こちらは<STILE LATINO>。

インパクトある柄が同ブランドらしいですよね。<Ferla>の別注生地だそうで、展示会ではヴィンチェンツォも着用していたそう。

これを見て中村が金額が高くても絶対にこれは買い付けようと思ったそうです。





わかりやすく洒落感のある柄というのも魅力の一つですが、<STILE LATINO>は着心地が抜群にいいというのもおすすめポイント。

5年間色々着てみましたが、ここのジャケットが圧倒的に着てて楽です。

値段こそ高くなりましたが、今でもその価値があるブランドだと思います。






定番のネイビージャケットはもちろん、コーディネートしやすい柄ものございます。

今シーズン買付したものの中にはデッドストックの生地やSTILE LATINOが所有している生地で価格を抑えてオーダーできたものがあったりと掘り出し物感のあるラインナップになっています。ぜひこの機会に試していただきたいです。



そしてジャケットの本命二着目は<Paul Stuart>のブラックブレザー。

ブラックツイードのブレザー、というのもありそうでなかったですが、このブランド特有のコッパーボタンとのバランスが最高です。

チェンジポケット付きのブレザーというところも好みなのでこれは欲しいです。

<Paul Stuart>はサイズ感だけ特殊。大体の方は普段のワンサイズ上を購入されるイメージで、私でサイズ48になるイメージです。サイズ展開が44、46、48と少ないのでそれだけ注意です。











こちらは毎シーズン好評の<BEAMS F >ハンドメイドラインジャケット、スーツ。今季の気分であるストライプスーツと、ビジネスシーンでも着用しやすい無地が多めにご用意ございます。




その中でも個人的に気になるのは二着。

まずはこちらのシルバーボタンブレザー。起毛感少なめながらゴリっと重たい、ガシガシヘビロテしたいブレザーに

最適な<William Halstead>の生地を採用しております。

秋冬にネイビーブレザーを、と考えているならこちらがおすすめです。


もう一着は<DORMEUIL>の目付け515gのヘビーアルパカを使用したヘリンボーンジャケット。

数年前に<DALCUORE>で展開していたジャケットと同じ生地を使用しております。




昨シーズンもライトグレーのヘリンボーン生地のジャケットが人気でしたが、こちらの方がトーンが落ち着いててコーディネートしやすそうですね。

このブログを書いている頃にはすでにお客様内覧会が終了しているのですが、このジャケットもかなりの予約が入ったと聞いております。

これも店頭に並ばなそうですね。予約必須です。




最後は<BEAMS F >のイージージャケット。

秋冬生地が載っていながら軽快で楽に羽織れますし、価格もリーズナブルなので私も気に入っているシリーズです。

こちらのジャケットはよく見るとオレンジのペーンが入っております。

ヘリンボーンジャケットの雰囲気を崩さずにさりげなく色が入る感じが洒落てますよね。




もう一着はキャメルカラーのジャケット。

ウールカシミアと極上のタッチながらイージージャケットなのでお値段控えめ。

なかなか綺麗なキャメルカラーのジャケットはお手頃価格で出てこないのでこちらも要チェックです。



といった感じで<BEAMS F >2024年秋冬ラインナップで気になったもの<ジャケット&スーツ編>の紹介でした。

数が多すぎてこれでもかなり絞りました。<BEAMS F >のラインナップ紹介は本重が先行して詳しく紹介していますので、網羅したい方はそちらも合わせてご覧ください。

明日はブルゾン編です。


※商品に関する情報は関連アイテムとして入力していますが、その商品のオンラインページが作成されるまで下の紹介アイテムとして表示されません。

ブログを見て気になる商品がございましたらブランドと特徴をお近くの店舗スタッフまでお問い合わせいただければお調べできます(お電話の場合は○日のブログの上から○枚目の写真のアイテムと言っていただくとわかりやすいかと思います)。


伊藤