こんばんは、ろまんす吉澤です。
久し振りのブログ投稿となってしまいました。
2025年の春夏も立ち上がり、季節が過ぎるのは早く気が付けば3月に。
最近の私はと言うと西神奈川にある「徳の湯」へ。100℃を超えるサウナは収容人数10人ほどの中型。町銭湯らしい遠赤外線型のサウナストーブは充分な熱さを楽しむ事が出来る。
しかしこの銭湯の一番のポイントは水風呂。12、3℃程の冷えた水風呂はサウナで熱った身体をしっかりと冷ましてくれる。
外気浴場には長椅子が用意され、3人程座る事ができる。行った時間が夜遅かった事もあってか混み合う事もなく、スムーズに整える銭湯は今の時代多くない。
また春らしいやや水分を含んだ夜風は非常に心地良く、春の訪れを文字通り肌で感じる事が出来ました。
また露天風呂は熱湯になっており、42℃に温度設定されているなど、嬉しいポイントが満載か銭湯でした。
さてそんな中で今回は気になるこちらをご紹介。
BEAMS PLUSから今シーズン新型となる2プリーツトラウザーズが登場。
BEAMS PLUSの2プリーツといえば、定番のコットンツイルが印象的な方も多いかもしれませんが、数年前にフルレングスタイプのワイドトラウザーズと銘打ったモデルをリリース。
渡り幅も比較的広く、昨今のスポーツコートのバランスとも相性が良く、私自身愛用しているトラウザーズの一つ。
そんなBEAMS PLUSの2プリーツトラウザーズに今シーズンはイージースタイルが新たに登場。
春夏シーズンに嬉しいリラックス感のあるムードはシルエットは勿論であるが、この生地感であるからであろう。
先ずはざっくりとしたこの生地感が春夏のリゾートな印象を連想させる。
引き揃えの糸で織られたヘリンボーンの組織は従来の粗野な印象よりも高級感を感じさせてくれる。
更にその上から大判のペーンが走る事で、程良い抜け感は損なわずにトラディショナルな印象を与えてくれている。
更にトラウザーズベースなディテールである為、コインポケットやダブルの裾口などアメリカントラディショナルなムードも抜群。リラックス感とトラディショナル、一見相反するディテールがこの2つの同居を許してくれている。
話は飛んでアメリカントラディショナルに於いて春夏の定番と言うと様々なファブリックがあるが、その中でも時代を問わずに人気を博しているのが「インディアン・マドラス」。
マドラス=インド南東部に位置し、現在ではチェンナイと呼ばれる地域の伝統的な織物。独特な風合いと温暖な気候ならではな地域らしい布帛のマドラスは吸水、速乾性にも優れている。
東インド会社の設立により、イギリスへと渡ったマドラス。そこからアメリカに渡り、アイビーリーガーを始めとするエリート層から指示を受け、現在ではアメリカントラディショナルには欠かす事の出来ないピースとして愛されている。
そんなマドラス(チェンナイ)でこの生地も製作している。
夏が近づくとパッチワークを始め、マドラスのトラウザーズといえばアイビー及びプレッピーなスタイリングには必ず登場する。
しかし、マドラスとは異なり、程良い肉感の生地とゆったりしたフィッティングによりリゾートらしいムードは織り交ぜつつ、所謂なキザな印象もでない。それでも伝統的なマドラス(チェンナイ)と同様の生産背景をもつトラウザーズはなかなかないかと。
更にウエストはドローストリングコードを配し、ベルトレスでのイージーな着用感を実現。しかしベルトループもついているので、ベルトを通しても良し。
先程の背景を活かし、トラウザーズとして着用やスポーツコートとの相性も良し。テーパードをしっかりと掛け、横から見た時のシルエットにも配慮しているのも有り難いディテール。
最近8kgの増量を果たした私(H.178cm、W.68kg)でMサイズを着用。腰回りはドローストリングコードにより調整出来るものの、もうワンサイズ上でも良さそう。
是非店頭でお試し頂きたい逸品です。
長くなりましたが、今回はこの辺で。
まーた来週〜!