<Custom Tailor BEAMS>つくってみました![オーダー仕上がり編]

本重 健吾 2020.04.12

こんばんは!



本重です!




今日は以前のブログで作った、私のオーダースーツ。先日そちらが仕上がってきましたので、そのレポートを。

ちなみに、生地選びや採寸などの流れは下のリンク先のブログでご紹介していますので、よろしければご覧ください!

<Custom Tailor BEAMS>つくってみました![生地決め〜型決め編]

<Custom Tailor BEAMS>つくってみました![採寸〜オーダー編]





ではさっそく。まずはジャケットから。




はい。シンプルです。当店のスタッフには渋すぎると言われましたが、個人的には気に入っています。




サイズは46ベースです。身幅が余るので、少し詰めています。同じ46のジャケットと比べると、胴回りがややシャープな印象。




そして、今回こだわって調整したのがラペル。ゴージラインを下げ、ラペル幅も太くしています。並べると少し分かるほどの変化ですね。よりクラシカルな表情になってくれました。

(ゴージライン、ラペル幅の調整には追加料金がかかります。また、限度がございますので詳しくはスタッフまで。)




改めて、全体を。ハリのある、しっかりした生地なので仕立て栄えがします。ラペルのロールもきれいですね。




生地は以前のブログでもご紹介した、<CANONICO>の6プライ。最近では某雑誌でも取り上げられていましたね。思ったよりもガシガシした質感ではなかったです。

ちなみに、オーダースーツは内ポケットに生地タグが付くことが多いですよ。




袖のボタンは並べでオーダーしました。よくお客様より、「袖ボタンはどうするのが正解?」とご質問をいただきますが、

お好みで大丈夫です。

「重ね、キッスボタンはイタリア発祥だから、イタリアンスタイルに合う」、「並べて2つ開けて、2つ開けないのがブリティッシュだ」、「腕の長さとのバランスで決めるのが良い」、、、など、たくさん言われており、参考にする材料はありますが、ルールではありませんので。

もし、迷われている場合には、どういうスタイルにしたいかという事をスタッフにお伝えいただければ、お手伝いは出来るかと思います!







では組下のパンツもご紹介します。




ベースは46サイズ。そのままでは、ウエストが大きいので、細く調整しています。また、伴ってヒップも少し調整。股上を深くし、膝幅〜裾幅も太く、シルエットもいじっています。裾幅は股下72cmで約20cmほどでした。




ちなみに、フラシ(裾の処理を施していない)で仕上げているのにも理由があり、私の場合、オーダーでのウエスト、裾幅の調整値の限界を上回って直さないといけない為、これからまたお直しに出します。それなら44とか42でいいじゃんっていう話になりますが、そうなると本末転倒なんです。ここが難しいところ。でもこういうのが楽しいんですけどね。笑

(この場合、お直し代が別途かかります。)









パンツの裾をとるついでに全体で着てみました。着丈は72.5cmほどあります。黒の靴はあまりイメージになかったのですが、合わせてみると意外といけそうです。



深くした股上もいい感じです。重みのある生地なので、プリーツがきれいに出てくれています。







コーディネートも色々とイメージが膨らみます。オーダースーツは仕上がってくるまでに、どう合わせようかなと考えるのが楽しいですよね!まだ仕上がってないのに合わせるアイテムを買ってしまったり。笑







今回、ブログと共に作ったオーダースーツ。少しでも皆様がオーダーされる際のご参考にしていただければ嬉しいです。







オーダーは基本、いつでも承っておりますよ!もちろん、スーツ以外にもジャケット単体、パンツ単体、シャツなどのオーダーも承れます!ぜひ一度お試しくださいね!

(生地の在庫には限りがあります。詳しくはスタッフまでお問い合わせください。)



最後に。新型コロナウイルス感染拡大防止の為、オーダースーツの出荷にも影響が出ております。店舗、工場の休業などで、通常よりも納期が遅れる場合がございます。

お客様には大変ご不便をお掛けしますが、ご理解賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。








皆様、くれぐれもご自愛くださいませ。




本重



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