こんにちは。中島です。
今季の気になるコートについて色々紹介させて頂きます。

今回はこちらの〈GRENFELL〉のトレンチコートをご紹介させて頂きます!
ワイルド師匠はサラッとカッコよく着ますね〜。若輩者の自分はまだまだです。
GRENFELL / 別注 WINDSOR オイルドコットン トレンチコート
サイズ:34〜40
価格:¥168,000+税
商品番号:21-19-0591-210
今回のトレンチコートはオイルドコットン素材の〈BEAMS〉別注品です。
今回、「戦う漢達編」と銘打たせて頂いたのは、トレンチコートの起源に由来します。
第一次大戦下のイギリス軍が寒冷地での戦闘用として防水型のコートを開発したものが発祥と言われているそうなんですね〜
トレンチコートのトレンチという言葉自体も、陣地の周りに掘る穴、塹壕という意味なんです。
その為、しっかりとした作りのものは今でも戦時中のディティールを引き継いでいるんです!

❶ガンフラップ
ライフルを発射した際、衝撃を吸収する役割を果たすディティールなんですね。実生活でライフルを打つ機会は日本では無さそうですね。
それだけではなく、雨だれ防止の役割も担ってたりします。
❷エポレット
階級を示すバッチを下げたり、水筒や双眼鏡のストラップをずらさない役割だったそうです。
❸D環
ウエストのベルト部分の装飾で、軍用品をぶら下げるためのディティールだそうですね。当時は手榴弾とかですかね。現代だったら定期とかぶら下げても面白いのではないでしょうか?
❹ストームシールド
肩から背中にかけて二重になった構造が雨の水滴がコートに入らないよう下に落ちる構造になっています。
ライナーもついておりますので、寒い日もバッチリ
最近観た映画だと、2017年公開の戦争映画ですかね。
第二次大戦のダンケルクの大撤退を陸、海、空3つの視点で描く傑作ですね。
主人公の名前も無いし、台詞の台本もほとんどないそうなんですね〜
その殺伐としたかんじが戦争のキリッとした緊張感を生んでいたような気がします……
劇中やはりトレンチコートが目を惹きました。

こちらのトレンチコート、当時の漢達の戦う気迫を見に纏える逸品かと思われます。
様々な戦いがある現代社会にふさわしいかと
それでは風格漂うワイルド師匠でお別れです。
最後までお付き合いありがとうございました!
中島