いつもブログをご覧の皆さんこんにちは。
渡部です。
『色気』
・色の加減、色合い。
・異性を惹きつける性的魅力。
・愛嬌、おもしろみ。etc..
本来人に対して使う言葉だが、革靴を表現する言葉として『色気』という言葉はよく使う。
人に感じる『色気』は、表情や容姿など様々。魅力的に感じる部分は人それぞれだが、特に"ボディライン"というのはその要素の大半を占めているように感じる。
ハイヒールは女性の脚のラインを綺麗に見せてくれて女性の魅力を引き立てる。
対して、紳士靴は履いた人の魅力は際立たせるのが役割では無い。
男性は、靴そのものに色気という言葉を使う。つまりは、靴単体が色気を放っている。
Enzo Bonafeから名作CARY GRANTⅡが入荷。
踵の小さい日本人の為に修正したラスト、コバのトゥを少しラウンドにし、本来よりもピッチドヒールの高さを低めに設定しアップデートした別注仕様。
カーフのきめ細やかさとボディライン(フォルム)はどの角度から見てもただただ美しい。
BLACKよりも少しカジュアルで落ち着いた雰囲気のDARK BROWNも魅力的。
私自身、イギリス・日本・アメリカ・ドイツ・イタリアを拠点とする革靴を所有してるが1番色気を感じるのはイタリア。
ブランド名と同じ創始者のエンツォ・ボナフェの掲げる【品質重視主義】はローマ法王など名だたるVIP達に愛されてきた。
ここで言う【品質重視主義】とは、生産工程のほとんどをハンドメイドで仕上げる"9部仕立て"の事を指す。
今もたった10名程の熟練した職人により一足一足丁寧に作りあげられている。
この靴の大きなポイントは足の付け根からつま先はグッドイヤー製法で、付け根から踵にかけてはマッケイ製法という、『グッドイヤー・マッケイ製法』
写真でもわかる通り、コバの張り出しが違うのが見てわかる。
グッドイヤー部分に関しては、すくい縫いを手作業で行う9部仕立てを採用。
手作業を加える事で、機械で縫うよりも足馴染みが良い。
マッケイ製法と合わされば、見た目以上の軽さとソールの反り返しも良く履きやすいというのは言うまでもないでしょう。
ソールもチャネル仕上げでステッチが見えない仕様なので、全てにおいてエレガント。
サイドゴアならではの履き口の広さは、着脱もとてもしやすい。
インソールには手書きで書かれたブランドロゴは、職人ならではの拘りを感じられる。
スエードもご用意あります。
表革とは違った落ち着きのある色気。
表面的な見た目からでも十二分に色気を感じられますが、この靴一足が出来上がるまでの工程の手間暇の内面的な部分からもとてつもない色気を感じます。
サイドゴアブーツでここまで美しいのは他には今のところ見た事はないです。
外から見て、履いて色んな角度からこの色気を感じて欲しいです。
この靴は履いたら色気を纏えそう。
普段気に入って着ている洋服や使っている家具や日用品。
表面的な色気があるものは数少ないかもしれませんが、恐らく無意識のうちにそのモノが持つ潜在的な『色気』に僕らは魅了されているのだと思います。
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