スタッフ「阿部 祐介」の記事

オリジナルシューツリー 誕生秘話

皆様、こんにちは。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。


本日は、長年〈BEAMS F〉をご愛顧いただいている皆様にはすでにお馴染み(…にして、すでに複数お持ちの方も多いかと思います!)の拘りの逸品、オリジナル シューツリーの誕生秘話をお届けします。

BEAMS F シューツリー
サイズ:38,39,40,41,42,43
価格:¥12,100(税込)
商品番号:21-65-0047-373

2024年9月の発売以来、大変ご好評をいただいているこちらのシューツリー。実は、商品化の背景には昨今の「円安」という大きな問題から始まりました。


以前から〈BEAMS F〉では、フランスの名門〈LA CORDONNERIE ANGLAISE〉のシューツリー『FA85』を主軸として販売しており、大変ご好評をいただいておりました。

しかし、世界情勢や為替の影響により、価格は9,500円⇒11,000円⇒12,000円、そして2023年初頭にはついに15,000円(※現在は後継のFA85Nが17,000円)へと値上がりすることに……。

この価格改定を機に、売上の動向にも陰りが見え始め、「このままではお客様に自信を持っておすすめし続けられない。代替えとなるシューツリーを検討しなければ」という危機感から、新たなシューツリーの模索へと動き出しました。


しかし、ここからが難航しました。

長年『FA85』を販売し続けてきた私たちが、それに劣るクオリティのものを店頭に並べるわけにはいきません。〈BEAMS F〉が求める理想の高さゆえに、コスト面で折り合いがつかないものがほとんどでした。

かといって、「安くするためにクオリティを下げる」という選択肢は、〈BEAMS F〉には毛頭ありません。

理想と現実の狭間で模索を続け、約1年という歳月を費やし「これなら間違いない」とようやく辿り着いたのが、今回ご紹介するシューツリーでした。


一見すると、非常に美しい佇まいのシンプルなシューツリー。

ただし、よくよく見ると、実は前後のパーツで「木目」が綺麗に繋がっているんです。


1本の木から前後のパーツを贅沢に削り出しているため、高級家具にも使われるBeech(ブナ)材の美しい木目が、より一層際立って見えます。

※時々、繋がっていない?と見える物もありますが、基本的には繋がるように生産されています。


もちろん、形も完璧です。

BEAMSで展開するインポートシューズの木型にしっかりとフィットしつつ、ヒールはコンパクトに仕上げているため、大切な靴の踵を広げて型崩れさせてしまうという心配もありません。


お気に入りのシューズにセットした瞬間、ゴールドパーツの高級感も相まって、靴そのものがワンランク上の佇まいへと昇華します。なにより、この〈BEAMS F〉のロゴプレートは、ファンの方にはたまらない見栄えですよね。

私たちが自信を持っておすすめできるオリジナルシューツリー。

まずはぜひ、お気に入りの1足でお試しください。

きっと、玄関にある既存のシューツリーをすべてこれに入れ替えたくなってしまうはずですよ。


皆様のご来店・お問い合わせを、心よりお待ちしております。

憧れのEXQUISITEシリーズ

どうもご無沙汰しております。

古参の方にはフォローいただいているものの、何も投稿しない期間が長すぎて完全に忘れられていることでしょう。

長年〈BEAMS F〉の仕入れチームで事務作業諸々を担当していましたが、26年3月からEコマース部署へ異動となり、晴れてブログ等の投稿を再開する運びとなりました。

改めて、以後よろしくお願いいたします。



さて、今回は私が20年来憧れてやまない『BIRKENSTOCK ARIZONA EXQUISITE』についてご紹介いたします。




まずは、私と〈BIRKENSTOCK〉の話から触れていきたいと思います。

私にとって初めてのビルケンは『RAMSES』というトング型のサンダルでした。高校生の時に、原宿 LHPのセールで購入した記憶があります。

最初の印象は、硬くて履き心地もそんなに良くないし、なによりスエードのインソールがすぐに足の形に汚れてしまうサンダルだな、という印象でしたが、履き続けるうちに足に馴染み、これは調子いい!と気に入り、それ以来、色々なモデルを履いてきました。


『RAMSES』『MADRID』『BOSTON』『ARIZONA』などの定番はもちろん、『SUPER-BIRKI』や『SUPER NOPPY』といった変わり種まで手を出してきました。

その中でも一番失敗だったのは、『SUPER NOPPY』。


当時大学生だった私は、柏の古着屋に置かれていたザ・健康サンダルという出で立ちのイボイボインソールが付いた『SUPER NOPPY』に出会ったのです。サイズもピッタリで、手頃な値段、なによりインソールの汚れもこれなら気にならない!と思い、迷わず購入したのですが、ビルケンにナローやレギュラーなど足幅の設定がある事を知らず、運悪くナローフィットを購入。私の足はそこそこに幅が広く、ナイキを購入する時のハーフサイズアップは欠かせません。にも拘わらずナローモデルのジャストサイズ、ましてや刺激強めの『SUPER NOPPY』ときたら、私の足との相性は最悪。家を出てから30分後には足が痛み始め、デート中にも関わらず痛みが我慢できず早々に切り上げてしまったほど...。


逆に私の中で一番しっくりきているモデルが『ARIZONA』です。

靴下ありでもなしでも履く事ができて、春から秋まで活躍する汎用性の高さと、なによりもいい塩梅に間抜けな感じがする、とても雰囲気のあるサンダル。


と、どうでもいい前置きが長くなりましたが、今回ご紹介する『ARIZONA EXQUISITE』との出会いは約20年前に遡ります。

渋谷にあったEts. MATERIAUはビルケンやオールデン、アナトミカがずらっと並び、秋冬シーズンにはBarbourやCINQUANTA、DUVETICAが加わり、いつ行っても気になる物が置いてある素晴らしいお店でした。

そこで出会った1足が、『ARIZONA EXQUISITE』。当時は茶色も展開していた覚えがあります。『EXQUISITE』シリーズが登場する前のビルケンは横からコルクが見えていて、丸っこいフォルムも相まってお世辞にも大人っぽいとは言いにくいサンダルでした。しかし、『EXQUISITE』シリーズは横までレザーで覆われていて、バックルまで黒で統一。まさに大人のためのビルケン。


これは欲しい!と思ったものの、一緒に並んでいる定番モデルよりも高価だったため、諦めて普通のアリゾナを購入。

これが運の尽きでした。


その後、そろそろ買うかと思った頃には世間では空前のナローブームが到来。

どこのセレクトショップでも、この『EXQUISITE』シリーズに関しては大人っぽい雰囲気に合うからなのか、ナローフィットのモデルを取り扱っていました。



『SUPER NOPPY』の一件からナローフィットを受け付けない体になってしまった私には、とてもではないが超えられないハードル。泣く泣くスルーして以来、いつかは買いたいと考えていた『ARIZONA EXQUISITE』でしたが、タイミングが合わず未だに買えていません。


それから年月が経ち、2025春夏シーズンで待ちに待った〈BEAMS F〉でのビルケン展開。

『EXQUISITE』シリーズの素晴らしさをバイヤー陣に伝え、展開が決定して喜んだのも束の間、ナローフィット...

つくづく縁がないな。と思いながらも1サイズアップで試してみるか思案中です。




かなり売れ始めていますので、気になる方はお早めに。