
深夜1時。
“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”
兄弟、隔週でお届け。
こんばんは。
山田(兄)です。
今週も、 ”MADE IN USA” について。
取り上げたいのは、ビームス プラス 原宿の店内中央に陣取っているこちらたち。
“インディアンジュエリー”
ネイティブアメリカンの人達が作るソレは、洋服とは違う、もう一つのアメリカ製としての魅力的なカテゴリー。
BEAMS PLUS(ビームス プラス)に於いても長らく現地買付を続けており、ラインナップされております。
インディアンジュエリーと聞くと、グッとハードルの高さを感じる方もいらっしゃるかもしれません。私もそのひとりでした。最初に触れたのは比較的最近。原宿に転勤となった約5年位前でしょうか。以来、ジュエリーの魅力に取り憑かれ続けています。
BEAMS PLUS的には、由来や歴史等の部分にも触れていきたいところですが…
レーベル発足当初は、今以上に、オールドポーン(質流れ品)やビンテージが中心だったラインナップだったとか。時代も変わっていく中、現地に通い詰めた先人たち(当時のバイヤー)のおかげもあり、今では多数の作家さんとの繋がりが出来ており、別注デザインのものが扱えるようになっています。
今回は、ビームスの中でも代表する作家さんの別注デザインのご紹介を。
まずはお馴染み、SUNSHINE REEVES(サンシャインリーブス)
昔ながらのスタンプワークに、正確、丁寧な技術に定評のあるアーティスト。
代表する別注デザインは数ありますが、
やはりコレ。
SUNSHINE REEVES バックスタンプブレスレット
サイズ:S,M,L
価格:¥45,000+税
商品番号:11-42-2334-456
SUNSHINE REEVES バックスタンプトライアングルブレスレット
サイズ:S,M,L
価格:¥35,000+税
商品番号:11-42-4143-456
SUNSHINE REEVES バックスタンプトライアングルリング
サイズ:7,8,9,10,11
価格:¥20,000+税
商品番号:11-42-4144-456
バックスタンプ。
何と、得意とするスタンプワークを表に出さないという。
アーティストからすれば、?な。
そこは長らく続いた関係性。
デザインを模したのは、インディアンジュエリーを世界に広めた、チャールズロロマの ”インナービジョン” 。
“思いは内に秘めてこそ” の考えに多大な影響を受けたひとりであるサンシャインリーブスは、快く快諾していただき出来上がったモノになります。
続きまして、こちら。
Orville Tsinnie(オービルツイニー)&Co
&Coなのは、故オービルツイニーのデザインを引き継ぎ、生前に教わっていた婿=娘さんの旦那さんが製作しているから。
数年前、買付に同行した際、工房兼ギャラリーにお邪魔しました。
数年前の私。サミュエル金子の姿も。
その分厚い手からは想像出来ないきれいな曲線がハンマーワークで生み出される事を目の当たりにし感動した事を覚えています。
ORVILLE TSINNIE プレートブレスレット
サイズ:M,L
価格:¥56,000+税
商品番号:11-42-2265-352
ORVILLE TSINNIE スクウェアブレスレット
サイズ:M,L
価格:¥48,000+税
商品番号:11-42-5811-352
無垢ながら主張する重厚感のあるシルバージュエリーは付ける人を選ばない、そんなデザインになっています。
別注の証であるブレスレットのエンド部分の穴、これはナバホの聖地、ウィンドウロックを表現したものとなっています。

訪れた時は感無量。
お亡くなりになられた後の、全米最大のサンタフェインディアンマーケットでは本当に多くの方々が、ブースに集まっており、愛されていたのを感じました。
最後にこちら。
Jennifer Curtis(ジェニファーカーティス)
JENNIFER CURTIS ジェニファーカーティス
サイズ:S,M,L
価格:¥78,000+税
商品番号:11-42-6113-800
写真はございません(泣)
巨匠であるThomas Curtis(トーマスカーティス)を父に持ち、父親譲りの深いスタンプ、力強い男性的なデザインに、女性らしいエッセンスを加えた作風が特徴。
彼女は、現地でも非常に人気が高く、インディアンマーケットでは、作品が完売するなど、ショーでは中々買付が叶わないアーティストであります。

こちらは別注デザイン。
父親から受け継いで製作していたデザインを改めてお願いしました。
幾何学なパターンが特徴的で、スタンプワークと、縁部分のファイリング(ヤスリで削る)でデザインのアクセントとしたモダンな仕上がりになっています。
色々と、ご紹介致しましたが、現地に行って感じた事は、
人と人の繋がりが非常に大事。
足繁く通う事、顔を合わせて会話する事の重要性を、強く感じました。
これだけ通い続けても連絡が取れなくなるのはよくある事。
まだまだ、別注でお願いしてる作家さんは紹介しきれてませんが、またの機会に。
長々と書きましたが、最後に。
やはり、作品を見た時の最初のインスピレーションが大事かと。
難しく考える必要はありません。
ひとまず、触れて見てください。
生憎、ハンドクラフト、デザインがアソートな事もあり、オフィシャルサイトでご覧いただく事が叶わない事もあります。
ようやくお店は再開致しました。
まだまだ以前通りの営業体制ではございませんが、お問い合わせいただければご対応させていただきます。
YAMA