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柚木沙弥郎さんと、fennica STUDIO

新生BEAMS JAPANが誕生してから早5年。


ここ5階に<fennica>を再編集する「fennica STUDIO」と名付け、これにまつわる素敵なアイテムが誕生してきたことをご存知でしょうか?


この春、<fennica>都内二店舗をここBEAMS JAPANに統合したこととあって、改めてご紹介したいと思います。


まず<fennica>のロゴモチーフ、“つばめ”に込めた思いのお話しを。


つばめは古来より益鳥として農村部を中心に大切にされ、人が住む環境に巣を作ることから“人を呼ぶ象徴”として絣柄に使われてきました。行動範囲が広い習性から“旅を続ける鳥”というイメージもありますね。

これを<fennica>に重ね合わせ、「世界中を飛び回り、優れたものを提供し続け愛されるレーベルに」との思いが込められているんです。



_こちらは「fennica STUDIO」の一つのシンボルとして紅型作家 宮城守男さんに製作いただいた紅型のうちくい。中央には<fennica>ロゴにあるつばめが。


そして2016年、「fennica STUDIO」が誕生するにあたり、新たなロゴを日本を代表する染色家 柚木沙弥郎さんに依頼しました。




_2017年秋に柚木沙弥郎さんがfennica STUDIOへいらした際の写真



_fennica STUDIOには、柚木沙弥郎さんの作品も飾っております。2015年 ギャラリーTOMで開催された「燕のうた」展も素敵でした。



民藝の流れを汲んだ柚木さんによるこのロゴは<fennica>にとって、手仕事を通してモノ・コトを紹介し、ヒトが繋がる場所の象徴であります。


そんな「fennica STUDIO」のロゴを、これまで素晴らしい作り手とともに様々なアイテムへと落とし込んでまいりました。


<名取屋染工場 × fennica>の手ぬぐい。動きのある市松模様の上に柚木さんのつばめが飛び交うように配置されています。


<名取屋染工場 × fennica>手ぬぐい
価格:¥990(税込)
商品番号:66-99-2921-713


この手ぬぐいを使ったあずま袋も。これからの季節、籠の内袋としても素敵です。

<名取屋染工場 × fennica>あずま袋
価格:¥1,650(税込)
商品番号:66-99-4646-713


<fennica>のユニフォーム的アイテム、ドリンキングジャケットにも柚木さんのつばめが。ステンシルは着込むほどフェードしていく様も格好良く、未来のヴィンテージへと育てていただきたいアイテムです。


<SUGAR CANE × fennica>Drinking Jacket Type 3(Women’s)
価格:¥28,600(税込)
商品番号:66-18-0349-086

<SUGAR CANE × fennica>Drinking Jacket Type 3(Men’s)
価格:¥28,600(税込)
商品番号:66-18-0338-086


こちらは<Classic Ko>によるブローチ。蒔絵漆で表現された上品な仕上がりです。光によって表情が変化するベースの白蝶貝も美しい。


<Classic Ko × fennica>つばめブローチ
価格:¥18,700(税込)
商品番号:66-42-0320-103


同じバッチでも印象ががらりと変わるこちらは<佐藤紙子工房>による缶バッチ。こんにゃく糊を塗って揉んだ和紙を木版に乗せ、凹凸ある模様を叩き出します。特別に木版から製作いただきました。


<佐藤紙子工房 × fennica>紙子バッチ
価格:¥660(税込)
商品番号:66-99-4941-004


金沢の二俣和紙作家 石川まゆみさんには便箋などを製作いただきました。色目は缶バッチにもありましたが、<fennica>のテーマカラーである白緑と藍です。


<石川まゆみ × fennica>ギフトセット
価格:¥3,410(税込)
商品番号:66-99-3935-099

<石川まゆみ × fennica>便箋
価格:¥1,090(税込)
商品番号:66-99-3931-099

<石川まゆみ × fennica>封筒
価格:¥1,056(税込)
商品番号:66-99-3932-099

<石川まゆみ × fennica>ポチ袋
価格:¥660(税込)
商品番号:66-99-3934-099


<fennica>の思いが込められた“つばめ”のロゴマークをあしらった素敵な商品のご紹介でした。


2016年に発刊した書籍「ニッポン最高の手しごと」には、柚木沙弥郎さんと<fennica>ディレクター エリスと北村の対談も載っております。ぜひご覧いただきたいですね。

ニッポン最高の手しごと
価格:¥1,540(税込)
商品番号:66-81-0003-435


今後もこのラインアップに素敵なアイテムが新たに加わるかもしれません。

その際には、またこちらのブログでご紹介させてくださいね。



Mori

Craft to wear -fennicaの春夏のお話-

穏やかな秋からあっという間に冬へと季節が進んだところでありますが、タイトルの通り、今回はその先の春夏のお話。

秋冬の入荷もひと段落するこのころには、春夏に意識が向いてしまうのは私だけではないはず。どうぞお付き合いください。


“Craft to wear”


これが<fennica>の2021年春夏シーズンのテーマ。


イメージは、1920年代にセント・アイヴスに集まったクラフツマンやアーティストのワークウェアとデイリーウェア。製作時には動きやすいワークやミリタリーもの、普段には手染めや手織りのウェアを好んで着ていたといいます。


キーアイテムとして1番に掲げるのが、フィッシャーマンスモック。これは<fennica>のスタンダードとして長らく紹介してきましたが、今回改めてフィーチャーします。


西イングランド コーンウォール州のセント・アイヴスは、温暖で日照時間が長く、創作するに適した光豊かな土地。ここに集ったクラフツマンやアーティストがニューリンの漁師が着ていたスモックを好んで着たことで、ユニフォームのようになっていったんですね。

濱田庄司もバーナード・リーチの開窯を手伝うため渡英した1920年、このニューリンスモックを着ていました。

濱田友緒さんもこの流れを汲んで、<SUGAR CANE × fennica>のスモックを愛用してくださっています。



これまでに製作したスモックがこちら。






ジーンズのスレキ生地を用いた1stのオフホワイト、その後製作したインディゴとラストカラーで染めたタイプです。ここに完売したオリーブもラインアップしていました。


春夏では新たにインディゴデニムとブラウンデニムで製作。(サイズはいつも通りユニセックスでご用意します。)

インディゴデニムは、U.S.NAVYのファティーグパンツに使われるライトオンスのデニムを採用しました。


ブラウンデニムは2020年春夏に<BUZZ RICKSON’S>が復刻した注目素材。1919年にブルーデニムが採用される以前に用いられたデニムなんです。

どちらの生地も良い雰囲気で、これまでのスモックとは違った着こなしを楽しめそう。


合わせるボトムは<BUZZ RICKSON’S × fennica>“Crew trousers”やHazard Pants”がイメージ。クラフツマンやアーティスト達は、作業時にミリタリーアイテムも好んで着ていたということで、こちらも引き続き<fennica>のコーディネートを作る上で外せないアイテムです。


また、“Craft to wear”と掲げる上で、キーとなるのが、アフリカンクラフト。
今回のスタイル写真の撮影にあたり、エリス私物のアサフォの旗やスツールなどをセッティングしたのもこのイメージから。


民藝運動の中心人物らがアフリカンクラフトを蒐集し、自身の創作のインスピレーションにもなっていた背景から、アフリカンクラフトを感じさせるアイテムも進行しています。

そのひとつが<orSlow × fennica>の“Batik Top”。(こちらもユニセックスです。)

<orSlow>オリジナルのテキスタイルをのせた写真のタイプと、<東京かんかん>で見つけたインド綿のバティック(頭にのせたテキスタイル)で計画中です。夏にさらりと着るの楽しみな一着になるかと!


本日12/7(月)より、<fennica>の春夏シーズンのラインアップ写真を店頭でご覧いただけます。今回ご紹介したアイテムはお電話でも入荷連絡を承れますよ。ぜひお問い合わせくださいね。

*写真はサンプルのため、仕様が変わる可能性がございます。予めご了承ください。


エリスと北村からの説明を受けたばかりなので、お伝えしたいことが多くなってしまいましたが、もう少しご紹介したいアイテムがあるんですよね。笑

この続きは次回に持ち越すとします。



Mori