こんにちは!
本重です!
今日はこちら。
先日行われたCustom Tailor BEAMS ORDER FAIR YouTube Liveの様子をレポート。
クリエイティブディレクター中村おすすめの生地をずらっとご紹介します!
それではさっそく。
*生地プライスは全て税込み表示となっております。
FOR JACKET
生地番号:25818
TALLIA DI DELFINO
フェアプライス:¥112,000(-JACKET)
レギュラープライス:119,000-(JACKET)
「〈TALLIA DI DELFINO〉のリネン75%、ウール25%のミックスファブリック。シンプルなネイビーのソリッドですが、様々な色が複雑に重なりあっているような奥行きある仕上がりです。310gと春夏物にしてはしっかりとしたウェイトですが、ざっくりした質感で風通し良く快適に着用できます。ウールがミックスされているので、リネンの風合いを感じられながらもシワをそこまで気にしなくて良いという点も魅力に映ります」
生地番号:25831
MARLING & EVANS
フェアプライス:¥130,900-(JACKET)
レギュラープライス:¥137,500-(JACKET)
「今シーズン流れのあるナチュラルなカラーのグレンプレイド。比較的大きなチェックの取り方ですが、柔らかな色合いが強すぎず、上品に主張してくれます。ベースの淡いベージュには織りで谷ができており、陰影のニュアンスで深みが増しています。そしてこちらもウール50%、リネン50%のちょうど良いブレンド感がポイント。シワのつき方も自然で気になりません」
「もし、ベージュが明るすぎるという方には同じ生地のグレーもおすすめ。モノトーンをグレーで表現するといった流れもあり、その合わせに丁度良く落とし込める絶妙な色合いです」

生地番号:4402/0035
Ermenegildo Zegna "JACKETS"
レギュラープライスのみ:¥130,900-(JACKET)

「ブランドでは珍しいコードレーンの生地。さらに色合いも他にはないようなオレンジがかったブラウンで表現されています。凹凸もしっかりとしており、春夏シーズンらしい軽快な清涼感を感じられます。また、コードレーンにありがちな乾いた質感というよりも、しっとりとした滑らかさも備えた仕上がりで、同ブランドらしい上質さが表れたファブリックです」

生地番号:N771008
LORO PIANA
フェアプライス:¥145,200-(JACKET)
レギュラープライス:¥152,900-(JACKET)
「ウール×シルク×リネンの3紗混で織り上げられたネイビーの生地。サラッとした質感と滑らかなタッチで、軽やかに仕立てられます。掠れたような色の出し方も絶妙で、ネイビーながら重さはなくしなやかなカラーリング。リネンらしい白のネップが顔を見せる雰囲気も良く、上質さを保ちながら春夏らしい軽快さを表現できます」
「このシリーズは非常に良い色が揃っており、グリーン〜ブルーのカラーグラデーションが美しく映えてくれます。ぜひお好みや気分に合わせてお選びください」
生地番号:BM50143
BAIRD McNUTT
フェアプライス:¥107,800-(JACKET)
レギュラープライス:¥115,500-(JACKET)
生地番号:65164
SPENCE BRYSON
フェアプライス:¥115,500-(JACKET)
レギュラープライス:¥123,200-(JACKET)
「綺麗なブルーが目を引くアイリッシュリネンの生地」
「実は昨年の春夏Pitti uomoで私が着ていたスーツの生地がこの〈SPENCE BRYSON〉。鮮やかなブルーですが深みがあり、色としての主張が強すぎず自然と馴染んでくれます。リネン100%ながらそれほどシワが気にならず、私も出張中は一度もアイロンをかけていませんでした。ジャケットだけでなくスーツにもおすすめしたい生地ですね。〈BAIRD McNUTT〉の生地もクオリティは負けず劣らず、コシのある上質なリネンで表現されています。価格が多少変わってきますので、ぜひ店頭で一度ご覧ください」

生地番号:WB61349
W.BILL
レギュラープライスのみ:¥130,900-(JACKET)
「続いてこちらもアイリッシュリネンの生地。中でもこのセージがかったような、スモーキーなグリーンのリネンが絶妙な色出しです。ジャケットはもちろん、パッチポケットのスーツとして作っても洒落ていると思います。先取りになりますが、ブラウンの流れが今後の傾向としてありますので、深みあるブラウンリネンで仕立てても良いですね」
FOR SUIT
生地番号:15CN-1539
CANONICO
ェアプライス:¥143,000-(SUIT)
レギュラープライス:¥154,000-(SUIT)

「毎シーズン安定したクオリティとコストパフォーマンスを見せてくれる〈CANONICO〉から、まずはワイドピッチのストライプ。同ブランドのコレクションの多くはイタリア生地の中では珍しくタテヨコ双糸で織り上げられているのが特徴。さらにこちらは21マイクロンの太番手の糸を用いることで、コシのある質感に仕上げられています。それでもイタリアらしさといった滑らかなタッチは残しており、非常にバランスの良い仕上がりです。ストライプの入り方もほどよく、はっきりとしすぎない色出しなので、重厚感がありながらも威圧感はないといった上品な顔をしています」
生地番号:15CN-1544
CANONICO
ェアプライス:¥143,000-(SUIT)
レギュラープライス:¥154,000-(SUIT)
「同じく21マイクロンのシリーズより、クラシックな千鳥格子の生地。柄物のスーツというと少し主張が強い印象がありますが、このぐらい細かな柄行きなら遠目では無地に見えるので馴染みやすく、普段使いにおすすめです。タッチも柔らかく、ほどよいハリとコシ、そして滑らかなドレープが品良く映ります。シングルスーツはもちろん、ダブルブレストで仕立てたり、パンツ単品で合わせていただくのも洒落ていると思います」
生地番号:15CN-1550
CANONICO
ェアプライス:¥143,000-(SUIT)
レギュラープライス:¥154,000-(SUIT)

「こちらも〈CANONICO〉から、21マイクロンのトロピカルウール。ウール100%のナチュラルストレッチが効いており、着心地が抜群。これはエラスティックをブレンドするのではなく糸の撚りで表現することで、自然な滑らかさを保ちながら日常の動きに対しての軽快なキックバックを実現しています。ウエイト250gという軽さに型崩れに強いという、普段使いに非常に心強い一着になります」
生地番号:15CN-1590
CANONICO
ェアプライス:¥165,000-(SUIT)
レギュラープライス:¥176,000-(SUIT)
「〈CANONICO〉より、シルクを5%ブレンドしたブラウンのグレンチェック。グレイッシュな淡いブラウンをベースにチャコールやネイビーのカラーを重ね、さらにミディアムブラウンのメランジも織り込まれた奥行きのある柄出しです。シルクらしい滑らかな光沢感を前に出すのではなく、奥で光らせるようなさりげないバランスで表現された絶妙な上質感がポイント。クラシックでいながら、モダンさも併せ持ったような仕上がりの生地です」
生地番号:15CN-1591
CANONICO
ェアプライス:¥165,000-(SUIT)
レギュラープライス:¥176,000-(SUIT)
「スーツの柄の傾向として流れのあるストライプ。グレーにグリーンをほんのりとミックスしたかのような色合いが絶妙で洒落ています。こちらもウールをベースにシルクが5%ブレンドされており、滑らかなタッチと柔らかな光沢感が上品に映してくれます。こういったニュアンス的なカラーは既製品ではあまり見られないので、特におすすめと言えます」
生地番号:2513-8014
CANONICO
レギュラープライスのみ:¥198,000-(SUIT)
「4plyのブラウンストライプ。双糸を2本撚り合わせ作られる4plyは、適度な重みと弾力、コシに優れておりシワへの耐性が抜群です。そして美しいドレープも特徴。生地の重みと相まって、仕立てた際に非常に綺麗なシルエットを見せてくれます。マットな深みのあるダークブラウンをベースに、生成りに近いベージュのストライプの品のあるグラデーションも上品にまとまっており、洒落た仕上がりです」
「同じ生地のネイビーもおすすめです。ネイビーベースにブラウンのストライプのコンビネーションはイタリアでは定番。それでもイタリアすぎない、コシのある生地のタッチが絶妙な立体感を演出してくれます」
生地番号:15DG-1928
DRAGO
フェアプライス:¥176,000-(SUIT)
レギュラープライス:¥187,000-(SUIT)
「先シーズンでもおすすめとしてご紹介した〈DRAGO〉の”SKY FALL”。今回はネイビーのソリッドをチョイスしました。深いインディゴにグレーをほんのりとブレンドしたような他にはない色合いが特徴的。Super180'sという極細の原毛を使用しているため、タッチは驚くほど滑らか。それでいてコシもしっかりとしており、仕立て映えも美しい。ラグジュアリーでいながら、現実的な機能性を持った一着に仕上がります」
生地番号:191/2324
Ermenegildo Zegna
レギュラープライスのみ:¥220,000-(SUIT)
「先ほども出てきましたが、柄物ではこちらの細かな千鳥格子がおすすめです。無地のように合わせられながら、単調にならず動きと奥行きも出してくれる使いやすいパターン。こちらは同ブランドらしい滑らかな質感が特徴的で、端正な顔つきながら色気のあるタッチがポイントです。ベースもホワイトではなく淡いブラウン。上質な糸ならではの綺麗な発色が、シンプルながら他とは違った品格を演出してくれます」
生地番号:1320/0313
Ermenegildo Zegna
レギュラープライスのみ:¥220,000-(SUIT)
「同じく〈Ermenegildo Zegna〉より”BIELMONTE”。”Oasi Zegna”と名付けられたブランドの環境保護区域で育てた羊からのみ採れる原毛を使用し、自社の織物工場で織り上げたものがこの”BIELMONTE”です。良い意味で〈Ermenegildo Zegna〉らしくないと言われるこの生地は、『トロトロとした』『艶やか』という本来のイメージよりも、『ハリとコシ』、そして『英国的』といった表現がしっくりきます。故に、どちらかというと洋服屋や生地好きたちを魅了している生地です。バリっとしたハリのある質感は、仕立て映えが抜群でシワにも強い。それでいて、英国生地にはない滑らかさというイタリア的な柔らかな側面も備えており、この塩梅は〈Ermenegildo Zegna〉ならではだと思います」

「こちらはマットなネイビーブルーをベースに織りで表現されたグレンチェック。大きなパターンですが、それほど柄が強くなく馴染みも良いので合わせやすい生地です。同じ生地でナチュラルなブラウンもあり、こちらもおすすめ。シンプルな中に奥行きがあり、生地の風合いも相まってクラシックな存在感で見せてくれます」
はい。
以上がクリエイティブディレクター中村おすすめ生地紹介でした。

また、LIVEではご質問へのお答えコーナーや、他スタッフのおすすめ生地なども紹介していますので、見逃された方はぜひ下のリンクからご覧ください。
https://www.youtube.com/live/htlDzeCrx-8?feature=shared
Custom Tailor BEAMS ORDER FAIR
3/10までの開催となります。
開催店舗や生地の在庫など、詳しい内容に関しましては恐れ入りますがお近くの〈BEAMS F〉〈Brilla per il gusto〉レーベル展開店舗スタッフまでお問い合わせください。
本重

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