先日、週一程度の頻度でランチに伺っている鳥清さんにて、お会計の際に言われたのが、
「8月いっぱいは頑張りますので、9月からは100円値上げして1,100円になります!」という一言。
私のみならず、ビームス 銀座 3階フロアには愛好者も多い、鳥清の昼の1品メニュー「きじ焼重」ですが、
以前に私が銀座に在籍していた当時から1,000円でして、舌だけでなく懐にも優しい逸品でした。
こうした所にもついに値上げの波が、、、とは思いましたが、今の時勢を鑑みれば当然の流れですね。
むしろ、100円で大丈夫ですか?8月からじゃなくて大丈夫ですか?と心配になるくらいです。
こんばんは、石原です。
弊社でも既に<CROCKETT & JONES>等が7月から値上げになりましたが、そうした流れは今後も止まりそうにない状況です。
来月からはグリーンのタグでお馴染みのブランドも値上げ予定です。
フランスを代表するシューズブランドの一つ、<PARABOOT>。
如何でしょう、なかなか壮観な眺めではありませんか。
現在、ビームス 銀座の3階では通常弊社でご案内している<PARABOOT>の品々を集めてお見せしております。
その中から、私の独断的な好みで恐縮ですが、お薦めのモデルを幾つかピックアップ致しました。
右:
PARABOOT / AVIGNON ヌバック Uチップシューズ
カラー:ブラウン
サイズ:5~9
価格:¥71,500(税込)
商品番号:21-32-0217-099
左:
PARABOOT / AVIGNON ブラックスエード Uチップシューズ
カラー:ブラック
サイズ:5~9
価格:¥71,500(税込)
商品番号:21-32-0216-099
こちらの「AVIGNON」というモデルは特にお薦めですね。
個人的に「CHAMBORD」が足に合わず、悶々としていた時に出会ったのがこのモデルでした。
ヌバックのモデルに関しては、頻繁に来て下さるお客様にご購入頂いたので、その後の経過を拝見したところ、当初の靄っとした表情から一変し、より深い艶のある面構えに進化していました。お手入れ次第で相当表情が変わりそうなので、そうした変化も楽しみたい方にはお薦めですね。
そして、私が所有しているのがブラックスエードのモデルです。
ブラックスエードの「AVIGNON」と出会ったのは、以前に銀座に在籍していた2018年でした。
ちょうどトランクショーで通常ご用意の無いモデルまで並べていた中に、この一足があり即買いでしたね。
以来、雨の日のファーストチョイスとして活躍中です。
その後、気が付けばブラックスエードのシューズ自体、弊社でのラインナップも増えましたが、当時はまさにその先駆けと言える存在でした。
ちなみに冒頭のお話に戻りますと、いま挙げた「AVIGNON」やそれに類するような重厚なソールのモデルたちが、8月から値上げ予定となっております。
詳しくは店舗までお問合せ頂ければと思います。
ちなみに「AVIGNON」は南仏の都市の名前ですね。
歴史好きの方ですと、「ローマ教皇のアヴィニョン捕囚」でご存知でしょうか。
比較的近い都市としてマルセイユがありますね。
昨日開催されたF1 フランスグランプリの舞台となった「ポール・リカール・サーキット」近い地域にあります。
世界遺産にもなっていて、一度は訪れてみたい都市の一つです。
さて、夏の<PARABOOT>と言えば、やはりデッキシューズですね。
しかも幸い値上げは予定されておりません。とは言え、来年にはどうなることやら。
早めにお手元に置かれた方が間違いないかも知れませんね。
PARABOOT / BARTH デッキシューズ
カラー:ホワイト、ネイビー、アメリカ(ブラウン)
サイズ:5~9.5
価格:¥29,700(税込)
商品番号:21-32-0202-099
ブランドを代表するモデルと言っても良いと思います。デッキシューズの「BARTH」。
私自身も初めて購入した<PARABOOT>がこのモデルでしたので、とても思い入れの深い逸品です。
あくまでも個人的な記憶ですが、80年代とかのヨーロッパの人々は、こうしたカジュアルな紐靴を良く履いていて、子供ながらに憧れたものでした。
とてもリラックスした風情がありながらも、上品さを失わない雰囲気が良いんですよね。
靴が好きなら持っておくべき逸品。私はそう思っています。
その「BARTH」から派生したローファーモデルが「CORAUX」ですね。
PARABOOT / CORAUX ビーフロール ローファー
カラー:ホワイト、ネイビー、アメリカ(ブラウン)
サイズ:5~9.5
価格:¥29,700(税込)
商品番号:21-32-0134-099
よりアメリカンでスポーティーさが際立つデッキシューズといった具合でしょうか。
個人的にも7年ほど前に購入し、今でも現役で活躍しています。
シンプルなローファーモデルは、様々な装いとの相性が良いので、非常に使い勝手が良くお薦めです。
特にマネキンも履いていて目を引かれたのが白色のモデル。
凛とした爽やかで夏の白は良いですね。
マネキンをそのままご紹介するのも味気ないので、個人的に気になったアイテムと合わせて、夏の装いを作ってみました。
ブラウンのオープンカラーシャツに、ブラックのショーツ。そこにホワイトで軽快な雰囲気を足しています。
ちょっとご紹介したくて、ここで使用したのが<mii(ミイ)>のオープンカラーシャツです。
インドとフランスの2国がルーツとなるブランドで、色の雰囲気や、オープンカラーシャツ特有の抜け感が凄く良いなと感じています。
シャツの下部分の装飾が非常に目を引きますよね。
かつて見た庭園のサボテンがイメージソースらしいのですが、独特の味わいある雰囲気ですよね。
しかも手で刺繍されていると言うのだから、その凝りようには驚かされます。
確かにお安くは無いのですが、それも納得できるクオリティを感じてしまいました。
男性だけでなく、女性もサラッと羽織って様になる、そんな一着だと思います。
合わせたショーツも、なるべくリラックスした雰囲気を崩したくなかったので、ドローコードです。
ブラウン×ブラックのコーディネートは、個人的にも好きなテイストなのでお薦めです。
ぜひ、お試し頂きたいですね。
さて、こうしたお話をしながら改めて靴を見ていると、20年前と比べて本当に高くなったなと感じたりもします。
それだけ様々な意味で希少性は高まっているのだと思いますが、やっぱりレザーシューズって良いですよね。
何となく後回しにしてしまうと、あっという間に無くなってしまったり、高くなってしまったり、後々後悔しかねない、そんな世情だと思います。
出来る事ならば、使い込んだ物を見ながら、「昔は全然安く買えたんだよね」とか、「当時は沢山あったのに、今じゃ売ってないんだよ」といった思い出話を、20年後にするのも服や物が好きな人間の楽しみ方かなと思います。
なるべく変わらずにあって欲しいものですが、それは恐らく困難でしょうから。
そんな思い出となるべき一足に、出会えるかも知れません。
可能であれば、当店でご覧頂き、愛用品を選ぶお手伝いが出来れば嬉しいですね。
取り敢えず私は、日によっては<PARABOOT>を履いて、8月も9月も鳥清に通いたいと思います。
それでは、
見る前に跳べの心意気で、
ご来店お待ち申し上げております。
石原
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