<Enzo Bonafè>マエストロの製作するシューズ

naga_chan 2020.01.11

イタリア・ボローニャに靴の職人がいます。
Enzo Bonafè(エンツォ・ボナフェ)氏です。


マエストロと称される彼は、顧客にはヨーロッパ各国のVIPが名を連ねる他、前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世からも愛用され、イタリアが共和国となり40周年を記念する際に、イタリアにとって重要な企業、イタリア文化振興に寄与した企業100社のうち1社として当時の大統領より表彰を受ける栄誉を授かりました。

本物の職人ですね。


Enzo Bonafe / 別注 CARRACCI フルブローグ モンクストラップシューズ
カラー:BLACK,DARK BROWN
サイズ:5~9,5
価格:¥75,000+税
商品番号:21-32-0143-302

本日ご紹介するのは、このマエストロが製作したシューズ。一昨日から新たにセール品に加わりました。

太目のゴールドバックル、大き目のパーフォレーション、無骨ながらも気品を感じさせてくれるシューズですね。世界のビジネスシーンで通用するはずです。


弊社BEAMS Fディレクター西口は、以前マエストロを紹介したコンテンツで以下のように表現しています。
「イタリアでも最高レベルのクラフトマンシップですね。イタリアのシューズブランドは軽快な雰囲気の靴作りを行うところが多い中、ボナフェはどっしりと構えていて、靴作りも実直そのもの。日本での有名ぶりとは裏腹に、ボローニャの工場は非常に小規模で、今なお手作業を中心とした昔ながらの靴作りを堅持しています。ボナフェはいくつかの製法を使い分けていて、グッドイヤーに関してはすくい縫いを手作業で行う9分仕立て。ビスポークに近い製法ですね。品質面において、ボナフェは間違いなくイタリア既製靴の最高峰といえますね。」


残り僅かとなっていますので、是非店舗までお問い合わせください。


昨日は1月10日。父の誕生日でした。

車の板金塗装工だった父。
子供のころ、父に色台帳のパレットを見せて貰っては、残った使わないペンキを他の色と混ぜて遊んだ記憶が懐かしい。『天候や日差しによって見える色も違うし、湿度によってはうまく車のボディーに色が乗らない微妙な違いを、絶妙に揃える。お客様が色んなシーンで見た時にいつも気に入って貰える車に塗装する。』そんなことを晩年言っていた父の職人魂。恐縮ですが、ついついマエストロの職人魂と重ねてしまいました。


では、また次回。


長友