MR.BEAMS PLUSの持ち物

深夜1時。

“山田兄弟のAll Night BEAMS PLUS”

兄弟、隔週でお届け。

こんばんは。(兄)広志です。

国内のリーグ戦が先週末、終了しました。最終節は京都サンガ。



昨年新設されたスタジアムはピッチも近く、臨場感と熱気も最高。

この前節に2位確定と、状況の変わらない最終節でありましたが、ロペスの得点王がかかる大事な一戦。早々に退場者が出て数的不利を感じさせない流れで、ロペスのゴールで先制。その後は、徐々に数的不利が響き、後手後手に回る展開で完敗…

得点王を争っていた、神戸大迫選手と並んだ事で、分け合うかたち。


おめでとうロペス!

年内はACLのリーグ戦を残すのみ。監督も退任のニュース。来シーズンに向けてどうなる事やら。これからの移籍市場も見守り、楽しみたいと思います。

長くなりました。本日はこちら。




WAREHOUSE & CO.別注ハーフジップスウェット
カラー:OATMEAL,HEATHER GRAY
サイズ:38,40,42,44
価格:¥20,350-(税込)
商品番号:38-13-0198-386

さて、MR.BEAMS PLUS から新作の登場。

BEAMS PLUS のアスレチックウェアに於いては、キャラクターの違うSWEATを幾つかご用意してあります。

その中でも、ヘリテージ感の強いクラシック顔と言えば、WAREHOUSE&Co もその一つ。

兼ねてより、スタッフからの声も聞こえており、今回お願いした次第です。



モデルはハーフジップ。

その襟付きタイプは、何故産まれたのでしょうか。運動着としては、襟が無いクルーネックタイプが、機能性が高いような気がする。保温性や、雨風をしのぐ為のフーディは、理解は難しく無いんだけれど、その襟付きは、種目によっての違いなんだろうか、はたまた、選手と言うよりは教える側が着用していたのだろうか、そんな事を想像している。

実際には30年代あたりには、確認出来ており(弟正志が2トーン持ってたなぁ)、古くからあったのは事実な様子が窺える。着脱がスムーズに行えるスタイルと言う事ながら、襟が付くだけで、グッと品格が増す。スポーツにもよるかもしれませんが、紳士の運動着としては、そこが重要だったかもしれませんね。

アメリカ50年代あたりには、胸にはプリントが施されていたりと、学生生活の中では浸透していた事も窺える。その時にはスエットも過渡期だったのでしょうか、前だけVガゼットや、デザインが個性的だったりと、大衆に向けて、様々な運動着として豊かな生活スタイルの一つとして提案されていたのでしょう。



ジップは、両爪のタロンが控えめながら確かな主張で50年代半ば〜60年代ムード。



今回のモデルは、ウールからコットンへの移り変わりにて、提唱されていた”コットンフリースラインド”のアスレチックウェアの流れを踏襲しながら、このハーフジップ型に生地を落とし込んでおります。


身頃は、ハギのない丸胴で、着込んで洗い込む内に捻じれが生じるビンテージのような佇まいを楽しめる。ゆっくりと吊り編みで編まれた生地は丸胴で仕上げられ、その丸胴のまま、裏はコットンフリースラインドと銘打った通り、起毛をかけ、ふんわり柔らかい着心地と温かみのある風合い。




リブは丸胴に合わせて縫製の無い輪リブ仕様になっており、着用によるストレスが無く一体感のある袖口と、裾口になっている(縫製部の盛り上がりがない)。









襟型とその開きのバランスは、カジュアルなシーンで”こなし”のアレンジが効きそうなのは、スタッフ尾島をご覧の通り。


物としては、セットアップとしてのモデルとしては相違があるものの、共色の上下と言う”こなし”は可能なので、是非チャレンジを。色は2色のご用意です。

お試しくださいますと嬉しいです。

YAMA