チェック神本の要チェック PART 32

神本 直也 2024.06.24

皆さんこんにちは!BEAMS PLUS HARAJUKU のチェック神本です。

関東圏も既に梅雨入りが発表され憂鬱な気分が続いてしまいがちですよね。

例年よりも2週間ほど遅いようでして、7月ももう間も無く、、

夏が始まるのか、、、

暑いのはあまり得意ではない私。

中高大と部活動をしていましたがやはり暑いのは苦手です、熱中症にならない様に気をつけなければ。

今時期から夏本番までしっかりと活躍してくれるマチガイナイアイテムはこちら!!




AL'S ATTIRE × BEAMS PLUS / 別注 Bowler Shirt
カラー:ブラック ブルー
サイズ:S M L XL
価格:¥66,000(税込)
商品番号:38-01-0147-725

AL’S ATTIR (アルズアタイア) 前回代打でブログを執筆頂いたRomance 吉澤さんもオススメしていたサンフランシスコを代表するテーラー。

ステッチワークや刺繍にそのこだわりが詰まっているハイクオリティウェアである事は間違いないわけですが、入荷前から必ず購入しようと決めていたBowler Shirts。

私個人的に探していた洋服のひとつであり、既成で取り扱っているブランドが少なくヴィンテージで探しておりましたが中々好みのものに巡り会えず。



ボーリングシャツといえば、1950年代アメリカでボーリングブームが起こり、元を辿れば競技用・ボーリング選手が着用する洋服として生まれました。

日本では1970年代のアメカジブームと共にロカビリーファッションが流行し、デニムとのコーディネートをしている写真をよく目にします。

特徴的なデザインとして刺繍が施されているものが殆どで、自分好みの刺繍や配色使いのものを探すのに一苦労、私もそのうちのひとりでした。

洋服好きとしてはやはり自身が着用しているアイテムに意味を持たせたい、刺繍がどんなデザインなのか大抵の場合英語も書かれておりどんな意味が込められているのか、などと考えてしまいます。

加えてヴィンテージですとレーヨン素材で作られているものが多い印象、柔らかい素材の為状態の良いものが少なかったり、着丈が短かったりなどなど良いものがないかなと探していた私、遂に巡り会えました!!



まずは背面の刺繍から、「アルズアタイア ノースビーチ」 ブランドが店舗を構えているのがサンフランシスコのノースビーチ、シンプルな文言であるのが良い。 長々と文字が羅列しているよりも分かりやすく、字体と大きさアーチ上になっている配列でデザイン性がしっかりと表現されていますよね。

ブラックには「世界1美しい橋」と称されているゴールデン・ゲート・ブリッジが刺繍で表現されています。写真を検索して頂くと本物と瓜二つ?な赤色のカラーリングと細かい縦の刺繍、技術が光っております。



ライトブルーにはサンフランシスコで観光する際にはマストで必要なケーブルカーの刺繍、車体の前についている3枚窓や横についている乗り口こちらも3枚窓、サンフランシスコ電車などで検索して頂くとその再現度の高さを感じて頂けるかと思います。

私が実際に購入したのはこちらのライトブルー。襟の色使いとのコントラストがつきすぎておらず、爽やかな印象を受けるこのカラーリング、色落ちしたデニムと色を合わせてコーディネートを組んでも良さそうだなと。



シルエットはボーリングシャツと言えばのボックスシルエットでのお作り。ボーリングをする際に動きやすく身幅を大きめに取り、パンツに干渉しない様に丈は短め、クラシックなフィッティングとなっています。



そしてヴィンテージさながらのディテール、背中部分に大きく入ったスリット。 肩・腕の可動域を広げ振りかぶりやすい様に計算されたディテールワークです。

素材はコットン セルロース ポリウレタン。 ハリコシがしっかりとしたウエイトのある生地感で実際に洗濯したところ縮みは殆ど出ず。 水通しをした事で柔らかいタッチ感になり、着用と洗濯を繰り返す事で経年変化が楽しみな1着です。





襟と袖部分のクレリック仕様は、デザイン性を持たせる為なのかボーリング選手が所属しているチームの証なのか、ヴィンテージのものをいくつか探してみましたがベースカラーと同じ襟の色だったりまちまちでした。

ボーリングシャツをお探しの方、そうでない方も是非1度袖を通して頂きたい逸品です!

それではまたの機会に、、

神本