MADE in USA = 大雑把?
MADE in USA = すぐ壊れる?
MADE in USA = ステッチが歪んでいる?
MADE in USA = すぐヨレヨレになる?
MADE in USA = 頑丈?
MADE in USA = 無骨?
MADE in USA = 安価?
MADE in USA = 大衆的?
MADE in USA = 大量生産?
MADE in USA = ???
ENGINEERED GARMENTSから別注のパンツが入荷してきました。あるタイミングで企画された別注品で、継続的な追加発注をお願いしてもう7年が経ちます。自分自身も発売当初に購入し、その後に色違い、生地違い、ショートパンツ型とかなりの本数を愛用してきたモデルです。この7年の間に一度だけ、このモデルのシルエットが変わりました。当初はワタリからスソにかけて広く幅が取られた"いかにも"なワークパンツのシルエット。変更後はテーパードのきいたスッキリ現代的シルエットとなり今に至ります。
シルエットが変わっても買い続けている理由は、とにかく履いていて調子が良いという事です。ごくごく個人的に使い易いと感じるポケットの配置。どちらのシルエットも、腰回りから太腿にかけてかなりガッチリしている自分でも感じの良いシルエット。ENGINEERED GARMENTSらしい過剰なポケットワークにステッチワーク。なんの変哲も無いバックサテンの生地や、コットンツイル。
このパンツ、過剰なデザインワークにも関わらず履いてみると案外普通かも!?と思えるほどシンプルに見えます。
話は変わりますが、アメリカという国で生まれたデニムワークパンツは国の発展と共にファションとして親しまれ、あの広い国で多くの人達に支持されてきました。もちろん、年代によってはシルエットも違えば、細かな仕様の違いもあり、色落ちの表情まで違ってきます。また、センチとインチの違い?からも感じられるアメリカの大らかな感覚は大量生産になるとその製品一つ一つの仕上がりに違いあったりする事も…。
日本の場合ですと、キッチリと管理された環境に加えて熟練の手作業はどれも均一な仕上がりでそんなことは無いのですが…。
それでもアメリカで作られた物や、アメリカ的な物は、結果的には調子が良ければ、使い続けて生地がヨレヨレになっても、生地の色が落ちても、ステッチが歪んでいたとしても、ボタンが取れても付け直して…って感じで愛着が湧いてくるんですよね。
もちろん、大前提としてENGINEERED GARMENTSの製品はそんなヤワな仕上がりではありません。安心してお買い求め頂ける物ですよね。この別注モデルも発売から7年、多くのお客様に支持を頂いて大衆的なパンツ?になってきたのかな?って嬉しく思っていたりしまいます。
長くなってしまいましたが、MADE in USA のENGINEERED GARMENTSの"GRASS FIELD PANTS"が久々にチノクロスのベージュとバックサテンのオリーブとネイビーのサイズが揃いました!ぜひ、店頭でお試しください!
mimoto