『POPEYE』とビームス

本重 健吾 2021.07.06

こんにちは!



本重です!




今日は先日行われたスペシャルなイベントについて。


  

ライフスタイルの提案 雑誌『POPEYE』とビームス。

国立新美術館で行われたトークイベントです。


 

そんなスペシャルなイベント。ゲストの顔ぶれもスペシャルです。


 

エディトリアルディレクター石川次郎氏。平凡出版(現:マガジンハウス)の創業者の一人であり、雑誌『POPEYE』の創刊に立ち会ったお方です。夜のテレビ番組のキャスターとしてのイメージがおありの方も多いと思います。


 

スタイリスト中村のん氏。70年代から原宿を拠点に多岐にわたって活躍されており、写真集『70's HARAJUKU』を監修。今回のトークイベントにも多くの写真を提供してくださいました。


 

弊社からは代表取締役、設楽が参加。「たらちゃん」の愛称でお馴染みの我らがボスです。


 

そんなイベントも感染症対策の為、オンライン配信のみでの開催でした。


 

イベント前にはこんなシーンも。弊社取締役副社長の遠藤が駆けつけます。開演前の緊張感とは思えないほどの満面の笑みです。


 

そしてイベントがスタート。MCはラジオパーソナリティのクリス智子さん。滞ることのないプロのMCはさすがの一言。


 

トークは資料を交えてのフリー形式。当時を経験していない私にとっては発せられる一言一言が貴重でした。




石川さんからは『POPEYE』の創刊当時のお話も。


 

「私が当時よく言われていたのは、世の中に存在しない、新しいモノを創らないといけないということ。常に新しい何かを探しているような状態です。『POPEYE』はそんな中生まれた雑誌で、メンズのファッションだけでなく、ライフスタイルに注目したもの。それまでの雑誌にはない視点でしたので、特に若い感性を重要視していましたね。編集チームも若かったし面白い人ばかりだった。プレッシャーはありましたけど、それが楽しくもあった時代です。」



そして『POPEYE』創刊後間も無くしてビームスが創業します。


 

「モノと情報に飢えていたのが70年代。その情報をくれる雑誌の登場は本当に大きかったですね。僕は創刊から100号までの『POPEYE』は全て持ってます。でもモノが欲しいと思っても買えるところがない。じゃあ自分たちでやろうとなったんです。『POPEYE』はビームスにとって間違いなく大きな影響を与えていると思います。」



70年代を生き、当時をよく知るのんさんは、


 

「私は『POPEYE』を初めて見た時は本当に衝撃でした。街の男の子たちがそれまでの服装や髪型から一気に変わっていくのがすごく面白かったですね。新しい風が吹いてきたなと新鮮に感じていました。メンズの雑誌でしたけれど、私も毎号欠かさず読んでいましたね。」






 

話題は当時の原宿について。


 

「スタイリスト髙橋靖子さんのアシスタントとして活動していた当時はよく原宿で遊んでいましたね。その頃の原宿という街はモデルやミュージシャン、スタイリストなど様々な人たちが情報を求めて集う場所。喫茶レオンなんかでみんなたくさんの情報を交換していました。『POPEYE』の編集チームともよく遊んでましたし、ビームスの1号店も歩いていて自然と見つけたんですよ。今と違ってどこも新しいモノやコトをやっている時代。とても魅力的でした。」


 

「原宿は70年代後半から一気に情報の中心になっていきましたね。それまでは新宿が中心だったんですよ。今では原宿も新宿も栄えていて繋がっているような感覚ですが、その頃は街の雰囲気はもちろん、行き交う若者のファッションも全く違いましたから。70年代入りたての原宿はまだまだ何もなくて、夜歩くと正直少し怖いぐらいだったのを覚えています。笑」



「私も次郎さんと同じで60年代が思春期でしたので新宿の方が印象的でしたね。昔は原宿って百貨店がないパサージュ文化の街だったんです。お店があっても個人の専門店がポツポツあるぐらい。ただその分、好きなものをやるには非常に良い場所でしたし、なんとなく面白い風が吹いているなと思ったんです。そんな雰囲気がトレンドを呼び込むと思ってビームスの1号店も原宿にと決めましたね。」












と非常に濃い内容のトークを約1時間半。


 

ブログでご紹介できるのはほんのわずか一部。大変貴重なお話ばかりでついつい写真を撮るのを忘れて聞き入ってしまうほどでした。




 

ライフスタイルの提案 雑誌『POPEYE』とビームス。私も知らないことばかりで本当に聞けてよかったです。

当日はオンライン配信がありましたが、見逃した!という方は後日、国立新美術館のファッション イン ジャパン展のホームページとビームス公式YouTubeチャンネルにてアーカイブが公開されます。ぜひご覧ください!





それではまたイベントなど参加させていただいた際にレポートします!







本重




 

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